夢と希望の富士リトル

 景気後退が進む中で、不安か広がる中においても、富士市にとってうれしい事柄があります。

今年、富士市出身のプロ野球選手が2人誕生いたしました。

横浜ベイスターズへ岳陽中出身の山崎憲晴君、
日本ハムファイターズへ吉原3中出身の土屋健二君

2人が誕生するきっかけとなった、富士リトルリーグが中心となり、プロ野球入団を祝い、多くの関係者が集まり、盛大に、激励会が開催されました。
 富士リトルリーグは、JCが33年前、青少年の健全育成とスポーツを通じた仲間づくりを進めるために、市より河川敷にJCグラウンドとして借受、グラウンドを整備、硬式野球チームの富士リトルリーグを立ち上げ、今まで、形は変えてきてはいるものの、支援を続けてきています。そのリトルから、プロ野球選手が誕生する事は、JCに携わってきている多くのメンバーも期待と夢を膨らませています。
 かって私も(20年くらい前に)、先輩達が立ち上げた河川敷の富士山が本当にきれいに見える場所のJCグランドに行き、メンバーと石を拾い、草をむしったり、ローラーをかけたりして子供達の野球のやりやすい環境を整備した事を覚えています。そのグランドで練習してきたリトルのメンバーから、プロへ入団する事が決まり、JCのメンバーも感激しており、多くのメンバーも激励会に参加していました。
 激励をする教育長  ・  恩師の戸栗先生 ・ リトルの後輩達

 私は、2人の選手とは少なからず関係があります。山崎君に関しては、山崎君のお母様と中学のクラスメートでもあります。また、山崎君の叔父さんとは、仕事の関係で20年以上の付き合いをさせてもらって彼の活躍は、常々聞かされていました。また、土屋君に関して、私の出身である、原田小、吉原3中と学校の後輩にもあたります。その、2人がプロになる訳ですから、私も最近、野球を見なくなりつつあったのですが、これからは嫌が上でも、テレビと新聞のプロ野球に関する事は、見続けるつもりでいます。
山崎選手とお母様と一緒に

 山崎君のお母様とは久し振りに話をしましたが、それなりに苦労をしながら、ようやく夢の第一歩が踏み出せた事を、中学のクラスメートとしても祝福をさせていただきました。
しかしながら、あくまでも、プロに入るのが目的ではなく、入ってから、結果をだし、多くの人に知られる選手として活躍してもらわなければなりません。プロとしての、結果が求められる以上、更に努力をしながら、怪我をせず、頑張ってもらいたいです。
 2人のプロへの入団は、富士リトルで野球をやっている子供達の誇りでもあり、努力すれば夢は叶う事を証明してくれ、更に将来への希望を与えてくれました。その2人の功績は大きいです。
 しかしながら、それを支えている皆様がいると言う事は忘れないでください。
 今後、日本一富士山の見えるグランドで第2、第3の、山崎君や土屋君が排出される事を望みます。