懐かしのお店。

 30年位前の高校時代、たまに静岡へ行くと紺屋町の地下街の洋食屋さんで食事をするのが楽しみでした。ちょうどその頃だと思いますが、静岡の紺屋町の地下街でガス爆発がありました。今では、その面影はありませんが、当時はものすごい大きな災害であったと思います。

 しばらくは、地下街が閉鎖されており、その後、大学で東京に行き、仕事に就いてからは、あまり静岡へも行く事もなく、お気に入りだった洋食屋さんの事など忘れていましたが、先日、テレビで富士市産業支援センター長になられた、小出さんが出演しており、企業仕掛け人の挑戦という番組で、今まで、関わってきた企業の中で、ぺガサートで洋食屋さんを経営している「キャット&ボア」さんを紹介していました。
 
 小出さんがテレビに出ていると思い、見ていると、学生時代良く通っていた、地下街の洋食屋さんであることに気がついた訳です。地下街からぺガサートに移転し、小出さんの創業塾で4年前に学び、(オンリーワンである事・情熱をもって持続する事・PRする事・お金をかけずに工夫する事の4つの実践)、今では、「ミートソース日本代表」というフレーズで繁盛店として有名になっていました。懐かしさは勿論ですが、静岡にいったら、必ず寄ろうと思いました。
 土曜日に、サテライトキャンパスが、ぺガサートで開催されましたので、早めに行き、食事をとりましたが、さすがは小出さんが関わっただけあり、大きな経営者の顔の看板、自慢のメニューの表示、経営者が自ら先頭をきって接客をやる姿勢、活気のある店内、商売の仕方に工夫がなされており、テレビの中でも言っていましたが、オンリーワンを目指す努力をする姿勢が、感じられました。やはり、商売をするのは、経営する人のマインドによってかなり違うと思います。いかに引き出すかによって、大きな差が出ることを目の当たりに勉強しました。
(あいがけぺがサート風1000円)

 
 このようなスタイルの繁盛店は、富士市にはあまりなく、今後、ぜひ、富士市で小出マジックを、商店街の産業支援としても力を発揮していただけたらと、キャット&ボアの新しいメニューである、ミートソースとカレーの間にカツをのせたあいがけベガサート風を食べながら、感じました。

ぺガサート1階には、西郷隆盛と山岡鉄舟が会談した場所で、以来、大事な決めごとをすると上手くまとまる縁起の良い場所と言われるようになったそうです。