逆風を追い風に変えた企業「東海電子」さん

 

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先日ある会合に参加した時に、坂本光司法政大学院教授が発刊した「逆風を追い風に変えた企業」の事を知りました。
この本は不況に強い日本の元気企業に学べと、日本経済の主役ともいうべき、中小企業、とりわけ、幾多のターニングポイントを見事にクリアし、長期にわたり好業績を持続している日本の元気企業17社に焦点を当て、その経営の考え方進め方が述べられています。 Continue reading “逆風を追い風に変えた企業「東海電子」さん”

2015年の日本経済は、富士経済は?

富士商工会議所賀詞交歓会の際に頂いた2015年の景気予測としての
「富士商工会議所役員議員・商工振興委員アンケート」調査結果での「2015年の景気の見通し」では
~日本経済は、先行き不透明、富士経済は「変わらない」「悪くなる」が8割超~
でした。

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賀詞交歓会で思った「悲観は気分、楽観は意志」

CIMG9978 富士商工会議所賀詞交歓会が会議所役員、議員、行政関係者など多くの方が参加のもと盛大に開催されました。私は商工振興委員でもありますが、本年度は来賓扱いで富士市議会環境経済委員長として参加してきました。 Continue reading “賀詞交歓会で思った「悲観は気分、楽観は意志」”

「市民クラブがつくった財政白書第2部」完成間近!

 

財政に強い議員であるべきとして、私が所属している市民クラブでは、富士市の財政について勉強しながら、平成24年7月に「富士市議会市民クラブがつくった富士市の財政白書(第1部)」を作成しています。その後、第1部からステップアップした形で財政について所属議員一人一人がさらに理解を深めながら、第2部の取り組みを進めていました。

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1つ1万円のティッシュ「十二単」は使えません。

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議会が再開され、一般質問が始まりました。
議会終了後、通夜、忘年会2つ(井出紙業グループ、清水銀行)の梯子をしています。まさに師走です。
その忘年会において抽選会が開催され、思わぬものを手に入れてしまいました。 Continue reading “1つ1万円のティッシュ「十二単」は使えません。”

「富士市の企業誘致について」を聞く

OLYMPUS DIGITAL CAMERA静岡県倉庫協会支部の勉強会に来賓で参加してきました。
勉強会のテーマは「富士市の企業誘致と産業政策について」でした。
講師は市役所産業政策課の3人の職員が担っており、私は産業政策課の所管委員会である環境経済委員長でもありますので倉庫協会のメンバーと一緒に勉強させてもらいました。 Continue reading “「富士市の企業誘致について」を聞く”

田子の浦港に客船が富士山観光として初寄港

CIMG9861大型客船「にっぽん丸」が22日朝8時から午後3時までの短い時間ではありますが田子の浦港に入港しています。かつて「にっぽん丸」も青少年の船として、入港した経緯はありますが、田子の浦港に富士山観光目的での客船の寄港は初めての事ですので寄港を祝い歓迎式典が開催されました。ただ、あいにくの雨となってしまい、田子の浦港の一番の売りでもある富士山の姿は見えない状況は残念な事です。
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ジャイアンツファンの為のコンビニ!!

東京ドームへ野球観戦に行った際に、立ち寄ったセブンイレブン東京ドームシティミーツポート店には驚きました。ただのセブンイレブンでありません。と言うのもセブンイレブンでありながら、ジャイアンツ使用のお店になっています。ジャイアンツファンにはたまらない、買い物が無くても寄りたくなってしまうセブンイレブンでした。

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お店の入り口から、背番号10番安倍が出迎えてくれます。店内では原監督もいます。お店全部がジャイアンツカラーのオレンジラッピングで店内にはジャイアンツの選手写真、ユニホーム、ジャピット君、人工芝、外野フェンスで使われているラバー等が狭い店内にあちらこちらに飾られています。
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東京ドームはジャイアンツのホームグランドではありますが、まさか、セブンイレブンでこのような店特色を出したお店があるとは思いませんでした。

ちなみに東京ドームシティの年間来訪者は3000万人以上だそうです。セブンイレブンにもものすごいお客さんが利用している事は伺えます。ただ、ジャイアンツが試合に負けると売れ上げに影響はあるのかも知れませんが、それでもジャイアンツ様様だと感じます。まさにジャイアンツファンの為のセブンイレブンでもありました。ジャイアンツファンの方々は一度寄ってみる価値はあると思います。

キッズジョブ2014は大盛況!

8月23日、24日とキッズジョブ2014がふじさんメッセで開催されました。
私も環境経済委員長として開会式に参加後、各ブースを見学させて頂きました。

会場内では企業、団体、行政などが各エリアでブースを出展、普段体験できない様々な仕事について実感していました。
富士市でのキッズジョブは第4回目の開催となり、「仕事を体験して、学んで、未来の自分を見つけにいこう!」と子供達の将来の就労促進の意味合いから商業労政課が担当で進めているイベントでもあります。ただ、子供達が将来、社会的、職業的に自立することを目的とするキャリア教育の観点から体系的に取り組む必要性があり、キッズジョブ自体がキャリア教育としての先進事例としての一つのメニューであると思っています。ですから、キャリア教育については議会で何度も取り上げていますが、子供達に関わる事でもありますので市長部局だけではなく、教育委員会との連携はするべき事業と思います。教育委員会では職場体験や職業講話を始めとするキャリア教育を積極的に進めており、今年も市立高校でもインターンシップ等も盛んに行われています。現在、キャリア教育懇話会も設置されていますので、その先の学校、地域、企業、各種団体、行政等多くの関係者が関わったキャリア教育協議会への進展は望む事でもあります。
いずれにしても、第4回もキッズジョブは大盛況の事業であり、どの様な形であれ、富士市の子供達にとっては大変有意義な事業でありますので、今後も続けて行ってもらう事はお願いしたい事であります。

田子の浦ポートフェスタ、盛大に開催!

富士山に一番近い港である田子の浦港の富士埠頭5号、6号岸壁で「田子の浦ポートフェスタ」が富士市としては初めて開催されました。心配された天候にも恵まれ、大勢の人が早くから会場には集まってきています。

開会式後には田子の浦漁協の漁船のパレードもありイベントを盛り上げます。

ポートフェスタでは海上自衛隊艦艇の水中処分母船YDT-03の一般公開や、陸上自衛隊の車両展示、陸上自衛隊炊事班による炊き出し訓練の実演と、カレーの無料配布が行われています。会場内では田子の浦港の紹介コーナーとして、田子の浦港の歴史や役割について知ることができるブースや、富士市の工場夜景紹介ブース、港で働く車両展示等、港のPRもありました。

海上自衛隊艦船の一般公開や陸上自衛隊の炊き出し訓練等の関係から前日には私が所属する富岳自衛隊交流会で、関係者の皆様を交えて焼肉屋さんで歓迎会が開催されており船長である亀山隆一等海尉を始め、関係する自衛隊の皆様と懇親を深めさせて頂きました。(実は飲み過ぎてしまいました)その関係もあり、開会式からの参加ではありましたが、ポートフェスタでは港を市民に,知ってもらう、来てもらう為だけではなく自衛隊との交流も含め大変良いイベントであると感じます。富士市の誇るべき場所としての有効活用は今後も進めて頂きたい事であります。

ちなみに田子の浦港については議会でも取り上げましたが、防災と観光と言う観点から,現在、田子の浦港振興ビジョン推進協議会において防災部会と賑わい部会でしっかりと取り組まれています。

元気企業、アルファクラブ静岡さん。

冠婚葬祭互助会アルファクラブ静岡株式会社さんの「富士葬祭 富士松岡」の竣工式に参加してきましたが、市長を始め、多くの来賓、招待者が集まった中での竣工レセプションも開催されました。

アルファクラブ静岡さんはアルファクラブグループとしての、全国ネットで展開する元気な企業の1つです。
富士市においては、来月に、「富士葬祭 富士原田」再来月に「富士葬祭 富士瓜島」とオープン予定だそうです。日本では2040年には多死社会が訪れると言われており、ある意味成長産業として今後、終活ビジネスでの葬祭場の建設を進める事は、実に的を射た事業展開と感じました。

市長の挨拶では、今後、市とアルファクラブ静岡さんと災害協定が進める事ができれば、災害拠点としての機能は勿論、全国ネットの会社という事では死亡者の安置場所及び棺桶の確保と言う点についても心強い事が語られていました。
また、アルファクラブ静岡さんの「富士葬祭 富士松岡」での設備を拝見させて頂きましたが、大変立派であり、遺族の待合室もホテル並みの施設が用意されています。

本多会長は、「立派な建物に「仏作って魂入れず」ではなく、しっかりとした魂を入れていく事が仕事」と言っていました。

地域に密着しての式の運営だけではなく、事前・事後のサポート強化に向けて、有形・無形のサービスをトータルでサポートできる企業であると思っています。

様々な意味で富士市に貢献して頂ける企業の1つである事は間違いないと確信しています。
今後、更なる発展を期待しています。
あらためて、「富士葬祭 富士松岡」の竣工おめでとうございます。

田子の浦港周辺整備の裏付け!!

田子の浦港の勉強会が国、県、市、周辺企業及び地域の方を交えて4月14日に開催された事について「防災の田子の浦モデルの実現を!!」と題してブログに掲載しましたが、その時に、田子の浦港の防災対策としてレベル2の対応策でもある防波堤等を含む津波対応は進む事がありました。

その後、進展として既に5月19日に田子の浦振興ビジョン協議会が立ちあがり会合は持たれました。会合の内容は担当室に確認はしていますが,、これとは別の会合でも市長は早い時期に協議会での防災部会で振興ビジョンをまとめ上げてもらい、津波対応の予算請求をしていくと公言していました。

その田子の浦港の整備に対しての朗報として、県は6月3日に「内陸フロンティアを拓く取り組み」の推進会議において構想拡大に向けて新設した推進区域制度で富士市での総合特区指定を受けている新東名富士IC周辺付物流拠点創出事業区域以外にも田子の浦港周辺防災対策・にぎわい創出推進事業区域として推進区域指定に決めた事を報道しました。
事前にその事は情報として聞いていましたが、内陸フロンティアの指定されたことにより田子の浦モデル若しくは富士モデル(仮称)として具体的に資する位置づけをさらに約束されたと思っています。今後、県から財政面、金融面、技術面で積極的に支援される状況になります。また、これにより国に対しても支援を求めやすい状況になった事であると思います。
今回の指定により田子の浦港周辺の整備の裏付けがもらえたと解釈でき、防災やにぎわい創出への対応がスピード感を持って前進していく事に大きな期待をますます感じずにはいられないと思っています。

1番でなければいけない理由とは?

「日本で一番高い山は、富士山です。では、2番目に高い山は何か知っていますか?」
デグチホームさんの創業35周年祝賀会での出口社長の挨拶で問いかけられたのですが、会場のほとんどの人が知らないような状況でありました。

私も当然「どこだろう?」と考えましたが浮かんできません。
答えは、南アルプスの北岳(3193メートル)です。
ただ、答えを聞いてもあまりピンときませんでした。
デグチホームの社長はこの事をたとえながら、1番にならなければ印象に残らない、覚えて貰えない、2番目以降ではいけない、1番と2番ではインパクトと知名度は全然違う。だから、地域一番であり、日本でもトップを目指す事を目標に企業を発展させなければいけない。だから、どんな小さな場所でも1番になり認められる事が大切であり、小さな場所からさらに大きな場所で1番を目指す。その意味でも、2年後に2部上場、10年後には1部上場に企業を大きくしていくと言っていました。
私も、出口社長の明確なビジョンと志を聞き感動を覚えました。
かつて某国会議員が次世代のスパコンの事業仕訳の際に「2位ではどうしてダメなんですか」と聞いて、世界1位と2位では大きな差がある事が示されました。
デグチホームさんの祝賀会のゲストもボクシングの元世界チャンピオンの方々です。
(元世界チャンピオンボクシング協会会長の大橋秀行氏と花形進氏ともご一緒しました)

1番であるという事の存在感や知名度は、富士山だけでなく、あらゆることに言えるのかも知れません

富士市でも人手不足は始まっている?!

政権が変わってから明らかに、雇用環境が変化しています。
ちょっと前のニュースで牛丼のすき家さんが人手不足の為に閉店している店がある事は聞いていました。

水防訓練の後、旧国道を通って帰りましたが、通り道のすき家富士市柚木店、すき家富士市田島店が「パワーアップリニュアルの為閉店」となっていました。

ニュースでの人手不足については、都会での話と思っていましたのが、まさか地方都市の富士市でも閉店していたのには驚きました。と言う事は富士市でも人手不足が始まっているという事です。
本部のゼンショウさんでは一時的な店舗改装で工事が終了次第随時開店して行くとしていますが、聞けば既に3月20日に閉店してから2ヶ月も経っています。本当に開店して行くのか心配になってしまいます。
ただ、たんなる人手不足という事だけならすき家に限った事ではないと思われますが・・一部で言われているように何か、すき家さんに問題があるのでしょうか・・
個人的には牛丼は吉野家しか行きませんので、すき家さんが閉店してもショックはないのですが・・
いずれにしても、景気回復に伴い雇用環境の変化は今後、人手が必要な流通業界では物を売る苦労だけでなく人にも苦労する時が遅かれ早かれ訪れる事は予想されます。
その意味では、時代の変化に対応する経営は求められています。

消費税8%、厳しい春の予感。

4月1日より17年ぶりに消費税が上がりました。
前日の31日には駆け込みでガソリンスタンドには閉店間際まで列ができていました。また、コンビニでも深夜タバコをカートンで買うお客さんを見かけました。内閣府の試算では消費税が5%から8%に上がる事による負担は国民一人当たりで約5万円増えるとしています。

ただ、負担増は消費税だけではありません。
この他、年金、医療、介護、子育てにおいても変わる事があります。
年金においては、支給額を0,7%減額。国民年金を月210円増額し月1万5250円。
医療では、70〜74歳の医療費負担を1割から2割にアップ。診療報酬の見直しとして例えば初診料を120円、再診料30円値上げ。
国民保健後期高齢者医療制度の見直しでは低所得者には負担軽減を拡充するものの高所得者は引き上げ。
介護では40〜64歳の介護保険料が平均の月額が307円上がり5273円(負担は労使で折半)になる見通しです..
子育てにおいても、児童扶養手当を0,3%減額、ただ育児休業給付は賃金の50%から67%増加します。
所得の低い人への臨時福祉給付金や負担軽減策、子育て世代への臨時特例給付金、住宅購入の支援等はあるものの一般的家計には厳しい新年度のスタートであります。
楽観的な見方としては早ければ6月頃には景気が持ち直すのではとありますが、今回の消費税導入により景気の腰折れにならなければいいのですが・・・更に15年10月には10%。
新年度から厳しい春の予感がよぎります。
政府の言うとおり、「みんなの安心を、もっと、ずっと」本当にお願いします。

毘沙門さんでのちょっとした出来事。

毘沙門さんが2月6・7・8日で開催されています。初日、2日目と行きましたが、なんとなくいつもより人出が少ないような気がします。一般的に景気が上向いていると言う割には、例年より毘沙門さんの人手が少ないならば富士市の経済状況の厳しさを感じさせます。

ちょっと前の毘沙門さんは、前に進むのが困るような状況であった様な状況であり、両側にお店もぎっしり立ち並んでいたイメージがありましたが、久しぶりに吉原駅から歩いてみるとお店も大分少なくなっていますし、吉原駅から毘沙門さんまでの道中は片側だけのお店となっています。

最終日の土曜日天候が悪いようですので、出店も思うような商売が期待できないのかもと心配してしまいます。

今年の毘沙門さんでのちょっとした出来事として、中日に例年通りダルマを購入に行ったのですが、お参りをした後、ふと境内に目をやると、毘沙門さんの筆頭檀家としてお手伝いをしている商工会議所の副会頭の増田さんがおみくじを売っていました。

せっかくですので、増田さんからおみくじを買い求め運勢を占ってもらうと2つの数字が書いてある棒が出てきて、増田さんが「2つに1つ、さあどっちを選ぶ」と促がされました。増田さんが私が選んだ番号のおみくじをまず取り出し、「う〜ん」と言いながら、もう1つの番号のおみくじを取り出し、にやりと笑い「面白いね、荻田君が選んだおみくじは凶、選ばなかった方は大吉。もしなんだったら持っていく方を変えるかい?」と問われました。一瞬迷いましたが、増田さんには「選んだ凶を持っていきます。選んだものを変える訳にいきませんから・・。凶であるなら、今日[凶]から様々な事を注意しますので・・」と言うと、「悪い事も真摯に受け止める、流石だね」と褒められました。なんか試されたみたいな気がしましたが、考えようで、大吉で下がっていくより、凶から上がっていく運勢であると思えば、今を注意しながら、努力をすると思っています。悪い事も、良い事も心掛けで変わると思っています。じつは、先日諏訪大社で引いたおみくじは大吉でしたし・・・
自分の運勢と富士市の経済状況を憂いながらも、例年通り、杉山だるまを買い求めましたが、4号、6000円、昨年は5500円でしたのでちょっと高いと思いながらも、おみくじの事もありましたので、値引きをせずに言い値で購入してきました。
(ちなみに今年のだるまは向かって左に目をいれます)

毘沙門さんの間、夜は会合が重なっています。少しでも景気が良くなるようにと、勝手な解釈で、吉原の街で夜中まで飲食をさせて頂いています。

富士山グッズ博覧会行かなければならない理由。

富士山が世界文化遺産に登録されたことを記念して、富士山グッズ博覧会&物産展が1月31日、2月1日と開催されています。今回、どうしてもこのイベントに行かなければならない理由がありましたので開会式より参加してきました。

このイベント自体は、県主催で富士山関連商品を一堂に集めた展示商談会、即売会で、富士山周辺の食材を利用した加工食品をはじめ、富士山をモチーフにしたお土産品、日用雑貨、図案に取り入れた工芸品など、魅力あふれた商品等を総勢111団体が出展してのイベントです。

私が参加する理由として、県のイベントであっても共催は富士市であり共催自治体の議員としての参加は勿論ですが、出展者の中に、先日、ベトナムに行った先の視察企業でもあるお世話になったレイホー株式会社さんがありました。ベトナムでの視察では、今回の博覧会に出展する商品の製造工場も見てきました。
(ベトナムでの日本での博覧会への展示商品についての説明)

現在は、ベトナムはお正月で、ベトナム企業が休みの期間でもあります。視察時にレイホーの安藤会長がベトナムより日本に戻って来て、博覧会に参加する事が話されましたので、ベトナムでのお礼を兼ねて博覧会会場に何としても行かねばと思っていました。視察以来の再会でもあり、開会式で元気そうな安藤会長に挨拶を済ませ、レイホーさんのブースへ直行。

レイホーさん主製品はストラップ、綴り紐等ですが、新たにベトナムでの雑貨の免許も取得でき、日本向けの商品開発として、ベトナムで頭にかぶる笠に富士山をプリントした製品が展示されていました。富士に来る観光客に売り込みたい話はベトナムで聞きましたが、製品は改良中で、試作段階の製品は見ましたが、実際の販売製品はこの展示会で初めて見ました。

博覧会ですので多くの魅力ある製品はありますが、ベトナムでお世話になった事もあり、レイホーさんが推奨する富士山ストラップと富士山笠を宣伝させて頂きます。

富士市長も安藤会長からストラップを渡され、首からかけていましたが、是非、レイホーさんの製品である、富士山ストラップと富士山笠をお買い求めください。

富士山グッズ博覧会&物産展は県のイベントでありますが、富士市にとっても大変ありがたいイベントであります。世界文化遺産記念としてではなく、今後も継続的な開催を望みます。

エクスパーサ富士川により更に魅力アップ!!

中之郷で葬儀があった為に、帰りに、以前より気になっていた場所として、昨年の12月21日にオープンした東名高速道上り線富士川サービスエリアに商業施設「エクスパーサ富士川」に寄ってきました。

エクスパーサ富士川のコンセプトは「富士山に集うコミュニティエリア」。

昨年夏から営業している6店舗に加えて、今までになかったアパレルやゴルフアクセサリー、富士山が見える焼き立てパンが食べられるカフェまた、富士つけナポリタンや富士川限定ラーメンといった地元グルメを提供するフードコート、富士山グッズ店など、5店舗が新たに加わっての営業でもあります。
(珈琲とパンを食べながら富士山が眺められます)

富士川SAは今までよりもかなり魅力的な場所になりましたが、富士市として富士川楽座がありますので、新たな施設充実に楽座への影響は出ているのか気になる所でした。

ただ、富士川楽座については世界文化遺産効果もあり、年末、年始の12月29日から1月3日の6日間のレジ来客通過数は過去最高の11万8696人であった事が報道されていました。新しい施設ができた事による相乗効果もあったと考えられます。
ネクスコの外部駐車場も更に整備されていましたので、地域を含め、外部からの入場客も増え、更に多くの人が訪れる場所に進化したと思った方が良いと感じました。

今後、観覧車の計画もあるようですので、全国的にもトップレベルの集客施設になる事は期待できます。

なお、富士川楽座には、マクドナルドに変わりタリーズコーヒ—が入店していました。

買い物新時代、オムニチャネルとは??

この2日間、富士を語る会、ロータリークラブの会合が夜あり、ちょっと痩せて身体の調子が良くなったのをいい事にお酒を飲んでしまい気がつけば帰りが午前様になってしまいました。ですから、昼間、様々な場所にも出かけおり、ブログネタは沢山あったのですが、掲載できませんでした。

その1つのネタとして、商工会議所の富士市産業経済・会長友の会1月例会にオブザーバとして出席してきました。と言うのも講演の内容が、「近くて便利なお店を目指して〜セブンイレブンの取り組みについて」でしたので・・・・・

現在、セブンイレブンは世界に52000店日本国内におよそ16000店、世界での1日の来店客数は約4500万人、日本国内での1日の来店客数は1700万人であります。
誰もが知っているコンビニは、私も5年前に議会で取り上げましたが、24時間年中無休での営業は公共料金の収納業務、地域防犯への連携、住民票や印鑑証明の発行、買い物弱者への配達業務を兼ねた見守り、災害時での緊急支援や災害拠点等コンビニが地域の社会インフラとしての役割が担えます。県ではコンビニとの包括提携を結んでいますが、富士市においてもそのような業務を担ってもらうためにもコンビニとの包括提携を結んでいただきたいと思っています。
講演の中で気になるワードとして、聞きなれない言葉かもしれませんが、最近よくメディアで取り上げられているオムニチャネルがありました。オムニチャネルとは、インターネットや実店舗など、あらゆる顧客との接点を連携させて拡販するマーケティング戦略であり、もう少し説明するとリアルとネットの垣根を感じることなく買い物ができるように、様々な販路を整備一本化して流通チャネルでの事で「オムニ」とはすべてのあらゆると言う意味で、ITインフラやスマホの普及をきっかけに、いつでも、どこでも、誰でも、なんでも自由に買い物ができるようになる事を言います。現在、セブンイレブンを中心に構成されるセブン&アイ・ホールディングんでは今グループのオムにチャネル化が最重要課題として掲げられています。今後、スマホやWIFIが普及されれば、ますますコンテンツやアプリの整備が進み、手元の端末が24時間アクセスできる巨大商店となるオムニチャネル時代が訪れる事を予想されます。社会インフラとしてのコンビニにおいて、新たな新時代が訪れようとしている事を聞きながら、新市長が民間活用を掲げるならば、住民サービスの向上、行政コストの削減の為にもコンビニとの連携は改めて進めるべきである事を感じました。

富士山紙フェアは大盛況!

紙のまち富士市を全国に、世界に、情報発信する第1回富士山紙フェアに参加してきました。
富士山紙フェアでは紙パルプ業界、商工団体、市民と行政が協働してさまざまなイベントを繰り広げられており、屋内外に71の団体や企業がブースを構え、多彩な紙製品の展示、販売、取り組み紹介が行われています。

子供達が来ても楽しめるよう段ボール巨大明朗,紙すき、紙飛行機つくりなど紙のチャレンジ工房、ペーパーランド、マンガコンテンツの展示等々趣向を凝らしています。
開会式後、ステージでは富士高生の書道部と美術部による書道パフォーマンスが行われました。

書道部員9名で、大六天太鼓の太鼓に合わせて「富士山紙フェア」「寛大な富士山 水の恵み 時の流れと共に 紙のまちふじへつながっていく」と書き上げました。書き上げられた文字と絵がステージに飾られましたが、まさに紙フェアに相応しい始まりであると感じます。私の学生の頃の椅子に座って黙々と字を書くだけの書道部のイメージと違い、書道ガールズが全身を使って書き上げるパフォーマンスは運動部に近いものを感じます。素晴らしいです!!

個人的には様々なブースにおいて、楽しませて貰いましたが、私だけの富士山紙フェアのチラシを作ってもらったり、紙飛行機をつくったりしながら、紙に対しても親しんできました。

第1回目である富士山紙フェアは盛況でありましたが、富士市の地場産業である紙が、全国へ、世界へ知れ渡る為には、継続的に行われる事が重要であり、更に多くの人が関わった上で、富士山世界文化遺産のまちとしても全国的に、世界的に知れ渡る富士市の一大イベントとなる事を期待せずにはいられません。

富士市役所にコンビニが出来るかも・・・

富士市が新たな取り組みとして富士市庁舎内売店出店事業者の公募をしています。
昨年より行政経営課が進めている事ですが、その内容を行政経営課の業務概要の中で発見しました。

内容としては、現在、富士市では、庁舎の有効活用及び来庁者と職員の利便性向上を目的として、市役所庁舎内にコンビニエンスストア形式の売店の設置を予定しています。

場所:富士市庁舎1階休憩室の一部
選定方法:安定した経営のみならず、質の高いサービスの提供が可能な出店者をプロポーザル方式により選定します。
スケジュールとしては
書類応募締切が  1月16日
プレゼン審査  1月21日
評価結果の通知 1月下旬
契約      2月中旬
工事      3月上旬
店舗オープン  4月上旬
(さらに詳しい詳細は、富士市のHPで行政経営課にクリックしてください)
以前から、私はコンビニが庁舎にはいる事を望んでいましたが、新年度より実現しそうな感じであります。コンビニが入れば、市役所内での年中無休・長時間営業が実現し、お弁当や飲み物は勿論、ATMや宅急便等様々なサービスは、庁舎利用者は勿論、職員にとっても大変便利になると感じます。
もし大型チェーン店が入る場合は、先進自治体でのコンビニにおいて行われているような障害者就労支援や授産所施設の商品販売も進めて頂きたい事です。
はたして、どこのお店が入るのか、気になる所です。

マグロの初セリはデフレか??!

1月5日に初セリがあり、昨年はマグロが1億5540万円と驚きましたが、今年はなんと、昨年の20分の1の774万円。

どうして、そんなに値段が暴落してしまったか、違う意味でニュースを見ながら驚きました。

近年の築地初セリの状況では

07年413万円 銀座久兵衛&板前寿司
08年607万円 銀座久兵衛&板前寿司
09年960万円 銀座久兵衛&板前寿司
10年1628万円 銀座久兵衛&板前寿司
11年5649万円 すしざんまい
12年15440万円 すしざんまい
13年736万円 すしざんまい
近年マグロの価格が高騰していましたが、今年のマグロ最高値一変の背景として今年は海外の業者が参加しなかったためとされ、今年は昨年同様、チェーン店のすしざんまいさんが競り落としました。(初セリで高値で落とすことによる宣伝効果はあります)ただ、昨年の価格が異常であったのでしょうが、同じようなマグロがどうしてこれだけ値段が違うのか不思議です。値段が下がるという事だけ考えるとデフレでありますので、アベノミクス効果は、マグロには出なかったようです。冷静に考えれば、230キロのマグロ736万円でも十分ご祝儀相場であると思います。妥当な初セリの値段に戻ったと言う事でしょうか、でも、1億5000万も700万も味は変わらないという事だと思うと、今まで初セリバブルであって物の値段ってあってないものだと改めて感じます。
株高の経済指標は確かに上がっていますが、初セリだけみるとデフレ脱却はまだまだだと感じます。消費税導入が4月に控え、景気の動向はどうなるのか、景気浮揚が腰折れにならないよう、しっかりとした成長戦略を進めてほしいとあらためて感じました。

アベノミクスの採点は「A.B.E」?!

12月26日で安倍内閣発足からちょうど丸一年経ちました。
長期政権を目指す安倍首相の2年目は、来年4月の消費税増税を控え日本経済を軌道に乗せる正念場となると思っています。

この1年間に経済対策としてアベノミクスとして放たれた3本の矢は第1の矢「大胆な金融政策」第2の矢「機動的な財政政策」第3の矢「民間投資を喚起する成長戦略」が目指すところは、長引く円高、デフレ不況から脱却し雇用や所得を拡大させることです。
そのアベノミクスが示す各種経済指標として
株価:平成24年11月14日(解散が決定した党首討論の日)8664円が平成25年12月26日16178円当初の予測では年末に12000円としていましたが2倍近い株価の上昇

円高是正:平成24年11月14日79.51円平成25年12月27日には5年2か月ぶりに105円まで下落

失業率:平成24年12月4,2%平成25年11月4%

求人倍率:平成24年12月0,83倍平成25年12月0,98倍

GDP:平成24年7〜9月期▲3,6%平成25年1〜3月期4,5%(3四半期連続+成長)

明らかに経済数値だけを見ると上向いている事は分ります。
しかしながら、地域においての景気浮揚の実感は未だ響いてきていません。
アベノミクスの1年間の評価として、首相の経済ブレーンである浜田内閣官房参与の採点が掲載されていましたが、
第1の矢—金融政策がA+
第2の矢—財政政策がB
第3の矢—成長戦略がE
続けるとA.B.Eアベノミクスの採点は「ABE(あべ)」と言う事だそうです
財政健全化や成長戦略は長中期的に日本経済を強く、持続可能にするために避けられない事である以上、評価を上向けなければいけない事でありますので、来年も引き続き、強い経済を取り戻す事が政権の最優先課題である事は間違いない事であると思っています。
来年末の3本の矢の評価が上向き、国民の一人一人に景気回復が実感できるよう経済最優先の姿勢は貫いてもらいたい事です。

技能表彰で気になる事

各地区で農協祭が開催されていましたが、ものづくりや各種サービス業で優れた技術を持つ職人を称える平成25年度の技能功労者と優秀技能者の「富士市技能表彰式」に参加してきました。

本年度の技能功労者は10種15人。
優秀技能者は9種9人の合計24人の方が表彰されました。
表彰された皆様はおめでとうございます。
これからのご活躍と業界の発展に寄与することをご期待いたします。
(私の地域のエル美容室の吉川さんも受賞)

ただ気になる事として、平成10年度からの表彰者表彰経過が掲載されていましたが、技能功労者は平成10年には23職種35名。優秀技能者は平成10年度15種26名でした。平成10年度表彰者数は61名でした。その後ほぼ毎年表彰者は減少傾向となっており、本年度の表彰者は平成10年度以降の過去最低の受賞者数でもあります。次年度以降受賞者が増える事を期待しますが、これは、多分、どの、分野、業界も新たな人材の育成や後継者が少なくなっている事が伺えます。表彰者の数の減少からも富士市の元気のなさを感じます。
元気ある富士市にして行く為には、ものづくりや各サービス業での縮小傾向は富士市にとっての課題であると感じています。また、豊かな市民生活が維持して行く為にも技能者は必要不可欠な存在であると思っていますので衰退しては困ります。今までの功績を称える表彰も必要でありますが、表彰以外にも伝統や磨き抜かれた技術を絶やさない人材育成に対しての施策も必要であると思います。

表彰式典が終了後は、地元の農協祭に参加し、野菜や果物を買わせて頂きました。

新進気鋭の匠人

富士市技能フェスティバルが開催された際に、平成25年度のふじマイスター「匠人」に選任された建築板金士の萩原氏と印章彫刻士の小澤氏の2人の紹介と挨拶がありました。

実は匠人の1人の小澤氏は私と歳は一緒でもあり、JC時代には親しく活動を一緒にした仲間でもありますので、若くして匠人に選任された事は誇りに思うと共に嬉しく思っています。
ある人に聞いたことがありますが、サラリーマン一人当たりのハンコ所有は約8本だそうです。日本は世界に例を見ない“ハンコ社会”でもあります。私自身も、実印、銀行印、の他にハンコは10本以上持っています。当然、実印、銀行印等は小澤氏に作ってもらいました。
富士市のホームページに匠人として小澤氏について
「印章に使用される文字は古く、文字の歴史を尋ね、古典を学び、篆書体を始めとする様々な書体を習得し、書体の持つ筆意を十分に生かした品位ある字入れを施す。彫刻の一刻一刻は慎重かつ丁寧で、印面全体が調和を成し、格調ある印を仕上る。
 日頃より先人の印譜を心掛けて求め、古典から得られる多くの情報を絶えず蓄積し、分析整理する事で、更なる知識・技能の向上に努力を惜しまない。揺蕩うことなく更なる高みへ進み続ける、新進気鋭の匠である。」
とされています。
ただ、ハンコ社会と言え、サインで済ませる事も多くなっており、また、電子化は進んでいます。職業としてのはんこ屋さんの厳しさはあるかもしれません。でもやっぱり、面倒だと思う事も多いですが、ハンコは日本の文化でもあると思っています。

これからも、富士市の新進気鋭の匠人として、技術・技能の保存・伝承や後継者の育成に励んでいく事をお願いしたいです。