「荻田たけひとと語る会」のお知らせ

県議選が終わりましたが、富士市での投票率は47,83%と予想していた通りの低投票率となりました。震災後の自粛ムードを反映したと言えばそれまでですが、選挙の関心は薄いようです。私の地域の投票所は、45,32%と市内平均よりも更に低いという事は、地域の市会議員としては非常に気になる所ですし、市議会選挙においての危機感を持っています。

後援会活動は続けている中で、毎年、市政報告会を定期的に開催していますが、選挙が近くなり、遊説計画の中で、街頭や個人演説会を予定していますので、市政報告はやらない方向で考えていました。でも、地域の投票率を考えると、少しでも多くの人に市政に、政治に、選挙に、興味を持って頂く事が投票率のアップに繋がると思い、選挙前ですが、市政報告会と言う堅苦しいものでなく、「荻田たけひとと語る会」を急遽開催する事に致しました。

4月13日(水)19時30分〜江尾公民館
4月14日(木)19時〜  増川氏子会館
地域の人に限らず、誰でも参加が自由です。
その他にも
4月14日(木)18時〜後援会事務所
「荻田たけひとを励ます会」も予定されていますので、少しでも多くの方がもっと市政に興味を持って頂き、投票に行ってくれるよう、話が出来ればと思っていますので、気軽にご家族お誘い合わせの上、ご参加いただければ幸いです。
急なお知らせで申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

また、選挙中は街頭、個人演説会を毎日行う予定になっていますので、見かけたら、ちょっとでも聞いてみてください。

「私はできる」

4年前、選挙に立候補する時に、先輩から頂いた文章があります。
誰が書いたかは、定かではありませんが、私が大事にしている文章でもあります。
書斎の壁に貼ってあり、挫けそうになったり、嫌になったりする時に眺めています。

         「私はできる」

   負けそうだと思うとあなたは負ける。
   もうダメかなと思うとそこからダメになる。
   やれると思う心のどこかに、
   無理かもしれないと思う心があると、
   つぎからつぎに無理がでてくる。
   失敗しそうだなと思うとあなたは失敗する。
   成功している人は、最後まで成功を信じてきた人が、
   成功しているではないか、
   すべては人の心が決めるのだ。
   もしあなたがそう願うなら、
   あなたはその通りの人になる。
   さあ出発だ。
   強い人が勝つとは限らない。
   私はできる
   そう思える人が結局は勝つのだ。

選挙まであと僅かの日々となってきました。
この文章をまた、改めて、眺めています
初心に戻り、勇気を奮い起こし、最後まで、全力を尽くします。

「私はできる」
そう信じて、進んでいきます。

投票にいこう!!!!

4月10日、統一地方選挙の最初の投票が行われます。
震災があり、投票率が心配されていますが、期日前投票を見ると前回を上回っているそうです。8人が立候補し、5人が当選という前回同様激戦でもあり、どなたが当選するのかは、最後までわかりません。

単純に、いい人を選べば、いい政治に、わるい人を選べばダメな政治にと思い、投票に出かけてくれれば良いのですが、投票率だけを見ると、政治や選挙に関心を示さず、投票に行かないで、他人任せにしている方が多いようです。
地域や社会を構成する一員として、その責任をだれもが可能な方法で果たす方法として選挙での投票があります。人の利益や権利を等しく守るにはできるだけ多くの人の意見を聞いたり、その調整を図らなければならないのですが、それを代理人として選んで進めてもらうのが選挙でもあります。多くの人の利益や権利に等しく配慮でき、公平感を持った人をきちんと見極めて投票に行くことが望ましく、選挙に参加する、投票するという事が民主主義維持の基本であります。理屈から言えば、投票に行かない人は、自分の利益や権利を放棄したか、あるいは選挙した人達にすべてを委任したかどっちかに取られても仕方がないのですが、現実には、そういう人たちほど、政治に不平や不満を述べている傾向があるようです。
政治に不平、不満を並べるなら、その前にきちんと投票に参加し民主主義維持の責任を果たさなければいけません。
政治への不平や不満は、まずは一票投じてからにしましょう。

4月10日県会議員選挙投票日。
4月24日市会議員選挙投票日
立候補している人たちも気になるのは投票率。
まずは、投票に行きましょう!!!

富士市立高等学校開校式

「新しい高校、新しい教育、新しい未来」
の下、富士市立高等学校が、4月7日に開校しました。
今までの吉原商業高校から、大きく変わり、富士市立高校としてスタートを切りましたが、富士市の教育界にとってある意味歴史的な一日でもあると思っています。

式典では、校旗の授与式が行われ、市長から新たに市立校の校長となった斉藤校長に手渡されました。ちなみに、斉藤校長は以前に吉原商業高校時代にも、校長を務めていますが、新たな気持ちでのスタートでもあると思っています。

ついに、市立高校は、新しい専門学校による教育、本気で打ち込める部活動、ここだけの進学サポート体制を整えた中で、総合探究科、ビジネス探究科、スポーツ探究科の3つの専門学科を要し、高校3年間をまるごとプロデュースしてくれる学校として生まれ変わりました。
(配られた記念品)(スリッパも新しくなりました)

鳴り物入りでの開校でもあります。
色々な面で、これからが真価が問われる事でもあります。
高校教育界のリーダーとなり、富士市に住む子供たちにとって夢をかなえる場所であるよう望みます。

宿題??が出ていました!!

県会議員の選挙が10日に行われる中で、新聞広報として、候補者アンケートが掲載されています。候補者がどのような事を考え、活動をしていくのか、一つの判断材料にもなります。ですから、掲載する内容も候補者は気を使っています。

市議会選挙に臨む、候補者にも事前に新聞各社よりアンケート用紙が配布されています。毎日、外へ出かけているので、物事をじっくり考えてる時間が無かったのですが、県議選のアンケートを新聞で見て、急に市議選のアンケートの締め切りが気になり確認すると、9日までに届けなければいけないアンケートがありました。
質問事項には、自己評価、市政に対する評価、理想の議員像、主要政策、合併について、観光施策について、税率引き上げについて、好きな言葉等々あります。
新聞に掲載され、多くの方が目にすることですから、いい加減な事も書けないので、外回りを一時中断して、質問事項を考えています。
なんとなく、子供の頃、宿題がだされた時に、いつもぎりぎりまでやらず、焦りながら、徹夜をしながら出したことが思い出しました。いくつになっても、ぎりぎりまでやらない事は、成長しておらず、相変わらず同じように苦労しているのは反省しなければ思っています。
でも、いくにつなっても、宿題??は嫌なものです。

入社式・入学式・そして花見

4月になり、草花や桜が咲き始めました。
気が付くのが遅かったのですが、改めて春を感じます。
震災があっても、新しいスタートは切っています。
それぞれの夢や希望の始まりでもあります。
私も、新年度になり、4月1日より、入学式、入社式にも顔を出させてもらっています。
ちょっとだけそんな風景を、・・・・

(後援会組織のたつみ会会長の会社の入社式に参加)

鳩のマークでお馴染みの親戚の建設会社の入社式

タカヤマアドバンスビューティー専門学校の入学式。
30名の入学者がありました。2年間しっかり勉強をして、国家資格の取得を目指します。

花見は自粛気味でありますが、少しでも元気を出そうと、肌寒い中で花見をしている人達もいます。

実は、下の娘が大学生になっています。
入学式が4月2日に予定されていましたが、震災の影響で4月16日となりました。
本来ならすでに東京で生活をしているはずですが、未だ家にいます。
震災の影響でと言うと不謹慎な話ですが、選挙の準備で忙しい毎日を送る我が家にとっては、家の事をやってくれて大変にありがたいです。
でも、娘も新しいスタートがもうすぐ始まります。
私も、選挙で勝ち抜いて、新たなスタートを切りたいです。
前を向いて、上をむいて頑張らねばです。

富士市にもロダンの「考える人」

富士市の比奈にある岳南忠霊廟前に世界の名作である、オーギャスト・ロダンの「考える人」を忠実に再現した模刻が設置されたので、その除幕式に参加してきました。

設置された「考える人」は、高さ1,8メートル、富士山をイメージした高さ1,4メートルの御影石の台座にあり、富士山を背に、駿河湾を見下ろしながら、考えています。

除幕式では、誠心会の子ども達や遺族会の関係者の子ども達が参加して、行われ、綱を引いての除幕式には参加した多くの人達からの拍手が湧きあがりました。
除幕後に、「考える人」を囲み、新たな名所となるよう、童謡の「ふるさと」を合唱しましたが、忠霊廟に奉られている936柱の英霊も、さぞかし喜んでいるのではないかと思います。
「考え人」は恒久の平和を願うと共に、震災において被災された人たちの一日も早い復興を、高台にある場所で今は、しっかりと考えてくれているように思いました。またその姿を見ながらも、私達は、考えるだけではなく、しっかりと考えながらも、行動をすることは進めなければいけない事を感じさせてくれているようにも思いました。

今回「考える人」が設置された岳南忠霊廟は、桜がきれいに咲き乱れる場所でもあります。
今後、ロダンの「考える人」が設置されたことにより、新たな名所として多く方が訪れる場所として注目されるようになる事は考えられます。多くの方が来ることは望ましい事ではありますが、しかしながら、936の戦没者の英霊の御霊が奉られている所でもありますので、節度ある来場を求めます。

被災地炊き出し隊出発

4月1日午後10時30分。
富士宮青年会議所の音頭の下で組織された被災地炊き出し隊に、富士青年会議所関係者30名が参加し、震災の被災地でもある福島県いわき市に向けて出発しました。片道400キロ、3日の日には帰ってきますのでかなりの強行軍であると思われます。

私も震災の現場へ行きたい気持ちはありましたが、突然の話でもあり、また、諸般の事情の為に、今回の炊き出し隊には参加できませんでした。

年度替わりの忙しい時に参加する人達への激励だけでもと思い、出発場所でもある商工会議所へ行ってきました。今回、出かける、いわき市は、家屋倒壊等の被害は比較的少ないようですが、原発の心配のある所でもあり、周辺からの避難生活を送っている所が多いと聞いています。
炊き出し隊は、向こうで必要としている水を始め、多くの支援物資も持っていくようですが、今回の大きな目的でもある、避難生活をしている人たちへの炊き出しとして富士宮やきそばやうどん・ラーメン・そば5800食を振る舞ってくるそうです。現地には、焼きそば用のコンロや鉄板を持ち込み、4つのグループに分かれて、各避難場所で作業が行われます。また、ただ、振る舞ってくるだけではなく、焼きそばの焼き方を指導し、持って行った用具はそのまま現地へ残し、帰った後も材料を送る計画も立てられているとの事でした。
炊き出し隊でいかれた方、本当にご苦労さまです。
災害復興は、時間が掛かる作業でもあります。
どのような不自由をしているのか行ってみなければ分からないところもあります。
今後も、支援に参加した人達から、現場での状況の報告もあった中で、何が必要なのかを把握し、更なる支援が検討されると思いますので、私も事情が許せば、その時には協力をしたいと思っています。
とにかく気を付けて頑張ってきてください!

情報提供と娘の卒業

災害時における情報共有は非常に重要でありますが、東日本大震災及び3月15日に起きた富士宮を震源とする地震において、改めて、その情報発信源として、ラジオエフさんの役割は大きい事を感じました。

特に地域の情報に関しては、多くの方々から寄せられている情報や行政の動き、また、今回の計画停電についても対応してくれており、震災後は、ラジオエフを本当に良く聞いています。(今は、車の移動中では必ず聞いています)地域防災に対してのコミュニティラジオとしての役割を、十分に果たしてくれている事は心強い事でもありました。
また、情報源として、ラジオとは別に、地域のおいてもきめ細かな情報発信としてツールとして、インターネットや携帯電話による情報インフラの整備については更に進めなければいけない課題でもあると思っています。

災害時での情報提供とは別ですが、地域の生活情報番組として、ラジオエフさんの毎週水曜の16時半から19時まで、ブライアンと言う番組に、娘が出演していました。

実は、娘はこの4月から、富士市の企業に就職が決まっており、3月30日が、最終の番組出演でもあり、ラジオエフの番組を3月一杯で卒業をしました。東京から行ったり来たりすることに、文句を言いながらも、娘が出演する時は親ばかですが、時間の許す限り聞いていました。娘にとっても就職前に良い経験をさせて貰えたことは、ありがたい事でもあったと思います。本当にお世話になりました。
最終日には本人もリスナーさんからお花が届けられたと感激していました。
親ばかですので、放送終了後、ささやかながら、お蕎麦屋さんで食事を取りながら、ご苦労さん会を兼ねて娘と一杯やりました。
娘も4月から、社会人です。
がんばれ!!です。

朝礼をやる意味。

ここの所、毎日、様々な企業の朝礼にお邪魔しています。

企業によって朝礼の風景は色々ですが、それぞれに工夫されています。
そこで、朝礼に参加しながら、改めて朝礼をやる意味を考えてみました。

朝礼をやる意味としては、以下の目的があると思います。
  日々の業務の報告・連絡・相談
  企業の経営理念の共有化
  社員のモチベーションアップ
まず、1点目の業務の報告・連絡・相談は一日の業務内容を社員一同が分かっていなければなりませんので重要な事でもあります。
2点目の企業の経営理念の共有化は、事業を行っているところであれば、経営理念あると思われます。当然、事業を行うには、何らかのビジョンや目標・夢があります。社員が「何のために」に働き、目的、その経営理念に共感を抱けるだけのトップの熱い想いが感じられることが仕事への定着率にもつながります。
3点目のモチベーションのアップは、一日のスタートをどういう気持ちで始めるかによって、その日の働きぶりに影響すると思われます。
朝礼をやる事により、企業の一日の仕事内容、目標、想いを共有化し、全従業員が同じ方向に向かって進む効果が期待できます。

朝礼がしっかりできている会社は業績の良い会社のような気がします。

朝礼に参加しながら、社長や責任者の話を聞いていると私自身の自分の身も引き締まります。
企業の朝礼周りは、今後も続きますが、本当に、良い勉強になります。

日本語スピーチコンテスト〜聴講のご案内〜

商工会議所内に行った時に、富士市国際交流協会事務局の植松君から、
「荻田さん、お願いしますよ」
と声を掛けられました。
「何を?」
と聞き返すと、

「日本語スピーチコンテストですよ。PRして下さいよ」
と言われ、思わず
「あ!忘れてた、いつだっけ?」
「4月10日ですよ」
そう言われれば、10日位前に、メールで、スピーチコンテストの告知を、ブログでしてもらいたいという要請があった事を思い出しました。地震や計画停電、また、後援会活動等々忙しく毎日が過ぎているので、頼まれていた事をすっかり忘れていました。

遅ればせながら、約束通り、第9回日本語スピーチコンテストの告知と聴講のご案内をさせて頂きます。
日本語スピーチコンテストでは、富士市内在住の外国人の皆さんが、日頃感じている事等を日本語で発表いたしますが、発表部門として、「小学生・中学生の部」「高校・大学生の部」「一般の部」の3部門で下記の通り開催されます。
日時:4月10日(日)13:00〜16:00
場所:富士商工会議所4階大会議室
発表者:一次審査(原稿審査)通過者12名
内容:日本での生活で感じた事、母国と日本の文化の違い、将来の夢などを日本語でスピーチします。
聴講料:無料*聴講者による人気投票もあります
現在、5か国22名の方からの応募があるそうです。
外国人の方の考え方や文化の違い、富士市での生活の感想が日本語で聞ける良いチャンスでもありますので、多くの方に聞いてもらいたいと思います。
ぜひ、聴講に来てください!
(植松君、PRが遅くなってすみません)

*実は、私は、来年、第10回目の担当委員長に、既に決まっていますので、もっとしっかりとした形でかかわらなければいけませんが、ちょっと忙しくて、怠けています。
でも、当日は、私も当然、聴講には行きます。

伝説「不動尊の白蛇」

毎年、3月28日に神谷不動尊祭典が開催されますが、今年は、震災の為に、祭典自体は行われましたが、お祭りの出店は無いちょっと寂しい祭典となりました。
お店が出ないのは残念ですが、今年のお不動さんは今までと違うところがあります。

昨年の暮れより、神谷のお不動さんでは、神の使いである白蛇が見ることができると、話題にもなっていました。境内の岩盤は愛鷹溶岩の末端で、幅5センチ、長さ2メートルの割れ目があります。
昔より白蛇伝説があり、そこを覗き、白蛇を見ると幸運が来ると言い伝えがある為に、その話を聞いて多く方が訪れていました。私も、お正月前に、見ています。

白蛇は今まで、めったに見ることはできませんでした。お不動さんの日に神の使いとして、白蛇が現れると伝説にもありますので、お参りをした後、境内にいる方に、「白蛇いますか?」と確認すると、「いるよ」とあっさり言われました。
もうすぐ選挙を控えているので、縁起がいいと、覗き込むと、白蛇のお腹の部分の模様が見えます。お不動さんの日に、伝説の白蛇が見ることが出来たので、きっと良い事があると思われます。
気を良くして、その後、お札を購入し、事務所に飾りました。事務所に集まっている方に、白蛇が見えたことを報告すると、「そんなに簡単に見ることができるから、今年は大きな地震が起きたりするのではないのかな、逆に不吉なお告げをしているのでは・・」更に、「もっと、大きな地震が来る前触れかも知れないから、気をつけなければいけないかも」と言っていました。
いずれにしても、良いにつけ、悪いにつけ、今も神谷のお不動さんでは、伝説の白蛇が見ることが出来ます。
一度見に来てはいかかですか?

実は、私の事務所にも必勝を期して、白蛇の写真を神棚に飾ってあります。

一部自粛の中で講習会開催

県議会選挙を前に、県議会4会派(自民改革会議、民主党、ふじくに県議団、公明党、志士の会)が東日本大震災に配慮し選挙運動の一部自粛を発表しました。

自粛の理由としては、「加熱した選挙運動を見直し、簡素な活動を通じて県政に取り組む姿勢、政策を伝える」と説明がされ、時間の短縮と候補者名の連呼の自粛が申し合せられました。新人候補者にも共同歩調は求めたようですが、最終的には各々の判断に任せられています。
そのような中で、富士市の県議選の遊説は、どうやら、従来より、2時間の短縮をして、朝9時より夜7時までの時間帯で行われるようです。自粛と言う言葉には規制はないので、県議選の後、市議選が控えているだけにどのような対応がされるのか関心はありました。ただ、私自身は、自粛であると言っても、選挙カーの中止ではない以上、公選法に則り、選挙カーやウグイス嬢の準備は進めなければいけない事でもありますので、前回同様お願いをしてあります。

ウグイス嬢に関しては、地域の方や知り合いにお声掛けをしたところ、ありがいた事に、ゆうこうの会の女性部を始め、多くの方がウグイス嬢に志願してくれました。プロに頼んでいない分、しっかりとした選挙活動をして行く為にも、今回の連呼の禁止という事を徹底しなければいけません。その他にも、音を出す場所も注意をしなければなりませんので、事前の勉強会を企画し、事務所でさっそく選挙期間中のウグイス嬢の講習会を開催しました。補修も後日予定され、遊説に関しては、準備が進んでいます。
また、ウグイスをやる方には、県議選が、4月1日に告示され、選挙戦に突入しますので、選挙カーがどのように運営されるのかは、参考にしなければいけないので注意して観察することをお願いしてあります。
今回の選挙では、自粛とは言え、個々の判断で選挙活動は取り組まれますが、あくまでも、公正、公平な選挙が行われますので、投票の自粛だけはしないでもらい、皆さんの投票率が上がる事を望みます。

「事前審査」ほぼ終了。

選挙に立候補するには様々な準備や手続きをしなければなりませんが、中でも立候補に必要な書類は非常に多くあります。また、記入方法も複雑です。
しかも届け出の書類に不備があれば立候補することができません。

その為に、選挙の立候補届出関係書類の「事前審査」を受けてきました。他の候補者陣営も受けていますので、私の受付整理番号は29番でした。

選挙での「事前審査」とは、立候補の届け出に必要な書類を、選挙管理委員会が公示日の前に審査し、書類の記入や提出物に不備がないかを確認する制度です。
事前審査を受けることにより、届け出書類の不備をあらかじめ指摘され、公示日の届け出をスムースに済ませられるよう、事前審査が行なわれます。
私も選挙事前審査の手続きをする為の準備としてすでに、写真を撮り、広報の原稿を作り、戸籍謄本を取り、供託金を納めに法務局へも行ってきました。広報については、選挙期間(4月17日から23日まで)に配布されるので、政策などは掲げていますが、それを決められたスペースで見やすく・インパクトに残る内容にしなければいけない為に、かなり気を遣います。少しでも、私の考えが分かってもらえればと思いますが、不安はあります。

事前審査会場で、30分間位、審査表に基づき、確認をして頂きましたが、選挙公営関係書類で契約の届け出書に不備がありました。その他については、大丈夫でありましたので、至急手直しをして告示日に備えるつもりです。
事前審査もほぼ終わり、ますます選挙モードに突入と言う感じです。
投票日まで、後、30日。
時間が過ぎるのが早いです。

人事異動の時期を迎えます。

平成23年度の「健やか安心活力アップ」予算が可決され、無事予算が成立した、2月議会が閉会しました。議会最終日の朝、市職員の人事異動の内示が出されていました。内示書を手にすると、議会終了とともに人事異動の時期が近づいている事を感じます。。

富士市での実質移動者数は602名で、移動率は24,3%でありました。内示書を見ながら、議員になってからお世話になった多くの方々が定年を迎えての退任もあり、寂しく思います。議場においても、今期で退任なされる部長とは、最後の議会だと思うとついつい顔を見てしまいます。長い間お疲れ様でありましたと思うと共に、感謝申し上げます。例年だと、議会終了後、行政懇談会がもたれ、じっくりと別れを惜しむ機会がありましたが、震災の影響で残念ながら中止となっています。ですので、改めてブログでも御礼を申し上げます。
また、今期限りで退任なされる鈴木副市長、大変お疲れ様でした。また、ありがとうございました。
議場では退職をされる部長を惜しみながらも、やはり興味があったのは退職部課長31名いますので、それに伴う補充と異動がどのようになっていたかでありました。
部長職に信任されたのは、総務部長に内野財政部長、財政部長に山田財政課長、保険部長に吉田介護保険課長、環境部長に鈴木工業振興課長、都市整備部部長に、加藤土地対策課長、上下水道部部長に、佐野下水道総務課長、病院事務部長に、村田猛病院経営課長、議会事務局長に鈴木広報広聴課長でした。その他の人事に関しての詳しい事は新聞に掲載されているので確認してください。
昇任された皆様には心からお祝いを申し上げます。
私も2期目の選挙に向けて活動をしています。
新年度に晴れて議員となり、信任された部長の皆様と議場で顔を合わせられるよう、必死で頑張ります。

議会が終了します。

2月14日から3月23日までの38日間であった2月議会が終了しますが、最終日の本会議において、平成23年の一般会計についての議案他32件の議案等が可決される予定になっています。

議員になって、選挙を前にしての最後の議会でもありそれなりの思いもありましたが、議会終盤の3月11日の委員会で予算審査中に、東日本大震災が起こり、その後、震災の被害、計画停電、また、富士宮を震源とする大きな地震があった為に、個人的にも重要な議会中であったにも拘らず、気が付けば閉会と言う感じになってしまいました。
現在、死者・行方不明者が2万人以上と発表されており、明治以降、国内最悪の大参事に発展してしまった状況下には、胸が詰まります。本来なら、議会が終了し、選挙へ向けて全力を傾けなければいけない時期になりますが、選挙どころではないと言う意見もあり、難しさを感じます。投票率の低下が懸念されていますのが、しかし、こんな時だからこそ、選挙のできる地域では、しっかりとした投票は必要であると思っています。
その為にも自分の考えを知って頂く活動は続けなければと思っています。

「あっぱれ富士」も中止のようです???

震災後、生活に様々な影響が出ています。
3月14日以降、電力需給逼迫による計画停電が実施されています。日々あるのか,無いのか、計画が立ちにくく、ここの所、週間計画停電(予定)も発表され始めましたが、多くのイベントや会合も中止になっています。

そのような中で、昼間、後援会の事務所に行くと、何やら騒がしく多くの人が集まっているので、何事かと覗くと、地元のよさこいチーム桜湖頭さんが踊りの練習をしていました。

節電の関係で、私の地域では夜間の公共施設(学校の体育館)の利用もできなくなり、震災後、練習ができなく困っていたようで、事務所の倉庫を借りに来たとの事でした。
 富士市で行われる大きなよさこいのお祭りである「あっぱれ富士」も中止のようで(すでに踊り子チームには中止の方向で連絡が入ったそうですが、正式に決定した場合はホームページ上に掲載するそうです)、その他にも地元の桜祭りやUCCの工場祭も中止で、当分、踊りを披露する場所が無くなってしまい残念であるとしていましたが、少しでも練習をしたり、体を動かしたかったそうです。
震災後、後援会活動も自粛気味であり、集まりが少なかったのですが、倉庫で練習をしてくれているので、久しぶりに、賑やかな事務所となって、ちょっと個人的には、明るい気分になりました。

どうぞ、今後もよかったらご利用ください。

日本一の堤防

今回の震災で津波の恐ろしさ改めて感じました。
地震で津波被害にあった岩手県宮古市の堤防が日本一と報道されていましたが、富士市の堤防の方が高く、日本一の堤防は富士市だと思います。30年以上前から、東海地震が来ると言われていますが、いつ来てもおかしくない状況であると思っていますので震災後、気になり、富士市の堤防を見に行ってきました。

富士市の海岸線の長さは、富士川河口から沼津市までの約10kmです。
富士市の沿岸部では、1966年の台風26号においても、多くの尊い人命が失われるなど津波・高潮の被害を受けた危険地域でもありました。台風26号以来、堤防を改良・新設し、1970年度より5ヶ年計画をもって新浜・三四軒屋の767mに対し根固工事・水路工事等を行なっており、それまで13mの高さであった防潮堤も、富士市域の海岸のほとんどが17mとなり、日本一の防潮堤となりました。それ以後、波による被害はなくなっています。
17メートルの堤防の高さはビルの5階建てに相当します。
(堤防の上に上ると、ほとんどの建物が堤防より下にあり、高い事がよく分ります)

これを超えるような災害は無いと言われていますが、絶対と言う事が無いので沿岸部に住む方々は気を付けて頂きたいと思います。
何かあった場合は想定外という事で片づけられてしまう事が、今回の震災で良く分かりましたので・・・
自分の身は自分で守るしかありません。

卒業式に参加して・・

 市内の小、中学校の卒業証書授与式が行われました。私も地元の須津小、中学校の卒業式に参加してきました。
どちらの卒業式でも、式の前に、今なお被害が広がる震災での被災地でお亡くなりになった人々に哀悼の意を表し、1分間の黙とうが捧げられました。

どちらの卒業式も、素晴らしく、卒業生を持つ親ではありませんが、今までの過ごしてきた学校での思い出が語られたり、新たな旅たちを決意している子供たちを見ていると胸が熱くなってきます。

小学校の卒業式では、将来の夢や抱負を一言言って卒業証書をもらっていました。それぞれの夢や希望を叶えるために頑張ってもらいたいものです。多くの成りたい事柄や付きたい仕事も語られていましたが、残念ながら、議員になりたいという子ども一人もいませんでした。

須津小学校の卒業生は、110名(男子60名、女子47名)、進学先として須津中へ107名、3名が須津中以外に進学です。小学校から中学へはほとんどが地元の須津中学校へ進学します。
一方、須津中学校は139名(男子72名、女子67名)市内の高校へは89名(ちなみに新しい富士市立高校へは10名でした)、市外の高校へ47名就職及び進路未定者が3名と言う状況です。約3分の1は、富士市以外の学校に通う事が分かります。
恐らく、中学、高校への進学状況は富士市のどの地域においても、中学は地元の公立中学へ、高校進学は3分の1近くがが市外へ進学という構図になっていると思います。
この状況を考えると個人的には、中学校への進学はもう少し選択の自由があってもいいよう気がしますし、高校はもっと地元(富士市)の学校へ行けるような環境整備が必要な気がしています。やはり、地元の学校へ通う事が、地域の絆や郷土愛を深め、将来の富士市の為になってくれる可能性は高いと感じます。ただ、高校の場合は、県立、私立が多く、市の行政だけではどうにもならない部分はありますが、地域でしっかり教育ができる環境は取り組みたい課題でもあります。

いずれにしても、市内の平成22年度、小学校、中学校のご卒業の皆さん。
ご卒業おめでとうございます。

全国的な延期ではありません。

被災地の状況を見ると4月に予定されている統一地方選挙を行う事は困難であると地震が起きた当初から言われていました。被災地の事を考えると、各種イベントも中止になっており、お金も時間もかかる選挙なんてやっている場合じゃないと言う思いもあります

「選挙は延期になったんでしょ」
と言う事がここ1〜2日の間で良く言われます。

政府では東日本大地震の被災地での統一地方選を延期する特例法案が16日に提出され、衆参両院の審議を経て18日は成立する予定です。法案では、予定通り4月に統一地方選を行うことが困難な県(岩手、宮城、福島各県の延期を想定)市町村を総務相が指定し、投票日を2〜6か月の範囲で延期できることとしており、首長や議員の任期はその前日までとしています。
計画停電も実施されている中では、投開票の遅れや期日前を含む投票実施の支障は考えられますが、全国的な延期にはなっていません。
すでに、富士市でも、市内438か所に、4月10日に行われる県会議員選挙の選挙掲示板が掲げられました。

選挙は粛々と行われます。
でも、多くの人が関わらなければいけない選挙なのに、今の状況では投票率が下がるような気がしてなりません。

静岡県東部でも大きな地震が・・

 15日の夜、昼間の疲れが溜まり、ウトウトしていると、突然揺れが始まりました。思わず目が覚めましたが、かなり大きな地震です。一瞬、東海地震かと思ったのですが、揺れが短い時間で治まりました。

テレビをつけると、午後10時31分静岡県東部を震源とする、地震の発生が告げられていました。富士宮が震度6強、富士が震度5弱です。娘たちは大騒ぎです。余震もあると思い、外には慌てず出ず、テレビで情報を確認しました。何回か続けて地震があります。テレビでは、東海地震では無い事が告げられており、一安心ですが、かなりの揺れがあったので、市内の状況も気になる所です。
テレビで揺れも落ち着いたことを確認し、近隣の見回りに出かけました。コンビニでは、棚からお酒などが落ち、破損しています。車の中でラジオエフを聞きながら移動したのですが、やはり、市内の情報は、ラジオエフが役に立ちます。とりあえず、浮島のまちセンへ寄り、その後、須津のまちセンへ寄りましたが、すでに、地域の職員が駆け付け情報収集をしていました。地域では、水道管の破裂やブロックが崩れたり、瓦が落ちたりしたことの報告はありましたが、大きな被害は無かったようです。ただ、暗いので、確認できていなところもあるかも知れません。やはり、先週、大きな地震があったので対応が早いようです。
東北関東大震災の被害が未だ広がっている最中の地震でもありましたが、大きな惨事に至らなくて良かったです。
しかし、今、いつどのような事が起こるかわからない状況の日本、一体どうなってしまうのでしょう。不安を感じます。
今日から、どんな状況であれ、動けるように、ベッドの横へ防災ヘルメットを置くことにしました。

法務局富士支局は引っ越しました。

 法務局富士支局が引っ越したことを皆さん知っていましたか?
 私は、法務局をあまり利用しないので、法務局が移動したなんて全然知りませんでした。

 選挙の供託手続きやりに法務局へ行きたいと思っていたのですが、2月議会が開催されており、引き続き先週末から環境経済委員会の予算審議が始まっていましたので行きたくても行けませんでした。
ただ、先週の地震で委員会が中断されており、週明けに再開されたのですが、地震の影響で電力制限としての輪番制で午後3時20分から停電が予定されている事もあり、それまでに予算審議が終わればいけるかなと思っていたのですが、思ってた通り、それも大分早い時間で、終了いたしました。
 思ったより早めに委員会も終了しましたので、法務局へ選挙供託の手続きをする為に委員会終了後、法務局へ慌てて行った訳ですが、法務局へ着くと、電気が消えており、「あれ」と感じましたが、地震の関係で節電をしていると思いました。

しかし、入り口まで行くと、張り紙に、3月14日より、業務を新庁舎で行い始めている事が書かれており、節電ではなくて、閉鎖している事が分かりました。
「せっかく来たのに、一体どこに移ったんだよ」と場所を確認すると、幸いな事に移動した場所が、すぐ近くの裁判所の隣である事が分かりすぐに向かいました。そう言えば、以前裁判所の隣にそのようなものを立てるのは聞いたような気もしていたのですが、いつできるかのすっかり忘れていました。

3月14日より、法務局は引っ越しており、新たに、富士法務総合庁舎に入っています。偶然にも、新しくなった、引っ越したばかりの新庁舎の3階で受け付けをしてもらえ、無事供託手続きが出来ました。やっと振込用紙をもらったので供託金(30万円)をあとは銀行へ振り込むだけとなりました。振り込まなければ選挙にはでれませんので・・・

ここで改めてお知らせします。
法務局へ御用の方は、裁判所の隣(ラ・ホールの隣)に富士法務総合庁舎に引っ越しています。
どうぞ、お間違えの無いように!!

M9,0世界最大級何ができるのか、考えてます。

三陸沖を中心とする東北関東大震災がマグニチュード9.0に修正され、世界最大級の震災となりました。死者、不明者が2800人(13日午後2時)を超えています。まだまだ被害が拡大されていますが、お亡くなりになったすべての人達に謹んで哀悼の意を表します。

マグニチュード8,8から9,0と0,2の違いは、地震の威力が2倍違います。何度も、マグニチュードが修正されている事は、震源が何か所かあったことと、地震が今までにない大きさであることが伺えます。
これにより、13日以降の3日間でマグニチュード7以上の地震の発生確率が70%とであります。引き続き、余震、津波の注意はしてください。まだまだ、震度7クラスの大きな余震があります。
被災者の人達への対応、行方不明の安否を、ただただ祈るしかありません。

福島原発も爆発し、被爆者も報告されています。県内にも浜岡原発があり、他人ごとではありません。

県内においても、電気の供給力にも影響が出始めるそうです。
被災者の人たちの情報を聞くと、自分たちがまた、自分が何ができるのか、考えています。
すぐできることとして、とりあえず、節電をして、電気を細目に切ろうとは思っています。
コンビニのネオンも消しました。
後援会事務所でも義捐金の募金を始めました。
もっともっと何ができるのか考えなければ・・・

地元の調味料企業の福泉さんへ、煙突が倒れ落下していたので、12日の朝、お見舞いに行ってきました。25メートルの煙突の上部10メートルが地震で折れ、工場の一部とトラックを壊しました。

社長は、「人家に被害が無かった事と人的被害が無かったことが不幸中の幸いであった」と落下してすぐに2次災害が無いよう業者により処置を取ってくれていました。解体処理されて行くと思いますが、地元のシンボル的な福泉さんの煙突が無くなってしまうのはちょっと寂しい気がします。でも、本当に人的な被害が無くて良かったです。

2011年3月11日午後2時46分

2011年3月11日午後3時前に市役所9階で、環境経済委員会の予算審議中、突然、揺れを感じ始めました。最初は、すぐに治まるものと「地震だ」と言いながらも、余裕もあったのですが、横揺れがひどくなり、かなりの時間揺れていました。今までに経験のない事でもあり、電気は落ち騒然となり始め、窓際はガラスの破損の恐れもあるとし離れるようにと指示がありました。

(駐車場のひび割れや避難状況)(エレベータも止まり、中に取り残されていないか気になります)

揺れが治まり、9階から、地上を見ると、多くの人が外に出始めていました。駐車場にはひび割れがあちらこちらに入っている事も確認できます。吉原1中では、生徒が校庭に避難をしています。停電をしているために情報が無いので、各人が携帯電話を使い、情報を取り寄せ始めましたが、宮城を震源とする震度7強の地震が午後2時56分にあり、富士市の震度は4であると説明がありました。委員会は中止となり、帰路につきましたが、車の中で、テレビやラジオの情報を聞くと、すでに宮城では津波の被害が放送されており、大変な惨事に至っている事が理解できました。携帯電話で家に連絡をしても、通信が多く混乱しているようで繋がりません。

刻々と流れる情報は、被害が拡大されていきます。帰る途中では、多くの人が家の外に出ており、停電の為に、信号も機能していません。お巡りさんや市民の方が交差点に立ち、誘導をしています。

全市が停電であると思っていたのですが、富士岡を超えた付近より信号もついており、お店も電気がついています。どうやら私の住む東部地域は停電もなく、家に着くと揺れは酷かったけど、被害はないという事でした。

地域においてはどうか確認すると、一か所水道管が破裂した場所がありましたが、地域の水道業者が対応してくれていました。(福泉産業さんの煙突が折れたと後から報告がありました。怪我人はでていません)

地震の状況をテレビで確認すると、地震の規模に訂正が入り、震度7以上の地震も3度あったという事が放送され始め、今までにない災害であり被害状況は計り知れないものに発展し始めています。
予定されていた葬儀が2つあったので、行きましたが、一つ目の葬儀は鷹岡であり、停電地域の為に行くまでの間、信号が止まり、交通網がマヒし始め、かなりの時間が掛かりました。また、自家発電をしての最小限の明かりでの葬儀でもありました。もう一つの葬儀は宇東川地区での葬儀で、電気はついていましたが、道を隔てて、停電をしている状況でもありました。
車の中で情報を取っていたのですが、津波による影響で、田子、元吉原、今泉地区に避難指示が出された事がわかりました。市内では停電以外には、大きな被害は感じられませんでしたが、流れてくる情報は、死者は増加しており、行方不明者も数多く、余震も続いており、これからの状況に大きな不安を持ちました。また、卒業式を12日に控えている東京にいた娘から、卒業式が無くなったことの連絡がありました。
夜通しテレビでは国内最大規模のマグネチュード8,8の地震が報道されています。
今なお被害は広がっています。被害を最小限にするために、政府も対応していますが、すでに、国内だけでは対応はしきれない状況であると思われます。
2011年3月11日、日本国にとって大変な時を迎えてしまいました。
東海地震が予測される中では、いつこのような状況になってもおかしくない地域に住む私たちにとっても決して他人ごとではなく、被害が無かった地域として何ができるか求められていると思っています。

市内の「グロバリーゼーションの進展」

一般質問が終了しましたが、今議会では雇用や産業振興は多く取り上げられていました。その中で、富士市の経済状況の厳しさ要因としての「グローバリーゼーションの進展」が挙げられている事が指摘されていました。企業の海外進出に対しての答弁を聞きながら、先日訪れた会社での事を思い出しました。

先日、大渕にある自動車部品製造業のビヨンズさんに工場見学をさせて貰いました。2万坪の土地に7つの工場があり、500人の雇用がされています。

(工場もロボット化されています)

見学した際に、新たにこの2月28日に中国の広州において、大きな生産工場を立ち上げた事を聞きました。すでに広州には日系大手自動車会社(トヨタ、日産、ホンダ)の進出はなされていますが、その関連では、市内の大手企業であるジャトコさんについでの広州進出であると思われます。中国は2010年の中国自動車販売は史上最多の1800万台に達っしており、これは現状日本の500万台弱はもちろん、全米過去最高の1700万台も凌駕しています。2011年には大台の年2000万台超えも確実とされ、保有台数はすでに8500万台と世界第2位の日本を超えており、1位の北米を抜くのも時間の問題と言われています。広州は今、中国のデトロイトとして注目を浴びている地域でもあります。ビヨンズさんも今後企業として生き残っていく為にも国内の飽和状態である市場より海外へ目を向ける事は企業としても当然のことであると思われます。市内の優良企業であるビヨンズさんも海外へシフトが変わり始めている事を知り、まさに「グロバリーゼーションの進展」を感じずにいられませんでした。と同時に将来的に、生産拠点が海外へ変わり富士市の優良企業が撤退したり縮小してしまう危機感を持ったわけですが、このような事が進んでいる状況を、市の工業振興課はどのように捉えているのか聞いてみたい事でもありました。一般質問の中では市内の海外進出についての状況を聞かれていましたが「把握は出来ていないために今後調査していく」と言う事でした。工業振興ビジョンでは、工業出荷高を上げるとしていましたが、企業が海外へ生産拠点を変え始めていくとしたら、どう考えても、難しい事であるように感じています。
やはり、企業も出て行ってからでは遅いので、もう少し危機管理を徹底した産業振興策は必要な気がしています。

*グロバリーゼーションとは関係ないのですが、ビヨンズさんの社員食堂は素晴らしいです。きれいな食堂の上、日本ゼネラルフーズさんが、委託されて運営されていますが、300円で、定食がたべれます。羨ましい限りです。