「富士市の企業誘致について」を聞く

OLYMPUS DIGITAL CAMERA静岡県倉庫協会支部の勉強会に来賓で参加してきました。
勉強会のテーマは「富士市の企業誘致と産業政策について」でした。
講師は市役所産業政策課の3人の職員が担っており、私は産業政策課の所管委員会である環境経済委員長でもありますので倉庫協会のメンバーと一緒に勉強させてもらいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA富士市の工業の概況および企業誘致として富士山フロント工業団地、新富士IC周辺流通業務地、富士市公設地方卸売市場跡地についての状況が説明されました。すでにフロント工業団地は完売しており、また、新富士IC周辺流通業務地に関しては、新富士物流団地インター合同会社が地権者からの契約を進めており、日本郵便をはじめほぼ契約の目途が立っているとのことでした。
公設地方卸売市場跡地への企業誘致としてのすでに土地の販売は始まっており、面積は10,117坪価格は908,470,000円(坪89,800円)値引きはできませんが、企業立地補助金等の利用をしていただければ30%安くなるそうです。販売先事業として製造、物流、研究としています。
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引き合いはあるようですが、海岸が近いために災害時の浸水が懸念材料であるために目途は立っていないとのことでした。(詳細は富士市HPで確認してください)

富士市の企業誘致について説明を聞いて改めて思ったことは、公設市場跡地以外に企業誘致場所がない状況であります。ですから、企業誘致に関しては市長自らが営業部長となってトップセールスに取り組むことが掲げられていますが、現状で行くとに公設市場跡地以外に企業へのセールスをするものがあまりない状況であると感じます。
市長のトップセールスをしてもらうためにも新たな企業誘致をするための受け皿も考えてはよいのではと考えてしまうのは私だけでしょうか・・・