ひまわりからトイレットペーパーを!

 

 富士商工会議所のひまわりを利用した地域おこし事業「花エコプロジェクト」において、ひまわりの茎をパルプにしてトイレットペーパーの製品化を目指しています。

 この事業は、商工会議所の富士ブランド事業の一環で、富士山と花をテーマに、景観づくり・環境保全活動・資源活用ができるよう平成18年より取り組んでいます。
 
 今までも、こどもの国へひまわりの栽培実験として、1万本を植え好評を得たり、福泉さんでひまわりドレッシングや富士製パンさんでひまわりパンや富士産のひまわり油をつくり、商工フェアで販売したりしてきています。
 本年は実用化できる紙製品の開発に取り組み、現在、下記のように進んでいます、
8月30日 ひまわりの茎を収穫し吉原工業高校へ搬入
9月5日 一般の人からの茎の改修
9月13日 茎チッパー処理
9月17日 パルプ処理
今月末にトイレットペーパーが制作がされます。
工業高生を交えた中で、ひまわりを使って、地場産業である、トイレットペーパーを作成しています。2トンの茎を粉砕し、パルプ処理をしたのですが、製品化される数としては、おおよそ4000個位だと思われ、商工フェアと吉商本舗で販売する予定だそうです。
 循環型の取り組みとして、菜の花プロジェクトと同じ考え方で進んでおり、今後、富士市全体で取り組めるような、循環型まちづくりへ発展しそうな予感がします。
 
 

 昔、「ひまわり娘」という歌がヒットしましたが、覚えていますか、確か歌いだしは

 誰のために咲いたの、それはあなたのためよ・・・・

富士市の為になるようなひまわり事業になっていく事を期待しています。

産科問題益々深刻化!

 富士地域「周産期医療」についての討論会が富士宮市立病院で開催されました。富士中央病院産婦人科問題を受けて、富士地域の「周産期医療」が極めて厳しい状況に置かれるという見通しがなされています。

 
 現状説明において、富士地域の分娩件数は、富士宮市で、市立病院で月45件3つの開業医で80件、2つの助産所で3〜4件富士市では、中央病院で70件、開業医で130件対応しており、月70件対応している富士中央病院の産科医が廃止されるのは、富士地域の周産期医療は極めて厳しい状況に置かれると考えられます。特にハイリスク分娩への対応は危機的状況を迎えることになることが伺えます。
 富士地域全体の医療の崩壊の恐れがあり、富士市の医療の在り方は、富士宮を含め広域的な大問題でもあり、富士、富士宮市民を含めて取り組まなければいけない状況にあります。

 14日の静岡新聞に、市長が、今月上旬に慈恵医大より医師の派遣が難しいとの、連絡があったことを明らかにした事の記事が掲載されていました。市長は、
「慈恵医大からの派遣はもう無いだろうとおもっている。現在は別の大学などに広く協力をもとめている。」
とし、
窪田産科部長も
「慈恵医大からの派遣は100%無い」
と語っていたとされています。医師臨床研修制度の導入は、今までの中央病院と慈恵医大の関係も崩してしまったようです。
 既に来年の出産予定の患者を受け付けておらず、産科の維持については、進んでいない状況で、6月議会で産科医確保の為の条例制定や条件整備を進め、様々な関係機関にアプローチをしているが成果はまだ見られていません。
 多くの方が、5月に署名活動をしてくれたのですが、現時点では、事態は益々深刻化していると思われます。現在、市長は、多くの人に、医師確保の為の、人材の情報提供を求めています。もし、お心当たりの方はぜひお願いいたします。
 病院会計の決算委員会が17日に開催されますが、決算認定よりも、産科医の存続問題の方が問題になる事が必至であると思われます。
 地方病院問題は深刻な大問題です。自民党での総裁選挙を行っていますが、国の施策として何とかしていただければならない中で、政治の停滞は許されないのでこの状況には、憤りも感じてきます。
根本的な医師不足の改善について
ほんと、なんとかしてくださいよー

JR東田子の浦北口駅の設置

 須津地域の行政懇談会にて地域の課題として、JR東田子の浦駅北口設置の要望が出されました。

 この件につきましては、平成18年の行政懇談会においても課題として出してありますが、通勤通学の利便性の向上を図るためにも、北口設置が再度要望されました。
 現在、JR東田子の浦駅は利用するには、南口改札口しかなく、須津、船津方面から、JR東田子の浦駅を利用する場合、踏切や、地下道を迂回して南側に出なければ利用できない状態です。以前より、議会においても、一般質問があり、他地域からも要望は出されていますが、
当局答弁は、

 JR東海との話し合いの状況は、何度も相談はしているが、結論的には現在難しい状態である。北口駅設置に際しては、吉原駅や片浜駅同様、橋上化が条件であり、橋の上に改札が必要となる。また、ユニバーサルデザインにおいても、エレベータの設置も必要となり、もし、設置をするにも、改修工事は地元負担が不可欠なり、費用負担割合を統一したルールで設けたいので協議している。東田子の浦の一日の乗降者数がおよそ、2500人なので、経営バランスが取れるかが検討しているが、乗り継ぎの利便性を考え、色々な条件を鑑みて市からも、選択肢を投げかけた中で、基本的な交渉を進めていく。
という答弁内容でした。まるっきり不可能ではないが、一朝一夕ではいかない事業であります。
 家の娘も、毎日通学で東田子の浦駅を利用していますが、送り迎えが不便でしょうがありません。
 一刻も早く、「北口ができればいいなー」と妻も私も切におもっています。

人間の値打ち

 経営について、学ぶ研修会において、「経営の革新と挑戦!」というテーマでグローバルカンパニーを目指す、紺屋製紙株式会社山本社長と、富士市のリーディングカンパニーであるイデホールディングカンパニー(株)の井出社長の大変ありがたい話が聴けました。


 山本社長はバイタリティが溢れ、とても73歳には見えない経営者です。5年前にベトナムへ販路を求め、企業進出をし成功しているだけあり、言葉にも説得力があります。山本社長は、「社会にいつまでも必要とされる企業として、100年企業を目指す」とし、「やる気のあるところに知恵が湧く」という言葉通り、夢と希望を持って企業経営を進めています。

 また、井出社長は、15社の会社を統率するトップであり、常日頃より経営についての勉強を自身も怠らない、尊敬すべき経営者でもあります。本日、「人間の値打ち」という、これを毎日見て実践すれば、必ず成功者になれるという言葉をいただきました。せっかくですから、掲載いたします。

        「人間の値打ち」
                 富士創造塾 井出純一

*勉強好きで、素直である。
*謙虚で威張らず、おごりがない。
*肯定的で、プラス発想型で明るい人。
*批判、否定、批難、他人の欠点の指摘はやらない。
*物事に動じない、他人をあてにしない。
*直観力に優れ、意志決定が早い。
*実行力、行動力に富んでいる。
*客観的判断と、主観が一致している。
*約束を守り、一本筋が通っている。
*安心して付き合える。

 これらが実践する事が、人間として値打ちが評価されるそうです。
 寝る前に目を通し、少しでも人間として、市会議員としての値打ちが上がるように努力したいです。

いったいどうなるの??

 大変、暑い中で、防災の日の訓練を終了した後、市役所へ行き、夕方からは、地域において、貯水池設置の説明を県農林事務所、市農政課で聞き、疲れながら、家へ帰ると、テレビ画面に思わぬ、テロップが流れ始めました。

「福田首相、突然の辞意表明。」

それを見て、

「えーなんでー一体どうなるの?」

と思わず声を出してしまいました。一年前にも、安部前首相が、病気を理由に所信表明をしながら、突然、辞任しました。また、同じ轍を踏むのかよとがっかりもしました。
福田首相は、ひょうひょうとして、何事にも動じず、淡々と問題をこなせる政治家であると思い、期待をしていました。でも残念ながら、ねじれ現象の中では、思うような成果も出せず、国民の支持率も上がらない状況において、臨時国会を前に辞任を決意したようですが、政治家とした、結果を出さなければ、国民の支持は上がらない訳で、結局は、難題を前に、投げ出したように感じてなりません。
 本人は、客観的に見て自分の事がわかると言っていましたが、昨年、現麻生幹事長と党首選を行い、いろいろな工作をして、首相になったんじゃないですか、国民からしたらやはり、客観的に見て、結果を出すまでやり抜いてもらいたいというも思いがあります。自分の立場を他人事のような言い方は、客観的に見ても、逃げたように写ります。安部元首相の時も思いましたが、政治家として最後まで、やり抜いてもらいたいと思うのは古い考えでしょうか。なんとなく、私も、議員でありながら、政治不信になりそうです。
 一夜明けて、新しい首相の話題と、早期解散論が強まってきています。安部、福田と総選挙によって、信をとわれて選ばれていない以上、次の首相には、国民の審判を仰がなければいけないと思います。首相が代わり、組閣がくまれ、臨時国会終了後、解散、総選挙という線が浮上しています。11月の総選挙が実施される事になると政治的に大きな波乱が生じると思われます。
 経済、福祉、外交、環境等々一刻も早い、政治の安定と国民生活の安定進めてもらいたいのが国民の願いです。
福田首相が辞めて、この国は
「いったいどうなるの?」

フェミニストとパリテ

 29日の金曜の夕方、第2東名の視察を終え、議会事務局に寄ると、先輩女性議員がコピーをしていました。挨拶をすると、ニッコリ笑いながら、すぐに、
「明日のセミナー、荻田議員は来てくれるでしょ。」
と確認されました。

最近行事が多すぎて、何の事を言っているのか、最初はよく分かりませんでしたが、先輩女性議員に言われれば、断れないので、
「ハイ、行くつもりです。で、何時からでどこでしたか?」
と内容は把握できていなかったので、当たり障りのないようにお伺いしました。
「明日、1時半からフィランセよ。全国から議員が集まってくるし、参議院の坂本先生も来ていただけるから、あなたにとっても勉強になると思うわ、必ず来るのよ。」
と念を押されてしまいました。
 内心「えー」と思いながら、別れた後に、明日の内容を確認してみると、全国の国会議員や地方議員で作る「全国フェミニスト議連連盟」による、「男女共同参画社会を目指して」のテーマの基での研修会が、土曜、日曜の2日間に渡り、富士市で開催されており、その事務局として、先輩女性議員が携わっていました。
 フェミニストという言葉の意味が、私は、女性に甘い男性、女性を特に尊重する男性、女性をちやほやする男性といったものを意味する言葉であると思っていましたが、ヨーロッパを中心に、女性の参政権などを求める、フェミニズムより由来した言葉であるということを知りました。
 今回のセミナーの内容も、男女共同参画の技法として、関東学院大学の糖塚大学院教授によるパリテの論理の基調講演でした。パリテとは男女同数という意味があり、2000年にフランスでパリテ法が成立したことにより、男女双方の機会の均等が進められていることを説明してくれました。また、政治の中での男性の支配が続いてきた背景には、政治に係るのは、税金を払う人が関わればよいとされてきましたが、税金を払わないのは、子供、貧しい人、女性であり、その人たちは政治には関われない状況がありました。でも、子供は大人になります。貧しい人は、お金を稼げばお金持ちになります。でも、女性はあくまで女性である以上、虐げられ、一番政治に遠い存在であったといえます。その状況が変わるには、フランスにおいても、男性に比べ女性に選挙権が与えられたのは、選挙が始まってから、150年も経ってからでした。

パネルディスカションには黒一点で市長が参加していました。

 私はパリテという言葉も、フェミニスト議連の事も知りませんでした。知らない事が多く、勉強不足ではありましたが参加してみて良かったです。
 ちなみに、女性議員の比率は、フランスで47,3%ノルウエイーでは37.4%日本では、10.14%と先進国の中では低い比率です。富士市は36人中4人が女性で、11,11%です。割合からいっても、もっと女性議員が増えても良いと私も思います。
 今日で夏休みも終わりです。明日から9月、あっという間に日が過ぎて行きます。

企業の発展があっての観光。

 
 工場や企業誘致の限界から、安易に簡単に取り組めそうという意味合いから、各自治体がブームのように観光振興へとシフトを変え、注力し始めています。

 しかしそれは、どこの自治体でも考えることで、観光では継続的に、儲ける事は非常に難しく、観光産業というものは、基本的なものがあり、その2番手、3番手でなければいけないという話を観光戦略の講義で聞きました。そうなると、産業工業都市として富士市は、産業工業の振興が一番力を入れなければいけない事なのかもしれません。観光で食べていくのは難しいと専門家は言っています。
 自治体の観光戦略についても問題もありますが、いいとなると一斉に観光産業について走り出す結果となり、多くの自治体が、同じような施策に取り組んでしまい、特徴が無くなりつつあるのも現実です。フィルムコミッション・足湯・よさこいソーラン・ひなまつり・エコツーリズム・グリーンツーリズム・体験型観光・お祭り等々多くの自治体が始めており、それにより、特徴が無くなると市場が荒らされ、外部のリピーターにつながらない状態になってしまうという問題があります。一時的には、持て囃されるのですが、その後が続かない恐れがある訳で、観光産業を、主とする事が難しいと言われています。
 やはり、富士市においては、基本は、企業がまず元気である事が大切で、それが、観光産業にも反映されることであると思います。私は、議員であると共に、経営者としての顔もあるので、やはり産業や工業振興を進めていかなければならないと思っています。富士市は、元気のある企業が多くなることが、雇用も広がり、税収も上がり、財政状況もよくなる基本であると思います。その上で、全国画一的な観光施策ではなく、富士市の独自の観光施策を考えなければ、持続可能な構造は生まれないような感じをもっています。

 先日、富士市の元気ある企業のニンニクなどの香辛料を扱う斎藤食品工業を見学してきました。おろしにんにく、フライドガーリック、ガーリッグパウダー、乾燥紅ショウガを製造しており、多くの加工食品や香辛料に使われています。
 
 レストランやラーメン屋さんに置いてある、青と銀のパッケージで有名なギャバンさんも取引先で、使用されているそうです。ニンニクなどを専門に扱う食品会社は全国でもあまりなく、日本一のガーリッグ専業メーカーを目指し、頑張っています。
 

 斎藤社長とは、法人会等でご一緒していますが、真面目で勉強熱心な社長さんです。富士市にはいろいろなユニークな企業があると思います。商工会議所の富士ブランドもありますが、行政主導ではない、富士市独自の企業と協働した観光産業を開発するのも面白いと私は思います。

結構、勉強好きです。

 
 来年4月からスタートする「法政大学静岡サテライトキャンパス」の大学院政策創造研究科第3回目の公開授業を静岡市産業支援センターベガサート7階演習室で受講してきました。

 第3回目の内容は、第1部が専門分野が起業論、産業論、地域経済論を担当する岡本善行教授の「地方都市の地域づくり戦略」について、第2部が観光論、ベンチャー企業、産学連携論を担当する黒田栄一教授の「これからの観光戦略」についての2部構成での授業でした。

 どちらの講義も、取り巻く環境と課題、そしてその問題の解決方法及びどのように進めていくかの概略を話して頂けました。まちづくりも観光戦略にしても、興味のある講座でその中で、静岡のビジョンも示してくれ、それなりに面白く、為になりました。進行役は現在、法政大学の教授でもありますが、以前、静岡産業大学の教授でもあり合併について富士市でも講演をしてくれた、坂本教授が進めており、豪華な顔ぶれでの公開授業でした。

 このサテライトキャンパスでは、大学から配信される遠隔双方ライブ講義、または、サテライトキャンパスにおいての対面講義を受講し、土曜日は本校の市ヶ谷キャンパスにおいて講義を受講します。これにより、静岡または近郊に移住しながら、2年間でMBAを取得することができます。開設科目を見ると、例を挙げると
 商店街活性論・新産業経済論・観光創造論・都市再生事例研究論・生活政策論・まちづくり事例研究・ソーシャルキャピタル論・構造改革論・比較公務員制度・政策分析の基礎・行政学・地域経済学・政策ワークショップ・比較行政研究・地方財政論・CSRと雇用・特別講義「静岡経済の現状と課題」等々
 受講したい科目が沢山あります。時間に余裕があれば、入学したい希望はありますが、議員活動をしながらでは、無理があるようです。 ちなみに学費は、1年次が、116万円2年次が、102万5千円であり、その他に、毎週、東京に行かなければならないので、新幹線等の交通費が掛かります。それを考えると、学費等もばかに成りませんので、現在子供の学費以外にも、出費をするとなると、金銭的にも大変で無理のようです。
 議員活動も落ち着き、子供が学校を出てから本格的に考えて見ようと思いましたが、それより、明後日、25日までに県で行っている、第7期まちづくりリーダーの宿題の締め切りが迫っており、サテライトキャンパスの公開授業が終わってから、取りかからなければいけません。
 余分なこと考えている暇がなく、勉強に追われる毎日です。どうしてこんなに勉強好き(勉強漬け)になってしまったのかわかりません。

たつみ会にて、

 私は、多くの団体に所属していますが、その有志で構成された、たつみ会の懇親会がお盆が明けた、月曜に開催されました。議員となり、一年を振り返り、近況等を報告させてもらった後、参加した人達に多くの意見も頂きました。

 簡単に活動報告をし、自分なりに目指す議員としての役割や、多くの方に議員として、取り組んでいることを知って頂きたいことを、話しをさせてもらいました。支援してもらっている方に、答えるために、何をやっているかを説明する責任はあるのですが、なかなか知ってもらえない現状を伝え、話をさせてもらえる機会がほしい事をお願いしました。意見の中では、
・あまりあせらないでいろいろなことを取り組むこと
・すぐに結果を求めないよう考えること
・なにかやっているという事を強調しすぎると嫌味に感じてしまうこと
・政治屋ではなく政治家であってほしいということ等
一つ一つの意見は、議員になってから、自分なりにわかっていることですが、改めて、肝に命じなければと感じました。また、政治屋と政治家の違いは、次の選挙の事を考えて、活動をするのは政治屋で、もっと先を見据えた中で、行動していくのが政治家であると言われ、はたして、自分はどうなのか、考えてもしまいました。

 私自身は、少なくとも、今の思いは、少しでも、自分の住んでいるまちをよくしたいという志の中で、活動しているつもりです。その為の、自分なりの資質の向上も務めています。しかしながら、議員として、働いていく以上、選挙の事を考えていないと言えば、うそになるのも事実であります。

 意見で言われたとおり、結果にとらわれるのではなく、将来を創っていくのも、今、やれる事を、精一杯続けていくことの積み重ねであり、後から、結果がついてくること信じ、あせらないで自分の歩幅でがんばろうと思っています。
 ざっくばらんの懇親会ですので、皆さんから励ましや意見があり、おおいに参考となりました。
 

 皆さんのおかげで頑張らせてもらえること話したのですが、私の尊敬する方より、昨日、
「人は、見ていないようで必ずみている。また、人は支えられているばかりでなく、支えているという事も忘れないでくれ。何かをして貰いたい人だけではなく、君を応援し、君が頑張っている姿を見ることにより、逆に自分も頑張ろうと思っている人もいる。」
と言われ胸が熱くなりました。
 本当に、いい人達に恵まれて、幸せです。

夢と希望の青少年の船。

 「夢と希望を乗せ、大海原へ」
富士市青少年の船で、中学生403人高校生13人青年33人と指導員合わせて503人が8月4日より8日まで沖縄へ洋上研修に出かけています。

 私は、出港日の4日に、多くの指導員の知り合いが乗船するので、見送りに行きたかったのですが、財務研修で名古屋に行く為に見送りはできませんでした。朝、早く新幹線に乗る前に、出向前のふじ丸は、田子の浦港で見る事は出来たのですが、送り出す事が出来なかった事は残念でした。
 私も、過去に(12年前)、青少年の船に指導員として乗船した事があります。台風が近づいていた為、出向前日に行き先が、急遽、沖縄から北海道に行った事を覚えています。天候不順の為、大型客船ではありながら、多くの子供達が船酔いをし、行先も変更、カリキュラムも船酔いで寝込んでしまう子供達多かったので、ほとんどが中止という状態の研修でした。しかしながら、自然の厳しさを知る上ではいい経験ができたと思いますし、また、船酔いをしない元気な子供は、船酔いをした、仲間達を思いやりながらそれなりに、いろいろな、変更をした、研修を進めていました。今、考えると、乗船している時は大変でしたが、苦しい中で、子供たちと触れ合う事が出来、ある意味、洋上で違う体験ができ、自分なりにも研修ができた事が、良い思い出となっています。
 今回は、天候に恵まれ、予定通り沖縄にいけたようですが、無事にそれぞれの思い出を作って、明日(8日)に乗船者の皆さんが元気に寄港すること願っています。

 青少年の船は、今回25回を迎え、今までに、1万人以上の人が、乗船してきました。今、使っている、ふじ丸は大型豪華客船でプール等も付いている、普通では滅多に乗る事はできない船です。その豪華客船で洋上研修が、1人48000円で出来る事は、大変安い値段でもあり、そのチャンスがある富士市の子供たちは幸せであると思います。しかしながら、その48000円も高いと言う方もありますし、市の事業だから、そんなにお金をかけるのはと言う方もいます。
 確かに、洋上の上で異年齢の仲間と交流持ちながら、協調性や責任感を養わせ、リーダーシップを高めながら、海の上で体験できる事は素晴らしいことだと思っています。
 しかしながら、昨日、会派の会議の席上で、青少年の船が25回目となり、当初の目的が達成できたと考えられ、今後、みなおした中で、もっと、多くの子供たちに寄与できる、ソフト面の充実を考えたら、(例えば今、不足しているサポート員の充実等)、青少年の船に、6000万の事業を続けていく必要性も考える時が、来ていると言う意見もでており、今後、時代の変化と財政状況を考えた上でも、検討がなされなければいけないのかもしれないとも思いました。

財政健全化法を理解する為に

 
 地方財政健全化法が昨年の6月に成立いたしました。自治体の破たんを示す財政再生基準と、黄信号を意味する早期健全化基準を、4つの財政指標を基に定めました。
2007年度決算から各自治体に4指標のデータ公表が義務付けられ、08年度決算から判定が始まります。

 これにより、19年度の決算を基に、財政4指標を公表しなけらばならなくなり、議会に報告がされるようになります。その理解を、する為に大変暑い、名古屋で「地方議員の為のバランスシート・行政コスト計算書の読み方と活用、地方財政健全化法の理解」の研修会に行ってきました。講師は、関西学院大学の稲沢教授でしたが、紹介の中で、富士市の行政アドバイザーである事が分かり、親しみが持てましたが、話の内容は、結構、難しい事柄でした。

 地方財政健全化法に基づいて、導入された指標は、
(1)一般会計に占める赤字割合を示す「実質赤字比率」(2)一般会計に水道など公営事業会計も加えた赤字割合を示し、自治体の隠れ赤字を把握できる「連結実質赤字比率」(3)自治体収入に対する借金返済の割合の「実質公債費比率」
(4)第三セクターなどを含めた負債が自治体財政に占める割合を指す「将来負担比率」。
健全化の指標を表す、財政4指標です。

 例えば、連結実質赤字比率では、市町村の早期健全化基準が16.25—20%以上、都道府県が8.75%以上、財政再生基準は市町村30%以上、都道府県15%以上とされています。

 これまでは、一般会計で赤字額が一定規模を超えた自治体は、国の管理下に入る「再建団体」か、地方債の発行制限を受ける「自主再建」か、どちかを選び、再建に取り組めたが、新制度ではまず、一つの指標でも早期健全化基準を上回れば、健全化計画の策定と国への報告が義務付けられる「早期健全化団体」に移行させられます。従来より、国のチェックが前倒しされた形になっています。

 夕張市の破たんを教訓に、第三セクターの借金などもガラス張りにして自治体の財政破たんを防ぐのが狙いですが、財政難にあえぐ弱小自治体に合併を促す国のしたたかな戦略ではないかと懸念する声もあります。
今回の研修会においては、暑い上に、元々が勉強嫌いの為、大変になるなと思うのですが、一回聞いただけでは分らないところが多かったのが現状です。多分、私の能力では、人の倍位話を聞かないと理解できません。
 私は、行政の財政分析については、2つの視点で考えており、住民に分かりやすい分析説明と財政の内容に今後の為に活かす分析をし、当局と渡り合えるようにできる能力を備えれるように、今後も、財政については、勉強を進めていかなければと思っています。

パスポートは市役所で。

 

 知っていますか?本年、9月1日より、パスポートの申請及び、交付が県から移譲され、市役所の市民課の窓口で交付されます。

 本日、総合庁舎に水害対策として、県が推し進めている江尾江川堪水防除事業について、市会議員ですが、地元の議員として、地域の声を反映していただくため、説明を聞いた上で要望に伺いました。
地域の要望は伝えてきましたので、8月25日に地元で説明をしていただく中では、納得のいく説明を期待しています。

 その事とは別に、一昨日、総務市民委員会の当面の課題である事務事業名で、「旅券発給事務の移譲について」の説明がありましたが、総合庁舎に行くと、入口に旅券センターでの受け付けは今月29日で終了し、市で受け取れるようになる告知看板が、目に入りました。
 これは、平成18年3月の旅券改正により、都道府県が処理することとされている、旅券事務の一部を市町に移譲できるようになり、静岡県でも、県民の利便性向上を図る為、本年9月1日より旅券事務の一部を市町へ移譲することとなりました。
 これにより、利便性の向上が図られ、市民課の窓口で受け取れるようになり、パスポート申請に必要な戸籍書類の取得と申請が同時に可能となり、時間的にも軽減されます。パスポートの申請は海外へ行く人でなければ必要ありませんし、何度も作るものではないので、忘れてしまうかもしれませんが、9月1日より、市役所で申請交付されることを覚えていてください。
 また、パスポートがきれる方も、申請交付は今後、市役所ですので、お間違えの無いように・・・・

続、未来の森を考える。

 行事がない時に、書きたいと思っていたのですが、毎日、行事があり、今週末も、イベントが目白押しななので、書こうと思っていた「未来の森を考える」の続編が書けなくなってしまう恐れがありますので、森林整備についての続きを書きます。

 先日、茨城へ森林視察に行った事は、報告いたしましたが、その時、先進林業地域であり、多様で質の高い森林を保有する八溝林業地において、古くから、八溝地帯の山守役を務め、現在、国有林造林事業で人夫用請負人として造林作業を指導している旅澤家を守る旅澤さんにお会いしてきました。
 森林・林業を取り巻く状況は、木材価格の低迷や林業採算性の悪化などにより、森林所有者の森林に対する関心が薄れてきています。その結果、間伐等の森林整備が停滞しているのが実情でもあります。
 なぜ間伐が必要なのかは、間伐とは、森林の保育の為に行う伐採の事で、木々に再び光をあて、幹の肥大生長を促し、りっばな森林を作る為の不可欠な作業だからです。しかし、間伐作業を怠り、森林を放置すると、林床に光が届かなくなり、下草がほとんど生えない状況になります。その結果、剥き出しになった地表に雨が直接当たり、表土が流出する恐れがあり、土壌中に雨水が浸透する量も少なくなってしまう事から、間伐は森林の持つ水源涵養や山地災害の防止など公益的機能を発揮する上でも重要な作業とであると言えます。

 旅澤さんの管理する山を拝見させていただいたのですが、山の中に入るとひんやりとし、小川のせせらぎが流れる中、わさび田あり、樹齢70年から80年の杉の木がまっすぐに伸びています。中には、樹齢120年の杉の木もありましたが、間伐もなされ、適正に管理されたまっすぐな杉の木は、本当に驚かされました。大変な作業と思われますが、昨年、樹齢120年の杉の木を一本きり、自宅の家を建てた時に使われたそうですが、立派な木造住宅で羨ましく思いました。
 富士市においても、間伐がなされていない場所が増えているのが現状です。森林を管理していくには、時間とお金がかかる事で割りに合わない現実があります。委託している場所も、管理する人の高齢化や後継者がいない状態があり、お金をかけなければ、森が管理できない時代になってきています。
 森林による、2酸化炭素吸収量を間伐によって増加させる事が、地球温暖化防止の観点からも重要視されはじめてもいます。
 今後、緊急に間伐を行う必要がある荒廃した森林を調査した上で、公的に間伐等を進めていかなかなければならない予算も考えていかなければいけないと思われます。
 未来の森を創る事は、大切な事であります。

第5次富士市総合計画

 富士市において、行政運営の総合的かつ計画的な執行をする為の指針として、政策推進の基となる第五次総合計画の策定が進められ始めました。その中で、重要となるのは、市民参画体制をとり、住民の意見を集約し、10年後に目指す地区の将来像と将来像を具現化する為の基本方針と計画をまとめていくことです。

 地区においての「第五次富士市総合計画の策定に関する地区説明会」が開催され始めていますが、須津地区でも企画課職員による説明がありました。
 「地域の問題は地域住民が中心となって」の考え方から、地域住民の意見の集約の場として、まちづくり推進会議があります。第5次総合計画の策定にあたっても地区の目指すべき将来像について、街づくり推進会議を通じて、意見、提言、要望を頂きながら、進めていく形になっています。
 各地域で、「富士市においてのその地区の担うべき役割」「将来の地区像」「地域の課題とこれからの在り方」等を主なテーマとして話し合いが行われ、まちづくり提案書として、提出書類を3つ、(まちづくり提案書)(ソフト部門提案書)(ハード部門提案書)をつくり、本年の12月19日までに、総務部企画課へ提出しなければなりません。
 地域において、大きな宿題が出されました。でも、それは自分達の住むまちは自分達で真剣に考えなければいけないことであり、将来の子供達の為にも、傍観者ではなく、自分たちが積極的に関わらなければいけない大切なことであると思います。
 その地域にあった特性のまちを、短い期間でありますが、まちづくり推進会議でいかに集約していくか、地域によってその力が試されているのかも知れません。
 議員としても、しっかり考えますが、住民の目線でもう一度、自分の住む所を家族でも話し合ってみようと思いました。
 今後10年の計画が進んでいます、ぜひ、多くの人が興味と関心を持ち、自分達の意見が反映される総合計画にし、住んでいたいまちにしていこうじゃありませんか!!!

リテラシーとは?

 先週終わった一般質問ですが、会派で、質問内容を、相談した時に先輩議員に、あまり横文字の言葉は、議会においては、わかりにくいから使わない方がいいぞとご指導を頂きました。

 私の今回の質問において、青少年をとりまく情報環境整備についての中で、情報リテラシーとメディアリテラシーの取り組みの推進をとありましたが、その「リテラシー」という言葉がわかりにくいと言う事でした。リテラシーと言う言葉は確かに、最近、良く使われている言葉ですが意味がわからないと言う事でした。実際、私も、説明を求めらた時に、明確な答えができませんでした。
 リテラシーとはいわゆる読み書きの能力とか活用能力といい、情報リテラシーとは情報を活用する能力を意味します。
先日起こった、秋葉原での事件に関しても、舞鶴での殺人事件、また、硫化水素の自殺の広がりにしても情報社会においての問題であります。国においても、「青少年のネット規制」か採択され、有害サイトに対してのフィルタリングの規制も強化されましたが、「臭いものにはふたをする」的な施策、情報社会においての問題は、それだけで解決する事ではないと思われます。いずれにしても、ネットを舞台にして、発生している問題の本質は、それを使う現代の人間や社会にある情報社会を生きる人間の情報の受容や発信に関する能力の形成が問題であります。特に今回の秋葉の事件に関しては、情報社会における、人格形成や教育問題に帰するところが大きいと言われています。
 高校教育においても、「情報」という教科の導入が始まって、まもなく10年が経とうとしていますが、日々、進化する技術とのギャップに追い付いていけないという話も聞いています。
 富士の未来の教育について、IT時代にふさわしい生き方や考え方を次代を担う子供たちしていかなければならないことと歌われていますし、情報リテラシーの推進にも情報計画にも書かれています。また、本年の市の教育行政に関しても、情報活用の能力及びモラルを育てる情報教育の推進としての取り組みがされていますが、パソコンの整備は進められており、また、情報教育指導員及び情報教育サポート員が小学校、中学校においての、インターネットやパソコンの操作に困っている子供達の指導を行っていますが、機器の操作術だけではなく、本来、必要な情報社会の選択や情報表現に関する能力の形成という点についての取り組みが強化されるべきであると思います。
 リテラシーと言う言葉は、分りにくいかもしれませんが、今回あえて使わせてもらいました。この言葉が、もっと一般的に使われなければ、いけない時代になっている事を感じてもらいたいとも思っています。
 青少年の情報環境整備について、情報があり過ぎる社会であるからこそ、自分で判断できる能力や、言葉の表現力が必要となるのでこのリテラシーが推進されなければならない重要事項であると思っていますので。

コンビニ深夜営業規制か?

 24時間営業が当たり前になっているコンビニの深夜営業の規制する動きが出てきています。

 国が募集した環境モデル都市に、エントリーしている自治体において、コンビニの深夜営業を規制する動きが、洞爺湖サミットを前に、急浮上しました。これは、日本の社会的インフラになりつつあるコンビニを、ある意味シンボリックなCo2削減案として打ち出してきた感があります。
 1番話題になりやすく、コンビニは何につけても、以前より社会悪として、取り上げられる事が多かったのですが、近年では、深夜営業での防犯、防災の為の役割や(昨年も女性が1万3千人が駆け込んできています)、災害時の緊急支援体制等が整えられており、(停電になっても、自家発電をしながら営業をしています)社会的に認知され始めた中で、地域の生活者にはかかせない形に変わってきています。
 また、全国に4万2千以上あり、従事する人たちも130万人にのぼります。深夜営業をやめさせる事による、雇用削減や、消費削減と経済状況の悪化も進みます。
 コンビニが深夜営業をやめても、Co2削減は微々たるもので効果は期待できないと言う見解もあります。日本全体のCo2の排出量が、最も多いのは工場部門の39%で、運輸部門が21%、商業で20%その内、コンビニが占めるのは1%で、深夜営業をやめても、0コンマいくつかの削減しかできないとされています。Co2の削減を本気に考えるならば、まずは、深夜営業をする工場に規制をかけなければいけないと思われますが、その事にはふれられていません。
 私は、社会の方向性として、深夜営業の規制をする事については意義はありませんし、進めていくのも一つ考え方だと思います。しかしながら、一部分だけ規制しても意味がないと思っています。生活形態を変え、すべての、営業を、規制をかけ、深夜営業をやらせないという形に変換できるのなら規制に取り組めば良いと思います。
 地球温暖化対策として、工場も、トラックも飲み屋さんもカラオケもタクシーもすべてが営業やめ、ネオンも夜11時にはすべて消す、そのような社会にできるのなら、ぜひ進めて頂きたいです。
 今回のこの話は、急激に、コンビニが多くなってきているから、規制すれば環境問題に取り組んでいるという話題性があり、世論にアピールできるパフォーマンスのような話のような気がしてなりませんでした。
 個人的には、深夜、働く事がないような社会が、望ましいとは思っています。

HOSEI静岡サテライトキャンパス

 来年の4月より、法政大学の遠隔システムを使った、サテライトキャンパスが静岡に開校されます。

 法政大学大学院の政策創造研究科が開設されるのですが、開設記念の特別講座法政大学では静岡市をはじめとした関係機関の要請・支援もあり、平成21年4月に初めての地方校となります「法政大学大学院静岡サテライト・キャンパス」を静岡市内中心部に開設いたします。
 開設初年度は、企業や団体あるいは行政等において魅力的「公共政策」・「まちづくり」や「新産業づくり」あるいは「人づくり」等を企画・実践するリーダーや起業家的人財を養成する「政策創造研究科」と企業経営者やミドル等、革新的企業家を養成する専門職大学院「イノベーション・マネジメント研究科」(ビジネススクール/MBA)の2研究科でスタートする計画です。
 つきましては、その開設を記念し、両研究科では「特別講座」を静岡市で開設することといたしましたが、本年度より募集され、私も、「政策創造研究科」コース1に申し込み、昨日、受講証が届きました。
 勉強がするのが嫌いでしょうがなかったのですが、社会人になってからはもっと勉強すればよかったと悔やむ事があります。
 この年になって分かってきた事は、勉強というのは生涯続けていかなければいけない事で、自分がやる気になれば、いつでも、どこからでも始める事が出来ると思いました。今まで、理由をつけてやらなかっただけで、要は、やる気があるかないかと時間が取れるか取れないかが勉強ができるかできないかを左右しているので、優先順位を少し変え、自分に投資する生き方に、少し起動修正していくつもりです。
 議員活動に生かせる事を学べればと思いますが、娘も大学生、私も学生気分に戻り、娘に負けないよう勉強してくるつもりです。
はたしてどこまで続くはわかりませんが・・・・・

学校耐震化の早期実施

 中国四川地震の大惨事において、当初より、学校施設の倒壊が取りざたされていました。子供を預かる公共施設の耐震化は、大きな注目を浴び、今回の富士市の一般質問においても、学校施設の耐震化率100%の早期実現を求める質問が3人からでます。

 県において、学校施設の耐震改修状況の調査が報告されましたが、県内の小中学校施設の耐震改修状況は、耐震化率86.4%富士市の耐震化率は85.3%、となており、今後25年までにすべて着工をし、100%とするとされています。耐震補強年次計画の中で、いつ来るかわからないと予想される、東海地震に対応する為には、計画を前倒しにしても、耐震工事を進めるべきと思っています。

 本年、私の地域の小学校でもある、須津小を始め、広見、富士南、吉永第一の4校の耐震工事の着工が始まりました。須津小の工事が始まり始めた事を、私も地元の議員として、確認に、本日行ってきました。校長先生も、本年度一杯で工事が終われば、一安心だと言ってました。
 公共施設である、学校は富士市においても、災害の避難場所ともされ、地震が起きた時にも、多くの住民が集まる場所でもあります。その場所が、倒壊していたら、避難してくる人たちも大変こまります。なにより、子供が安心して勉強する場所が安全が確保されていなければなりません。すでに耐震工事が終了している所はよいのですが、順番が後回しになってしまっている、未着工の学校は、安心できない状態が続いています。一刻も早い、実現が、今、求められている訳です。
 幸い富士市の財政状況は良好であり、必要性が迫られる耐震化には、補正予算を組んで取り組める状態であると判断できます。
 質問に登壇される3人が、当局より、良い回答を引き出せる事を楽しみに聞かせてもらいます。
 いよいよ明日から、本会議です。
「人の質問を気にするより、自分の質問をしっかりやれ!」
 ですね。

ツキの最強法則


「人生を成功するにはツキと運が必要である。そして、そのツキと運は誰でも簡単に手に入る」・・・・・
そう言い切るのはツキのカリスマ講師西田先生だ。
 まして人生、仕事、恋愛、お金運が劇的に変わると言われれば、興味がわかない訳がありません。

 6月議会が始まり、時間に追われながらも、何としてもこの話を聞きに行かなければ損してしまうと思い、時間を調整して沼津まで行きました。

「ツキを自分に引きよせる法則を知り、実行すれば文字通りツイてツイてツキまくる自分になる。 
嫌でもツキが勝手にやってきて、何もかもツイテル人生に変わるのである。」
そう言われれば、何とかしてその法則を知りたいのは、誰でもであると思います。
「そんな風になる訳がない」
ツイテる人間になりたいのに、こういうネガティブな人はたくさんいる。これではダメなんです。
「成功すると思えば必ず成功する」と思わなければ・・・
西田先生のこれでツキまくりという著書にも書いてあります。

 自分は出来るというソフトを脳に入れることが大切で、その作業の為には、思いを持つこと、言葉を発することが脳へ刺激が伝わりその思いが強化される。また、脳を肯定的に変え、人と接する時に自分がワクワクすれば、相手にもワクワクが伝わり、更にツキが伝染して行く。ツイテル人に付いてく事が大切な事であるとの事でした。
 人間は欲を持たなければいけなく、貪欲に欲を追及しなければいけない、強欲の先には、究極の欲として、無欲という欲にたどり着きます。そこまでたどり着くのは並大抵ではないので、まだまだ、欲を持ちながら生きていく事も大切であると聞き、欲を持つことの必要性を感じました、
最後に実現する法則として
1、夢を持つこと
2、夢の話を聞いてくれる友を持つこと
3、夢を支え続けてくれる人をもつこと
この、3つがあれば、できない事はないと言い、話が閉められました。

 私も選挙に出る時に、親族会を開いてもらい、その時に、最後に、皆の前で「私はできる。」という文章を読みました。
自分に暗示をかけ、思いを遂げるためのスイッチをいれ、仲間に話を聞いてもらい、家族や親族、友人に支えられながら、議員にならせてもらいました。まだまだ志半ばです。大きな夢を持って、必ずできるという思いを持ち続け、前進していく勇気をもらえる講演会でした。

「今日もツイてる。ツイてる」って感じです。

 

スポーツ界から学ぶ!


 キャリア教育推進を進めている、商工会議所青年部の例会において、「プロスポーツ界のプロの人材教育から学ぶ!」というテーマで、講師として、ラクビーの元日本代表選手でワールドカップ出場の相澤雅晴さんが講演しました。

 現在、多くの若者がフリーター・ニートとクローズアップされる中で、学校から職場へどのように、円滑に移行していくかが大きな問題となってきています。
 多くの若者が、社会や地域に対しての関わりが少なくなり、社会に出る前から、夢や希望を持ちにくい背景があり、自分の能力や適性、将来に対する目標を見失っていることが大きく影響していると考えられます。
こうした現状から教育現場では、児童・生徒が早い段階から働くことに触れ、職業意識を育む、いわゆる「キャリア教育」の必要性が高まってきました。
 富士市においても、このような考えの中で、「キャリア教育」の推進も進んできていますが、商工会議所青年部では、地域経済産業の人材育成や確保の為にも、子供達への仕事や職業の理解を促し、また、多くの仕事がある中で、選択枝を広げさせた中での目標をもたす取組を進めようとしています。
 今回は、スポーツ界からの観点から人材育成のお話をきけました。相澤さん自身、子供の頃からラクビーをやっていたのではなく、高校一年から始めました。元々、小学校で野球、中学でサッカーをやっていて、高校はサッカーで、推薦入学をしたのですが、先輩との折り合いが悪く、1週間で辞めてしまい、推薦入学である以上、学校を辞めざる得ない状況がありました。ラクビーとの出会いは、学校を辞めない為に、急遽、ラクビー部へ所属したのがきっかけだったそうで、その後、自分に最も適したスポーツであった事が解かり、日本代表選手まで上り詰めたとの事でした。その経験を生かし、今、NPO団体において、スポーツゲームというのを取り入れ、子供達に、一つのスポーツに限定することなく、色々なスポーツを経験させ、可能性を引き出す取り組みをしているそうです。
 仕事においても、色々経験させた中で、選べるシステムができれば、途中で直ぐ辞めたりするような事がなくなると思います。可能性を見出してやることも、「キャリア教育」の重大な役割になる事がよく解りました。

 相澤さんからは、「失敗は途中で辞めるから、失敗となり、続けて、成し遂げれば成功となる」と締めくくり、商工会議所青年部の取り組みにエールを送ってくれました。
 やはり、ラガーマンだけに体はでかくて、迫力がありましたが、話してみると優しい感じの方でした。

「第7期まちづくりリーダー養成講座」

 本日より、以前インターネット上で申し込んだ、「第7期まちづくりリーダー養成講座」が開講されます。

この講座は、県の都市計画部都市計画が主催する事業です。都市計画に関する知識の習得と意義の普及啓発、ワークショップなどにおけるマネジメント能力の養成を行い、まちづくりをリードする人材の育成を目的として開講されました。
私は、都市計画には興味はあるものの、知識については追いついていかない部分もあり、勉強をしたいと思っていましが、実際の所、時間がないのが実情で自分も思うようにならないところがありました。この講座はインターネットを利用して、いつでも、どこでも受講できるスタイルになっており、チャレンジしてみようと思いました。
 今日、開講式が、県庁で行われる訳ですが、これから一年間、インターネットによる講座が8回、現地視察が3回、レポート提出が3回とあり、自分なりに新しい形の研修に取り組んでいきます。
 でも、開講式の前に、職員とソフトボールがあり、静岡で懇談会が終了後、浮島分会での総会、海上自衛隊との懇親会と、分刻みのスケジュールがあり、逆算して行くと本日のプログを書く時間がない為に、寝る時間を惜しんで、夜中というか、朝方書いています。
 非常に忙しいのですが、与えられた時間を有意義に過ごしていると思い、大事に時間を使っていきたいとおもいます。
 無理しすぎかなと自分でも、不安になりますが、できる範囲でがんばります。

 
吉原で、今日から祇園さんです。出ている時間はないのですが、山車の準備をしているのを昨日、見かけ、祭りがあるのに気がつかされました。(もう、そんな季節になっていたのかとふと、思いました)

不法投棄を防げ!

 

 富士市江尾地区の沼川沿いに、廃車になった自動車やタイヤ等の部品の山が、市道から確認できるほど積もっていたのですが、その不法投棄をした犯人が、逮捕された事が報道されました。近くに行ってみると、びっくりします。よく見ると他にも怪しいような場所があります。

車の往来の有る所で、なんでこんな風になってしまったのか、不思議に思われる方も多いと思います。
この場所の近くには、自然公園の浮島が原自然公園もあり、東部土地改良区として、圃場整備事業を行い、県下でも有数な良質な田畑が広がる、自然豊かな場所でありますが、近年、農地を管理する人達の高齢化や後継者がいなくなったことにより、他人に土地を委託したり、また、田畑以外の利用者に貸したりしているような状況があります。そのような事情がある中では、今回の事件のように、知らない間に、産業廃棄物を捨てられてしまっている状況が生まれてしまったのかも知れません。
 いわゆる不法投棄に関しても、個人で捨てられた一般廃棄物と業者が捨てる産業廃棄物では、行政においても扱いが違い、一般廃棄物の不法投棄は市で、産業廃棄物の不法投棄は県の管轄であり、対応も面倒です。一般の人に取ったら、苦情は何でも市に言えばいいと思っている方もいると思いますが、種類により違うという事を知ってください。でも、実際は、不法投棄に関しても、窓口の一元化を図り、市で対応できるようにしてもらいたいものです。
 愛鷹山麓の不法投棄は、パトロールが強化されていますが、東部土地改良区は、あくまでも私有地である以上、持ち主の責任が問われるわけですし、不法投棄された物の処理は、あくまでも所有者が処理しなければならない以上、おおごとにならないように、貸す人とまた、貸した後もどのように使われているかチェックする必要があると思います。
いずれにしても、この地域は、沼川があり、良質な湿地帯として、珍しい植物や、生き物が生存している場所です。不法投棄による環境破壊があってはならない地域でもありますので、これ以上状況が悪くならないような、対策も市でも考えてほしいと思っています。

緑の山だと思ったらゴミの山が出来上がっていたという事がないようしてもらいたいと思っています。

湛水防除事業が進んだ!

 昨年の7月14日から15日かけての台風4号により、富士市の東部地域の江尾、境地区において、床上浸水16件、床下浸水69件と大きな水害の爪痕を残していきました。
 私の誕生日は7月15日で昨年の誕生日は、水に浸かりながらの誕生日でした。

 水浸しになっている方々を見ると喜んでいる場合ではありませんでしたが、もっとも、自分の誕生日だというのは非常時ですので、忘れていました。被害が酷くならないように、土嚢を積むのですが追いつかず、水が流れ込むのを防ぐことができない状況に改めて自然の猛威を感じました。被害者の方の身になると胸が詰まる思いのまま、朝方、家に帰った時、娘に、
「お父さん、お疲れさま、お誕生日おめでとう」
と言われ、その時、あー今日は誕生日だったんだなと思いだした事を覚えています。

 災害対策がその後、行われてきたのですが、市の対応も早く浚渫土の撤去や護岸の嵩上げ等処置を進めてくれてきました。私も、9月の一般質問で取り上げましたが、(詳細は議事録を見てください。)大きな事業として、江尾江川の湛水防除事業があります。県主体の事業で、山側に貯水池を3基、下流部の土地改良区に2機設置する事業で、これが進めば、水害にたいしては大きな力を発揮致します。予算14億と大きな事業であるのですが、被害前までの、事業執行率が16%と進んでいない状況であり、この水害の後、この事業の取組を急務と考え、質問でも取り上げ、また県農政課への国会議員及び県会議員の方々と連携をした中で、事業の前倒しの計画推進の練り直しをお願いした経緯があります。
 一般質問でも、計画において、22年から始まるポンプ設置を前倒しで、いち早い着手のお願いを県に要望し、進めて貰うことを、要望していたのですが、昨日の浮島地区の説明会で、ポンプ設置が早まった事が話されました。私はそれを聞き、さっそく、県農林事務所の部長と市の農政課に改めて、計画の修正についての確認に行ってきました。
 上流部の貯水池に対しての用地買収はほぼ終了し、更に買い増しのめどもたち、広げた上での、工事着工が本年より始まるのと、22年に始めるポンプ設置に関しても、すでに機械の見積もり発注を行っており、本年度より取りかかるとの事、今まで行政の事業と言うのは、予算の厳しい状況の中では、先送りが、多いことだと思ったのですが、4億近い事業予算を使っての前倒しは、本当にありがたいことです。
 水害にあわれた方にとっては、この湛水防除事業が進んだことは、本当に喜ばしいことだ思われますし、帰りがけに、昨年、水害についてご尽力をした、前連合町内会長さんに報告にいきましたが喜んでくれました。

昨年の7月15日の朝、撮影した水が引き始めてはいるもの水浸しの状態の家屋、また、崖くずれをおこしてる場所

被害のあった場所の処置はすでに終わっていますが、2度とこのような災害が起こらないよう、今後も取り組んでいきます。

行政懇談会始まる。

 各地域においてのまちづくり推進会議が中心となり、地域の要望を行政に投げかけ、回答を頂く行政懇談会が、本日の浮島地区を皮切りに開催され始めました。
 平成20年度の要望に対しての取り組みがどのようになされているのか、地域住民の方も気になるようで多くの人が集まっていました。私は、1番東に住む議員として、浮島地区の問題点の解決を推し進めなければいけない立場にありますが、昨年、議員になったばかりの中では、継続事項が多く、問題点が解決できていない案件が沢山ある状態です。

 要望事項の中で、特に気になった事項としては、東小学校の存続問題と放課後児童クラブの設置でした。富士市の東にある浮島地区は、少子化が進んでおり、現在、全校生徒が132名で今後減少が進み、7年後には50名と試算されています。人数の減少は、1学年の生徒数が減る訳で、法定数の8名を切ると複式学級になってしまい、教員も減らされてしまいます。その事は、教員にも負担がかかり、子供の教育に大きく関わってきてしまいます。そのような状況が考えられると余計、隣の地区の須津小学校へ編入という人たちが増えると考えられ、東小の生徒はますます少なくなり、存続すら危ぶまれます。また、それに、関係して、浮島地区には24学校区の中で唯一、放課後児童クラブが存在していない地域で、夫婦で働く人にとっては、子供を見てもらえる環境が整っていません。年配の方からの意見で、
「子供を預かってくれる所がないからと言って、跡取りが、家に住まないで、隣の須津のアパートで暮らしている。寂しい限りだよ」
と嘆いていました。
 
 浮島地区の少子化は、やはり、不便さが伴う中で、ちょっとでも便利な、地域へ若い人達が、移ってしまうという状態で、過疎化も進んでいる状況です。もともとが農村地帯である為に、浮島土地改良区を含め、有効な土地利用を考え、他へ移り住まないような施策を考えたまちづくりをしなければいけないと思います。幸い、現在、第5次富士市総合計画の策定に取り組み始めてます。多くの市民の声を集約し、浮島地区ならではのまちづくりを是非とも盛り込めるようにできればと思っています。
お疲れ気味の市長 

 市長は、本日の行政懇談会に関して、大幅な遅刻をしてきました。理由は、慈恵医大へ産婦人科医師の確保の為に、要望をしに出かけており、慈恵医大と17時に面談をし、東京からトンボ帰りをしながらの出席でした。大変な努力をしているのは分り、浮島地区の人からも、体を壊さないよう頑張ってくれと激励を受けていました。市長は、医師確保については、絶対ギブアップしないという決意の基、更に努力を続けるが、地元出身の医師に知り合いがいるようなら引き続き、情報をもらいたい事をお願いをし報告としていました。詳しい内容に関しては、ここでは避けていたのかもしれませんが、(医師確保の要望の返事は後日であると思われます)医師不足に関しては、浮島地区でも心配している事柄でした。
 多くの課題は市にも地域にもあり、住んでいたいまちにする為の努力を、今後、取り組んでいきます。
 

病院産科医確保について

 本日の全員協議会では、肩透かしにあったような感じです。議題としては、

1、富士市立高等学校改革基本構想(案)について
2、富士市立中央病院の産婦人科医確保対策について
3、消防の広域化について

以上の3点で、どれも重要な案件ですが、特に注目されていた議案として、やはり、病院問題についてだと思います。協議に始まる前に会派控室では、議運での協議事項の報告があり、、議会としても、要望書を出す事が決まった事が話されました。

会長からも

「明日、市長及び議長が慈恵医科大学に、医師確保の要望にでかけるから、どうななるかは、明日以降だな、今日はどういう説明をするのかな、気になるな」

と言う話がありました、内心、「結構、もめるんじゃない」と思いながら、病院問題の進展を期待したのですが、当局側は、以前に出された資料を説明するだけでした。議長から質疑を求められたのですが、私は誰かが必ず意見を言うと思い、固唾を飲んでいたのですが、一瞬の間が空いた時に、
議長から

「質疑がないようですので、次に移ります」

と議事を進行されてしまいました。一瞬どよめきが起きたような感じがしたのですが、何も、意見も出ず、新たな情報もないままに病院問題は終了してしまいました。心の中で「えー」と思ったのですが、次の議題に移っていました。議事終了後、先輩議員に、

「あっけなく終わってしまったのですが、いいんですか?」と尋ねると、

「明日、病院に行くという事が分かっているし、市長自体が一生懸命、今、取り組んでいる状況の中で、マスコミもいるし変な事を聞けないでしょう。明日の結果を待ってからだな。やっぱ。」

と答えてくれました。多くの人は、今、事を荒立てる事より、いかに医師を確保するかが問題で、スムーズに事が進むのを、まずは見守ろうというスタンスのようでした。しかしながら、新たな、情報はなく、ちょっと残念な感じは歪めませんでした。報道関係の方に、「議会は無関心」と取られてしまったのではないかと、ちょっと心配です。

とにかく、全協では進展はありませんでした。

 中央病院の産婦人科維持の署名が先日、市長に渡されていましたが、全部で13万余の署名が集まり、市民の関心の高さと危機感が伺えるわけですが、その署名を無にしない為にも、なんとしても、今月中に結論を出さなければいけない事柄でもあります。議会が控えていますので、明日の結果においては、一般質問において取り上げられる可能性もあると思っています。全員協議会で意見を出さなかったのですから、質問をする以上、それなりの意見を言う準備をしなければなりませんが・・・・・
 とにかく、今月は、何らかの産科医の維持確保が良い方への進展することと今後の病院のあり方は目が離せません。