国保税の改正が検討されています。

国民健康保険は、国民皆保険制度を支える最後の砦として、地域住民にとってはきわめて重要な医療保険制度です。

しかしながら、富士市の国民健康保険税対策は非常に難しい状況でもある為に実質的には、10年ぶりのプラス改正が検討されており、決まれば来年の4月1日の施行される予定です。

国民健康保険税は、国民健康保険分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の3つから成り立っており、それぞれの保険税を計算し合計したものをいいますが、保険税の算定根拠としての応能割や応益割などわかりづらい所もあり、会派で勉強会を行って頂きました。
今回の改正の趣旨としては、
・医療費の増大により保険給付費等が年々増加している事
・景気の低迷により税収が減収している事
・国保加入世帯がかつての自営業者、農業従事者から失業者、年金所得者等が中心となるなど構造的に変化していること
・平成17年度の税率改正以来、税率は6年間据え置かれている事
などが挙げられており、その結果として、財源不足を補う為に一般会計から繰り入れ金が増大しています。
このような状況から国保事業の健全運営を行う上で、重要な基盤である財源確保を図るため賦課限度額を含めた税率改正を行おうとしている訳です。
改正に伴う考え方として、昨年運営協議会において3回協議しており、基本的には、定期的な見直しを3年毎に行う事や、応能応益割を50対50に近づける方向性、また、資産割額を縮小廃止する方向で検討する事が出され、改正案が策定されています。
経済状況が厳しい中での、税率改正は、国保加入者にとっては大変には成ると思いますが、現状を考えると進めなければいけないことではありますので、国保加入者に理解をして頂く為にも議員として改正案はしっかりと検討していくつもりです。

新市立高校でキャリア教育を推進へ キャリア支援課を設置 推進組織やコーディネータも必要

キャリア教育を推進にあたり、不可欠な外部との関係については、「キャリア教育の専門家や専門機関と積極的に連携し生徒に対する指導方法の研究、職員研修などで指導を受けて行く。地域の企業や市民団体と協力関係を築き企業研究やインターンシップ事業を多角的に進めていきたい」とした。キャリア教育推進組織(協議会)、設立や企業とのパイプ役になる専門的コーディネータの確保の必要性も言及。「諸機関を繋ぐ協議会の設立については市商業労政課、市工業振興課、富士商工会議所等と連携して考えて行きたい」とした。

「ペーパースラッジって何?」

現在、紙のまちとしられる富士市には70の製紙工場があり、再生紙を作る工程で約105万トン(平成20年)のペーパースラッジが発生しています。

「ペーパースラッジ(PS)って何?」と思われる方もいると思いますが、PSは古紙を再生する時に発生する産業廃棄物です。再生紙は古紙を薬品で解かし、原料となるパルプ繊維を取り出しますが、紙にならないパルプの微細繊維や紙の表面加工等に使われている填料や顔料などの処理汚泥が発生します。そのほとんどは、排水処理工程の凝集沈殿などの処理施設により水分と汚泥に分けられ、回収されたものがペーパースラッジなのです。
古紙のリサイクルには多くのペーパースラッジが発生しますのでペーパースラッジの有効利用が促進されないと古紙のリサイクル循環はストップしてしまう恐れがあります。

現在、紙のリサイクルは良く聞きますが、もう一つのリサイクルでもあるPSの有効利用についても目を向けなければいけないことでもあります。

平成22年度版の富士市の工業に掲載されている平成20年のPSの処理については、PSとして約105万トンが発生し、その内焼却量として98,7万トン(94%)残りの6万4千トン(6%)が再利用されています。その94%の焼却量の焼却灰は、17万2千トンで再利用として16万6千トンが使われており、残りの5369トン(3%)が埋め立てにされています。
そのPSの埋め立て処分量の削減の為、製鉄保温材や有機肥料原料などとしての利用、そしてPSを焼却する事によって熱回収と減量化を図っています。また、その焼却灰については、土木用資材など様々な用途の研究開発が積極的に行われています。
中でも、PSの有効利用について今までにも、ニューセラミック(FJTライト)製造設備を完備している春日製紙工業株式会社において、新たなPSの有効利用施設として、今年の4月より廃食油を使ってのバイオマスボイラーのプラントが出来た為に、工業振興課と私の所属する会派で視察をしに行ってきました。
長くなるので視察報告は、次回にします。

堪水防除事業の延滞は納得できない!!!

平成23年の国の農業農村整備事業予算要求の概要によると、農業農村整備事業の概算要求額は、前年に比べ微増と言う事で安心していたのですが、よく聞いて見れば大変な事になりそうです。

と言うのも、前年に比べ微増している中身には、個別所得補償制度の実施の為の予算が組まれており、国庫補助金を廃止するとなっています。これは、本県にとっても影響が考えられ、国庫補助金廃止に伴もない平成23年見込み額は前年の3分の一に縮小されるとしています。このままでいくと継続中の事業の延滞、休止、新規地区の見送りはほぼ確定的でもあります。
その中で富士市の東部地域で関係する事業は、2つあり、
1つは、水害対策の為に前倒しで進めていく事を要望し続けている、堪水防除事業、(配水機場2か所・排水調整池2か所)
もう1つは、富士岡地先から中里保育園付近までの愛鷹農道整備(1,340m)
どちらの事業においても、農業基盤整備として、農業に関わる地域の方においては早急に進めて頂きたい事業であります。
(堪水防除事業概要)(当初の工事工程表)(現在の工事状況)

特に水害対策として期待される堪水防除事業に関しては、既に18900トンの調整池の工事が始まっており、山を切り開いての則面の整備が終わっています。現在は、整備された急斜面からは水の出が早くなる事が考えられ、2期工事として本体の調整池工事に一刻も早く着手してもらいたい状況です。しかしながら、事業予算が削られれば当然事業は遅れていく事ですが、他の事業と比べ、水害対策の意味合いが強い為に、財産や生命に関わる事なので、一律に事業費カットは納得のいく物でもありません。まして、3年前に、堪水防除事業の調整池が機能不全で水が出るのが早かった経緯もあり、新たな調整池は前倒ししても事業を進めて貰いたいのが地域要望でもあります。
実際、愛鷹山麓の切りたった山間の状況や、第2東名が出来た事により、より水の出が早い状況は水害被害の危険性は高く、工事延期で完成が遅れていけば、もし被害が出た場合は必ず、地域からは、この調整池の遅れは原因とされ、人災と言われる恐れが有ります。この事については、私は、昨年の6月議会でも一般質問しています。
いずれにしても、何が大切かは地域の声を反映した中で、事業費は決めて頂きたいと強く思っています。政権が変わり、マニュフェストに載っている事業費捻出のために、必要な事業までカットを考えている状況は、何としても変えて頂きたい事として声をあげるつもりです。

平成22年度富士市の匠人は・・

 

富士市技能フェスティバルが盛大にふじさんめっせで開催されました。開会式に先立ち、平成22年度のふじマイスター「匠人」に8月に認定された、造園業、望月秀晃氏からの挨拶が有りました。

富士市では、全国水準の技術・技能者に付与する市独自の称号として「ふじマイスター匠人(たくみびと)」を毎年、募集、認定していますが、本年は2人の応募があり、審査結果、造園業を39年営んできた望月さんが認定されました。じつは、望月さんは、青年会議所の大先輩でもあり、様々なまちづくり活動を進めています。富士祭りにおいての、かぐや姫絵巻も青年会議所時代にやった事業を、今では、富士祭りのフィナーレを飾る、多くの市民が参加したがるイベントにした中心人物でもあります。まちづくりには一生懸命で、大変熱い志を持つ方でもあり、「もちていのもっちゃん」と言えば知る人ぞ知る方でもあります。
望月さんの造園会社では、ランドスケープアーキテクチャーとして未来の地球環境を視野に入れ、人と自然が共生する快適で活力ある空間を創造していくとしており、様々なエクステリアのコンテストでも賞を受賞しています。私が住んでいた、原田にある永明寺の有名な庭も望月さんが手掛けたと聞いています。

匠人に認定されましたので、今まで以上に地域貢献に力を入れ、技術の伝承をしていくと思いますが、元気で素晴らしい方が選ばれたと後輩としても嬉しく思っています。
更に、富士市の為に頑張ってくれる事を期待しています。

**8月22日以降三島沼津裾野富士市富士宮、長泉町と5市1町をまたにかけ118人の被害を発生させたお騒がせ噛みつきサルが三島で10月10日に捕獲されました。
一安心です。

9月議会登壇報告

10月7日、一般質問として議会に登壇しました。
議員になってから、14回目の現在、100%登壇です。
毎回、議会での発言を、オギタ通信として、発信していますが、その原稿を作成しました。

議会報告
平成22年9月議会一般質問
「富士市立高校と変わる中での、富士市のキャリア教育の在り方について」

要旨
キャリア教育は、「子供達が仕事を通して社会に適応し、自分らしい人生を実現できる人材へ育つよう支援する教育」として、全国的に取組まれており、富士市においても小、中学校で、各学校の実情に合わせ進めているが課題もある。来年開校となる富士市立高校がキャリア教育一貫校と変わる中では、教育委員会だけの対応で無く市長部局を含んだ上で、市立高校を基軸としたキャリア教育を体系的組織的に進めていき、早急にコーディネータや協議会等の市全域で取り組める推進体制の整備を求める。

教育長答弁
市立高校ではと企業等外部との関係については、キャリア教育の専門家や専門機関と積極的に連携し地域や企業、市民団体と協力し研究、インターンシップ事業を多角的に進めていく、今後、恒久的なキャリア教育の推進組織が設立され企業等のパイプ役となるコーディネータの確保も必要と考える。
市長答弁
キャリア教育の必要性は十分認識した上で、民間の力を利用した形で産業、就労支援からも市としての取組みを検討して行く。

質問を終わって
今回のキャリア教育については、以前から取り組んでおり、先日も先進地域へ視察研究をしてきた結果、富士市のキャリア教育を進めていく上では、様々な業種の企業への職場体験や職業講話のマッチング、子供達にあったキャリア教育のプログラムを開発提供には、コーディネータや協議会の設立が急務と感じました。キャリア教育は、教育、産業、雇用と言う観点からは、地域や産業界を巻きこまなければならなく、教育界だけに任せるのではなく、産業支援、人材育成からも市長がキャリア教育を「未来のひとづくり」として位置づけた支援をしていかななければならない事であり、市立高校が変わる事が、今、キャリア教育を大きく変えるチャンスだと思っています。

1時間使って質問はしましたが、もう少し論点を整理し、引き出したい事を明確にしたかったです。
でも、キャリア教育は、私が引き続き取り組んでいくテーマでもありますので、機会があったらまた質問はしたいと思っています。

第13号のオギタ通信の内容は以上です。

おひまちと演劇

週末は、地域で五穀豊穣を祝う神嘗祭(お日待ち)が有り、浅間古墳神社、増川八幡宮神社、八幡さんと3箇所に顔をだしてきました。役員さんは、山門の飾り付けや灯篭、のぼりを立てたりしなければなりませんが、朝から雨が降っており、作業が大変だったようです。


それと同時に、浅間古墳神社に行くのには、東名高速道路の橋を渡らなければいけないのですが、10月4日からの東名高速の集中工事に伴い、東名に掛かる橋のフェンスが3箇所改修が入り始めた為に、通行止めとなり、浅間神社に行くには大変不便でもありました。毎日、お参りをしている方からも、遠回りをして、大変なので、一刻早く工事を終了してほしいと言う要望がされていました。また、おひまちの関係もあり、おひま地の時だけでも、工事箇所を開放し通れるようにできないか、道路維持課にお願いに行ったのですが、東名に掛かる工事に関しては、変更は出来ないと言われてしまいました。ですから、今年の準備は大変だったと思います。(その上雨まで降っていましたので・・)

おひまちは地域での五穀豊穣を祝って開催されるのですが、今年の猛暑により、作物の状況は良くないそうです。
神事が行われ、三日市のお浅間さんの宮司が祝詞をあげてくれたのですが、おひまちがあちらこちらで開催されており、ひっぱりだこの様で、早々に次の会場に移動していました。
雨が降って残念ではありましたが、雨が降らなければ、作物も大きくならない訳で、恵みの雨として捉えれば、良かったのかもしれないと思いました。

夜は、毎年恒例、第44回富士市総合文化祭が開催されていますので、演劇公演としてプログラムにある「歌わせたい男たち」をロゼシアターで鑑賞してきました。

たまたま、出演している方が、今、私のリーフレットを作製に関わってくれており、打ち合わせをした時に誘われました。どんな,演技をするのか興味もありましたので、議会も終了していた為に気分転換にもいいので見させてもらいました。演技もしっかりしており、セリフも長いので大変だったろうな思うと共に、最後に歌を素敵な声で歌うのですが、アカペラでの歌は練習をしなければなかなかできない事である意味感激しました。また、内容的にはちょっと難しかったのですが、それなりに面白かったです。

総合文化祭の中での演劇ですので、入場料も無料にも拘らず、会場は、空き席も目立ち、せっかく、富士市としていい物をやっているのに、もっと人が来るような市としての情報発信は必要だなと感じました。

岳チャリ???

「荻田さんお願いが有るんですが」
「エーあまり無理な事はできないよ」
「荻田さんの地域の事ですから、」
「なんなの?」
「岳チャリですよ」
「岳チャリ????」

「岳南鉄道と自転車を使って、原田から江尾まで、サイクリングですよ」
「サイクリングでなんで岳鉄なの」
「原田から江尾まで自転車で行き、帰りは、サイクルトレインとして利用するからですよ」
「岳鉄に自転車を乗せる事ができるの、面白そうだね」
「そうでしょ、ぜひ、参加してください」
「運動不足だし、最近自転車にも乗ってないから参加しようかな」
「ぜひ」
と言う事で、10月31日に青年会議所と岳南鉄道と富士常葉大学で共同してやる事業に申し込んできました。
コース的には、常葉大学の学生が作成したルートとして、
原田駅を出発して、鎧ヶ淵親水公園—竹取公園—岳南富士岡駅—浮島沼釣り場公園—岳南江尾駅の全長8キロメートルです。

私は原田で生まれ、原田で育ちました、今は、江尾駅の近くの増川に住んでいますが、設定されているコースは、自分の庭みたいな場所です。でも、日ごろの運動不足解消も兼ねて、改めて、ゆっくりと地域を見て回る事と、公共交通として岳南鉄道の利用を考えるいい機会でもあると思っています。でも、私の自転車は電動アシスト自転車なので、あまり運動にはならないかもしれませんが・・・

まだ、募集定員に余裕が有るそうですから、参加してみたらいかがですか!!!

議員だから・・・

一般質問が終わりました。毎回終わるたびに反省点は多くあります。今回も答弁の返答に合わせたつもりで、シナリオを自分なりに作成したのですが、当局答弁に多少思っていた事にズレが有った為、シナリオ通りの質問が思うようにできませんでした。

当局とのヒアリングを基にシナリオを作ったのですが、やはり、計算通りにはいかない物です。今後は、答弁された事に臨機応変に対応できるようなスタイルを取ろうと思っています。なんでも自分が思うような通りの答えが出ると思ったら大間違いだと思わなければいけません。
ただ、9月議会はヒアリングした後、登壇までの日数が有りすぎた事と、その間に様々な用事が重なっており、段々思いが変わってきてしまいました。また、登壇前に前日に会合があり、早く帰ればいいのに、食事をして帰ったら11時近くなってしまい、登壇前の資料チェックを慌ててやったのですが、かえって整理がつかなくなってしまい焦ってしまいました。
(当然ブログを書きたくても書けない状態でした)
質問なんか、やらなければ楽なのになと毎回思う事です。
そんな想いをしてまで、「何で質問するの?」と言われるかも知れませんが、言える事は、それは議員だから、当たり前の事だからです。皆さんに付託を受けた以上、どんなに忙しくても、自分に付加を掛け、様々の問題を言葉として発信するのはもちろんですが、、責任ある発言をする為に、しっかりと調査や研究をしなければいけない事は自分自身の資質の向上にも繋がる事であるからです。
今回の「富士市立高校として変わる中での、富士市のキャリア教育の在り方について」でのキャリア教育についても、自分なりに継続的に取り組んでいく課題でもありました。
でも、あれもこれもと結構重圧を感じながら取り組んでいます。
だから、質問が終わると、何となく解放された感じになります。
質問終了後の夜ですが、議会基本条例についての説明会が吉永のまちづくりセンターで開催されました。

質問が終わっていますので、じっくりと聴くことが出来ました。吉永、須津、元吉、浮島地区の町内会長さんや生涯学習、まちづくり推進会議の会長がきていましたが、議会中にも関わらず、説明をする議会改革検討委員会のメンバーには頭が下がります。でも、やはり、これも、議員が取り組んでいる議会基本条例ですので、今、必要とされる事として説明しなければいけない事であるからこそ、議員だからやらなければいけない事でもあります。
質問の報告については、じっくり書きたいのでまずは、質問が終わった事を報告だけさせて貰います。
議員だからこそ、やらなければいけない事はまだまだ沢山あります。

自殺防止対策

議会の質問において、自殺者は、世界では年間100万人近くの人が、日本では12年連続して3万人以上、富士市では50人〜60人、実際、自殺を考えている人はこの20倍の数字と言う事を聞いて改めて考えさせられました。

富士市においての、深刻な問題としては、景気後退による働き盛りの方と若い世代の自殺が増加している事です。自殺をする人の多くがその過程でうつ病やうつ状態になるといわれています。富士市では、働き盛り世代のうつ自殺予防対策として2006年度から「富士モデル事業」を実施し、不眠が続いているうつ病が疑われる人をかかりつけ医や産業医から精神科医に繋げる「紹介システム」の他「お父さん眠れてる?」のキャッチフレーズでうつへの気づきを促すキャンペーンに取り組んでいます。また、市のホームページにおいても睡眠キャンペーンを掲示し周知に努めています。
9月10日のWHO世界自殺予防デーと国の自殺予防週間あわせ、富士市でも県と司法書士会で中央図書館と富士市役所でうつ予防ために睡眠の大切さを呼びかける「睡眠キャンペーン」を実施し市民への周知を図っていました。しかしながら、自殺の予備軍でもあるうつ病は青年層が12人に1人小学生に4人に1人と言う状況は社会の構造的な問題でもあると思います。
実は最近、葬儀が有ったのですが、突然の訃報に驚いていたら、死因は自殺と聞きました。自殺は、本人だけではなく、残された家族や周りの人にとっても、大変つらく悲しい出来事です。
誰にだって、悩みや不安はあります。瞬間的に死にたくなるような思いを持つ事はあります。そんな時に声をかけらえれ我に帰る事はあると思います。誰かの声を聞く事により考え直す事もあります、富士市では、質問で求められた、24時間対応の「命の電話」は残念ながら設置は難しいようでした。

自殺防止対策としては、根本的には、やはり、働く所が有り、経済が豊かで、子供達が夢を持てるような社会でなければいけないと感じています。
命はどんなことより大切なものです。
生きてれば必ずいい事もあります。(私はそう思います)

議会再開、一般質問スタート

本日4日より、議会が再開され一般質問がスタートします。
質問項目は、医療、福祉、財政、教育、観光、災害支援、富士まつり、、市立博物館、図書館、市民サービス等々様々な各分野の質問が繰り広げられます。
それぞれに、興味深いものであり、勉強にはなります。

それとは別に、議会中ではありますが、開かれた議会、議会の活性化を進める議会基本条例の説明会も、拠点地域のまちづくりセンターでは開催されますが、私の地域では、10月7日に吉永のまちづくりセンターで行われる予定になっています。当然私も参加するつもりです。
基本条例が制定されようとしている中では、議員も資質の向上に励み、しっかりとした情報公開を進める訳でもありますので、市民の皆さんも知る権利として、議会の傍聴もしてみる事は必要であると思います。昼間の開催で傍聴できない方は、インターネットで配信されていますので、利用してみてください。

でも、実は、私はまだ、一般質問の準備が終わっていません。
ゆっくり落ち着いて考えたいのですが、思うようにいかない状況でもあり焦っています。
あれもこれもやらなければいけない中、登壇日(10月7日)までには何とか間に合わせるよう時間調整はして行くつもりです。
頑張ります!!!

議員活動を知ってもらう為に

 

新しいリーフレットを作成するにあたり打ち合わせをしましたが、今回、選挙にあまり興味のない若い人達に対してのアピールが出来るよう、大学生の梶野君を交えて若い意見を取り入れた形で作成しようと思っています。

大学生の梶野君からは政策も大切だけど、あまり政治や議員に関心が無い若い人には、議員活動そのものが一般的に何をやっているか分からないので、分かり易く知ってもらう為に、実際に議員の(ある1日)を例として載せたらどうだろうかと言う意見がでました。

確かに何をやっているかを載せるのは良いアイディアだと思いました。
議員として、議会以外に様々なお付き合いも活動としてある事は知ってもらいたい事でもあります。一般的に「議員って何をやっているの?」言う素朴な疑問はあるようですが、私自身は毎日それなりに忙しい日々を送っています。

例えば、今週末の活動はこんな具合でした。

2日、土曜日、
午前中の一般質問の原稿作成
午後2時から、ヴァイオリニスト田島優子さんのホームコンサート
午後4時かりがね祭りに行き、各種団体の出し物を見学、(母親がアロハをおどっていまいした)
午後6時かりがね祭りの開会式参加、その後、投げたいまつに参加
午後9時帰宅、

3日、日曜日
午前8時    須津川渓谷の桜ともみじの下草刈りを町内会長と共に大棚の滝へ行きました。(なれないカマを持ち疲れました)
午前11時   地区父親ソフトボールに行き、各チームを応援
午後0時    父親と母親が参加している青葉台の区民大会に参加
午後3時    リーフレット作製の打ち合わせ
午後6時    後援会女性部会の会合
午後10時   帰宅、その後ブログ作成
        
午前0時    お風呂に入ってから、明日以降の議会開催の準備をし就寝

特別今回だけ忙しいのでしょうと思う方もいるかもしれませんが、同じように日々いろいろな行事や用事が舞い込んできます。そんな活動をしていると言う事を、リーフレットに盛り込む事が出来たら、分かり易くていいなと思っていますが、でも、一体いつの日を(ある1日)にすればいいのか、またどのように載せればいいのか悩む所です。
前回とはちょっと違うリーフレットは作成するつもりでいますのでお楽しみにしてください。

出来上がるのにはまだ時間はかかりますが・・・・

 

議会傍聴の宣伝です。

 9月議会中ですが、1日、議会運営委員会が開かれ最終的な一般質問の日程が発表されました。
 今議会では、20人が通告しており、私は15番目に通告受け付けがされています。

9月17日に一般質問の通告をしてから、既に2週間近く経っていますが、予定で行くと一般質問の日数が4.5日取られている中で、初日に何人登壇するかで私の登壇予定が微妙に違ってくる為、はっきりしてから宣伝しようと思っていました。
議運での協議の結果、20人の割り振りは、議会再開の10月4日に3人、5日5人、6日5人、7日5人、8日2人となりました。ですから、15番目の私は、10月7日の2番目の登壇です。(決定です)時間的な目安は、私の前に登壇する方は恐らく論客で通っていますので、持ち時間一杯質問をすると考えられますので、10時50分位からで十分間に合うと思います。
今回の質問は、何回かブログでは書いていますが、
「富士市立高校と変わる中での、富士市のキャリア教育の在り方について」
です。
富士市において子どもたちに郷土愛を持たせ、故郷に愛着がわく人材育成は重要課題です。その為に、子供達が夢や希望を持ち将来設計が出来るような環境整備を進める為には、市立高校が変わる中で、富士市のキャリア教育を充実させていく上での大きく変えるきっかけでもあると思っています。
自分なりの想いが当局に伝わればと思っていますが、通告して2週間以上経ち、登壇まで3週間と言う日数は余裕が有りすぎて、逆に言いたい事を忘れてしまいそうです。
週明けから、議会が始まりますので、登壇に合わせ、徐々に、テンションを挙げていくつもりですので、良かったら傍聴して見てください。

10月から値上げ!

9月も今日で終わり、今までノーネクタイでのクールビズから一転して、10月1日よりネクタイ着用での議会になります。それと同時に、たばこが値上げされますが、多くの喫煙者の方が、値上げ前に大量買いをしている姿をコンビニで見かけます。

たばこの値上げは、この10年の間、2003年、2006年、2010年10月1日に増税による値上げがされています。しかしながら、値上げと共に、禁煙する方も増え10年前には喫煙者が33.6%あったのが、現在では23,9%と10%近く減っています。ですから、値上げをして税収をあげようとしても、結果的には、禁煙者が増え、税収は下がっている状況です。(それでも、1兆9734億円が今年度の税収とされています。)日本のたばこは外国に比べ安いと言われていますが、実際、外国では税率が8割で、日本の場合、今回の値上げにおいて、例えば人気のあるマイルドセブンが300円から410円になりますが、その内の64,5%の264,4円が税金であることからも、外国に比べたらまだまだ安いと言えます。税収アップの為にたばこを吸って下さいとも言えませんが、今後たばこがまだまだ値上がりする方向性は、税収を上げる事よりも国の禁煙対策と言う感じの方が強いような気がします。
私は、たばこを吸いませんので、値段がいくらになろうが気になりませんが、たばこを吸う人には切実な問題でもあります。
10月以降はたばこだけでは無く、厚生年金や自動車保険代の値上げもあり、猛暑の後は家計に厳しい秋になると言われています。
経済状況が厳しい中、一刻も早い政治の安定を進め、不況からの脱却をお願いしたいのですが、官僚を使いきれていない状況や今の世界に対しても弱腰の政府では、望みも薄いのかもしれません。
「経済と外交」、何とかしてくださいよ〜
「国民の生活が第一」「政治主導」と言ってたじゃないですか!!!!

鎮守の杜の木の伐採。

神社が有る地域において、神社は氏子さん達で管理されていると思います。神社にある木々は昔からの鎮守の杜とも言われていますが、月日が経つうちでは、木々は成長し、枝打ち等管理も氏子だけでは困難になってきている状況でもあるようです。

(道路まで木が掛かる八幡宮神社)

私の住む地域の近くに、浅間古墳神社と八幡宮神社があります。その2つの神社の八幡宮神社において、大きなクスノキが道路の方にはみ出し始めており、大型車など背丈のある車が通行できない状況でもあります。昨年より、氏子さん達も枝打ちをしていたのですが、とても手に負えない状況に頭を痛めていました。以前にも浅間古墳神社において、成長した木が道路に又掛かり、その落ち葉が道路を隔てたお茶畑に掛かると言う事で、文化振興課にお願いして木を伐採して頂いたことがあります。神社の木と言う事では簡単には切る事は出来ないとしていましたが、今の状況をほっておく訳にはいかず、相談した結果、木を切らなければいけないと言う結論に達しました。その後、みどりの課で検討して頂き、要望が通り、道路に掛かるクスノキを切って頂くことが決定した訳ですが、やはり、神社の木と言う事では、ただ切ればいいと言う事には行かず、木の伐採前に、大雨注意報が出ている28日の朝、神事が行われました。

神事の終わりに宮司から、
「神社の木々は、昔から鎮守の杜(ちんじゅのもり)と言われますが、この場合のもりは木が3っつの森ではなく、木に土と書いての杜となります。それは、神社のもりは、もうすぐおひまちで、五穀豊穣を祝う訳ですが、すべてがバランスよく成り立って豊作に繋がると言う意味からも神社のもりは、木と土が助け合って杜となっている事を表しています」と言う説明がありました。その意味から言っても、鎮守の杜の木を切るには、五穀豊穣を願う地域としては、しっかりとしたお祓いが必要なのかもしれないと改めて思いました。
(大きな木切られ、大分すっきりした感じになりました)

お祓いが終わった翌日より、木の伐採に入りましたが、大型クレーン車も入り、道路を通行止めにしての大工事??でもあります。どの様になったか、八幡さんへ行ってみたのですが、大きなクスノキは切られさっぱりとしてしまいました

10月9日におひまちが開催されますが、今までとちょっと変わったことに地域の方は気がつくでしょうか?
でも、これで、大型車も通行できるようになり、一安心です。

ハザードマップと気象情報。

台風9号による小山町の被害は大きく、今なお浸水、土砂災害を受けた住宅の復旧作業が行われており、富士市でも職員が支援に行っているそうです。私の住む地域も愛鷹山麓に位置し、地形的にも、水害や土砂災害が起きやすい場所でもあります。

土砂災害警戒区域でもある為に、防災危機管理課の職員が、各地区版の土砂災害ハザードマップを配布した中で、災害時に対しての対応の説明をしてくれました。

1、雨が強くなったら、気象情報を収集しましょう!
2、大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されたら、避難の準備を始めてください。市から避難勧告等の連絡があった場合ただちに避難しましょう!
だそうです。

現在、大雨警報などを市ごとに発表されています。
 静岡地方気象台では、平成22年5月27日から、気象警報・注意報を、市ごとに発表する事になりました。例えば、富士市に大雨による災害発生のおそれがある場合、「富士市に大雨警報」が発令されます。
 また、大雨警報の発表時には、特に警戒を必要とする「浸水害」、「土砂災害」、「浸水・土砂災害」のいずれかが明示されます。
 これは警戒を必要とする市を特定することで、より身近な情報として、市民が防災行動を今まで以上に迅速に行うことができるようになりました。

富士市からの気象情報としては、
1、 緊急時の同報無線(メールサービスがあります)
大雨警報の発表時、土砂災害警戒情報発生時、台風情報など
2、 ラジオエフ(84,4メガヘルツ)による情報提供
3、 富士市ウエブサイト、今日の天気をクリック!
富士市防災気象情報を利用して詳細情報の収集をポイント予測(時間毎の天気や雨量の予測)
レーダー(現在の雨の状況)
降水短時間予測(6時間先までの雨の予測)などが出されています。

9月ももう終わりに近づいていますが、まだまだ、台風が来る可能性はあります。
水害や土砂災害から身を守る為には、「気象の情報の収集」とは「早めの非難が」命を守ります。
自然災害はいつやってくるかわかりません。
気を付けてください。

少子化が進む中での体育祭。

 

急に涼しくなり、スポーツの秋として相応しい爽やか天候に恵まれた中で、浮島地区区民、東小学校合同体育祭が開催されました。もちろん、私も一番東に住む議員としては、参加しない訳にはいきません。

他の地域の区民体育祭と違い、小学校と一緒に合同体育祭を8年前から開催するようになりました。この地域は、富士市の東に位置し、地区としては、少子高齢化が進んでいる地域でもあります。
(優勝旗返還は区長、市民憲章唱和は小学1年生、宣誓は親子と幅広く役割があります)

特に東小学校の全校生徒数は現在、108名で年々減少して行く事に関しては地域の課題でもあります。しかしながら、小学校の運動会も兼ねて開催する事は、子供達の競技だけではなく、多くの区民の皆様も参加しなければならない為に、より多くの方が参加する体育祭となっています。その他にも、地域の保育園児や幼稚園児も加わっていますので、小さな地域ではありますが、小さな子から年配者まで地域が一丸となり、取組んでいる体育祭でもあります。
(保育園児のドリル演奏・区民の定番の順送球競技)

ですから、私の隣には敬老席がありましたが、そこでの会話は、「あれは誰の孫だとか、どこの子だとか、ありゃだれだれの嫁だよ、また、あの子は速いよ」とか出場する人達を説明してくれます。小さな地域でもあるので、1人1人の事を皆さんよく知っています。そのような意味では、多くの大人が子供に関わっており、地域で子供達を育てると言う感じでもあります。今求められている地域の連携と言う意味では、狭い地域であるがために、しっかりと図られている事は伺えます。
浮島地区の体育祭に参加して思う事は、地域の交流は基より、子供達が元気に活躍する合同体育祭は、地域にとって重要なイベントである事は間違いありません。お祭りや文化祭と様々な行事においても子供達が元気で沢山いる事は欠かせませんがやはり、子供の減少は気になります。。
 今後、東小学校の児童数の推移として5年後には80名に減少する事が予想されており、場合によっては複式学級もしなければならない状況になる恐れもあります。子供が少なくなっていく事は、地域の衰退にも繋がる恐れが有りますので、深刻な問題として考えていかなければならない事でもあります。
市でも、日本一の子育てしやすい富士市と謳っている以上、子供が増える地域となるよう、何らかの対策は求められています。
けっして、これは、この地域の問題だけではありません。

ハイハイヨチヨチレースで思い出す事

健康祭りでの人気イベントに乳幼児を対象にした、「ハイハイヨチヨチレース」があります。
ハイハイヨチヨチレースとは

1歳3カ月までの赤ちゃんが4つんばいの「ハイハイ」と立ち歩きの「ヨチヨチ」の2部門でしのぎを削る約8メートルのレースです。ハイハイレースではママさんが目の前であやす中、参加している子供はゴールを目指して進みますが、中には途中で動かなくなったり、泣き出してしまう子もいます。毎年、選手以上に真剣な母親らの応援があり、参加している子どもよりまわりが大変盛り上がります。

実は私の下の娘も参加した事が有ります。
すでに18になろうとしていますので、ですから、このイベントはもう17年前にはやっていたことになります。そう考えると歴史のあるイベントでもあります。健康祭りで、ハイハイヨチヨチレースを見ながら、娘が参加した時のことを急に懐かしく思い出しました。
確か、私の娘も出だしは良かったのですが、途中、横道にそれ、夫婦で、ゴールに来るように必死に声を掛けたり、おもちゃを振ったりしたのですが、ゴールする事が出来なかったような気がします。でも、その娘も高校3年生となりました。今は自分の進む道を考えながら、大学進学に向けての準備をしています。今まで娘は、途中で止まることなく、横道にそれる事無く、元気にそれなりに成長してくれています。(勝手にそう思っているのかもしれませんが・・・)

でも、思い出すと、娘達のヨチヨチとしていた時の可愛い時は一瞬だったような気がします。ヨチヨチレースに参加している子育てをしているお父さん、お母さん、あっという間に子どもを大きくなります。私が言うのもなんですけど、しっかりと育ててください。
気がつけば上の娘がもう大学を卒業し、今度、ここで応援に来る時は、孫の応援かもしれないとふと思ってしまいました。(まあ、結婚出来ればの話ですが、・・・)

ビッグバンドコンサート計画中!

法政大学の卒業生は、今までに40万人近くいます。富士地域においても360人の卒業生がいるとしていますが、毎年、校友会を開いても集まるのは15人ぐらいです。そのような中で今年の法政大学校友会富士支部の総会がグランド富士で開催された際に、市川支部長から新たな試みが発表されました。と言うのも、・・

10月24日に富士市のロゼシアターで明治大学の恒例のマンドリンクラブの定期演奏会が有ります。古賀メロディーを始めとする歴史あるクラブとして、私もあちらこちらで、券の購入を進められますが、いつも会場一杯の演奏会です。何より、驚かされるのは、明治大学卒業生の結束力です。
その状況を羨ましく思っていた法政大学校友会富士支部も、支部長は、今の校友会を開催しても集まらない状況を打破する為には、魅力ある校友会としていかねばならないと悩んでいました。その矢先、静岡の校友会が開かれた時、ゲストで法政大学のジャズサークルのビッグバンドを聞き、その迫力に感動し、「法政もすごいじゃないか」と富士でコンサートを開催したいと提案がなされました。
ちなみに支部長が聞いてきた法政大学のビッグバンドのニューオレンヂスウィングオーケストラ(略してニューオレ)は、法政大学に唯一のジャズ・ビッグバンドサークルで、まもなく50周年を迎える歴史あるバンドでもあり、これまでには数多くのプロを輩出しています。

その提案を聞いて、参加していた数少ない校友会メンバーも「それはいいじゃないか」と言うような感じで簡単に決まってしまったのですが、その場に居合わせた私に、
「議員がいるから来年8月に、ロゼシアターを取っといてくれ」
と言われ、
「まあ、会場は取る位なら」と簡単に考えていました。
詳しい内容も決まっていない中で、ロゼシアターへ電話で仮予約をしたい旨を伝えると、窓口でないと受け付けが出来ない事を初めて知りました。結構面倒臭いと思いながら窓口へ行くと、「ロゼへの登録はしていますか、日にちは、時間は、内容は、コンサートの名称は、有料ならチケット代は、会議室は必要か、食事はどうするか、等々」
と聞かれ、詳細が決まっていない為に改めて、出直しをしました。
冷静になって考えると何かイベントをやる事は、現在の校友会では携わる会員がいないので、大変になると言う事に気が付きました。
まして、チケット販売もしなければいけないので・・・
結局3回ロゼには通い、来年9月11日(日)にビックバンドのコンサートは実現できそうです。
まだ、時間はありますので、今後充分に検討を重ねて、成功させねばと思っています。

悪天候の中での慰霊祭。

 日本では戦後65年経ち、戦争は遠い昔の話ではあるのかもしれませんが、今ある平和はやはり、尊い犠牲の上に成り立っている事は忘れてはいけない事でもあります。

私が住む地域では、毎年秋分の日の23日は、神谷緑地公園に隣接した軍人墓地において、224の戦没者英霊の御霊に対して、合同慰霊祭が開催されます。
しかしながら、今年の慰霊祭は今までと様相が異なりました。朝から雨が降り始め、開始時刻の9時にはどしゃ降りの悪天候となってしまいました。私も議員になってから、4度目の参加ですが、このような中での慰霊祭は初めてでした。
朝出かける時にも、雷も鳴りはじめていたので、もしかして中止と思ってしまいましたが、中止の連絡もないので取りあえず、現地まで行ってみました。

すでに、多くの方が集まっており、慰霊祭は開催される事は分かりました。雨が降る中でテントに入り、
「あいにくの天気となりましたね。てっきり、中止かと思ってしまいました」
と言うと
先輩議員から、
「7〜8年前にも大雨の中、開催してるんだよ」
と慰霊祭に関しては、天候に関わらず、開催される事を教えられました。
(雨が降ろうとやりが降ろうとどんな状態でも、中止にはならないそうです)

今年の夏は特に暑い夏でした。
そのような意味では、雨が降り涼しくなり、眠っている英霊にとっては、過ごし易くなったのかもしれません。

65年の歳月は経っていますが今年の慰霊祭は、雨が降った事により、参加した人達には、印象深くなり、英霊への思いや平和の尊さを今まで以上に感じる機会となりました。
大雨の中、粛々と地域のお寺の住職達によるお経が唱えられ、祭文や追悼文が読まれ、遺族を始め、参列した人達にとっては大変でしたが、何とか慰霊祭は無事終了する事はできました。

終了と同時に、私は雨が降る中、慌てて、富士のフィランセでの健康祭りに参加をしに出かけましたが、こちらも雨天決行でした。

キャリア教育の要望が提出されました

キャリア教育推進に4年前から取り組んでいる商工会議所青年部(渡辺会長・上柳委員長)が、「富士市におけるキャリア教育の推進にかかる要望について」を市長、教育長に提出致しました。
要望内容は以下の通りです。

要望内容
「富士市における小学校・中学校・高等学校でのキャリア教育を推進する上で、全市的なフォローを行うコーディネータの体制と、一元的に意見を取りまとめる推進組織の設立が急務であり、官民一体となって推進する事を要望する。」

この要望書提出背景には、商工会議所青年部は4年前から、キャリア教育について取り組んできています。地元企業への優秀且つ地域愛を持つ人材育成は、産業界にとって重要な事とし、「将来の人材は自分達で育てなけければいけない」という考えを持ちました。そこで、現在の富士市の状況を把握分析し、先進自治体を視察した中で、今後、キャリア教育を推進していく為には、富士市のキャリア教育に必要な体制・機能を確立しなければいけない言う結論に達しました。これからキャリア教育の充実を図る上では、教育委員会だけではなく、あらゆる分野の産業や地域を巻き込んだ組織体制整備には、市として取り組む必要性が急務として要望書提出になりました。

今回、私も商工会議所青年部の会員でもありますので、行政の橋渡し役として同席をいたしました。

また、私の9月議会での一般質問の「富士市立高校として変化する中での、富士市のキャリア教育の在り方について」ですが、当局とのヒアリングもすでに終わっています。
後は登壇を待つだけとなりましたが、まさしくこの要望されている事について取り上げており、富士市のまちの将来を考えた上で質問と要望をしていくつもりです。

敬老会事業

須津地区敬老会が敬老の日の20日に東部プラザでありましたが、私は、12日須津の杜敬老会、16日浮島地区敬老会と既に出席しており、3つ目の敬老会出席となりました。

本年度より、高齢化が進む中での祝い金の該当者が増加していく対策として、市では敬老会祝い金贈呈事業の変更をしています。対象者を該当年の4月2日から翌年の4月1日生まれの80歳、85歳、90歳、95歳、100歳、の5歳おき(本年に関しては83歳も該当致します)としています。今、全国的には、消えた高齢者問題がありますが、富士市では、100歳以上の高齢者は67人ですべて確認済みであるとの事です。
全国の80歳以上の高齢者は826万人と過去最高を記録しています。
ちなみに私が参加した敬老会対象者は、
浮島地区では、75歳以上男性 71名、女性154名 合計  225名
須津地区では、75歳以上男性412名、女性731名 合計1、143名
です。
改めて、今までの地域の繁栄に対してご尽力なされてきた事には敬意を表します。

私の養父も、85歳の祝い金該当者ではありましたが、足が不自由の為、敬老会には参加できませんでした。また、養母は昨年、敬老会を前に突然倒れ、他界致しました。
敬老会でいつも思う事は、家族の願いは、いつまでも元気でいて貰う事です。

敬老会開催場所の東部プラザ周辺の田んぼでは稲刈りの真っ最中でもありますが、まだまだ日中は暑いです。高齢者の皆様は、引き続き、熱中症には十分気をつけなければなりません。

22年度須津地区地域課題

すでに須津地区において市長行政懇談会が開催されており、平成22年度須津地区の地域課題が提出されていた事に対しての回答がありました。9月議会が始まってしまい、ついつい日が過ぎていき、どこかで報告しようと思っていたのですが・・・・

須津地区から出されていた地域課題は以下の4点です。
1、 東部グランド(ソフトボール場)の管理について
要望:トイレ・駐車場・水はけ等の定期的管理と4面取れる施設だが、各地域においての管理ではなく市の一元的管理を希望する
回答:内外野は年5回、樹木は3年毎に整備しており、本年は8月に内外野の整備をし、進入路に砕石を引いたりしている。水はけについては、全面的な整備でお金が掛かるのでその都度対応したい

2、 スクミリンゴガイ(俗称:ジャンボタニシ)の駆除について
要望:被害範囲が拡大しないよう根本的対策を市でお願いしたい
回答:ジャンボタニシに有効であるとされる許認可の出ているスクミノンを適切な時期の田植えの時に水深2センチ以下に管理しスクミノンを散布するとより効果あるので進めていきたい。

3、 須津川緑地公園管理について
要望:園と隣接している軍人墓地を遺族会が高齢化して行く中では、公園として管理をお願いしたい
回答:墓地は不特定多数の利用では無い為、公園としての管理は難しい。管理しやすいよう中木等の伐採は行っていく

4、 大棚の滝を中心とした森林浴公園としての整備について
要望:バーベキュー等の利用者のゴミの持ち帰りが徹底していない中で、昨年度提案した大棚の滝周辺を森林浴公園としての観光PRについての進捗状況と今後の見通しについてどの様になっているのか聞きたい。
回答:大棚の滝の小屋周辺整備として、人工林を整備し広葉樹を植栽していく。須津川渓谷から大棚の滝が見えない所は対応しているが、今後とも来場者が利用しやすい整備を進める予定である。
( 連合会長、 遺族会会長らが要望 )( 当局は図面まで持ってきての説明です )

いずれの当局回答も、すべてが満足のできるものではありませんでしたが、どの回答にしても、その都度、不都合が生じた時に、当局へ対応を求めれば、出来る範囲の対応は約束してくれました。

当局の皆様ありがとうございます。

私はと言うと、行政懇談会は地域の人主体ですので、じっと黙って後ろで聞いていました。

ついに富士市にも・・・!????

三島市、裾野市、長泉町、沼津市と東部地域をまたにかけて、活動中と言うか逃走中の噛みつき猿が新聞、テレビのメディアに登場してから1カ月近く経ちました。三島市では、家の中に閉じ込めたら20万円の懸賞金を出すとまでしています。しかしながら、未だ捕獲が出来ていない状況の中・・・・

18日の夕方と19日の朝に家の近くの広報塔から、次のように放送されていました。
「サルの出没について、現在三島市に出没しているサルが富士市に近付いています。住まいに侵入したり、噛みついたりする恐れが有りますから十分に注意してください」
火事か行方不明の放送かと思いきや、ついに富士市にも、話題の噛みつき猿が出没の可能性が高まってきました。18日の夜、須津生涯学習会主催の区民大会の反省会と懇親会でも噛みつきサルの話題でもちきりです。
私の住む東部地域は愛鷹山麓でもありますので、普段から、サルは見かけます。サルの被害としては、農作物があらされたり、お墓の供物を持っていかれたりというのは良く聞いていますが、噛みつかれたと言う話は聞いた事はありませんでした。
話題になっているサルは、どうして人を噛むのか分かりませんが、一説には、飼われていたサルとも言われています。東部地域では、被害は拡大しています。
サルは1日20キロの移動をするそうですから、既に富士市に潜伏しているのかもしれません。
我が家では、放送を聞いて戸締りをしっかりとしなければと言っていたのですが、
「閉じ込めたら懸賞金20万円」
と言ったら、
「2階の窓をあけて、バナナでも置いてこうか」
と言うような話になりました。でも、三島市内でないと懸賞金は出ないと言う事を聞き、慌てて、しっかりと戸締りをし直しています。
くれぐれも危険ですので、一般の人は補獲を試みないでくださいとの事です。
連休に入り、なんとなく物騒です。
(でも、怖いもの見たさで話題のサルは見てみたい)

追伸:
19日午前中、西船津の東小付近にサルが現れたそうです。
現在の被害人数は、98人です。

エリマキ犬、電波犬!??


我が家ではランとななと言うオスメス2匹の柴犬を飼っていますが、ここの所忙しくて、かまってやれませんでした。
ふと、犬小屋を見るとオスのランが変な格好をさせられています。

何事かと尋ねると、動物病院に連れて行った所、大事な所(○○玉)にかぶれが生じており、舐めないように首のまわりにプラスチックの防御カバーを嵌められてしまったとのことでした。
まるで、エリマキトカゲの様な格好に驚いてしまったのですが、一体どうして大事な所がかぶれてしまったのでしょうか?人間で言うインキンタムシと言うようなものなのでしょうか?犬にもそんな病気になるのかな?とエリマキトカゲの様な犬のランを見ながら考えてしまいました。(娘はパラボラアンテナをつけているみたいだから電波犬と言っています。)

治るまで、しばらく防御カバーを外す事は出来ないようです。犬小屋に入るにも不自由しており可哀そうですが、治るまでは仕方が無いと思っています。
でも、エリマキ犬もしくは電波犬のランを散歩に連れて行くと、「どうしたの?」聞かれる訳ですが、何となく恥ずかしくて言えません。
特に女性の方には・・・・・

ちなみに9月20日から26日は動物愛護週間です。