お祭りでゴジラの卵。

「エーこれ冬瓜ですか?」
「冬瓜ではないですよ、すいかです。ゴジラのたまごですよ」
「食べれるんですか?何であるんですか?」

「知らないんですか、甘いですよ。どうですか?めったに手に入りませんよ」
「でも、スイカにしては高すぎるよ」
第11回ふるさと浮島春山まつりでの会話です。木箱に入ったゴジラのたまごスイカが富士市の一番東部地域のお祭り会場で客寄せの為に売られていました。ゴジラのたまごスイカは何かのテレビで話題になっていた事は知ってたのですが、見るのは初めてです。

 ゴジラのたまごすいかは、北海道樺戸郡月形町の、たった1戸の農園が生産する変り種スイカだそうです。果肉の甘みが強いのは、この地域特有の昼夜の寒暖差に由来しており、真っ赤な果肉の糖度は11度以上でシャリとした歯ごたえがあるそうです。(食べた事が無いからわかりませんが、そういう話です)

見た目にも、大きな特徴のあるゴジラのたまごスイカは、ラグビーボールに似た縞の無い楕円形で、1玉8kg〜10kgもある大型スイカです。恐竜の卵のような形をしているため、生産者自ら『ゴジラのたまご』と名づけたそうです。
(浮島区長さんとハイポーズ!!挨拶をするとビールも進められます)

お祭りの挨拶周りを終了し、気になっていたので立ち寄るとまだ売れていません。
青年部の人に、
「荻田さん買ってよ、売れ残っちゃうよ。負けるからさ」
と言われ挨拶周りをしながら、ビールも飲んでしまっていたので多少気が大きくなり、先日15日に誕生日を迎えたのですが、ケーキも食べたわけでもなかったので、自分への誕生日プレゼントとして買わせて頂きました。(大変安くしていただけたので・・)

 買ってみたものの困ったことに冷蔵庫に入りません。去年は宮崎まで行って完熟マンゴの「太陽の卵」を食べましたが、今年は春山祭りに行ったために「ゴジラのたまご」を食べる事ができます。でも、もったいなくて木箱からもだせません。
ですから、どんなお味かは食べた時に報告いたします。

解散に伴い予定変更。

 7月21日衆議院解散、8月18日公示、8月30日投開票のスケジュールで選挙は進む事がほぼ確定し、何となく慌ただしくなってきましたが、それに伴い私自身の予定にも変更が生じてきました。

 解散前ですが、いち早い対応として、8月18日から20日まで静岡空港を利用しての予定されていた会派視察も選挙告示日と言う事で、急遽中止となりました。また、8月29日に予定されていた青年会議所の静岡ブロックシニア総会も選挙前日とあって、9月26日に延期という案内がありました。7月21日に解散後には、これからまだまだ8月の色々な予定の中止、変更、延期が出る恐れがあります。今年は選挙の多い年であるので予定が組みにくい年でもあります。市内小中学校の夏休みも23日からはじまりますが、夏休みに入っても娘には申し訳ありませんが、今年も家族でどこかへ行くという予定はなくなりました。
 連日のマスコミ報道もありますが、大きな変化が予想される中、日本はどうなるのでしょうか?国政選挙でありますが、市会議員は関係無いという訳にはいきません。
 ただでさえ暑いというのに、余計熱い夏になる事が予想されます。

気候変動と食糧問題

国際連合食糧農業機関(FAO)環境・気候変動・バイオエネルギー部の金丸秀樹氏の「気候変動と食糧問題—今後の農業、食糧生産」というセミナーを抽選で選ばれたので、東京の大手町にある日本経済新聞社本社へ行き勉強してきました。

講師の国際連合食糧農業機関FAO(Food and Agriculture Organization)とは、世界の食糧生産と分配の改善と生活向上を目的とする国際連合の専門機関の一つであり、国際的な調査に基づき、世界各国の農林水産業への勧告などを行っています。主な活動としては、世界の食糧、農林水産業に関する情報収集並びに情報提供また、政策提言をいたします。本部はローマで講師の金丸氏も一時帰国をしてのめったに聞く事が出来ない講演でもありいい機会でもありました。
 世界的な観点からの話ではありましたが、気候変動は起こっており、過去100年間で+0,74度日本は+1度と上昇速度が速くなっており、過去100年間で17センチ海上面が上昇しています。20世紀半ばから全球気温の上昇は人間活動に温室効果ガス濃度の上昇が原因であるとしています。

そのトレンド(気候、自然界、人間活動)として、「1970年代以来旱魃に見舞われる地域が増加、過去50年で寒い日が少なくなり、暑い日がおおくなった。熱波や豪雨が多くなった。20世紀後半の北半球平均気温は過去500年間のどの50年間と比べても暑かった。春が早く来るようになった。植物や動物の生息域が標高の高い方に移っている等」、が観測されています。将来の予想としては、今後20年で0,4度程度の上昇は避けられないとしています。気候変動に関する排出量の削減もポスト京都として取り組んでおり、農林水産業で緩和策が取られていますが、気温の上昇は日本の農業へも大きな影響を与え気温の上昇か2度までなら米収量は増えるが3度を超えると収量が減り始めます。また、気温の上昇による影響は果樹への影響が大きく適応策も取りにくいとされています。3度以上の気温上昇では食糧生産は減少に転じ、穀物価格は高騰し、途上国の食糧輸入依存が進み、直接人類の生活を脅かす事が考えられます。色々な緩和策や適応策も取り組んでいく話もありましたが、まとめとしては、
・気候変動は温暖化だけでなく気候システム全体が変化し自然界、人間活動に影響を及ぼし、エネルギー、運輸問題だけではなく、農業にも大きく関係している。
・農業は緩和策にも貢献でき、森林は緩和策の最重要課題の一つ。・農業は貧しい国に大きな影響を及ぼし、適応策が必要、適応策と緩和策は両立する。
・気候変動問題に関して途上国支援を強化する事で世界の食糧安全保障に努めるべきである。
・食糧問題にとって気候変動は脅威だけではなく世界が飢餓問題に真剣に取り組むチャンスである。
として、最後にこのセミナーを通じて、食糧問題について自分の生活や会社においても考えて欲しいと言ってました。
難しい内容でしたが、大きな視点で物事を考え、身近にできる活動を進める為にも、いい勉強になりました。

 日本経済新聞社の本社に初めて行ったのですが、ロビーには株式やニュース等が流され、セミナー会場はからは皇居も見える場所でもあり、つい物珍しくきょろきょろとしてしまいました。

誕生日に思う事

 本日また1つ歳が増えました。朝、鏡を見ると、頭の毛の中に白い毛が目立ちます。夜遅くまで飲んだりすると、次の日1日疲れが抜けなくなりました。友達にはもう孫が生まれたという話を聞くようになりました。なんか、もう若くないんだなあと感じてしまいますが・・・ふとある詩を思い出しました。

        「青春とは」
         サムエル・ウルマン
          邦訳:岡田 義夫
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ 人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。

私はこの詩が好きです。特に、人は信念と共に若く・・人は自信と共に若く・・希望ある限り若く・・の行は励みになります。いくつになっても青春でいられる人生を送りたいと思っています。
青春の尺度として計算式があるそうですが、

  (希望×情熱=青春度)だそうです。

私の青春度は、ゼロという事はありませんので、歳を老いても青春を楽しみたいと思っています。情熱を絶やさず、夢や希望を持って議員生活も続けていきたいです。

追伸
 誕生日の夜ですが、家族と過ごさず、静岡の地で10年前に各地域において青年会議所の理事長をやった仲間と飲みました。それぞれにいい歳の取り方をしている事が話しを聞きながら感じました。
2009年7月15日
富士市議会議員
荻田たけひと

大阪見聞録

 

 東京都議選で自民党が大敗をした7月12日に 視察ではなく、プライベートとして、仲間と厄除けを兼ねた旅行で、大阪では「すみよしさん」あるいは「すみよっさん」と呼ばれ、また毎年初詣の参拝者の多さでも有名である住吉神社へわざわざ1年の厄祓いに行ってきました。

 何故、大阪なのか、何故住吉神社へ行かなければならないのか、ですが毎年この時期になると、厄年の仲間を中心に日本全国旅行をしています。今年に関しては、選挙等があり、予定が立て難く、参加者も少なかった為に新幹線で行きやすい場所という理由で大阪になってしまいました。
(大社の前には路面電車が走っています)

海の神である住吉大社は、大漁旗が飾らており住吉大神宮ともいわれ、神社で授与される神札には「住吉大神宮」と書かれています。大阪の住吉大社、下関の住吉神社、博多の住吉神社、の三社が日本三大住吉とされている由緒正しい神社でしっかりお祓いをして頂きすっきりしました。

 夜は、宿泊先から歩いて道頓堀まで行きましたが道頓堀は、言わずと知れた大阪ミナミの繁華街で、道頓堀に沿う商店街に飲食店が集中しています。道頓堀は2、3年前にリニュアルされきれいになっており、グリコのネオンを始め、キリンプラザ大阪、かに道楽本店、づぼら屋、道頓堀ホテル、道頓堀極樂商店街など、多種多様な看板・建物の店舗があふれている場所でありますが、ネオン看板は一種のアートのような感じでもあります。

 
 思わずグリコの看板を前にポーズを取ってしまいました。しかしながら、大阪の街は、夜中になると飲食店が多いせいか、あちらこちらにゴミが捨てられている街でもあります。

大阪には一泊したのですが、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が作った大阪城を見なければ帰るわけにはいかないという意見もで、急遽、寄ってきましたが、私が今まで見てきたお城の中では一番立派なお城でもありました。堀も深く天守閣までいくまでも一苦労です。
 色々な物を食べ、色々な話をし、色々な物を見てきたのですが、議員としていく視察研修とは違いますが、それなりに自分の知識の見聞が広がります。人生を豊かにする為に色々な処へ出かける必要性は感じました。

「若き時旅せらずれば老いて物語なし」
議員をやっていると思うように時間が取れなくなっているのですが、行けるときにちょっと無理してでも行った事が後でいい思い出になります。

大阪城にて

大阪城をバックに小口先輩と一緒にハイポーズ!

ビリケン神様と共に

大阪で有名な神様ビリケンさんの足を触るとご利益があると聞いて・・・・

通天閣にて

大阪。通天閣に行ってきました

通天閣とあいりん地区


 大阪の住吉大社へ厄除けのお祓いに行ってきたのですが、途中、大阪のシンボルタワー・通天閣を見によりました。通天閣に通じるジャンジャン商店街には、あちらこちらに通天閣の守り神のビリケンが飾られ、串揚げ屋、すし屋、てっさ屋さん等多くの食べ物屋さんが連ねています。
 また、将棋文化があるのか、随所で将棋を打っている光景を目にする事ができます。

(ジャンジャン商店街) (ビリケン神様の前で) (串揚げを付けるタレ)

 道路には露天商も多く商売になっているのか不思議ではありましたが、一種独特の雰囲気を感じつつ、これが大阪なのかと思いながら、通天閣の上までいっていきました。お祭りのようなまちなかで、名物の2度付けをしてはいけない串揚げ(タレはお店によって味が違うそうですが)を堪能し、住吉大社へ行く為にJR新今宮駅に向かったのですが、途中から、だんだん道路にはごみが落ちており、変な匂いがしだし、安い宿泊施設が目につきはじめました。
 JR新今宮駅を利用しなければならなかった為にあいりん地区に来てしまったのですが、駅に近付くにつれ、道を歩いていくと、なんか怪しささえも感じてきます。ふと見るとあいりんの職安があり、「アーここがあの有名なあいりん地区の職安か」と思いましたが、職安の下には多くの人が溢れており更に異様な雰囲気がしました。
あいりん地区には路上生活者が数多く居住し、約20haの面積に3万人の人口があると言われています。そのため治安が悪いとされている地域でもあります。JR新今宮駅の北は通天閣・新世界・でんでんタウン・フェスティバルゲート・スパワールドが立ち並ぶ観光地的な町並でありますが、南のあいりん地区では路上生活者が昼間から寝ていたり、日雇労働者向けの簡易宿所(ドヤ)が密集するなどしています。また、生活保護も急増しているのは、支援活動があるなど生活しやすいためであるとされていますが、保護目的で移住する人や、他の自治体窓口で大阪までの片道の電車賃をもらい移住する人もいるなど、本来他の自治体が負担すべき生活保護費を事実上大阪市が負担しており、大阪市の生活保護費の増大・財政難の原因となっているそうです。
 通天閣からJR新今宮駅まで歩いてきたのですが、大阪文化を感じながら、大阪の光と影の部分を垣間見る事ができました。

 大阪には、日曜から行ってたのですが公務ではない珍道中でもありましたので続きはおいおい掲載します。

出張中(旅行)です。

 2日間大阪に行っていますが、視察ではありません。あくまでも、個人的な用での出張です。どこかへ行くと言うとまた、視察と言われるのですが、あくまでもプライベートで、気の合う人達と1年の厄を落としに大阪へ神社参りに行ってきます。

 視察ではありませんので、視察報告はしませんが、なにか面白い事があったらブログへ掲載します。毎日があっという間に過ぎ余裕がない生活を送っています。休みらしい休みも無かったので、6月議会も終了し、少しだけ骨休めをしてくるつもりですので悪しからず。

幸せとは。

幸せとは?
考え方や価値観は其々あると思いますが、自分が幸せになる事は、愛する人が幸せでいる事、愛するという事は、どれだけその人に尽くしてやれるかという事だと私は思います。また、幸せは他人が決める事ではなく、自分で感じる事ではないかと思います。
決して物やお金で表せる事ではないと思っています。


 7月11日(7・11セブンイレブンと覚えやすいです)に結婚の食事会に招かれ、大渕のメゾン・ド・アニヴェルセルへ夫婦で出席しました。親族が集まり食事をしながら祝福をしあったのですが、心温まる会でもありました。親族でも無い私たち夫婦は、結婚した2人を10年以上見続けてきた間柄でもあり特別に親族に混ざった中での参加をさせて頂きました。

七夕の日に入籍も写真もすでに済ませており、食事会は、形式的な挨拶はなく、結婚する本人の挨拶と私の挨拶及び乾杯で始まり、食事を堪能しながら親族の紹介がされ、和気藹藹と本人達のリードで進められていきました。結婚披露宴と言うほど大袈裟なものではなく、参加している人、すべてと会話もできる会であり、本人達は満足をしていたようですが、一番喜んでいたのは、やはりどんな形であれ2人のご両親であったと思います。特に新郎のご両親は、可愛がってきた1人息子の結婚であり、今日の日を待ち望んでいたと思われます。私達夫婦も、色々な面で関わってきたので思いはありますが、とにかく2人で力を合わせ幸せになってもらいたいと思っています。親は子供の幸せを願っています。また、結婚した子供が幸せであるという事が親の幸せにも通じる事で、結婚した2人は相手が幸せでいる事が、自分が幸せである事だと感じて欲しいです。

 幸せは心掛けが決める事だと思います。ちいさな幸せでも満足していればその人は不幸せではなく、不幸せとは、もっと幸せになりたい、もっと幸せになりたいと思っている人で、幸せとは心掛け次第で変わってくるという事です。いくら幸せであっても満足を知らなければ、いつも不幸せであると思われます。本日、結婚した2人には愛しあい、認めあい、支えあい、励ましあい、どんな小さなことでも、幸せだと感じる瞬間を多く持ってもらいたいと思っています。
偉そうなことを言っても自分がそうでなく、そういう事を忘れかけていた事を2人の結婚の食事会に参加しながら改めて感じました。

 食事会が終わった後、ロゼシアターへ母親の絵を鑑賞し、地域のお天王さんが行われていたので、慌てて戻り、お神輿を揺すった後の慰労会に参加しました。色々な処へ参加でき、忙しいと嘆くことなく、参加したり、その場所へいれるという何気ない幸せと言う事を満足しなければとつくづくと思いました。

須津山管内視察

 
 
 前日、法人会青年部の会合があり、帰りが深夜になってしまい、その上寝苦しい夜だったので寝たのが朝方でした。朝7時より夏の交通安全運動の出発式が行われたのですが、睡眠時間がほとんどないような状況でした。眠い目をこすりながら街頭指導を行った後、本日開催の富士市須津山財産委員会に出席し、須津山の管内視察に出かけました。



視察は、1日かけて、メンバーは勿論ですが、商工農林部長、林政課長及び所管職員同行で行われました。視察箇所としては、1、大棚荘、2、須津渓谷橋3、除・間伐事業個所(住所を書いたところで場所がよくわかりませんが江尾字押出尾根1037、富士岡字横渡366、富士岡字聖人山369)4、林道猪之平線開設工事場所でしたが、その他にも水害予防施設としての砂防ダムを見てきました。ほとんど前日寝てないので、移動中、気を許すと睡魔に襲われてきます。

私の地元でもある為に、大棚の滝や須津渓谷橋はよく来ていますが林道に関しては、不法投棄や山を荒らされてしまう恐れがある為に鍵をかけてあるゲートが随所にあり、車は通常入れない状況であるので勝手には見て回る事ができません。ちなみに、現在ゲートは、40か所設置されており、県の補助が50%あり、年間2か所ずつ設置をしています。(ちなみに1か所につき40万円かかるそうです)須津山管内の視察ですが、高低差があり、平野部で蒸し暑く日も差していましたが、間伐事業を行っている場所は標高800から1000メートルであり、霧に包まれた上、ひんやりと涼しい状態でした。

間伐場所は急斜面であり、間伐をしても搬出するのが困難であるような場所でもあり、間伐材の有効利用といわれますが、簡単には持ち出せない状況があります。

大棚の滝は雨季シーズンでもあるので水量も多く、間近でみても、須津渓谷橋の上から見ても見ごたえのある景色で、観光地としても十分通用するポイントでもあると思います。また、20メートル近い落差のある滝を利用すれば、小水力発電も可能な場所であると感じました。

途中砂防ダムを確認して歩いたのですが、河原において心無い人達によるバーベキューの後のゴミが散乱している場所がありました。先月も地域で下草刈りをして、きれいな場所にしているのに、残念であると共に多くの人に見てもらいたい場所でもありますが、人が来る事により、汚されてしまう恐れも感じてしまいます。

浮島釣り場公園行政視察

 磐田市の桶ケ谷沼のトンボ公園は全国的にも有名で珍しいトンボが見れる自然環境保全公園ですが、桶ケ谷沼まで行かなくても、チョウチョトンボ等の珍しいトンボが見れる場所が浮島釣り場公園です。

21年度の市長の行政視察にも含まれていましたので、地元議員として行政視察に同行させて頂きました。浮島釣り場公園はメガネ池と赤ドブ池の2つの池があり、フナやタナゴが釣れる場所として知っている方も多いと思いますが、今年になり赤ドブ池を整備するにあたり調査した結果、桶ケ谷沼に劣らないような珍しいトンボの生息地である事が判明しました。
 

絶滅機種でもあるトンボも含まれている中では、赤ドブ池は、急遽釣り場としてではなく保全公園と言う位置づけで釣りを禁止し、トンボの生息場所として保護をしていく事になっています。地域においてはすでに回覧版で釣りを禁止する旨を伝えてあります。

 市長、建設部長、都市整備部長、財政部長他、所管の課長等が公園管理のみどりの課の課長の説明で問題箇所を見て回り、今後の取り組みが検討されていましたが、東球場と隣接している公園でもあり、面的な整備も必要であるという認識を持って頂いてくれているようで、駐車場やトイレ等の設置も含め、取り組んで頂けると思っています。視察をしているとすでにたくさんのトンボが飛んでおり、チョウチョトンボやイトトンボが確認できましたが、沼にはピンク色のジャンボタニシの卵が多くみられ今後駆除も考えなければいけないと思われます。

また、うさぎが沼の周辺の原っぱにいて、多分誰かが離したのかもしれませんが、突然現れるとびっくりします。こんな身近な所に、いろいろな物が観察できる場所があるのはあまり知られてはいませんが、大切にしなければいけない場所であると思いました。

運動もでき、釣りもでき、動植物の散策ができる場所として、地域はもとより市民に愛される場所の一つとなるよう今回の行政視察の対応を期待はしています。
東部地域にはこの他にも浮島自然公園、須津渓谷にある大棚の滝、浅間古墳等の史跡等自然や歴史的な名所があります、今後、沼川を含め、大きな面として、東部の観光ルートとして位置づけ、考えてもらいたいと思っています。

七夕の日に

 7月7日は七夕でしたが、天の川は見る事はできませんでした。一説によると織姫さまと彦星さまが流す涙で雨の日になると聞いた事がありますが、やはり雨でした。子供の頃は笹の葉に思いや願い込めた短冊を飾ったのですが、最近ではあまり見かけないよう気がしますが・・・


ここの処会合の後に、バンドや歌と言ったイベントが多いです。難しい話の後の音楽会は気持ちをリラックさせてくれてよい演出でもあります。昨日も七夕の日でしたが、会合の後に、富士市出身の歌手舞弥さんのミニコンサートがありました。1.Last Night2.糸3.異邦人4.モノクロの世界で5.コンパス〜アンコール〜ピカピカの6曲を歌ったのですが透き通る声が会場に響き、立食のパーティーでしたが、聞き惚れていました。歌手の舞弥さんはデビュー前より知っていたのですが、久しぶりに歌を聴き感じたのは、随分洗練されてきたような気がします。(歌が上手くなったというより聞きやすくなったような気がしました)曲の間に話していましたが常に富士市で育ててくれた事を感謝しながら歌い続けていくと言っていました。ぜひ、小さなころから夢見て、夢を叶え歌手になった舞弥さんには、富士市出身の歌手として頑張ってもらいたいです。

 気持ちが豊かになりながら、その後、大変親しい仲間が七夕の日が誕生日であると言われていましたのでお祝いに行きました。彼は、仕事も遊びも遊びも一生懸命で多くの方に慕われている素敵な人です。でも、今更、いい年をして誕生会なんかと思いましたが、多くの仲間が集まり祝福されている姿を見ると彼の信望の厚さを感じると共に、良い歳の取り方をしているんだなと言う事をつくづく思いました。私の周りにいる仲間の中でも、自分のしたい事が出来る状況である彼は、ある意味うらやましい生き方ができている一人でもあります。
 七夕の日で其々に思いや願いがあります。
でも、なかなか思うようにいかないのが社会です。
 七夕の日に出会った2人みて、少しでも思いや願いが叶えられるような生き方ができるよう雨が降る夜空を見ながらふと思いました。
 

会社は倒産する。

 

 2009年4月の企業倒産件数1169件と11か月連続前年同月比を上回っています
 35年以上にわたり300社会社を直接指導し赤字企業の業績を回復させてきた企業再建の「名外科医」として知られるコンサルタントの井上和弘氏の講演を聞いてきました。

会場に入る前にインパクトの強い「だからあなたの会社は倒産する」という著書を渡され、それを資料にしながら話は進められていきました。著書の中には
「経営不況というものはつきものである。厳しい冬の季節は必ず廻ってくる。来るべき不況を予想しながら慎重に進む人と自分は大丈夫だと思っているノー天気な人とは経営に雲泥の差が生じる。予想をもとに、経営手法を見直しダイナミックな軌道修正をすればよい、と思うのだが、対策が遅れるかぐずぐずして手を打たないでいる経営者も少なくない」
判っていても手を打たない人も多く倒産してしまうという事例も多いのですが、会社というものは壊れやすいようにできているとし、大阪の船場の商人でよく言われている言葉で
「でんぼ(おでき)と商売は同じ、大きなものは潰れる」
「屏風と商売は同じ、広げたら倒れる」
「扇子商法で行かなきゃ。広げる事も簡単、閉じる事も簡単にしとけ」
しかしながら、先人たちの知恵を知っていても破綻していく会社は多いのが現実であります。
 井上氏は生き残るためには「たため、削れ、変えろ」と話し、すべての倒産の原因は借り過ぎであるとしながら、キーワードのオフバランスの重要性を説いていましたオフバランスとは、オフバランスシートのことで、バランスシート(貸借対照表)に載らない状態の事です。オフバランス化として資産と負債を圧縮すれば、資産が健全化されて、資産効率もよくなる。一番簡単なオフバランス化は、その資産を売却してしまうこと。オフバランス化の方法としては、債権、不動産などについては、証券化して投資家に売却するというスキームもあります。要するに会社の中の含み損を吐き出すという事です。
 会社経営について勉強になりました。私は議員ではありますが経営的感覚は持ちたいと思っています。
 多くの企業が今の時代を乗り切る為の努力をしています。
井上氏は最後に「この不況を生き残ればよい事がある。それはライバルがつぶれる。」と言っていました。

講演後のアトラクションでは、ゴスペルのショータイムがあり、研修中の重苦しい雰囲気も変わり、素晴らしい歌声を堪能でき大変良い講演会でもありました。

選挙も西高東低

「次期衆院選の前哨戦」との位置付けでもあった静岡県知事選挙の結果、新たに川勝氏が選ばれました。
 今回の静岡県知事選には、私の娘もこの3月で晴れて20歳を迎え投票権を得たので、初めての選挙に家族揃って出かけ票を投じてきました。

投票率は61,05%と前回選挙を16,56%も上回る結果となり、38年ぶりに60%を超えた事が発表されました。また、期日前投票に関しても前回の2倍を超えましたが、気になる事としては、市町村別の投票率を見ると投票率が悪い順でみると、最低が熱海市の51,08%続いて伊東市52,19%沼津市54,38%わが富士市も56,79%下から4番目で続いて御殿場市57,61%富士宮市57,66%と40位以下のワースト投票率はすべて東部の市で占められていました。よく県政について、「西高東低」と言われ東部地域に対しての施策や対策を求められていますが、色々な事を求めている割には投票率を見る限りでは、残念ながら、県民の政治意識も「西高東低」で東部地域は低いと思われます。東部地域は県内において、政令都市がない地域でもあります。
分権化が叫ばれる中で、思うように進まない実情の中では、厳しい時代であるからこそ新しいリーダーを選ぶ選挙であったので東部地域の住民はもっと関心が高くなくてはいけないような気がしました。

川勝新知事は「静岡に理想を創る」と言っていました。理想を現実化できる静岡県にして頂く事と県民の為の県政を運営して頂く事を期待しています。

政党とは関係なく本当の意味での静岡を変えていただければと思います。

空港運営は前途多難!?

 開港前に視察はしましたが、6月4日に静岡空港が開港しました。多くの問題や話題もありましたが、無事、滑走路も延長できるようになり、また、FDAによる小型機による多頻度運航も開始されます。夢と希望を載せて飛行機は飛び立ち空港は開港されましたが・・・

 現在、不況による経営状況の悪化により航空会社の地方間路線撤退・減便が相次いでおり、空港を抱えている自治体は、少ないパイを巡り地域間競争を強いられ空港維持に懸命であります。
 そんな中での静岡空港に関しては、他県が羨むほどの金銭的支援を用意し、異例な路線を確保しました。ターミナルビル使用料や夜間駐機料(ナイトスティ)の助成など本年度の予算には「空港利活用促進支援事業費」として4億7300万円を計上しています。また、JALの福岡路線限定で搭乗率70%を下回ると不足分の運賃収入(1席当り1万5800円)を補う搭乗率保証もしています。しかしながら開港して1か月位の間もない中では賑わっていると思いきや

「静岡空港:開港1週間 JAL福岡便、搭乗率67% 70%割る 
 JALによると、土日を含む7日までの搭乗率は68・5%で、平日の8、9両日も低迷した。来年3月末までに70%を下回った場合、県はJALに1%につき約3800万円を支払う計算で、仮にマイナス3%になれば1億円超を県税で補てんすることになる。」

というすでに搭乗率70%を割っているという新聞記載もありました。また、濃霧による欠航も多く、早くも減便もあると前途多難な様相を感じさせます。

 実際、地方空港を中心に国と自治体が管理する全国41空港の収支はターミナルビルを含めても減価償却後は大半の38空港が赤字を出しており、空港経営の難しさは感じます。しかし、空港本体の赤字だけを取り上げるのではなく、地域活性化への効果をもっと幅広く理解してもらうという論理もあり、それは、各地域においての社会インフラにおける「ローカルバス」と同じで、行政が運行補助するのは必要な施策と言えるのかもしれません。要するに、初めから、地方空港の運営収支の赤字は当然で運行補助は必要という理屈はまかり通っている様にも思えます。ですから、空港自体の収益というものは数字で明らかになっていく以上、空港がある事によっての利便性は本より、地域活性化としての観光振興、工業振興や企業誘致がどれだけされているのかという事は、今後、県民に数値で表す必要もあると思います。
 経営的には難しいと懸念されていた空港は作ってみたけど(あるけど)・・・・・・と言う事にならないように新たな県知事には取り組んでもらいたいものです。

来月、静岡空港を利用して北海道へ行く予定があります。空港を改めて視察(検証)してこようと思います。

山本RC会長と

新年度のRCの会長に就任した、紺屋製紙の山本社長を激励しました。

高校の総会とはいつやるのか。

 
 私が卒業した高校の卒業生で組織する団体においての役員会で、「平成21年度総会開催について」の議事で侃々諤々の議論がありました。

 それは、本年総会がお盆の期間である8月15日開催されることについて、「ここの処、総会の開催がお盆の最中に開催されているが、なぜ、お盆の時に行われるのか」と言うことが意見に出され、昨年も同様に意見が出されたのに反映されないのはどの様な事かと問い質されました。私は役員になったのは、昨年の総会以降ですので、経緯はよくわかりませんでしたが、確かに昨年、総会がお盆の8月16日に開催されました。多くの参加者はありましたが、私自身は、忙しい中で時間を作って参加した事を覚えています。意見を出された方の言い分には、
「同窓生から、なぜ、お盆の最中にやるのか、日を変えられないのかと言う意見も多く挙がっており、私自身も自分で仕事をやっているので、休みで家族や孫と顔を合わせられるのはお盆や正月位しかないので、お盆を避けてもらいたい。敢えてお盆にやる必要性は無いと思うのだが・・」
それはそれでその通りとも思いましたが、当番幹事の考え方は、
「昨年お盆の時に開催し、何かとお忙しいとは思いますが、逆にお盆である事により遠くに行っている人がお盆の時に帰省しているという事もあり実績的には400枚以上のチケットが捌けました。その実績から考えるとやはり参加しやすいと判断した為です。」
という事でした。なるほどそれはそれで納得できる事でした。
日程についてはあくまでも当番年次が決める事でありますが、そのような意見が出されている以上、例年通り簡単にお盆の最中の開催と言う訳に行かないと思われました。
 結果的には、来年の開催は会場の予約もある為に、この役員会で結論を出さなければいけないような状況でもあったので、調整を図った中で、原則として8月の第3土曜日とし、来年の予定総会日は、会場が取れればと言う条件付けで8月21日となりました。
 たかが、学校の総会の開催日と思っていたのですが、結構熱く意見が交わされたのには驚きました。今回の件で、他の学校ではいつ総会が開催されるのか気になりました
 本年の富友会の総会は8月15日(土)に開催されます。吹奏楽部50周年記念ジョイントリサイタルもあり、豪華景品も当たる抽選会もありますので、関係各位はぜひ参加してください。

 県知事選は日曜ですが、私の地域の投票場は金曜日の時点で、すでに準備されていました。ぜひとも選挙には参加してもらいたいものです。ある会場においての応援弁士の話で、「自分たちが動く事で変わる」と言っていました。1人1人の行動で政治は変わると思いますので自分達ができる事から始めましょう!!

地域包括支援センターとは


 チャレンジ7の研修において「富士市の介護保険」というテーマで介護保険課よりレクチャーを受けました。富士市の高齢化率は富士川町と合併し多少上がり、20.5%ですが県内37市町に中で29番目と県内では比較的高齢化率は低い方でもあります。

 ちなみに1番高いのは川根本町で40,75%だそうです。それに比べれば大分富士市は低い方だと言われましたが、しかしながら、高齢化が進む中では、介護は切実な問題として捉えなければなりません。介護保険は平成12年4月にスタートしましたが、理解していない部分も多くあるので勉強になりました。研修において、地域包括センターの説明がありましたが、地域包括支援センターとは、介護保険法で定められた、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関であります。センターには、保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士が置かれ、専門性を生かして相互連携しながら業務にあたっており、要支援認定を受けた者の介護予防マネジメントを行う介護予防支援事業所としても機能しています。簡単に言えば、高齢者のよろず相談所という存在で思ってくれていいと思います。
 
 富士市のケア体制として、センター・ブランチ方式をとっており、地域包括支援センターは現在4か所ありますが、地域密着型サービスを偏りを無くするため、8つのエリアに分け、2圏域ずつを担当エリアとして地域ケアに臨んむと共に11の「高齢者地域支援窓口(ブランチ)」を設置しています。
 私のすぐ家の近くには、東部地域包括支援センターがありますが、知識が乏しい私のとっては、何かの時は大変心強いと感じると共に、高齢者の介護について質問を受けた場合、気軽に相談に行ってみようと思いました。

 介護保険については、まだまだ課題も多いとされているので、次回もこの研修は続きます。私の両親も高齢でありますので、しっかり勉強し対応できるようにせねばと思いました。

議長選に立会ました。

6月議会終了日、議長が都合により辞職がされた為に議長選挙が行われました。
「立会人に4番荻田丈仁議員」と議長に指名され議長選挙の投票立会をしましたが、突然の指名でしたので驚きました。大切な議長の選出の瞬間に立ち会える機会を与えられた訳ですが・・・。

私が所属する市民クラブは、富士市議会に39人議員がいますが、11人の所属する最大会派でもあります。議長の辞職を想定した中では、議長選が行われた場合、当然、会長に投票する事が決まっていました。しかしながら、当選するには過半数の票を取らなければいけないので議長になる可能性は低いと思われていました。でも、実際、選挙になり、開票をした結果、なんと20票を獲得し議長に就任する事が決定しました。私は立会をさせてもらえた状況では、一番早く確認をできたのですが、誰が何票取ったかは、顔に出してはいけないと思い、分かった瞬間、内心、「オー会派の会長が勝ったよ」と驚きと喜びがありましたが、難しい顔をしながら席に戻りました。
 暫定の議長から、選挙結果が発表され、「小長井義正議員」と指名された時、ざわめきが起きましたが、我が会派においては、新たな一歩に値する衝撃的な出来事でもありました。20票と過半数よりたったの1票だけでしたが、他の人より上回り当選できたことは、選挙の1票の重さを感じました。
 小長井議員は議員としては4期務め、実績的にも、能力的にも非常に高い議員でもあると評価されており、その上、私が議員になってから感じた事は、強い意志を持っている方であることは会の運営を見ていてもわかりました。いずれ、議長になるべく人であるとは思っていましたが、この議会で実現できるとは思っていなかったのが本音です。
 議長になり、「現状を変えていかなければとの思いに応えるべく職責を全うする」と挨拶でも言っていましたが、大いに期待していますので力を存分に発揮してもらいたいです。
 私の会派においても歴史的??!出来事であり、その選挙に立ち会えたことはいい経験のできた議会でもありました。議長・副議長・委員会構成も決まり、6月議会はすべて終了しました。

「水道事業耐震化計画」策定へ

荻田氏は市上水道の基幹施設の、基幹管路の耐震化についてただした。鈴木市長は「厚労省から2006年度に「水道危機管理対策」07年度に「耐震化計画策定指針」が示されており、市では耐震化が効率的、有効に図られるよう今年度に「水道耐震化計画」を策定する」とした。

(6月28日 岳南朝日 掲載文)

湧水の利用 現状は不可 災害時に飲み水確保求める

荻田丈仁氏は安全・安心の水道の構築をテーマに水道施設の耐震化や簡易水道組合への対応などを取り上げ災害時おけるライフラインの確保に向けた万全の取り組みを求めた。その中、同氏はライフライン確保の線上で上水道、簡易水道に支障が生じた場合を想定し「災害時における自然湧水の活用はできないかただした。市長は大規模災害時における飲料水について「地域防災計画中の応急給水計画に基づき市民平等に提供していく」としたほか応急給水計画を補完する対策として市民に対して1日3リットルの水を最低でも3日分の備蓄を啓発、浄水機を地区班に配備していることなども報告した。

湧水の活用については「可能かどうかを水質検査機関に問い合わせた。回答は湧水は地震の後に自墳しなくなったり、濁りが生じる恐れがありその時点にならないと利用できるかどうかは不明だった」と報告、「市としては湧水を飲料水とする事は現段階では考えていない」と述べた。

(6月28日富士ニュース掲載文)

6月30日は年の臍

「6月30日は年の臍(へそ)」と言われ、1年のちょうど半ばにあたります。1年の半ばを体の真ん中にあるへそに例えての事ですが、1年の折り返しに当たる日でもあり、30日で一般質問も終了し、議会も残すところ後1日です。

議会終了後、三日市の浅間さんで行われていた、夏越の大祓いに、本格的な夏を前に災難から守ろうと思い慌てて参加しました。

 夏越の大祓いは、一年のちょうど半分の区切りに当たる6月30日に、お祓いをして罪穢れを祓い、これから迎える暑い夏を健やかにすごそうとする神事です。
 境内に大きな茅の輪(葦の葉で作った輪)を設置し、神歌を唱えてくぐり、お参りをします。茅の輪くぐりの神事は6月30日午後4時より神職と氏子総代により行われましたが、なんとなくすっきりしたような気もしました。
 多くの方が参加していましたが、茅の輪をくぐり神事が終わった後、なおらいに出、19時よりの浮島での行政懇談会に直行いたしました。

市長から「市政の課題」が話された後、浮島地区からの出された要望について、各担当課から説明がありました。継続の要望も多くあったのですが、時間はかかっても取り組んでくれるという説明でしたので、なるべく早く着手して頂きたいと思いました。要望事項には私が議会で取り上げた水害対策についてや、簡易水道の統合推進についてもありましたが、根本的な解決まではやはり時間とお金はかかるようです。2時間ぎっちりと市長を交えての行政懇談会は浮島地区の住民にとっては有意義なものでもあったと思います。区長さんからは3選目の出馬に対して、この地域の発展ももぜひ頑張って取り組んでもらいたいとエールが投げかけられていました。
 行政懇談会が終了した後、YEGの委員会が富士で開催されていたので、大変遅れて出席をしたのですが、残念ながら、帰りが午前様になってしまい1年のへその日にブログが間に合いませんでした。(気が付いたら遅い時間になってしまいました)結構忙しい日でもありました。
 あっという間に時間が過ぎていきます。1年のちょうど真ん中(へそ)ですが、お祓いも済ませてありますので残りの半分を有意義に過ごしたいものです。

 本日は常任委員会の配置換え後、6月議会が終了する予定です。
今日から7月頑張らなくっちゃ!
 

終盤です。

 議会は終盤に入りましたが、それとは別に、葬儀が続きます。涙雨が降る中、かって、三島青年会議所の同期理事長経験者のご尊父様の葬儀が執り行われました。

 

 三島の地まで行ってきたのですが、初めてみしま聖苑という三島市の施設でもある葬儀場にいきましたが、新幹線の駅から北へ15分位行った所にあり、葬儀場だけではなく、ゴミの焼却施設が隣接していました。葬儀場は小高い所に位置し、まるでゴルフ場に行くかのような場所で不便なところだなと思いましたが、火葬場が併設してあり、そのまま通夜、告別式、火葬と一体的にできる公共施設でもありました。
 議会においては後2日で終了となりますが、本日も様々な質問がだされており、興味を引いたのは、前回、私も質問した発達障害時支援の事、簡易な修善等参加登録制度、今回私が質問した、水道に関連する旧富士川の水道事業、また、なかなか決まり難くなっている町内会長について、そして、水が豊かなまちである上での、小水力発電の取り組みと眠気がなくなるほどしっかり聞く事ができました。詳細はあす以降の新聞で読んでいただければと思いますが、色々な観点や質問の仕方は今後の参考となり勉強となりました。
 葬儀で忙しかったのですが、富士市のまちの事を考える会が開催されていたので参加しましたが、厳しい意見をいわれてきました。富士市らしいまちづくりや議長の選出方法や議員の削減、また、報酬削減について、苦言を言われたのですが、議会改革でそれなりに検討している事は伝えてきました。

 特に厳しい意見を投げかけるのは、立安寺のご住職ですが、それだけ富士市に対して熱い思いがある表れであると思っています。顔も怖いし厳しい事を言うのですが、根はとっても優しいお酒の好きな方でもあります。
 県知事選も終盤ですが、誰が優勢なのかまだ分かりません。若い女性が、
「坂本九ちゃんの奥さんが出ているけど、どう?」
って聞かれましたが、坂本九ちゃんの奥様は選挙に出ていませんのでお間違えのないように、
 6月も明日で終わり、議会もあと少しで終わりです。私ももうひと踏ん張りっていう感じです。