昨日、吉原RCの奨学会40周年記念式典が、開催されました。市長をはじめ多くの来賓の方が出席していました。
富士市には育英条例というものがあり、奨学金制度があります。家庭の状況や事情において、学習する意欲のある子供たちに、均等に機会を与える事が目的の素晴らしい制度です。今回一般質問でも、更なる充実をして頂きたく、見直しをすすめていく事を要望しました。
しかし、行政以外でも、子供たちの健全育成を考え、将来の子供たちに夢や希望を持つ社会を推進していく為に、吉原RCでは、40年まえから奨学会を立ち上げ、富士東高、吉原高、吉原工業、吉原商業の生徒から、奨学生を選び、奨学金を給付しています。
この奨学金制度の素晴らしいところは、市の育英条例と違い、お金を与えるだけではなく、アドバイザーという制度があり、奨学生一人につき一人、「第3の後見人」として、いろいろな相談にものるという仕組みを取っています。
お金を与えるだけではなく、心の支援もすすめています。
多くの奨学生の進路もどのようになったかわかりますし、またなにより、奨学生がより、支えられていると言う意志の基、プライドを持ち頑張ります。
私は、できれば、行政においても、同じような仕組みを進めて頂く事を願って、今回も質問をいたしました。教育ということについては、お金を与えるだけの支援ではいけないと思っているのが私の持論です。
アドバイザーになられている方々は素晴らしいメンバーです。教育委員長・建設組合長・商工会議所副会頭等早々たるメンバーが名を連ねています。