「日本で一番高い山は、富士山です。では、2番目に高い山は何か知っていますか?」
デグチホームさんの創業35周年祝賀会での出口社長の挨拶で問いかけられたのですが、会場のほとんどの人が知らないような状況でありました。
私も当然「どこだろう?」と考えましたが浮かんできません。
答えは、南アルプスの北岳(3193メートル)です。
ただ、答えを聞いてもあまりピンときませんでした。
デグチホームの社長はこの事をたとえながら、1番にならなければ印象に残らない、覚えて貰えない、2番目以降ではいけない、1番と2番ではインパクトと知名度は全然違う。だから、地域一番であり、日本でもトップを目指す事を目標に企業を発展させなければいけない。だから、どんな小さな場所でも1番になり認められる事が大切であり、小さな場所からさらに大きな場所で1番を目指す。その意味でも、2年後に2部上場、10年後には1部上場に企業を大きくしていくと言っていました。
私も、出口社長の明確なビジョンと志を聞き感動を覚えました。
かつて某国会議員が次世代のスパコンの事業仕訳の際に「2位ではどうしてダメなんですか」と聞いて、世界1位と2位では大きな差がある事が示されました。
デグチホームさんの祝賀会のゲストもボクシングの元世界チャンピオンの方々です。
(元世界チャンピオンボクシング協会会長の大橋秀行氏と花形進氏ともご一緒しました)
1番であるという事の存在感や知名度は、富士山だけでなく、あらゆることに言えるのかも知れません