地域医療を守る条例の研究視察。

 

議員有志でつくる地域医療研究会で島田市役所へ「島田市地域医療基本条例について」を5月2日に視察してきました。現在、地域医療研究会においても地域医療を守る上で地域医療基本条例についての研究をしています。その一環として今回の島田市役所への視察となりました。

 

島田市での条例制定に至った経緯としては医師確保が困難な状況や救急受診の医師負担を減らす為に市民団体である「島田市地域医療を支援する会」の存在が大きく、医療維持への危機意識を持った中で議会に条例制定の要望がなされ、議会で調査研究の末、議会として「条例を有効なものにしていくためには、議員発議とするよりも行政が条例を制定しそれを議会、市民団体が連携して市民の意識啓発に取り組んでいく形が良い」と言う結論の上、議会から市長に早急に条例制定に向けた検討を行うよう提言がされました。先進事例を見た上では議会が策定するという事ではなく、医療を守ると言う観点からは多くの皆様を巻き込んだ形での条例制定が重要であることをあらためて感じました。全国に同様な条例制定されている自治体があります。



引き続き630問題の改善や地域医療を守る上で条例も策定に視野に入れながらも新病院建設もありますのでいつ、何が必要かも考えながら研究をしながら研究会でも提言を進めるべきと思っています。