毘沙門さんでのちょっとした出来事。

毘沙門さんが2月6・7・8日で開催されています。初日、2日目と行きましたが、なんとなくいつもより人出が少ないような気がします。一般的に景気が上向いていると言う割には、例年より毘沙門さんの人手が少ないならば富士市の経済状況の厳しさを感じさせます。

ちょっと前の毘沙門さんは、前に進むのが困るような状況であった様な状況であり、両側にお店もぎっしり立ち並んでいたイメージがありましたが、久しぶりに吉原駅から歩いてみるとお店も大分少なくなっていますし、吉原駅から毘沙門さんまでの道中は片側だけのお店となっています。

最終日の土曜日天候が悪いようですので、出店も思うような商売が期待できないのかもと心配してしまいます。

今年の毘沙門さんでのちょっとした出来事として、中日に例年通りダルマを購入に行ったのですが、お参りをした後、ふと境内に目をやると、毘沙門さんの筆頭檀家としてお手伝いをしている商工会議所の副会頭の増田さんがおみくじを売っていました。

せっかくですので、増田さんからおみくじを買い求め運勢を占ってもらうと2つの数字が書いてある棒が出てきて、増田さんが「2つに1つ、さあどっちを選ぶ」と促がされました。増田さんが私が選んだ番号のおみくじをまず取り出し、「う〜ん」と言いながら、もう1つの番号のおみくじを取り出し、にやりと笑い「面白いね、荻田君が選んだおみくじは凶、選ばなかった方は大吉。もしなんだったら持っていく方を変えるかい?」と問われました。一瞬迷いましたが、増田さんには「選んだ凶を持っていきます。選んだものを変える訳にいきませんから・・。凶であるなら、今日[凶]から様々な事を注意しますので・・」と言うと、「悪い事も真摯に受け止める、流石だね」と褒められました。なんか試されたみたいな気がしましたが、考えようで、大吉で下がっていくより、凶から上がっていく運勢であると思えば、今を注意しながら、努力をすると思っています。悪い事も、良い事も心掛けで変わると思っています。じつは、先日諏訪大社で引いたおみくじは大吉でしたし・・・
自分の運勢と富士市の経済状況を憂いながらも、例年通り、杉山だるまを買い求めましたが、4号、6000円、昨年は5500円でしたのでちょっと高いと思いながらも、おみくじの事もありましたので、値引きをせずに言い値で購入してきました。
(ちなみに今年のだるまは向かって左に目をいれます)

毘沙門さんの間、夜は会合が重なっています。少しでも景気が良くなるようにと、勝手な解釈で、吉原の街で夜中まで飲食をさせて頂いています。