中央病院産科医確保。

朝、静岡新聞に目を通すと、
「おーやったじゃん」
と思わず声をだしてしまいました。


 朝刊の一面に、「米国大統領オバマ氏」と大きく見出しが出ている隣に、富士中央病院、浜医大が産科医派遣へ 4月以降も診療継続と掲載されていました。
 新聞を見るまで、現在の富士中央病院においての産科医の医師不足の状況はどのようになっているのか分かっていませんでした。しかしながら、新聞を見る限りでは、富士市の要請に基づき新たに医師派遣をする方針で調整されており、来年の3月以降も診療が途切れないように配置される見込みがなされ、6日に正式に市が発表すると書かれていました。
 その記事を読み、電撃的な変化に喜ぶと共に、富士市においての周産期母子センター機能を継続維持できることが分かり安堵しました。

 その後の市や報道の発表で、正式に残留医師1名を含め、浜松医大より3名の派遣を受ける事により現状と同じ4人体制が組めることが決まり、休止していた来年3月以降の分娩予定の妊婦受け入れも6日より再開することとしたことが分かりました。
 とりあえずは、基幹病院である中央病院の当面の大問題であった、産科医の休止が無くなったことは、新「富士市」にとっては朗報であります。また、東京慈恵医大以外の浜松医大からの派遣が3名もあったということは、これからの大きな連携がされていくとされていく期待も持てると思われます。しかしながら、根本的な医師不足というものは解消された訳ではなく、今後、不足すると考えられる小児科、麻酔科の医師についての問題がおこるとされていますし、産科医に関しても、いつ不足状態戻ってしまうか知れないと不安は付きまとっています。いずれにしても、今回大きくクローズアップされた医療問題に関しては、大きな課題として、議員ももちろんですが、市民も危機感をもちながら、引き続き対応していく必要性はあります。
 でも、子供が産めるまちとして、維持出来るようになったことは、本当に、良かった。(どうなるのか常に、心配していました)
これからも、医療については自分なりに安心・安全なまちの意味を考えた中で、取り組んでいきたいと思っています。