先行き不透明

 5日より多くの企業がまた市役所の仕事が動き出しました。国会も異例の松の内での召集の基にスタート致しました。経済情勢が気になるのですが、今年の株式市場は・・・・

 今年最初の取引「大発会」を迎えた、東京株式市場では、日経平均株価の終値は昨年末やり183円56銭高い9043円をつけ、約2か月ぶりに9000円台を回復しました。しかしながら、ご祝儀相場でもあり、世界景気の後退と企業業績の悪化は今後も続くとされ株価低迷が長期化するとされる見方が強いようです。
 先行きが不透明の要因には、輸出依存度の高い日本経済にとって世界景気の回復は株価上昇の前提条件でありますが、金融危機の震源地である米国経済はビッグ3の再建問題や雇用環境の悪化など難題に直面したままであり、日本国内経済においても、政治の混乱や原油価格の変動も安定されていません。5日より開会した通常国会で第2次補正予算案の成立が遅れ、麻生政権の迷走ぶりが露呈されれば日本株は売られ、原油価格にしても、イスラエルのガザ侵攻など中東情勢が緊迫する中では再び上昇に転じる恐れもあります。また、急激な円高が進めば、更なる株安を引き起こす要因となります。今年の経済状況は不安定極まりない状態であります。
 麻生総理の「安心 活力」と言う、安心して暮らせ、活力ある日本という思いを込めた言葉の書初めが発表されていましたが、パフォーマンスでなく、本当に実現に向けて、力を発揮して頂かなければ支持率は更に下がっていくと思います。

先行きは見えないのですが、商売の神様が奉られている毘沙門さんの高橋上人が言っていました。
「今は未曽有の危機と言われている。忍び耐えられる人こそ人生の勝者である。
耐えよう。春の来ない冬はない。必ず桜花咲く春は来るから。」 
 と言う年頭の言葉の「耐」と言う言葉の方が、私にはピンときました。
 どうなるか分からない先行きは見えない中で、多くの方が生き残るために必死である事を、更に議員も行政の方も感じなけらばならないと思っています。
(お正月なのに返って疲れが溜まり、葬式や同窓会にでて、帰ってきたら、ぐったりで気がついたら、真夜中になっていました。体の調子を崩さないよう、議員活動に取り組まなければとブロクを打ちながら感じています)