学校耐震化の早期実施

 中国四川地震の大惨事において、当初より、学校施設の倒壊が取りざたされていました。子供を預かる公共施設の耐震化は、大きな注目を浴び、今回の富士市の一般質問においても、学校施設の耐震化率100%の早期実現を求める質問が3人からでます。

 県において、学校施設の耐震改修状況の調査が報告されましたが、県内の小中学校施設の耐震改修状況は、耐震化率86.4%富士市の耐震化率は85.3%、となており、今後25年までにすべて着工をし、100%とするとされています。耐震補強年次計画の中で、いつ来るかわからないと予想される、東海地震に対応する為には、計画を前倒しにしても、耐震工事を進めるべきと思っています。

 本年、私の地域の小学校でもある、須津小を始め、広見、富士南、吉永第一の4校の耐震工事の着工が始まりました。須津小の工事が始まり始めた事を、私も地元の議員として、確認に、本日行ってきました。校長先生も、本年度一杯で工事が終われば、一安心だと言ってました。
 公共施設である、学校は富士市においても、災害の避難場所ともされ、地震が起きた時にも、多くの住民が集まる場所でもあります。その場所が、倒壊していたら、避難してくる人たちも大変こまります。なにより、子供が安心して勉強する場所が安全が確保されていなければなりません。すでに耐震工事が終了している所はよいのですが、順番が後回しになってしまっている、未着工の学校は、安心できない状態が続いています。一刻も早い、実現が、今、求められている訳です。
 幸い富士市の財政状況は良好であり、必要性が迫られる耐震化には、補正予算を組んで取り組める状態であると判断できます。
 質問に登壇される3人が、当局より、良い回答を引き出せる事を楽しみに聞かせてもらいます。
 いよいよ明日から、本会議です。
「人の質問を気にするより、自分の質問をしっかりやれ!」
 ですね。