新ごみ処理施設についての学習会

 富士市において課題の1つである、ごみ処理施設の建設の予定地である青葉台地区において、専門家の藤吉氏を招き、学習会が週末開催されました。私の両親も、ごみ施設の建設地域に関わる一色に住んでいる関係もあり、学習会に参加させていただきました。

 富士市議会も平成15年にあくまでも、地元合意の基、ごみ処理施設に関して進める事を議決しています。しかしながら、未だ地元合意が受け入れられず、計画が進んでいない状況でもあります。

 今回の学習会に関しては、ダイオキシンによる公害や爆発事故等の危険性を懸念している周辺地域の反対の声がある中では、日本環境衛生センターの藤吉常務理事が講師をつとめ、ゴミ焼却技術の進歩、環境リスクについてパワーポイントを使い解説してくれました。
 ゴミ焼却施設にかんしては、迷惑施設ではありますが、私たちが生活して行く上では、必要不可欠なものです。その中において、その施設が及ぼす影響がどのようなものかを知る権利は住民一人一人にとって非常に大切な事であります。
 参加している皆様は、知識も意識も高く、質疑応答の時間が足りない状況でもありました。
 質問の1つとして、
ごみ処理施設は民家の無い所に建設すべきではないかと言う事に対しては、
人がいる所でも、迷惑にならない施設建設でなければならないことが重要で、逆に人にいない所に何を建設しているかわからない方が不安である、人がいる所においても、安全が保障され、不安が解消されるような形が望ましいと答えていました。
 今回の学習会は市が主催して開催されましたが、来月は、地元主催で、藤吉先生とは違う考えを持つ専門家を呼んでの学習会を開き、今後の判断材料とするとしています。