高速道資材、手抜き試験

 年度末の最終日という事で、用があり、県庁と市役所へ行きましたが、組織変更と移動により、バタバタと忙しそうに職員が動きまわっていました。
 新聞に朝、目を通すと「橋梁に無試験資材」県内、第2東名7か所という見出しで、大きく取り上げられている記事がありました。高速道路の橋梁工事でコンクリートの強度を確保する為に資材「ポリエチレン製シース(保護管)」の品質試験報告書をでっち上げていたとの事です。

「なんだ、また、偽装問題か、」

と思いながら記事を読んでいくと、県内該当箇所に、私の地域である、*市8024神谷天ケ沢6号線(使用距離127メートル)*市8023増川西村11号線(119メートル)の2か所が挙げられていました。
地域を通る橋梁が安全性が保たれているか、地元の議員としては気になる話ですが、記事の中での、社長の話に、

「試験には約2か月で数百万円の費用がかかることもあり、どうでもいいやとうその品質試験報告書を作り上げた」

とありましたが、どうでもいいやという気持ちは許されない言葉だと思いました。たとえ、安全であるとはいえ、そのような社長の会社の製品は信用できるものと思えません。
 第3者機関での試験の実施や高速道路会社への立会を進める方向性を示されてはいるものの納得はいきません。

 行政も年度末で忙しくしているとは思いましたが、地域の問題である以上、どのような状況か確認だけはしなくてはと、第2東名対策室に問い合わせに伺いました。
 担当から、中日本に確認をした上で、2か所の内1か所は工事で使用しておらず、もう1か所に関しては、安全性の確認報告をもらえるよう、連絡指示をしてあると解答がありました。
 しかしながら、偽装とか捏造とかという事が、どうして次から次へ出てくるのでしょうか、このように明るみに出てくるのは氷山の一角で、まだまだ沢山このような事があるのでしょうか、真面目に正直に仕事をしている人まで疑われてしまうような行為はあってはならない事なのに・・・・・

富士山百景写真コンテスト

 富士市は富士山がきれいにみえるまちです。写真で見ると、また、格段と素敵に芸術的に楽しむこ事ができると思っています。富士山百景写真コンテストの写真展に行き、富士山は絵になる山だなと改めて感じました。カメラを通して、見る景色とは肉眼で見るものと違う景色があり、こんな風に撮れるんだと感心させられます。写真でみる、富士山も色々な姿があり、また、撮る人により、個性があり同じには見えない事が良く判ります。
 富士市では、富士市らしき富士山の見る事ができるエリアを96選定しており、このエリアに多くの人が訪れ、富士山の眺めや魅力を知って抱く為に、富士山を題材にした、「富士山百景写真コンテスト」を開催しています。今回が3回目のコンテストでしたが、市内はもとより、全国各地より、359人の人の1,829点の作品が寄せられました。今後、この写真コンテストは全国屈指のコンテストとして定着させ、富士市を全国へ紹介していく手段と考えているようです。その意味では、市でも力を入れており、コンテストに際しても、多くの費用をかけてると思っていますので、有効にこの写真展の優秀な写真を、情報発信のツールとして利用して行く事を進めてく行くものと考えられます。
 
 グランプリを受賞した、作品は、それぞれの思いが伝わる作品ですが、人々と富士山部門でのグランプリを受賞した、井沢さんは埼玉の方で、11年間、富士市に通い続け、富士市の人より、富士山がきれいに見える場所に詳しいとコメントがありました。毎日、目にすることができる富士市民より、実際、他市から来ている人の方が、富士山に対しての感動があるのかもしれませし思いも強いのかもしれせん。

 でも、家の地域においても、富士山を撮り続けている、東部地域では有名な、片岡さんが入賞していました。富士山に対しての思いが強い方で、朝早い時間に、良くカメラを持って出かける姿を目にしますが、本当に熱心な方で、素人写真家というより、セミプロという方がよく、アートな写真を撮り続けています。

 「富士山百景」は富士市から見る、富士山の美しさを発信することと、多くの人にこの富士市に来て頂けるように、最大限利用し役立ててもらいたいと思いました。

 素朴な疑問として、96のエリアとしているのですが、百景という以上、100のエリアにした方がいいんじゃないかと感じたのはわたしだけ。
 

神谷不動尊

 毎年3月28日に、地域の神谷において、お祭りの神谷不動尊が開催されます。朝から花火の音が聞こえ、いつも、「今日は何かあったっけ?」と考えると、「あー白蛇祭りだ。」というようにこの時期の恒例のお祭りです。

 神谷不動尊は、白蛇が不動尊の使いだと言われ、毎年お祭りの時に、岩の割れ目から、白い蛇が見る事が出来た人には、近い内に何か良い事があると言い伝えられています。
 一般的に、白蛇は財宝の守護人である弁財天の使いとされ、白い蛇を用いて財を成すといわれるように偉大なる富と財をを受けると言われています。
 大変暖かな日ですので、割れ目から白蛇が陽気に誘われて出てきているかな思いましたが、見る事はできませんでした。何度も何度も目を凝らして見たのですが、見えません。毎年来ているのですが、見たこともありません。いないじゃないかなと思ってしまいます。もっとも簡単に見る事ができたら、価値はないのかもしれません。
 地域の小さなお祭りですが、人の出方がだんだん少なくなっているような気がします。神谷神明宮の天然記念物のムクノキが近くにあり、不動尊が奉られ、鎮守の杜のお祭りという感じですが、昔のように、お祭りが開催されても、ありがたみを感じなくなってきているのでしょうか。
 地域のお祭りですので、お祭りを通じて、地域の人達の地域力の強化に役立てる機会だと思いますが、なかなか平日開催日のお祭りとなると、仕事を持っている人には参加しづらいかもしれません。
 毎年、楽しみにしている私にとっては、賑やかなお祭りになること期待しています。

春爛漫

 卒業式がひと段落ついた途端、急に暖かくなりはじめ、桜の開花も早まったようです。東京でも静岡でも、例年より早い、開花宣言がなされ、お花見が本格的に始まりはじめました。
 27日がさくらの日であるとラジオで言っていました。さくらの3と9で3×9で27になるので27日がさくらの日となったというこじつけた話ですが、真意は別にしても、さくらが急に目立ち始めたのは事実です。春爛漫という感じです。

 ここ2日間、静岡市に行く用がありました。1日目は娘が国土交通省の国土交通DAYで「国土と交通に関する図画・作文」の募集において、入賞し、県知事賞を受賞した為に県庁で、表彰式に親子で出席をいたしました。

また、2日目は、静岡県神社関係者大会が開催されていたので行ってきたわけですが、2日も通っているので、せっかくですからお濠のさくらを見てきました。
 
 桜はきれいに咲いていたのですが、周りに流れている川の水が臭くて、きれいに見えるような環境でないと感じました。臭いというのは気になるものです、写真で見る分にはきれいですが・・・(多分富士市に訪れた人も、富士山がきれいに見えても臭いがすると、美しさも半減してしまうのではないかと同じように思うだろうなと感じた訳です。)

 私の近所でも、さくらがきれいに見える所は。あちらこちらにあります。UCC工場のさくら・須津川沿いのさくら・浮島工業団地の沼川沿いのさくらと地域の名所になっています。まだ、満開ではありませんが、現在は5分咲き位で見ごろは来週以降だと思われます。


 急に春らしくなり、見る風景が変わってきているのですが、日々の生活に追われている為にゆっくり眺めるという心の余裕がない状況です。もう少し、ゆったりと、お弁当でも食べながら、桜や春の景色ながめ、季節を満喫し春の日差しを実感してみたいなと思っています。

 春になったなと感じるのが花粉症の症状がでて感じるだけではあまりにも情緒がなくさびしい気がします。
 
 
 

富士山観光交流ビューロー

 4月に、新富士駅構内に開設される富士山観光交流ビューローの設立総会が開催されました。これは、富士地域及び富士山を取り巻くその周辺地域の保有する観光資源、地域資源を活用し他地域より観光客やコンベンションを誘致することにより地域の活性化並びに観光振興を図る事を目的に観光協会が発展解消して誕生いたしました。
 富士山観光交流ビューローは、富士山の世界文化遺産登録への動きや来年3月に控える富士山静岡空港の開港など、富士山周辺に対しての注目が高まる中で、賑わいづくり・ビジネスチャンスを増やす事・富士地域の魅力を全国にPRする活動をしていきます。本来は、民間主導が理想ですが、設立に関しては事業費5000万円の内、3750万円を市の補助金で賄っています。しかし、組織体制は広域的な体制を取って運営はなされます。
 
 コンベンションとは学会・会議・研修会・展示会・音楽界・スポーツ大会など「人・モノ・情報」が集まる催しの事を言い、ビューローとは「事務所・案内所」という意味です。観光ビューローとはその都市の観光情報のすべてを案内する場所であります。
 今後、富士市が賑わいと魅力あるまちに活性化して行く為に必要な施設であります。しかしながら、コンベンションビューローは現在、多くの場所で開設されており、競争も激化している中では、いかに誘致するかが大きな課題になっています。富士市においては、他地域よりコンベンション施設も充実されてなく、致命的な点としては、宿泊施設が足りない事とビジネスホテル以外の一流と言われるホテルがない事は、国際大会や滞在型の大きな大会の誘致がしにくい状況と考えられます。また施設間への交通アクセスが悪いというのも誘致のネックであると思います。

 すでに、開設して運営している場所ではおもてなし、いわゆるホスピタリティに力をいれ、顧客満足度を高める努力をしています。また、今回、視察した金沢コンベンションビューローでは、従来のコンベンションの推進のあり方を大きく変えようとしています。MICE(meeting企業等の会議、研修、セミナーincentive企業招待、視察旅行convention大会学会、国際会議exhibition展示会、イベントの頭文字をとった造語)というあらたな交流人口と消費拡大による地域経済活性化を提唱しています。これから、このMICE事業は、大きなキーワードとなると思われます、
 富士市は後発である為に、独自性を持った中で、観光ビューローを推進していくと思いますが、多くの課題はあると思っています。関係諸機関と連携をとり、民間業者を活用しながら、元気ある富士地域となるようあらゆる取り組みをお願いしたいと思っています。

金沢市民芸術村

 石川県金沢市へ、金沢コンベンションビューローの運営と事業についてと財団法人 金沢芸術創造財団に伺い、金沢市が運営する芸術文化施設の運営とサービスについて勉強してきました。
 視察報告は別途いたしますが、行く時には雨が降り、天候に不安を持っていましたが、その後、大変天気に恵まれ温かいというより、暑い位の陽気でした。 
 金沢という街は、文化と伝統と歴史のあるまちで、移動していても、あちらこちらに文化を感じさせるまちで風情があります。戦災にあう事はなく、古い施設が残り、有効利用がなされると共に景観を重視した町並みが外からくる人たちをもてなしている感じが伝わります。
 また、人口45万人位だと思いますが、大学が17あると言うのは驚きました。富士市からも多くの学生が金沢にいくようです。実際、行く時に、知り合いの方が親子で今から、金沢へ子供の学校の入学の支度へ出かける所でした。
 文化と歴史と伝統の他に、若者(学生)が融合した中でのまちづくりが進められています。今回、視察した中の施設で
市民芸術村は素晴らしい施設でした。敷地面積は、約10万平米で東京ドーム2つ分の広さのある敷地に、戦前に建てられた紡績工場のレンガ倉庫を、商業施設として利用しないで、若者を中心に、多様な創作活動を通して文化の育成を目的とする施設として利用しています。演劇・舞踊・音楽・美術すべての芸術活動の練習の場としてまた発表の場所として使用ができ、すべてに冷暖房が完備され、木のぬくもりを感じさせる充実施設です。
 この施設は何が素晴らしいかと言うと外観(グッドデザイン賞受賞)もそうですが、施設設備の充実度と24時間年中無休である事と、低料金である事です、施設利用料が6時間1千円には驚きました。毎月1日に予約をはじめ、インターネットにおいても申し込みができます。行政が文化を育てるための投資はすごいと思いました。
 また、利用する側のモラルもしっかりしているようで、大きな事件・事故は一度もなく、落書きをされたこともないというのはびっくりしました。どこの施設でもよく、心ない人の、落書きがあり、不快な思いやがっかりした事があると思いますが、24時間使用できる施設で、施設開設以来それがないというのは、さすが、モラルが高い文化度が高いまちと言う事を感じました。本来そうでなければいけませんが、それが守られているこのまちの安心・安全さを実感いたしました。
 富士市とは、街並みも違いますが、人が住んでみたいまちの条件には文化的意識の高いまちがあります。文化創造に対しての取組を今後、ソフトとハードの両面を考え、文化を育てるまちを考えなければいけないとつくづく感じました。

 新富士駅に着くとすぐに、法人会の会合があった為、休む暇なく会合に駆けつけました。その後、疲れがたまったいたのか寝てしまいブログが書けない状況でした。
 書きたい事はあるのですが、後日という事で・・・・・・

視察中です。

 金沢のコンベンションビュローについての勉強に行く為、今日、明日は、富士市にいません。東部地域においての東部コンベンションビューローも、本格稼動する、本年は、ビューローの誘致合戦が繰り広げられています。今秋、開催される、宿泊を伴うコンベンションとして、F1グランプリに際しても補助金が交付される予定になっています。
 金沢においても、能登半島地震の影響により観光産業に落ち込みがみられ、全県的な取り組みとして、誘致キャンペーンを行っています。石川県では、平成18年に開催された、コンベンションは331件で参加者数は、121,916人とコンベンションによる経済波及効果は約108億と試算されています。
 東部コンベンションビューローが本年、稼働し始める中での比較参考にさせてもらう事と富士市にも観光ビューローが開設されますし、また今後、コンベンションができる施設建設を、模索する為にもしっかり見てこようと思っています。
朝一番の新幹線で行ってきまーす。

教育について。

 ゆとり教育なるものが導入され何年か過ぎてきたのですが、その時、改訂された指導要綱が物議を醸し出していた事は知っていましたか?私は、その一端を聞いた時に、ゆとり教育とは何ぞやと思いました。
例えば、
1、円周率は3.14を3にする。
2、小数点の計算は、少数点以下一位までしか指導はしない。
3、台形の面積の求め方は、指導項目から外す。
4、漢字160文字を一学年づつ先送りする。

などなど、円周率が3にすると半径6センチの円周は36センチとなり、円ではなく正6角形になってしまうのではないか、ゆとり教育という名の下で矛盾を教えていいのか、大いに疑問を持ちました。
 40年ぶりの教育基本法の改正に伴い、本年学習指導要綱が改訂されると聞きました。
 新人議員での勉強会で、チャレンジ改革7という会があります。今回私が幹事ですので、教育についてと題して、その辺の所を当局より、レクチャーしてもらう研修会を企画しました。人づくりの上で教育は基本です。教育についてもしっかり知識として身につけたいと思い、勝手ながら幹事の特権として、来月開催することにさせて頂きました。
 議員の資質向上を図る事を目的にした、チャレンジ改革7において、少しでも為になるよう、計画をすすめていくつもりです。

 学生時代は机に座ると、寝てしまうか、お腹がいたなくなるほど、勉強が嫌いだったのに、今は、教育は気になります。

 いつまで経っても、勉強はしなければいけないんですね。

映画文化の構築を

 財政破綻した夕張市で市民が主体となり、映画祭が開催されているニュースが流れていました。清水でも4月5日より、第14回清水映画祭が開催されます。富士市の映画文化はどうなるんでしょうかね?

 現在、富士市に唯一あるパピーのシネプレーゴも、パピー閉館後は、無くなり、24万5千人が住む、富士市には映画館の無いまちになります。私の子供の時は、吉原に3つ富士に、1つの4つの(もっとあったかも知れませんが覚えているだけでもの数です。)映画館がありましたし、映画館は娯楽の場で、学校でも、割引券などが配られ、休みになると映画館へ連れてってくれと親にせがんだことを覚えています。学生時代は授業をさぼって映画館に行ったのも思い出します。大人になっても、映画館で映画を見ることが好きで、定期的に映画を見に行っています。

 最近は忙しくて、なかなかいけない状況ですが、それでも、時間を見つけて、夜の遅い時間に行ったりして見ています。でも、富士市の映画館には、あまり行かず、沼津、清水、静岡までみにいきます。近くの映画館は、子供の頃のイメージがあり、狭い、汚い、臭い、という印象があり、どうしても、他市のきれいな映画館に行きはじめ、富士の映画館に行かなくなりました。実際、富士のシネプレーゴが無くなっても、不便は感じない1人です。しかしながら、映画文化を構築して頂きたい1人としては、自分の住むまちに映画館がないのはさびしい限りですし、まちとしての品格がさがると思っています。映画も文化をつかさどる重要なファクターだと思っていますし、大衆娯楽の原点のような気もします。
 戦後、何もない時代から、飛躍的に、映画が普及し始め、多くの人が、夢や希望を持ち生きていく元気をもらった人も多くいるはずです。テレビやビデオ・DVD・PCにより、映画館に足を運ぶ人が少なくなっているという現実もありますが、私は、何より子供の時から、映画が始まるドキドキ感が大好きです。富士市においても、フイルムコミッションが設立されまましたが、撮影誘致もそうですが、映画祭ができるようなまちになればいいなとつくづく思います。でも、そう言っている私も他市へ行っているようじゃ駄目ですね。

 今日も、清水のドリームプラザで、レイトショウで遅い時間から、「ライラの冒険」見てきました。(3部作ですが、面白かったです)私のダイモンはねずみでした。
 清水のドリームプラザ周辺は、大分、景観的にも、雰囲気的にもよくなり、わざわざ行ってみようという気にさせる場所になっています。富士市にも雰囲気の良い、映画を見たり、散策をしたり、買い物をさせてくれるような場所がないと若者が離れて行ってしまうと思います。

卒業証書授与式

 卒業式というのは正式には、卒業証書授与式という事を改めて知りました。本日、須津小学校、須津中学校の卒業証書授与式が開催され、議員になり来賓という立場で初めて参加させていただきました。

 最近の卒業式には、男の方の姿も見られ、夫婦で参加なされる方が大分多くなってきたようです。私の子供の時などは、父親が学校に来ると言う事は、ほとんどありえない時代でしたので、随分、様変わりしてきたと思います。学校行事に父親がくるというか、子供の教育に関わるという意味合いから多く方が色々な物に参加し始めているのかもしれません。通りで、子供たちが、私に何か事あるごとに、学校へ来いという意味がわかりました。
 小学校と中学校の卒業式にでで、比較することができて、これはこれで、結構、楽しいというか、勉強になりました。
12歳と15歳と3年間という年の差は、大きな違いがあり、体格的にも、行動においても、明らかに違う事が、はっきりとわかり、成長していくと言う事はこういう事なんだな、と一人納得してしまいました。
 校長始め、PTA会長さんの話も比較でき、話し方や内容もそれぞれに興味深いものがありました。その中でも、
「夢は見るものでも、夢は追うものでもなく、夢は叶えるものである。必ずできると言う思いを持ちつづけ、実現させてほしい。」
という話は、良く聞く話ではあるのですが、自分自身にもちょっと忘れかけてた気持ちに奮起をかけてもらえ、なんか得した気分になりました。

 中学の答辞をしたのは、私の親戚の子でもあり、自分の子供が読んでいるような錯覚になりました。上手にでき、安心するとともに、多くの人への感謝の気持ちが伝わってきて、とても感動しました。
 小学校、中学校の卒業を迎えられた、生徒の皆様また、ご父兄の皆様本当におめでとうございます。
 

人事異動

 昨日、2月定例議会がやうやく閉会いたしました。36日間という長丁場の議会でしたが、施政方針あり予算あり、多くの議題がてんこ盛りのボリューウムがある、やりがいのある期間でした。(初めての経験でしたので、長く長く感じました。)
 議会終了後の話題は、市の職員人事の事でもちきりでした。朝、新聞にも予想が掲載され、なんとなく誰がどこかなと思いながら、移動人事の内示を確認をしました。移動者数は900人と去年より、95人多い移動者数ですが、これは、大規模の組織改正が要因であると思われます。

 部長級も総務部長・環境部長・水道部長が定年退職となり、議場でいつも、相対して座っていた、3人がいなくなるわけです。私は、新人議員ですので、議席は一番前で、今回退職される部長に一番近い席に位置していました。3人の部長には、一般質問ではあまり、お世話(質問が係わらなかった)にならなかったようで、質問を投げかけられずに退職してしまうのはちょっと心残りです。3人の部長、お疲れ様です。また、今回退職なされる、市の職員の皆様、それぞれが40年前後、行政に携わり行政のプロとして活躍なされてきたと思いますが、本当にご苦労様です。
 4月より、組織変更と人事異動がありますので、新しい部署と変更になっている人事を早く頭に詰め込み、混乱が起きずに対応できるよう、事前に予習をしておこうと思っています。

退職者を祝いまして、お花を掲載します。

 本日より開催されている、いけばな小原流展「きらめき春・いま」をお友達の作品が展示されていると思い駆けつけたのですが、日を間違えていました。(前期・後期とわかれてました)他の知り合いの作品を堪能してきましたが、春になってきて頭がボーとしているのか日にちまでが分らなくなってきてしまいました。気をつけねばと思います。(年のせいかもしれませんが・・・・・)

今日は2度と来ない今日

 下の娘が学校を、本日、無事、卒業しましたが、議会があった為、出席はできませんでした、。議会が終了した後、行政懇談会があったので、どのような卒業式だったか聞く事もできない状況でした。早めに切り上げ、お祝いをしたかったのですが、議員としてのお付き合いもあり、つい帰りが遅くなってしまいました。

 帰ると同時に、娘から、学校を卒業した事の報告を受けました。卒業式の中で、田子の浦港について書いた作文が県知事賞を受賞した為に、皆の前で、表彰されて嬉しかったとにこにこしながら話してくれ、ちょっと感激しました。

 「卒業式で、先生が作った歌を歌ったんだよ。」

 「へーどんな歌」

 「こんな歌」

 これから先は中学生と
 あなたは2度とよばれない
 新しい一歩だね
 顔あげて生きよう
 今日は2度と来ない今日

 天真爛漫その一言が
 ぴったりのクラスでした
 ありがとう さようなら
 顔あげて生きてね
 今日は2度とこない今日
 
 いろいろなことがあったけれども
 思い出はいつも青空だ
 人生の不思議だね
 顔あげて生きようね
 今日は2度と来ない今日

心の籠もった歌を贈ってくれた先生に感謝いたします。
「今日は2度と来ない今日」いい言葉ですね。出席はできませんでしたが、素敵な卒業式が目に浮かびました。

卒業おめでとう。4月から高校生、父は、1日1日を大切にし、希望と夢をもって、これからも楽しく学校生活を送る事を望んでいます。

お祝い事、2題。

 YEGの例会において、本年卒業される2名のお祝いが催されました。YEGは50歳になると嫌がうえでも卒業しなくてはなりません。2人の内の一人は、JCの理事長を務め、法人会青年部会長をやり、YEGの会長を務めた後、県連の会長までやり遂げた、Y川さんです。
 Y川さんと言っても、誰だか分らないと思いますが、一部では、大変有名な方だと思っています。仕事も熱心、遊びも一生懸命、何でも熱く取組、熱血漢だと思っています。そのY川さんがようやく、青年と名のつく団体から、すべて手を引く時がやってきました。やり残した事はないと思いますが、これからやる事がなくなり、寂しいと感じているのではないでしょうか。
 どこの団体においても名物男はいると思いますが、まさしくY川さんは、属してきた団体で、この人ありと言われた人でした。きっと卒業した後も、じっとしていられないでしょうから、何かを探して活躍はなされると思っています。人生50年と言われた時代は終わっています。50から、更に好きな事を思う存分やってもらいたいです。とにかくご卒業おめでとうございます。

 おめでたいと言う事では、割烹料亭のN井さんは、YEGのメンバーですが、3月1日に、晴れて、おかみに就任いたしました。おかみになる事は、あらゆることを仕切らなければいけない立場となり、責任重大になったと本人はいっていましたが、しっかり者のN井さんだから、きっと素敵なおかみになる事は間違いないとおもっています。

N井さん、おめでとう、そしてがんばって!

 明日は(19日)、娘の卒業式がありますが、議会がある為、残念ながら、出席できません。議員になるまでは、子供の入学式も卒業式もすべて出ていたのですが、今回は、でたくてもでれません。公務優先です。娘よ、ごめん!

マンション建設に異変か!?

 先週末にある人から、富士のマンション建設状況は、今、どうなっているかと聞かれました。ある人いわく、マンション建設が進みにくい状況にあり、その上、建築費高騰の為、採算が合わなくなりはじめている為、建築見合わせが始まっているとの事でした。 
 今議会においていも、マンション建設反対陳情やペアーレ跡地のマンション問題が取り上げられていました。あちらこちらで、マンションの建設がすすんでいる話がありますが、順調に進んでいるのでしょうか?
 姉歯問題に端を発し、建築基準法が改正され、建築申請も厳しくなり、申請も出にくい状態である事が報告されていました。マンションにおいても、住民反対や確認申請が出にくい状況である上に、原油高による物価高騰、建設資材とくに、鉄骨等の値段があがり、建築費が跳ね上がり、中断せざる得ない状況が出始めているのではないのでしょうか。特に設計会社が大変である状況に拍車が掛かっているようです。
 本日の新聞にも、三島で大手ゼネコンのマリモさんが、測候所の跡地への建設を断念した。と報道されています。
また、富士でも。明治製紙さんの前のマンション建設も中断されたと報告を受けました。マンション建設に異変が生じ始めているようです。

 夕方、見覚えの無い、お兄さんというかおじさんに声をかけられました。(私自身もおじさんですが)相手側は、私の事をよく知っているようで、支援者かもしれないので、取りあえず、にっこり笑って挨拶を致しました。
「全然変わりませんね」
と言われたのですが、誰か思い出せません。
「長谷川ですよ」

「あー寛くん」

 思い出しました。15年前に、彼が学生をやってた時に、お付き合いがありましたが、(遠い親せき筋にあたります)大学へ入ってからは音信不通で、その後、何をやっていたのか知りませんが、偶然、今日出会いました。
でも、彼は貫録(大分太っていて)が出てしまい昔の面影もなく、誰かわからなかったわけです。その彼も、今は、お父さんの会社(建設関係)に入り、専務(多分)さんとしてがんばっているようです。
 変わってしまい驚きましたが、良く見れば、昔のかわいい面影もありました。懐かしかったです。

政局は不安定。

 道路特定財源の維持を盛り込んだ租税特別措置法案の改正案の成立があやうくなってきています。流れれば、大混乱に陥ります。そのまま選挙に突入も有り得る状況を要してきました。

 なんとなく、選挙を予感させるかのように、政党の総会や各分会においての役員会が開催されています。

 道路特定財源を捻出する、暫定税率のありようは、一般的に良くわかりにくい部分があります。暫定税率を廃止することにより、ガソリンが25円安くなるという案が出ています。(暫定とつくと意味が分りにくくなります)ガソリンが25円安くなる事は、誰でもがありがたい話であり、実現すれば、確かに、消費拡大に繋がるかも知れません。
 
 しかしながら、地方に交付されている道路関連の予算に欠損が生じ、整備計画がストップし、既存道路の維持管理さえめどが立たなくなり、市民生活に大きな支障が生じる事に対しての説明がなされていません。
 昨日、市政報告会においても、特定財源による、富士市の影響はどのようになるか、質問されました。会場にいる人に
「ガソリンが25円安くなる事を望みますか?」
と投げかけをいたしました。比較的若い3人の方が望むと手を挙げましたが、ほとんどの人は手を挙げませんでした。(手を挙げにくい状態だったかもしれませんが・・)
 実際、25円下がる事は、皆が望んでいることかもしれません。富士市の場合、廃止された場合、8億円位の交付金が入らなくなると思いますが、金額的には、財政上そんなに影響がないとしても、交付されない事により、進んできている、道路建設が止まってしまい、金額以上の支障が、生じてしまうと言う事を説明をしました。
 選挙をやるとかやらないとかよりも、景気回復、年金問題にしろ、国民の生活の不安を一刻も早く、解決をして頂きたいと思っています。
 国民が憤っているのは、年金にせよ、特定財源にしても、あつめたお金の使い方を問題にしているのです。本来の目的に使われているのなら良いのですが、あまりに不可解な運用がされている事に納得ができてないんです。人のお金ではなくみんなのお金ですのでちゃんとしてもらいたいです。
 与野党とも、そういう事をしっかりして、もらいたいと国民の一人としてお願いしたいです。

 

議員一年を振り返って。

 もうすぐ議員になってから、一年が経ちます。あっという間に過ぎ去っていく感じがしますが、振り返ると色々な事があり、取り組んできました。
 議員になってから、生活も変わり、無我夢中で毎日が過ぎ気がついたらもう一年経つという気がします。
 一年がたつ中で、市政報告会を開催しました。地域の人に議員として、この一年の経過を報告する機会を頂きたいと思い、市政報告会を開催してもらいました。一時間以上話したのですが、調子が出る前に、巻きがはいり、喋り足りないと言うか、思いが伝いきれないような気がして消化不良気味です。今回は、What‘s 議員!というような感じでしゃべりたかったのですが、どこまで伝えられたかは、疑問です。でも、帰る時に、
「また、聞きたたいよ。」

「今度はいつやるの。」

「今まで、こんな話聞いたことなかった。」

「こういう事がたいせつよ。」

お世辞でも、ありがたい言葉です。

思ったより、好感触でした。
喋ろうと思っていた事が半分も喋れませんでしたが、
多くの人に、議員の役割や取組を聞いて頂く機会を今後ともあれば、自分の思いを伝えたいと思います。

後援会長さん、連合町内会長さん、区長さん、生涯学習会長さんおせわになりました。

奨学会40周年

 昨日、吉原RCの奨学会40周年記念式典が、開催されました。市長をはじめ多くの来賓の方が出席していました。
 富士市には育英条例というものがあり、奨学金制度があります。家庭の状況や事情において、学習する意欲のある子供たちに、均等に機会を与える事が目的の素晴らしい制度です。今回一般質問でも、更なる充実をして頂きたく、見直しをすすめていく事を要望しました。
 しかし、行政以外でも、子供たちの健全育成を考え、将来の子供たちに夢や希望を持つ社会を推進していく為に、吉原RCでは、40年まえから奨学会を立ち上げ、富士東高、吉原高、吉原工業、吉原商業の生徒から、奨学生を選び、奨学金を給付しています。
 この奨学金制度の素晴らしいところは、市の育英条例と違い、お金を与えるだけではなく、アドバイザーという制度があり、奨学生一人につき一人、「第3の後見人」として、いろいろな相談にものるという仕組みを取っています。
 お金を与えるだけではなく、心の支援もすすめています。
多くの奨学生の進路もどのようになったかわかりますし、またなにより、奨学生がより、支えられていると言う意志の基、プライドを持ち頑張ります。
 私は、できれば、行政においても、同じような仕組みを進めて頂く事を願って、今回も質問をいたしました。教育ということについては、お金を与えるだけの支援ではいけないと思っているのが私の持論です。

アドバイザーになられている方々は素晴らしいメンバーです。教育委員長・建設組合長・商工会議所副会頭等早々たるメンバーが名を連ねています。

地域の出来事

 何気なく、テレビをつけて、ケーブルテレビを見たら、「地域の出来事」という番組で、先日のパネルディスカションの様子が放送されていた。私が、難しい顔をして、映っていました、なんでこんな顔して映っているのか、変な感じですが、不満です。でも、しょうがないですね、顔は変える訳にはいきませんので、もう少しにっこりすれば良かったと思っても、後の祭りです。 
 ケーブルテレビ、3チャンネルだと思いますが、今週、いっぱい、「地域の出来事」で放送されていますので、気が向いたら見てください。
 私、「個人の出来事」としては、一昨日から、突如、花がむずむず、目が妙に痒くなりはじめ、やばいな、と思ったら、くしゃみがではじめました。今年も、やってきました。花粉症です。夜中にも鼻水がでてきて、止まらないので、ティッシュを鼻の穴につめて寝ています。アレルギー性の花粉症は、免疫反応が過剰に反応して、鼻炎やぜんそくを引き起こさせます。
 花粉といっても、未だ決定的な原因はわかっていないようですが、車の排気ガスとの相乗作用が働くとも言われていますし、タンパク質の過剰摂取とかストレスによる作用だとも考えらています。現代病の一種です。まあ、私は、カッコよく言えば、現代病にかかる、現代人という証ですかね。
 朝から、べにふうきを飲み、アレルギーを防ぐ目薬をし、鼻炎用キャンディーをなめ、マスクをしています。
 建設水道委員会が一日あったのですが、マスクをしたまま、会議に参加しましたが、集中できずに困りました。何とかしてもらいたいです。
 掛かっている人しかわからない悩みです。

びっくりした!

 3月8日土曜日に、勉強会の後に、お好み焼き屋で、遅い夕食をとった時に、懇意にしている人と何気なく子供の進路について話す機会がありました。

「家の妹の娘が、今日、発表のお茶の水大学だめだったみたい。でも、他の大学は受かっているから浪人はしないけど。」

「家は、まだこれから発表なんだよね。」

「ふーん、大変だね。大学だとお金もかかるよね。」

「そう、実家が東京だから、そこから通うから、住むところはお金がかからないんだ。でも、サラリーマンだからたいへんですよ。」

「どこかわからないけど、受かるといいね」

普通の会話なんですけど、家に帰ってから、妻に

「何々さんの家、受験なんだって、東京の大学って言ってたけど、どこかな、悪くて聞けなかったけど、時期的に私立でなくて国立だよね。まさか、東大なーんてね。」

「まーさか、でも、何処行くのかな?聞けないよね。」

「そう、そう」
話は終わっていました。

 10日月曜日に東大の合格発表があり、確認すると、見事、東大文3に合格、びっくりしました。まさか、自分の身近の知り合いの息子が、現役で東大に合格するとは、・・・
 いずれは、官僚か博士なのかなとは思いますが、これからの日本の中枢に携わるような進路の可能性を得た事には、お祝いを申し上げると共に、どうしてそんなに優秀なのか、また、お好み焼きを食べながら聞いて見ようと思っています。

新幹線新富士駅

 JR新富士駅開業20周年の記念イベントが開催されています。入り口では茶娘が、お茶のサービスで出迎えてくれ、つい寄ってしまいました。
 新富士駅ができて新幹線利用が増えました。首都圏への通勤、通学が可能となり、私の知り合いも結構、東京、横浜に仕事や学校に通う人がいます。新富士駅がなかった時には、三島まで行き、新幹線を利用していましたが、新富士駅ができ、本当に便利になったと思います。
 新富士駅は、昭和63年3月に地元の請願により設けられた駅であり、自治体が建設費を負担した請願駅です。こだましか止まらないので、私は以前より、朝昼夜の3回位は、ひかりも止めてもらいたいと要望を投げかけたことがあります。「静岡駅との距離が近すぎるためにできない」という返答でした。
 新幹線の駅ができて、便利になったのは言うまでもありませんが、交通施策がなかった事が、新幹線の単独駅にしてしまい、鉄道路線と接続がないという、今の、新富士ー富士駅の接続問題に発展してきたことです。今回のイベントが開催されましたが、いうなれば、20年間、在来線と接続がなされなかったという時間の経緯を改めて感じさせられました。


フジコウジさんが地元物産品として、味噌や金山時を販売していました。酒屋組合の役員さんなので、何か買わなければと思い立ち寄ると、きゅうりのスティックを進められ、買い求めましたが、駅の構内で、きゅうりに味噌をつけ、歩いて食べるのは、チョコバナナなんかと違い、オシャレじゃない
し、おやじまるだしだなと思いながら、食べてしまいました。

まちづくりとは!?

 本日、青年会議所が主催する、まちづくり推進事業としての、「まち未来創造図」という、パネルディスカションにパネラーとして参加いたしました。
 JCは、50周年に、エリア構想と言う形で中期ビジョンとして、提言書を策定し、現在推進しています。周年に掲げた取り組みを実現化する為に、いろいろなアクションを起こし始めている中で、本日のパネルディスカションも開催されていると思っています。
 提言は、素晴らしいものだと思いますが、ただ、言っているだけでは、中々、実現化しない実情だと思います。実現化する為には、どうしたらいいかが、大きな課題だと思います。細かい事は、いいませんが、自分達のまちは、自分達でつくる。という思いは貫き通してほしいと思います。
 ひとつの事を言いつづける事も必要だと思いますし、行政とは、相反する気概も必要だと思います。
 まちづくりとは、英語で言うと。CD(コミュニティデベロップメント)と言われますが、アルファベットで言うと、CDの前に、ABがあります、かって、JCにおいて、CDの前のABは、あほ、ばか、である。と言われました。CDを進めていく上では
アホ、と呼ばれようと、馬鹿と罵られようと、一つの事を必死、に一心不乱に取り組んでいかなければ、変化は起らないような気がします。JCだから進める事もあるはずです。

JC本来の姿でまちづくりを進める事を期待します。

JCの雰囲気を感じ、久し振りに血が騒ぎました。