最年少市長誕生で思う事。

 御殿場においての市長選で県内最年少である37歳の市長が誕生しました。告示3週間前に出馬表明をし、3選を担った現職の市長に勝利した事は、驚きであると共に、地方政治も変わりつつある事を感じずにはいられません。

 聞くところによれば、従来型の決起集会等は行わず携帯メール等を駆使して、市政に関心が薄いとされている若者層への参加を呼びかけ、盤石だとみられた現職の組織力を打ち負かしたとしています。国政レベルの選挙にならなければ、地方政治においては、メディアの露出も少なく、短期間では、浸透しにくい為、流れが変わりにくいと思っていましたが、やり方によれば、地方政治においても大きな変化が出来ると言う事を実感いたしました。
 今度の選挙の勝因は、アメリカの新大統領の時や宮崎県知事の時も思いましたが、若さと変革(チェンジ)そして、分かりやすさだと思います。世界的な不況の中において、誰でもが何らかの不平や不満また不安があります。そのような意味では、少しでも、変えて頂きたいまた良くしてもらいたいと誰でも思う訳ですが、政治に無関心な人達にとっては誰がやっても変わらないと思っていると思います。その方たちに、問題点を分かりやすい言葉で、また、目にするやり方で(伝わる方法で)、知って頂く事ができればもっと政治に対しても興味を持ち、多くの人の関わりが増え、変わるのではないかと常々思っていました。また、そのような事が出来れば、と私も議員になる前から、またなってからも思っていましたが、政治というのは時間のかかる事で、少しずつ変えていかなければと思っていました。しかしながら、今回の選挙においては、短い時間で若い人たちに政策がメールで浸透していき共鳴され、結果として大きな変化をもたらした事は、私も考え方も変化させなければとは感じました。
 現在はスピードが求められています。新たな御殿場市長には、ぜひとも若くして市長になった以上は、夢や希望をかなえる政治を心掛け、主張した事を形に変えていくことを実践してもらいたいと思っています。これからが大変ではあると思いますが、変えた事によって良かった思われることができるかが問われる訳ですので、期待に応えてもらいたいと願っています。(他市の事ではありますが、頑張ってもらいたいです)

 富士市においても本年市長選があります。現市長が、出馬するかは気になるところですが、月曜に市政報告会が開かれており、鈴木市長の政治家として、20年30年先の夢を聞く事ができました。やはり、若い人でもそれなりの年の人でも夢や希望がないのは駄目であると感じています。
私自身も、しっかりと自分の思いを伝える事が出来る議員であるよう努力していくつもりです。

静岡県とセブンイレブン

 コンビニエンスストアを展開するセブンイレブン・ジャパンと静岡県は、地域活性化に向けた包括連携協定を県庁で22日結びました。

 協定の商品販売の取り決めだけではなく、地域防災や青少年健全育成への参加、大規模災害時の生活必需物資調達など10項目に渡り、テレビを始め多くのメディアにおいて、取り上げられました。

(締結記念フェアのチラシ)(食育応援幕の内弁当)(富士宮やきそば)

この県と協定を記念して、23日より1カ月間セブンイレブンの県内全店舗で「大好き!静岡!うまいものフェア」を開催しています。食の安全安心の面でも地元食材の関心は高いとし、静岡県の食育を応援する桜エビやシラスを活かした静岡食育応援幕の内、富士宮焼きそば学会公認商品富士宮やきそば、クラウンメロンパン等9商品が販売され、今後も静岡県の特産物を使用した商品が続々と売り出されていきます。
 現在、セブンイレブンは静岡県に店舗数が448店あり、毎日約50万人の来店があります。この協定が結ばれたことにより、県内食材を活かした「地産地消」の弁当販売や県政情報の発信に更に力を入れて行くとしています。
 地域においてもセブンイレブンは、コンビニの先駆けとして、「開いてて、良かった」というフレーズですでに30年以上経ちましたが、24時間年中無休と言う形態は当たり前となっており、無くてはならないお店として認知され、防犯面や環境活動、また、行政の業務の一部の収納業務できるようにもなっており、今後、益々多くの連携が必要とされると思われます。
 県が連携協定を結んでいる以上、今後、各自治体においても連携を進める為にも何らか動きがあるのかも知れないと思っています。

 

富士発・女と男のフォーラム


「女性も男性も、生きやすい社会にするために」
〜政治参画の手法「パリテ」を考える〜
というシンポジュームがきらり交流会議主催でフィランセで、13日の夜、開催されていました。市会議員を交えてのパネルディスカッションもあったので、応援を兼ねて勉強させてもらいに参加をいたしました。

このシンポジュームに関しては、男女共同参画社会をすすめているきらり交流会議の定期的に行われている事業の「富士発・女と男のフォーラム」の一環として開催されており、今回は女性の政治参画が遅れている現状について、フランスで、2000年に制定された男女の完全なる平等として男女同数の比率にする選挙制度のパリテ法を勉強した中で、人類の半分が女性である状況を踏まえ、今後、女性も政治の世界へ進んで入ってくことを推進して行く為にも男性市議を交えパネルディスカッションが行われました。
 男性市議の代表として、男女共同参画課の所管委員会である、総務委員会の太田委員長と米山副委員長が選ばれ、男性議員としての意見を発表していました。

 私個人的な考え方としては、女性の社会進出の遅れに関しては、どうしても、女性は結婚により、子育てをしていくのが比重を占めてしまい、子育てにおいての家庭生活や子供を持ちながら職業生活や社会生活を両立させながらの家庭生活の責任が果たしにくい現状があると思っています。その改善に向け多くの施策が取られ始めていますが、しかしながら、その施策に関しても不十分である為に、更にそれを進めていく上でも、女性の立場としての代弁できる女性議員の数の必要性はあると考えられます。男性でも女性の事がわかる議員もいるとは思いますが、やはり、女性の視点や感覚は分からない部分もあると思われます。
 フランスもけっして男女平等社会ではありませんが、パリテ法が導入された経緯は、日本でも進められているクォータ制(割り当て)という手法は違憲であるという判断がされた為に、民主主義の観点から完全なる平等であるパリテ法が採用されたと聞いています。しかしながら日本では、まだ、男性中心の議会運営がされており、女性の政治参画が遅れてはいるものの、現状ではいきなりのパリテでは受け入れられずやはり、クォータ制の導入を考える方が得策であると思っています。それと同時に、今後の環境変化に伴い、女性の政治参加もそうですが、政治意識の向上を図るためには、選挙権を18歳からにするとか多くの意見を聞き入れるためにも、被選挙権の引き下げも考える必要性がある事がらだと思っています。実際、学生が政治家になっている国もあります。
 ディスカッションでの結論は、男性にとっても、女性にとっても意見が反映される住みやすい社会にする事が大切であると締めくくられていました。
 ちなみに私の家庭は4人家族で女性が妻と娘2人、男性は私1人の為に1対3で女性比率75%と圧倒的に女性に支配された生活を余儀なくされています。少数派の男性として意見はあまり反映されていません。完全なる平等になる為には、あと男の子が2人必要となり、私の家ではパリテは成り立っていません。
 

タクシーの防犯は?

 年末年始で、飲む機会が多く帰る手段として、タクシーを利用しています。昨年、中国の嘉興市へ行った時、タクシーを何回か利用したのですが、運転席と客席の間には、天井までの仕切りがあり、運転席をプラスチックの透明な板がはられていたり、鉄格子のような仕切りがされ、運転席には手を出せないよう形になっていました。

 中国で最初にタクシーを利用した時は、日本のタクシーと違い、なんでこんな仕切りをしなければいけないのかなと不思議に思いました。街を離れれば、真っ暗闇の中国では、日本に比べ貧富の差が激しく治安が悪いので、運転手さんが襲われないような措置だとは思ったのですが、過剰な措置にはちょっと抵抗も感じた訳です。
 しかしながら、近年、日本でもタクシーにおいての強盗や、また、理不尽なお客さんの暴力やトラブルが増えている現状では、密室の安全を確保する為に、仕切り版やカメラの設置が必要となってきていることがテレビで報道されていました。特に問題となっている大都市においての仕切り板の設置状況は、東京では78%、大阪では18%と東京に比べ、トラブルが多そうな大阪において設置が少ないのは驚きました。昨日、タクシー強盗が発生し死亡者もでている大阪では、橋本知事が、府警の防犯強化予算を増やし、今後の防犯面からも仕切り板の設置状況を促していくとしています。経済状況が厳しくなれば犯罪は増えるとされていますが、密室となってしまうタクシーにおいては、防犯体制として、少なくても防犯仕切りをつけて身の安全を確保しなければいけない状況になってきたようです。
 富士市において、仕切り板を付けたタクシーを気にした事はなかったのですが、どのようになっているか今度知り合いのタクシー協会の会長さんに聞いて見ようと思っています。
でも、なんとなく、タクシー運転手と隔離されているようで、会話も楽しめませんし、信頼関係が無いようで、タクシーに乗るのが少なくなるような気もしますが・・・・まあ残念な事だとは思いますが、運転手さんの安全を考えたらしょうがないことかもしれません。
追伸

タクシー協会の会長さんから話が聴けました。

富士市の場合、大渕でタクシーでの殺人事件があった後、警察の指導により、仕切り板を全車に着けるよう指導があり、小型車には100%付けているそうです。しかしながら、運転手側の仕切り板が多い為、現在の状況では、不完全だとされ、カメラの搭載や、助手席側の仕切り板の設置も促されていますがそこまでは、経済的に手が回っていないのが現状です。

実は、私、タクシーには乗っていたのですが、酔っているせいか仕切り板がついていたのにはあまり気が付きませんでした。

先行き不透明

 5日より多くの企業がまた市役所の仕事が動き出しました。国会も異例の松の内での召集の基にスタート致しました。経済情勢が気になるのですが、今年の株式市場は・・・・

 今年最初の取引「大発会」を迎えた、東京株式市場では、日経平均株価の終値は昨年末やり183円56銭高い9043円をつけ、約2か月ぶりに9000円台を回復しました。しかしながら、ご祝儀相場でもあり、世界景気の後退と企業業績の悪化は今後も続くとされ株価低迷が長期化するとされる見方が強いようです。
 先行きが不透明の要因には、輸出依存度の高い日本経済にとって世界景気の回復は株価上昇の前提条件でありますが、金融危機の震源地である米国経済はビッグ3の再建問題や雇用環境の悪化など難題に直面したままであり、日本国内経済においても、政治の混乱や原油価格の変動も安定されていません。5日より開会した通常国会で第2次補正予算案の成立が遅れ、麻生政権の迷走ぶりが露呈されれば日本株は売られ、原油価格にしても、イスラエルのガザ侵攻など中東情勢が緊迫する中では再び上昇に転じる恐れもあります。また、急激な円高が進めば、更なる株安を引き起こす要因となります。今年の経済状況は不安定極まりない状態であります。
 麻生総理の「安心 活力」と言う、安心して暮らせ、活力ある日本という思いを込めた言葉の書初めが発表されていましたが、パフォーマンスでなく、本当に実現に向けて、力を発揮して頂かなければ支持率は更に下がっていくと思います。

先行きは見えないのですが、商売の神様が奉られている毘沙門さんの高橋上人が言っていました。
「今は未曽有の危機と言われている。忍び耐えられる人こそ人生の勝者である。
耐えよう。春の来ない冬はない。必ず桜花咲く春は来るから。」 
 と言う年頭の言葉の「耐」と言う言葉の方が、私にはピンときました。
 どうなるか分からない先行きは見えない中で、多くの方が生き残るために必死である事を、更に議員も行政の方も感じなけらばならないと思っています。
(お正月なのに返って疲れが溜まり、葬式や同窓会にでて、帰ってきたら、ぐったりで気がついたら、真夜中になっていました。体の調子を崩さないよう、議員活動に取り組まなければとブロクを打ちながら感じています)
 

今年もありがとうございました

 2008年も今日で終わります。一年間今年もありがとうござしました。
 議員として2年目を迎え、自分なりに一生懸命、議員活動を行ってきました。また、多くの勉強もさせて頂けた年でもありました。

 幸いな事に大きな怪我や病気もなく、議会も休むことなく、すべての議会で登壇も出来、元気に一年過ごせたことは本当にありがたく、良い年でもあったと思います。また、初めての海外視察として、富士市の友好都市である、中国の嘉興市へ行けた事も有意義でありました。
 今後とも、議員としての資質向上を務め、しっかりしたチェック機関としての役割を担い、地域の為、富士市の為、自分ができる事を、焦らず、急がず、地道でもコツコツとさらに取り組んでいくつもりでいます。また、色々な形で、情報発信をし、議員というものを皆さんに知って頂いた上で、活動ができればと思っています。
 

自分で選んだ道ですので、苦労や悩みはありますが、周りに支えられて活動ができているという事を忘れずに、自分のスタイルを確立できるよう来年もがんばります。

食の安全。

 

 
東部土地改良区には、師走の忙しい時ですが、多くの人が富士山を撮影に来ています。
 
 神戸や横浜と他県のナンバーの車が目立ちますが、年末、年始にかけて、富士山がきれいに見える時期には、車が並んでいます。

 東部土地改良区は、富士山がきれいに見える場所ではありますが、最近、気になる看板が設置され始めていました。
 それは「うみゃーお米を作ってる!」という米粒に顔が書いてある看板です。
 
 東部土地改良区においては、昨年、私が議会でも取り上げたのですが、農地・水・環境保全事業として、農家・企業・地域・学校等が連携して、富士山ふもとの里を守る会が立ち上げられ、この地域の営農活動を推進しています。少しづつではありますが、活動が始まっているようで、この看板も活動の一環として立てられたものであると思われます。うみゃー米が作られていると書かれていると、なんか食べてみたいなと言う気になりますが、富士山がきれいに見える場所で、景観的にも、素晴らしい場所で作られているお米、(例えば、パッケージに富士山の麓の田んぼ)というPRをすれば、脚光を浴びてもっと売れるんじゃないかなと思ったりもしています。
 
 食品の安全・安心と言う事を今年は考えさせられる事が多くありました。産地偽装、ブランド偽装、賞味期間の改ざん、事故米の不正転売と食に関する不安は大きく、食べる物の信頼は著しく損なわれた年でもあったような気がします。食料自給率も40%にも満たない現在、しきりに地産地消が叫ばれています。 
 

 地域においても、農家やJAが連携して、産直市も開かれており、私も、新鮮で顔が見える商品が買えるということで、須津や浮島の産直市に顔を出しています。地域住民にとっても、身近で安心・安全な地場の食が買えるということでは、素晴らしいことであると思っています。また、もっともっと、多くの人が利用をし、地域の農業が見直され、農業従事者にとっても、励みになるようになればいいと感じています。
 
 食の安全について、改めて、年の瀬の忙しい時期ではありますが、東部土地改良区の中を車を走らせながら、感じました。

夢と希望の富士リトル

 景気後退が進む中で、不安か広がる中においても、富士市にとってうれしい事柄があります。

今年、富士市出身のプロ野球選手が2人誕生いたしました。

横浜ベイスターズへ岳陽中出身の山崎憲晴君、
日本ハムファイターズへ吉原3中出身の土屋健二君

2人が誕生するきっかけとなった、富士リトルリーグが中心となり、プロ野球入団を祝い、多くの関係者が集まり、盛大に、激励会が開催されました。
 富士リトルリーグは、JCが33年前、青少年の健全育成とスポーツを通じた仲間づくりを進めるために、市より河川敷にJCグラウンドとして借受、グラウンドを整備、硬式野球チームの富士リトルリーグを立ち上げ、今まで、形は変えてきてはいるものの、支援を続けてきています。そのリトルから、プロ野球選手が誕生する事は、JCに携わってきている多くのメンバーも期待と夢を膨らませています。
 かって私も(20年くらい前に)、先輩達が立ち上げた河川敷の富士山が本当にきれいに見える場所のJCグランドに行き、メンバーと石を拾い、草をむしったり、ローラーをかけたりして子供達の野球のやりやすい環境を整備した事を覚えています。そのグランドで練習してきたリトルのメンバーから、プロへ入団する事が決まり、JCのメンバーも感激しており、多くのメンバーも激励会に参加していました。
 激励をする教育長  ・  恩師の戸栗先生 ・ リトルの後輩達

 私は、2人の選手とは少なからず関係があります。山崎君に関しては、山崎君のお母様と中学のクラスメートでもあります。また、山崎君の叔父さんとは、仕事の関係で20年以上の付き合いをさせてもらって彼の活躍は、常々聞かされていました。また、土屋君に関して、私の出身である、原田小、吉原3中と学校の後輩にもあたります。その、2人がプロになる訳ですから、私も最近、野球を見なくなりつつあったのですが、これからは嫌が上でも、テレビと新聞のプロ野球に関する事は、見続けるつもりでいます。
山崎選手とお母様と一緒に

 山崎君のお母様とは久し振りに話をしましたが、それなりに苦労をしながら、ようやく夢の第一歩が踏み出せた事を、中学のクラスメートとしても祝福をさせていただきました。
しかしながら、あくまでも、プロに入るのが目的ではなく、入ってから、結果をだし、多くの人に知られる選手として活躍してもらわなければなりません。プロとしての、結果が求められる以上、更に努力をしながら、怪我をせず、頑張ってもらいたいです。
 2人のプロへの入団は、富士リトルで野球をやっている子供達の誇りでもあり、努力すれば夢は叶う事を証明してくれ、更に将来への希望を与えてくれました。その2人の功績は大きいです。
 しかしながら、それを支えている皆様がいると言う事は忘れないでください。
 今後、日本一富士山の見えるグランドで第2、第3の、山崎君や土屋君が排出される事を望みます。

課題提出締切日

 県主催の第7期まちづくりリーダー養成講座に今年参加しているのですが、終了証を頂くには、現地視察をした場所の感想レポートを提出しなければなりません。本日が21日の日曜日が締切日でした。

 議会会期中の為、後回しにしていたのですが、一般質問も終了したので、取り掛かり始めました。今年は特に慌ただしく、多くの外出する機会に恵まれています。でも、忙しいと言って、途中で投げ出したりしたら、他の方々に、なんて言われるかわからないと思いなんとしても、提出いたします。
 もっと真面目に取り組みたいのですが、なかなか時間がとれず、最終の現地視察として、西のはずれの関所の街、新居町への視察を苦労しながら時間をとり、現地視察にも参加してきました。視察終了後すぐに課題に取り組めばよかったのですが、悪い癖でまだ時間があると思い、つい後回しにしてしまいました。気がついたら締切ま近、子供の時の宿題に追われていた状態がこの年になって同じことを相変わらず繰り返しています。(子供に偉そうなことを言えません)
 視察したのが11月22日でしたので、記憶も薄れてきていたのですが、資料と当日参加しての感想はすでに書いてあったのでそんなに苦労はせず、無事、課題は内容はともかく出来上がりました。しかし、心配なのは、電子会議の為、メールでレポートを提出いたしますが届いているのか不安です。メール送信はしたものの、私には届いているのか確認ができません。出欠席もそうですが、不安があるのでメールで送信した後は、電話で確認を再度取ったりしているのですが、本日は県の職員方もお休みでしょうから、確認のしようがありません。本日の締切日にせっかく書いたレポートが届いていなくて、落第したらどうしようと不安になっています。
 ギリギリに出す方も悪いのですが、休みの日が締め切りと言うのは心臓に悪いから、変えてもらいたいと今度、県の方にあったら提案してみようかなと虫のいい事を勝手に思っています。
 (何度か催促のメールが来ていたので、県の方からは多分もっと早く提出してくださいと言われのがわかっていますが・・・)

もっと勉強と工夫をせねば。

 12月22日まで議会での一般質問はあります。私はすでに18日の午後17時10分からの登壇をいたしました。すでに6人の一般質問が終わっている中では、長時間の議会に多くの議員も疲れ気味の中での一般質問となりました。

 自分なりに取り組んできたのですが、今回の一般質問においては、反省することが多くありました。まず一点として、当局答弁に対しての、質問に対して、自分の思いを話過ぎた事です。最初でつまづきがあったのですが、なかなか伝わらない部分に時間を取られ、思うように質問をする事ができずに話の組立が狂い、用意していた質問を出せずに、答えを引き出すことができないまま、目的の部分に到達するまでに至らなかった部分がありました。
 2点目として、欲張って2項目の質問をだしたのですが、2項目目の「さらなる緊急経済対策の取り組みについて」に関しては、商工会議所、職安、信用保証協会、金融機関に足を運び、自分なりに勉強をしてきたのですが、時間的に余裕がなくなってしまい勉強してきた事についての質問をしたいところまで行きつけなかったことです。時間配分ともっと間欠に説明よりも質問を投げかけた中で、当局側のお答えを引き出せなかったことです。
 いずれにしても、思うような展開にはならずに、また、当局の人達に考えている事が、伝わらなかったなというのが正直な気持ちです。今回の事の反省点を次に活かすためにもっと工夫をしなければなりません。質問ですから、相手になるべくしゃべらすというスタイルを次から考えるつもりでいます。また、取り組む題材によっても、内容が広がりすぎる恐れがある為に質問項目も絞り込む必要があります。自分の考えよりも、当局の考えを、知ってもらえるような一般質問ができるよう次は取り組みたいと思いました。
 なかなか、自分のスタイルが確立できなくて苦労しています。
 それから、今回、自転車市役所へ行ったのですが、質問する順番が最後であったので、肉体的にも疲労が蓄積しており、質問が終わった後はぐったりとしてしまいました。
 反省は反省として次回へ活かすつもりでいます。

 議会はまだ続いていますので、他の議員のよい所をもっと勉強せねばと思っています。

車が中々止められない施設。

 富士市においての公共施設で、利用の際、いつも駐車場が施設利用者にとって明らかに足りないと私が思う施設が2つあります。(他にもあるかもしれませんが、私にとって利用するに当たり、車が中々止められない施設です。利用する時困っています)

 市の施設ではありませんが、横割にある社会保険事務所と吉原の職業安定所です。利用者の中には、駐車違反で切符を切られた方も多いはずです。
 先日も年金について、社会保険事務所に行ったのですが、車が止められません。多くの方が、年金について相談や確認に来ているようです。場所は分かりづらく、また、駅から離れており、車で来られる方がほとんどであると思われますが、止める事が出来ないので不便を感じます。
 もう一つの職安に関しては、失業者の就職斡旋は勿論ですが、次の仕事が見つかるまでの失業者の雇用保険の支給業務等、現在、多くの求職者が利用していると共に、企業関係者が雇用保険への加入手続き等で訪れています。しかしながら、利用者の人数の多さに比べ、駐車場が足りません。いつ行っても、駐車場は一杯で、近くの銀行に止めたり、有料駐車場に入りたりしなければなりません。また、駐車場に入れられないと、駐車場からでると一方通行ですので、職安に戻るには、ぐるっと回ってこなければ職安に戻ってこれないという厄介な場所でもあります。職安という施設を利用する方の多くは、失業者も多く、有料駐車場に入れたりするのも抵抗があると思います。昨日も一般質問を行う景気後退に伴う中で、雇用促進について所長にヒアリングに行ってきました。車が止められないというイメージがあり、どうしようかと思いましたが、最初から近くの有料駐車場に入れました。市の施設ではないので市役所には要望は出せないのですが、ますます失業者が増加傾向が進む中では、利用者に対して駐車場の整備が必要であると感じます。職安の所長もその辺の事は十分承知のようで、お会いするとまず始めに、車が止められたかどうかの確認をしてきました。所長も駐車場については頭を痛めていました。
 いずれにしても、市の持ち物ではないのですが、富士市にある施設として、市民が利用しやすい場所になる事を望みます。(何かいい支援はないか考えています)もっとも、職安に関しては、失業者が少なくなり、職安自体の利用が少ない街になるのが理想でしょうけど・・・・
余談ですけど、昨日、勉強させてもらったのですが、職安の所長は非常に人当たりの良い感じのよいかたでした。

感動です!!!

昔、高校生の頃だと思いますが、悪たれてた時があり、母親と喧嘩して
「うるせーあんたの言う事なんか聞けねーよ」、
「親の言う事も聞けないあんたなんか、生まなければよかったよ」
と言われた時に、売り言葉に買い言葉で
「生んでくれとは頼んでねーよ」
と言った事があった時がありました。

母親は覚えているかどうか分かりませんが、昨日、知り合いの方の結婚式に出た時、ふと思い出しました。
私は今まで、子供は親を選べないとずーと思っていました。でも、この結婚式に出席して、花嫁が両親へ贈る言葉を聞いて、強く胸を撃たれました。 
花嫁は、遠く離れた大分県の国東半島約6キロにある伝説の島姫島より富士市にお嫁に来ました。父は島で漁師をし、必死に子供を育て大学まで行かせてくれました。
 娘は島1番の器量と頭の良さを持っており、高校も大分で1番の学校に入れる能力もありましたが、島にいる両親を置いて遠くの高校に行く事はしませんでした。(仲人さんが言ってました)
漁師と言う危険な仕事を選んだ父が、漁に出掛ける時は、「いってらっしゃい」と言いながら、漁に出掛けたら、もしかしたらもう帰ってこないかもしれない。これっきりあえないかもしれないと言う思いが子供心にあったそうです。そんな思いがあった為に両親とは離れられず高校は島で暮らしました。その後、自分の可能性を試したくて、九州の国立大学には受かったものの、東京の私立大学に進学しました。離れて暮らし東京で就職そして、転勤して仙台へ行き、今回結婚した、富士市の某お菓子屋さんの後継ぎの家へ嫁いできました。彼女の仕事は経営のコンサルタントで多くの企業の面倒をみる先生という肩書ももっている有能な女性です。でも、縁があって、仙台で知り合い、富士市に来ます。何億分の一の不思議な出会いです。(姫島の伝説になるような話です)
 でも、その出会いができたのも、彼女が、姫島で漁師をやっている両親に育ててもらったからです。彼女は両親にいいました。
「子供は親を選んで生まれてくる。の言葉通り、私も姫島の父、母を選んで生まれてきた。責任を持って育ててくれてありがとう」
私はそれを聞いて、涙が出てきました。素晴らしい言葉を言う素敵な女性だと感激しました。
新郎の父も涙を流していました。「親が勝手に産むのではなく、自分で親を選んで生まれてきた。」子供は胎内にいる時から親を選んでいるそうです。なんか、急に、自分が今の親を選んで生まれてきて、育ててくれ、また、自分の子供も私を選んで生まれてきてくれたのかと思ったら、育てる勇気が湧き、胸が熱くなりました。その言葉に出会えた事に感動です。
 と言う事で、昔、悪たれて言った「生んでくれと頼んでねーよ」と言った事が恥ずかしく、急に申し訳なく思いだされた訳です。
  ヨン様ケーキ・  鏡割だけでも何十人と前に出ます・  人・ 人の出席者

 新郎はお菓子界のヨン様と呼ばれる程の、素敵な男性で、きっと幸せにしてくれると思います。お菓子界のヨン様が彼女を選んだ理由は、
「同じ学びができる伴侶」
と言う事です。素晴らしい理由を聞いて、また、感動です。
(ふと、私の選んだ理由は何だっけかなと思いましたが、もう昔の事で明確な理由は忘れてしまいました)
でも、300人以上出席の大結婚式は5時間近くかかり、ちょっと、ぐったりしてしまいました。

経済の話題は何処でも出ます。

 

3日間の決算特別委員会での、一般会計及び特別会計の議案審査はようやく終了いたしました。連日、外が真っ暗になっても、議案について、質疑がだされ、3日間市役所へ缶詰状態でした。
(かなりのボリュームがありました)

19年度の財務分析指標からみると、財政力の総合的指数は、1.169と前年度より上昇し、堅調な財政を示しています。しかしながら、富士市においての法人税に関しては大幅な減少があり、今後この推移には十分注意しなけばならないと考えられます。

 現在、景況感は最悪の中、主要景気指数にもはっきりと表れており、鉱工業生産、求人倍率、消費支出とも悪化し、100年に1度の不況に見舞われ始めており製造工業生産予想指数によると、減少率は、石油ショックの時を上回る歴史的な減産となり企業の設備投資意欲も衰える傾向にあり、企業活動がどこまで停滞するのか予想ができにくく、雇用状況も悪くなることにより、市民生活にも大きな影響を及ぼすことが考えられてます。
 いろいろな会合に行っても、景気悪化による減収傾向の話がなされ、資金繰りについて苦労されているのが現状です。

 昨日も、決算委員会終了後、銀行の集まりを始め3つの会合がありましたが、銀行の会合は勿論のこと、どこの会にいっても、この不況をいかに乗り越えるかが挨拶にあります。
また、異業種の集まりの会合にも出席したのですが、やはり、挨拶に出てくることは、景気、経済についての話でした。その中で、出席していた富士宮の市長の挨拶では
「国が行う、定額給付2兆円に関しては、おそらく、富士宮で、20億余のお金が交付されると思うが、効果的な景気対策につながるように各自治体の裁量で自由に使えるようにしてもらえるような形にしてもらいたい」
と言う話が出ていました。経済対策については、国の施策を待つばかりでなく、市としての独自の対策も考えていかなければならないと思っています。

銀行の会合の締めでは、
「万歳三唱で締めくくろうと思いましたが、企業が万歳してしまったら終わりですので、銀行においては貸し渋り貸し剥がしがないよう資金繰りをお願いして3本締めで終わりとします」
と某企業の社長が挨拶をしていました。企業があって雇用があり、仕事があり、給料が支払われます。経済対策は大切なことであるとあちらこちらの会合にでて、痛感しています。

銀行の会合において、抽選会があり、当たりました。最近、抽選会があると、なぜか、よく当たります。色々なものが当たるのはうれしいのですが、運を使い切ってしまっているようで、微妙に不安も感じます。

 

線は簡単にはひけません。

「議員さん、家の近くの道路の出口、出会い頭の事故が多いので、停止線と止まれを道路に書いてくれないかな」
「通学で自転車を使っているのだけど、車が多くて横断歩道がなくて困っているの」
最近そんな要望がよく言われます。

 
道路に線を引く事ぐらい、簡単なことだと思っていたのですが、簡単ではない事が議員になってから、よく分かりました。市の道路の路側帯の線引きは、道路維持課でやっていただけるのですが、停止線や横断歩道となると、交通標識となり警察の管轄で、市で勝手に線を引いたりはできません。
 それじゃ警察に頼めば、すぐやってくれるかと言うと、簡単にはやれない状況です。線を一本引くのにも、県の公安委員会に案件を挙げ許可がおりなければ、引いてもらえません。ですから、事故が起きている場所でも、簡単に停止線や横断歩道を書いてくれるという訳にはいきません。先日も、事故が多発している場所なので、一刻も早く線を引いてくれるように、市より警察の規制係に連絡を入れてもらったのですが、返答は、
「要望は受けているが、すぐにできず、来年度末までにはやります」
と言う返答を貰いました。とっくに要望が出ているのに、また、事故が多発している場所だから優先的にやってくれればいいのにという思いがあったので、直接、警察に言って話を聞くと、
「あくまでも、ここで、許可をおろすのではなく、県の公安委員会で審査して、許可がおりなければ工事発注はできません」
「そうはいっても、その場所は事故が起きて困っているのですよ。線くらい引ける裁量はここにないのですか」
「ありません。公安の許可がなければひけません。少なくとも申請をしてから3か月くらいはかかります」
「エーそんな時間が掛かるんですか、公安に行って早めてもらえるようにいってくださいよー明日にも事故が起きたら誰が責任とるのですか」
「誰が頼もうと正式な手順に則って、許可がある以上、順番です。事故が起きた時の責任は、車を運転している人の責任です」
「そんな、少しでも早くやってもらおうと来ているのに、何とかならないですかね。線一本くらい、なんなら、僕が引いてもいいんですけど」
「ひかないと言っているわけじゃなくて、許可がおり次第って言ってるじゃないですか、勝手に引いたら罰せられますよ」
「うーん、もう少しシステム変えるということは考えられないのですかね」
「私じゃ、どうにもなりません」
警察まで行って来たのですが、すぐに、停止線をひいてもらうという訳にはいきませんでした。

多くの場所で、危険な所があり、交通標識などの要望が多いのですが、計画的に要望を出していかなければ、すぐに対応という訳にはいかないという事が良く分かりました。
でも、緊急性があるところは少しぐらい融通を利かせてくれてもと思っています。

「自分を好きになる子」を育てる先生

 教師が教師であるだけでリスペクトされていた時代は終わり、今は、親も子どももナマの感情をストレートにぶつけていくようになりました。

 自分が教師に合わせるのではなく、相手である教師を自分と都合のいいようにコントロールするようになった。これが、いまの子どもや親の最も大きな変化です。

 子どもたちがけ抱えている問題、実にさまざまです。いじめ、いじめられ、不登校、家庭内暴力、リストカット、自殺願望、シンナー、ドラッグ、万引き、援助交際・・・・
しかし、その根っこは同じ。
ひとつは絶えず仲間の視線を気にし、おびえるピア・プレシャーの問題。そしてもうひとつは自分を大事に出来ない自分を粗末に扱うと落ち着くという、自己肯定感の問題です。

こんな時代、何の問題もなく、教師と言う仕事がつとまる方が不思議なくらいです。
しかし子供の悩みも深刻です。
・「私なんて、私の人生なんて、どうせたいしたことない。」
・「だから、どう生きたって、変わらない。」
こんな投げやりな思いが心のどこかにあり、そなため、無気力になって、せっかく能力があっても、それとほとんどいかせないままでいる。
これが今の子どもたちの現実の姿であると思うのです。

(上記の文は、 千葉大学教育学部教授 諸富祥彦著書「自分をすきになる」子を育てる先生、より)

 平岡教育長による教育について、チャレンジ7の研修会で,諸富先生の本を引用して、レクチャーしてくれました。
 現在は、小学生の暴力事件も急増し、暴力の矛先も子供同士だけではなく、教師にも向いている実情もあるそうです。この20年で子供の質がすっかり変わってしまったというベテランの教師は嘆くほどであるそうです。
 「自分の事を好きだ」「自分を大切にしたい」こんなことを言える子供を育てる事の大切さを、現在の問題を考えた中で、教師が取り組まなければいけないと思いました。

富士市議会議員研修会

「言いにくいコトを 言いにくい場所で 言いにくい人に言う」
ある議員の信条を最後に述べられ、議員一人一人の奮起を期待するとし、富士市議会議員研修会の講演会は終わりました。

議会改革特別委員会の主催で、「今 自治体議員に求めらている政策立案について〜マイ議会を目指して」というテーマで全国町村議会議長会 議事調査部長の岡本光雄氏の講演が、富士市議全員の参加の基、開催されました。
 議員一人一人の資質の向上が、議会改革にとって、必要なことであり、議員による条例制定にむけて、政策立案に係る基本的な事項について学んでいかなければなりません。

 今回、議会の評判や、議会に関する多くの疑問が挙げられていました。議員はまず、政策立案の前にこのような事に対して、答える事が出来なければならないという意味で下記の事が挙げられていました。
議員の評判は
*議員は学芸会・・・・八百長議会・・・?
*市議会議員は半分でいい・・3流の仕事・・?
*議員は議案すら出せない・・?
*町村議会・議員は合併で6〜7割消えた
*議員定数・議員報酬削減の圧力やまず
*議員になり手がいない・・供託金の導入・・?
*女性・サラリーマン・若者が少ない「代表」・・?
議会に関する多くの・・・????
*議員報酬とは・・?
*なぜ当選回数、働き具合に関係なく同額なの?
*費用弁償は報酬に含まれていないの?
*議員年金は別枠で公金も入っているの?
*政務調査費はなぜ報酬とは別枠なの?
*会派代表者会議は正規の議会活動になるの?
*議会は何をやっているのか分からない?
*議員バッジは付けなければいけないの?
*議長副議長の選出基準はあるの?
*議場の形は変ではないの?
*監査委員の席がないのはなぜ?
*一般質問とは何なの?
*選挙権と被選挙権の年齢格差があるのはなぜ?
*投票権はなぜ一票なの?
等々
このような沢山の要請(批判・疑問)にどう応えるかが応えられるかがまず第一であり、自治体議会は
「どげんかせんといかん」
状態であります。
私自身も疑問に思う事も挙げられていましたが、皆さんにそれなりに応える事が出来る議員になれるよう日々勉強を進めているつもりですし、これからも進めていきます。

 
そもそも議会はなんの為、誰のためのものかと言われましたが改めて考えされれました。
 政策立案に行きつく前に、もっともっと学ばなければならないことも多いのも実情なような気もしました。

「本気の子育て」

「本気の子育て」と聞いて、自らが子供を育てる親として、本気で子育てをしているか、自問自答しながら、商工会議所青年部が取り組んでいる、キャリア教育の推進の一環として開催された、格闘技を通じて本気の子育てを実践する、NPO法人Kリーグインターナショナルの須田達志氏の熱い思いを聞いてきました。


 須田氏は、幼少期より武道を経験し、キックボクシングの日本チャンピオンとなった後、多くの日本チャンピオン、世界チャンピオンを輩出する格闘家のトレーナとして活躍、2005年に子供たちが純粋に魂と魂をぶつけ合う環境を作る為に、15歳以下の子供の異種格闘技大会を企画運営するNPO法人Kリーグインターナショナルを設立し、格闘技を通じて、心身ともに強い子供達を育てる事と,子供達に夢を実現させる事が出きる垣根を越えた共通性をもたせる競技大会を開催しています。

 格闘技を通じて須田氏流の「本気の子育て」は、心の感動ではなく、魂の感動をさせる事です。魂の感動は人生を変える事ができるとしています。
 あくまでも、格闘技大会は魂を見出す手段であって、いろいろな方法があっていい訳です。誤魔化しの利かない格闘技から、負けるかも知れない相手に本気の魂でぶつかっていく、そういう経験が逆堺や壁にぶつかっても乗り越えられる魂が育つとしています。20年〜30年先の日本の未来を担う子供達から日本を変えたいという思いの中で、無理だと思ったり、結果にとらわれすぎたりするような子供達ではないように、何事にも変えられない魂の経験をさせ、野心のもてる、「負けじ魂」でもいいし、そういう内発的なエネルギーでもいいのであきらめない子供達の無限の可能性を引き出すことをしていくのが須田氏の使命だといっています。
 格闘技に関わらず、多くの分野で、子供達へ魂を見出す事を見せたり、経験させる事が大切であります。そういう機会を作ることは大切であると思っていますし、行政においても考えなけれないけないことでもあると思っています。
 でも、夢や希望を子供にあれこれ言う前に、いちばん身近な親が、「自分がどう生きるべきか」を実践していかなければならなく、子供の運命は親が決めると言っても過言ではないと思っています。(昔から親の背中を見て育つと言われている通りです)
 私は、毎日、今非常に忙しいです。正直、自分の時間もあまりなく、ゆとりもない生活を送っていると思います。議員になる前もそうでしたが、子供2人を育てる親として、かまってやれない状況でもあります。子供はそんな父親を見て、どのように思っているのでしょうか? 魂を揺さぶるようなことはできていないかもしれないけれど、自分以外の事でも必死に何かをやろうと思って生きていることは伝えているつもりです。(あくまでも教育の基本は家庭であると思っています)
それぞれに「本気の子育て」があって良いと私は思っています。

労働事故をなくすために

 年末年始にかけて、これから仕事が忙しくなる時期。企業においても、4月に入社した新人も作業に馴れ始めた頃になってきています。この「慣れ」が安全を軽視し、事故・災害を発生させる要因となっています。
労働者の安全と健康はかけがえのないものであります。

 
私の仕事では、あまり労働災害と言う事については縁がありませんが、労働事故をなくし安心・安全な職場を築く話を富士労働基準監督署の佐藤第2課長から聞く事ができました。

静岡労働局でも、平成20年度〜24年度まで「第11次労働災害防止推進計画」がすべての労働者が「安全であること、健康であること」を実感できる職場の実現を目指してを目標に推進されてます。
計画の目標として
*死亡者数について平成24年において40人以下とすること
*死傷者数について、平成24年において4000人以下とすること
*労働者の健康確保対策を推進し定期健康診断における有所見率の着実な減少を図ること
としています。
平成18年死亡者数52名死傷者数4983名
平成19年死亡者数48名死傷者数5038名です。
(仕事中の死亡者の多さにはびっくりしています)
平成24年までに目標を達成させる為に、重点対策を進めていくそうですが、実際問題として、安全に対しての特効薬がないのが現実だそうです。災害事例も聞きましたが、仕事中に死ぬような災害にあわぬよう、自分自身も十分気をつける事は当然ですが、安全管理担当者は作業をしている人の心理を理解することが重要である事もよくわかりました。

 ちなみに労災で、うつは認定されるのか、疑問におもっていましたが、うつは総合的な原因で生じるという事で、職場の環境が原因として認定しにくいとされていました。でも、最近、うつで自殺して労災として認められた判例があると言う事です。

 帰りがけに富士山ナンバーの車を見かけちょっと嬉しかったです。(その内珍しくはなくなると思いますが)また、沼津線を走っていると街路樹の葉が枯れ、風で舞い始めていました。季節が秋から冬に向かっている事を車から感じました

新ごみ処理施設についての学習会

 富士市において課題の1つである、ごみ処理施設の建設の予定地である青葉台地区において、専門家の藤吉氏を招き、学習会が週末開催されました。私の両親も、ごみ施設の建設地域に関わる一色に住んでいる関係もあり、学習会に参加させていただきました。

 富士市議会も平成15年にあくまでも、地元合意の基、ごみ処理施設に関して進める事を議決しています。しかしながら、未だ地元合意が受け入れられず、計画が進んでいない状況でもあります。

 今回の学習会に関しては、ダイオキシンによる公害や爆発事故等の危険性を懸念している周辺地域の反対の声がある中では、日本環境衛生センターの藤吉常務理事が講師をつとめ、ゴミ焼却技術の進歩、環境リスクについてパワーポイントを使い解説してくれました。
 ゴミ焼却施設にかんしては、迷惑施設ではありますが、私たちが生活して行く上では、必要不可欠なものです。その中において、その施設が及ぼす影響がどのようなものかを知る権利は住民一人一人にとって非常に大切な事であります。
 参加している皆様は、知識も意識も高く、質疑応答の時間が足りない状況でもありました。
 質問の1つとして、
ごみ処理施設は民家の無い所に建設すべきではないかと言う事に対しては、
人がいる所でも、迷惑にならない施設建設でなければならないことが重要で、逆に人にいない所に何を建設しているかわからない方が不安である、人がいる所においても、安全が保障され、不安が解消されるような形が望ましいと答えていました。
 今回の学習会は市が主催して開催されましたが、来月は、地元主催で、藤吉先生とは違う考えを持つ専門家を呼んでの学習会を開き、今後の判断材料とするとしています。
 

よく分からない。

 麻生総理大臣が追加経済対策で打ち出した総額「2兆円」の定額給付金の大枠がようやく決まりました。でも、市会議員としてではなく個人としてよく分からないことがあります。

 発表された決まった「定額給付金」の内容としては、1人当たり1万2千円で18歳以下の子供と65歳以上の高齢者には8千円を加算して支給。所得制限に関しては、市長村町に判断を委ね、国としては、自治体が制限を設定する場合には「所得1800万円を下限」とするようガイドラインは示しています。私の場合、妻1人、子供2人ですが、12000円×4で4万8千円子供の加算分として、8千円として、56000円の支給予測 がされます。(1人の子供は18を過ぎているので)
 でもよく分からない事として、
1、給付される事により、景気拡大につながるのか?違う景気対策に使うべきではないか?
2、国の施策なのに、所得制限は決めず、高額所得者にたいしての「自主的辞退」を各自治体に委ねるのは仕組みとしておかしくないか?
3、1人12000円と言う給付金額は、また、高額所得者としての1800万円の根拠はどこにあるのか?
4、高額所得は個人の所得なのか、世帯での所得なのか?
5、担当の総務大臣が釈然としない施策であってよいのか・
6、自治体への丸投げと言われているが、どのような混乱が生じていくのだろうか・等々
よく分からない事が、多すぎます。これから、新聞、テレビで取り上げられながら、理解できるようになってくると思いますが、現時点では、よく分かりません。
 1人12000円では大きな夢も見れません。また、期待される効果も、将来の不安から消費につながらず、貯蓄に回るのかもしれません。金融危機に対する判断で出された施策ではありますが、国民や市民はお金を貰えればうれしいでしょうが、すべての財源は税金であって、厳しい財政状況の中で、その後の増税も考えるともろ手を挙げて喜ぶような人達ばかりでないような気もします。
 本当は、私たちは、今、そして、今後の不安を解消する本格的な対策(雇用対策、社会保障、育児対策等々)を求めているのではないでしょうか?

中央病院産科医確保。

朝、静岡新聞に目を通すと、
「おーやったじゃん」
と思わず声をだしてしまいました。


 朝刊の一面に、「米国大統領オバマ氏」と大きく見出しが出ている隣に、富士中央病院、浜医大が産科医派遣へ 4月以降も診療継続と掲載されていました。
 新聞を見るまで、現在の富士中央病院においての産科医の医師不足の状況はどのようになっているのか分かっていませんでした。しかしながら、新聞を見る限りでは、富士市の要請に基づき新たに医師派遣をする方針で調整されており、来年の3月以降も診療が途切れないように配置される見込みがなされ、6日に正式に市が発表すると書かれていました。
 その記事を読み、電撃的な変化に喜ぶと共に、富士市においての周産期母子センター機能を継続維持できることが分かり安堵しました。

 その後の市や報道の発表で、正式に残留医師1名を含め、浜松医大より3名の派遣を受ける事により現状と同じ4人体制が組めることが決まり、休止していた来年3月以降の分娩予定の妊婦受け入れも6日より再開することとしたことが分かりました。
 とりあえずは、基幹病院である中央病院の当面の大問題であった、産科医の休止が無くなったことは、新「富士市」にとっては朗報であります。また、東京慈恵医大以外の浜松医大からの派遣が3名もあったということは、これからの大きな連携がされていくとされていく期待も持てると思われます。しかしながら、根本的な医師不足というものは解消された訳ではなく、今後、不足すると考えられる小児科、麻酔科の医師についての問題がおこるとされていますし、産科医に関しても、いつ不足状態戻ってしまうか知れないと不安は付きまとっています。いずれにしても、今回大きくクローズアップされた医療問題に関しては、大きな課題として、議員ももちろんですが、市民も危機感をもちながら、引き続き対応していく必要性はあります。
 でも、子供が産めるまちとして、維持出来るようになったことは、本当に、良かった。(どうなるのか常に、心配していました)
これからも、医療については自分なりに安心・安全なまちの意味を考えた中で、取り組んでいきたいと思っています。

気になる選挙。

 11月1日の富士市と富士川町の合併に伴い、現在36人の議員が新たに、富士川選挙区において増員選挙が行われ39人になります。

 これは、本選挙までの間での増員でありますが、次の選挙(23年4月)においては、富士市の定員は39人が再び36人となり、実質的な3名の定数削減となります。
 合併に伴う増員選挙は、富士川町だけで行われ、11月16日告示、23日選挙となっていますが、気になる立候補予定者数は、3議席に対し9人が立候補の意向が示されており、激戦が予想されています。候補者乱立により、心配されている事が浮上してきました。それは、乱戦となり、上位3名に入っても、法定得票数に届かない候補が出てしまうケースが考えらるからです。それは、前回の町議選の投票率にあてはめて計算すると、増員戦の法定得票数はざっと830票で上位2名が大量得票してしまい、残りの候補者で横一線の戦いをし、票を食い合えば、当選者が法定得票数に達せず、再選挙を行う事もありえるとしています。
 いずれにしても、激戦である増員選挙でありますが、それと同時に、総選挙の行方もどうなるのか、気になる選挙戦です。総選挙については最新の情報として、11月30日投開票で検討に入っているとのことですが、株安が続けば年内見送りも考えられ、このまま、解散可能な時期がどんどん狭まり来年の9月の任期満了までずるずる追い込まれていくというシナリオも取りざたされています。解散の先行きは依然楽観はできませんが、各種の調査においては、自民党に厳しい選挙は明らかであると報道がされています。
 気になる増員選挙と総選挙いったいどうなるの???

議会中継について

富士宮市議会において本会議を中心としたインターネット中継を、9月議会よりスタートさせました。定例会中の生中継と録画中継によるアクセス件数は、10月14日までで1678件と報告されました。では、富士市はどうなっているのかというと・・・

 現在、富士市議会では本会議の情報発信として、開かれた議会として、他の自治体では取り入れ始めた、有線、ケーブルテレビ、ラジオ、インターネット配信による議会中継は残念ながら、行われていません。しかしながら、議会改革検討委員会で、その事については、検討されており、富士宮市議会同様インターネット配信を早急に取り入れていくことで、委員会では了承されています。このことについては、インターネット配信以外の議会中継を検討した中で、現況においては、ケーブルテレビについては地上デジタル放送移行に伴い、過渡期であること、またFMラジオ放送については、編集制作費用と放送料などで、年間300万円ほどのコストが掛かるとされており、インターネットによる配信については、結論的には、費用をかけずに、現状のシステムを利用すれば可能である中では、進めるべきと各会派においても承認はされています。議会承認を経て、早ければ11月議会から始められればと願っています。
 議会改革の一環として、市民に議員活動を知ってもらうことを進める上では、必要なことですが、ネット中継を見る人は、まだ一部分でもあると考えられます。しかしながら、どれほどの効果があるか始まってない状況では判断できないのですが、今回の富士宮市議会での、アクセス件数は当初の目標である、1000件という数字を上回っていることは、今後、周知されることにより、更に増える事は予想され、必要性は十分に感じられます。情報発信については、ネット中継だけではなく、今後の環境変化に対応した中で、色々な形も考えて行かなければなりませんが、まずは出来る事から取り組むことは大切であると思われます。
 インターネット配信に関しては、富士市議会より隣の富士宮市議会の方が先に着手された訳ですが、良い事は、他の自治体に先駆けて取り組む富士市であるように議員としても、努力しなればなりません。

 議会改革検討委員会で課題として挙がっている情報発信については、正式な運用までは、時間が掛かってしまっているということは、市民の皆様には申し訳ないと思っています。改革にはスピードも必要である以上、その他の、改革検討委員会で出されている課題も早急に対応を進めなければ改めて思いました。
 明日から、富士宮市議会では「高校生議会」の中継を行うそうです。私も、見てみようと思っています。

循環型まちづくりを望んだんですが・・

今回の一般質問で循環型まちづくりの推進について訴えたかったことは、「菜の花プロジェクト」や「花エコプロジェクト」を例にして、持続可能な循環型のシステムを作っていくステップとして取り組んでほしかったことをいいたかったんですが・・・・

環型というとどうしてもリサイクルの方面がクローズアップされるがリサイクルだけでは
なく大きな循環として取り組めば切り口はたくさん出てきます。

資源循環型システムが求められている中では、
多くの自治体で菜の花プロジェクトとして循環型まちづくりをすすめています。
 現在の地域経済は、体力を消耗しており、農業も地場産業も個別の産業分野だけではその振興策を生み出していくことは大変な状況に置かれています。個別の産業の振興に取り組むだけではなく、その地域をささえる農業、林業、商工業、観光業、さまざまなサービス業を一体として、捉えた地域経済の関連の中で考えていく必要があると思われます。

 循環型というとリサイクルとしてとらえるところのイメージが大きいのですが、それとは別の側面の強化として観光面や産業面の振興を進めた上で、循環型まちづくりを構築すべきであると考え今回質問をしました。思うような返答はもらえなかったのは残念です。
 当局答弁は、検討するとか研究課題であるというお答であり、県でやったモデル事業とか他の団体でやっている事業に対しては、それを引き続き継続して、やっていこうという姿勢はあまり見られないように感じてしまいました。最後にその事を本当は市長に確認をしたかったのですが、言いそびれてしまいました。

やらまいか!

 「やらまいか」と言う言葉を知っていますか?
浜松市民なら誰でもが知っている言葉です。浜松市民の心意気を表した方言で、「やってみよう」「やってやろうじゃん」を意味した浜松特有な方言であると思います。

 「やらまいか」は、浜松において、ホンダ・ヤマハ・スズキなどの多くの企業がある中での、企業のチャレンジ精神を示す言葉でもあると思われます。
 
 その「やらまいか」発祥の地である、浜松で、10月9日より12日まで、日本青年会議所が主催する全国大会が開催されます。その、PRを兼ねて富士市へ、浜松の元副会頭を務めた、田原氏が、富士JCの伊藤理事長と共に、日本青年会議所会頭経験者の齊藤代議士に表敬訪問をいたしました。(ちなみに麻生総裁も会頭経験者です。)
 青年会議所のメンバーは現在全国で4万名が活動しており、全国大会を開催した中で一同に会す機会でもありますが、シニア会員の参加もあるので、今大会においても、1万人以上の人が参加いたします。この大会が開催されることにより、宿泊を含め、単純に考えても、1人1万円を浜松で使っても、1日1億円以上の経済効果が生れます。今回浜松が主管するに当たり、大きな大会である為、県内の会議所が協力した形で開催される訳ですが、富士においても、多くの参加者が予想されています。
 富士市において、例えばこのような大きな大会を誘致したくても、現状では、宿泊施設、交通アクセス、開催場所の連携を考えると、開催はできないとされてしまいます。
 

「やらまいか」精神の基で頑張っている、浜松の田原氏も全国行脚をしながら、お願いに回っているそうですが、浜松の大会が成功に終わることを、期待しています。

 「やらまいか」
いい言葉ですね。なんかする時に気合がはいります。