お盆の13日から16日までの、3泊4日で、須度川渓谷において、ボーイスカウト2団の野営が行われています。
とても、泊まり込みで参加ができる状況ではないので、雰囲気だけでも味わおうと、応援を兼ねて、見学をしてきました。
毎年、スタッフの隊長や副長が休みが取れるお盆の時期に、合わせて野営を行っているそうですが、整備されたキャンプ場とは違い、木が生い茂った、林の中で、知らない人が見ると、ホームレスの方が、移住しているのかと間違うような感じでテントをはり、キャンプをしていました。
蒸し暑いかと思ったのですが、案外涼しい風が吹き、快適とまではいきませんが、自然の中で気持ちがいいものです。
ただ、蚊が多くて、虫よけスプレーや蚊取り線香焚いていないと、かゆくていられないような場所でもあります。
整ったキャンプ場や便利な宿舎と違い、不便な場所でのキャンプは、水の用意から、燃やす木まで、汲みに行ったり取りに行ったりしなければなりません。結構やることはあるようです。
立ちかまどをつくり、食事は作っています。キャンプファイア、ナイトハイクや須津川で水浴びをしたり、過ごしていましたが、規律を守るスカウトキャンプですので、必ず、報告を班長が隊長にしなければいけません。子供の時、野営に参加して思い出す事は、テントの中で、仲間とふざけたり、話していたりして、朝まで寝ないで、眠そうにしていると隊長によく怒られました。
また、就寝前には、必ず、一日の反省と明日のスケジュールの打ち合わせをし、事故のないよう隊長の管理のもとで、行われています。
野営に夜、参加して思ったのですが、夜になると、シーンと静まり返った暗闇の中で、耳を済ましていると色々な音が聞こえてきます。静寂の中で、色々な事も考える事もできます。なんか、普段の生活の中で忘れていたものが感じる事ができる時が得られたような気がしました。
できることなら、しばらく今の生活から離れて、野営をしてみたい気持ちもありますが、(決して現実逃避をしたい訳ではありません)今の現状ではできないので、業務多忙の中で、一瞬でも雰囲気を味わえることができた事は貴重な経験でした。