地域包括支援センターとは


 チャレンジ7の研修において「富士市の介護保険」というテーマで介護保険課よりレクチャーを受けました。富士市の高齢化率は富士川町と合併し多少上がり、20.5%ですが県内37市町に中で29番目と県内では比較的高齢化率は低い方でもあります。

 ちなみに1番高いのは川根本町で40,75%だそうです。それに比べれば大分富士市は低い方だと言われましたが、しかしながら、高齢化が進む中では、介護は切実な問題として捉えなければなりません。介護保険は平成12年4月にスタートしましたが、理解していない部分も多くあるので勉強になりました。研修において、地域包括センターの説明がありましたが、地域包括支援センターとは、介護保険法で定められた、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関であります。センターには、保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士が置かれ、専門性を生かして相互連携しながら業務にあたっており、要支援認定を受けた者の介護予防マネジメントを行う介護予防支援事業所としても機能しています。簡単に言えば、高齢者のよろず相談所という存在で思ってくれていいと思います。
 
 富士市のケア体制として、センター・ブランチ方式をとっており、地域包括支援センターは現在4か所ありますが、地域密着型サービスを偏りを無くするため、8つのエリアに分け、2圏域ずつを担当エリアとして地域ケアに臨んむと共に11の「高齢者地域支援窓口(ブランチ)」を設置しています。
 私のすぐ家の近くには、東部地域包括支援センターがありますが、知識が乏しい私のとっては、何かの時は大変心強いと感じると共に、高齢者の介護について質問を受けた場合、気軽に相談に行ってみようと思いました。

 介護保険については、まだまだ課題も多いとされているので、次回もこの研修は続きます。私の両親も高齢でありますので、しっかり勉強し対応できるようにせねばと思いました。