経済の話題は何処でも出ます。

 

3日間の決算特別委員会での、一般会計及び特別会計の議案審査はようやく終了いたしました。連日、外が真っ暗になっても、議案について、質疑がだされ、3日間市役所へ缶詰状態でした。
(かなりのボリュームがありました)

19年度の財務分析指標からみると、財政力の総合的指数は、1.169と前年度より上昇し、堅調な財政を示しています。しかしながら、富士市においての法人税に関しては大幅な減少があり、今後この推移には十分注意しなけばならないと考えられます。

 現在、景況感は最悪の中、主要景気指数にもはっきりと表れており、鉱工業生産、求人倍率、消費支出とも悪化し、100年に1度の不況に見舞われ始めており製造工業生産予想指数によると、減少率は、石油ショックの時を上回る歴史的な減産となり企業の設備投資意欲も衰える傾向にあり、企業活動がどこまで停滞するのか予想ができにくく、雇用状況も悪くなることにより、市民生活にも大きな影響を及ぼすことが考えられてます。
 いろいろな会合に行っても、景気悪化による減収傾向の話がなされ、資金繰りについて苦労されているのが現状です。

 昨日も、決算委員会終了後、銀行の集まりを始め3つの会合がありましたが、銀行の会合は勿論のこと、どこの会にいっても、この不況をいかに乗り越えるかが挨拶にあります。
また、異業種の集まりの会合にも出席したのですが、やはり、挨拶に出てくることは、景気、経済についての話でした。その中で、出席していた富士宮の市長の挨拶では
「国が行う、定額給付2兆円に関しては、おそらく、富士宮で、20億余のお金が交付されると思うが、効果的な景気対策につながるように各自治体の裁量で自由に使えるようにしてもらえるような形にしてもらいたい」
と言う話が出ていました。経済対策については、国の施策を待つばかりでなく、市としての独自の対策も考えていかなければならないと思っています。

銀行の会合の締めでは、
「万歳三唱で締めくくろうと思いましたが、企業が万歳してしまったら終わりですので、銀行においては貸し渋り貸し剥がしがないよう資金繰りをお願いして3本締めで終わりとします」
と某企業の社長が挨拶をしていました。企業があって雇用があり、仕事があり、給料が支払われます。経済対策は大切なことであるとあちらこちらの会合にでて、痛感しています。

銀行の会合において、抽選会があり、当たりました。最近、抽選会があると、なぜか、よく当たります。色々なものが当たるのはうれしいのですが、運を使い切ってしまっているようで、微妙に不安も感じます。