劇団「いず夢」と藤田さん

 現在も、テレビ、舞台、講演と幅広く活躍する女優の藤田弓子さんは、20年前から伊豆の韮山で暮らしています。東京生まれだそうですが、今は、第2の故郷、伊豆の国市で、自然と犬と共に森林浴を満喫しながら、釣り、ゴルフ、お酒、読書を楽しんでいるそうです。

 10年前、夫で放送作家の河野洋さんとともに、韮山時代劇場付劇団「いず夢(む)」を立ち上げました。そのほか静岡県生涯学習審議委員会の委員や国民芸術祭の委員を務め、地域の芸術文化振興の発展や活性化の活動にも尽力するバイタリティ溢れる素敵な女性です。
 藤田さんは座長として、演出家として、劇団を引っ張っている「いず夢」の劇団員は、学生、主婦、小学校の教師、保育士、介護士、整体師、トリマー、社長、理髪師、 歯科医など職業も年齢も様々であります。
 「いず夢」の劇を見る事と藤田さんの講演を聞く機会がありました。劇は、夫の脚本家の河野洋氏が創られた劇で現代社会を風刺しながら、教育、環境、福祉、まちづくり等の問題を取り上げた分かりやすく面白い劇でありました。その中で、「ゴミ捨て」と言う言葉が使われていたのですが、見ている方からゴミ捨てと言う言葉は不適切で、正しくは「ゴミ出し」であるという意見がありました。ゴミ捨ては不法投棄であり、しっかり分別をした中でゴミ置き場への「ゴミ出し」が正しいという話は、私も簡単に「ゴミ捨てをお願いします」と使っていたので言葉に気をつけようと思いました。

 藤田さんの講演では、多くの学ぶべき言葉がありました。
「上手くいかないとき程、真ん中の位置にいなさい。たとえばパーティーに出席した時も、隅におらず、中央のテーブルにいると運が開ける」

「目じりのしわは、どれだけ笑いのある生活を送って来たかを表すバロメーターで誇りに思わなければいけない」
「顔の表情筋は使わないと衰えるので、笑い顔を作る練習をする。笑いかければ人はよってくる」

「男の趣味は料理が良い。料理が上手い人は聡明な人が多い」
「人を誉めようと思う事、ありがとうという感謝の心を表すことがときめきに通じる」

「いつも、誰かにときめくことが友達を作り続けることになる」

「相手に喋らせるためには、勉強をしなければならない」

第一線で活躍する女優である上での人生哲学は勉強になりました。
 このような方が、静岡県知事になれば明るく元気な静岡になるのではないかなとふと思ってしまいました。

伊豆家の天丼


 30年以上前、沼津で初めて伊豆家の天丼と千楽のかつ丼を食べた時は衝撃的なおいしさで感激しました。(ちょっと大げさですが、すごく旨いと当時から有名でした)

 伊豆家は、沼津の永代橋の袂にある老舗の天丼の専門店ですが、その近くの沼津東急ホテルで午後からの会合があったので、せっかくと思い、早めに行って、伊豆家でお昼を取ろうと久しぶりに寄ってみました。土曜のお昼と言う事で、大変込み合っていました。
 曜日や時間帯によっては並ばなければならないほど混みます。

 店内はゴマ油の匂いが立ち込め、お腹がすいている時は、いい匂いに感じます。天丼のメニューは結構あるのですが、天丼1000円(イカ、海老、魚)とお味噌汁100円を頼みました。何年か前に来た時より、値段が上がったようです。ここの天丼は、カラッと揚がった大きめの具はあまり油っぽさを感じさせず、ちょっと味が濃い甘辛のタレは食欲をそそります。また、お味噌汁は、前は、シジミのお味噌汁でしたが、アサリのお味噌汁に代わっていました。
 お腹も減っていたせいか、あっという間に平らげてしまったのですが、おいしい天丼です。お弁当でお持ち帰りもありますが、揚げたてを食べることをお勧めします。沼津の市場があり魚も豊富で新鮮なものが入る天丼の専門店と言う点においては、富士市においてはこのような店は無く、わざわざここまで来て食べる価値があるお店だと思っています。

 

 お腹も膨れたので狩野川沿いに歩きながら会合へ向かったのですが、春のうららの狩野川は風情があり、何気なく感じる幸せと言うのはこんな時なのかなふと感じました。
 沼津へ行く機会があったら、立ち寄ってみてください。
お勧めです!!
 

水害から地域を守る


 議員になってから重点的に取り組んでいる、東部地域の水害に対して、多くの対策が取られている中で、以前より、議会において事業の前倒しを要望していた、湛水防除事業の江尾江川の排水ポンプ設置工事が始まっています。

 江尾地区及び境地区において、一昨年と昨年と水害による被害が出ました。それ以前より、水害常襲地として地域の問題でもあったのですが、私が議員になってからは、2度の豪雨に見舞われ、その都度、議会において一昨年の9月議会、昨年の9月議会で取り上げ、水害対策を要望してきました。また、地域の強い要望もあり、市や県、また国においての対策を進めて頂けている事は有難いことだと思っています。
水害対策の一環としての堪水防除事業は、本年度の市の予算にも、江尾江川淡水防除事費6200万円が付いています。これは、増川円照寺上側に約18300トンの雨水を貯める2つの調整地を作る工事が着手されます。国、県の補助事業である為に市の負担15%の事業費でありますから、本年度だけでも、4億1333万の事業予算でもあります。
昨年の9月議会でも取り上げた堪水防除事業の中の江尾江川の下流部から沼川への強制排水を行うゲートポンプの設置の関しても、市の農政課より、土木事務所より、当初、年度末に設置と言う計画が沼川整備計画の関係上、先延ばしであるという事を言われた中で、何としても早期設置工事をしてもらいたいという要望を聞き入れてくれ、雨季になる前までには設置して頂けるという前倒しの工事の答弁を頂けました。

既に工事は始まっている事は知っていたのですが、昨日、工事の確認に行ってきました。
「水害を防ぐ為の樋門をつくっています」
と6月30日までの工事看板が設置され、排水機上樋門工事が行われていました。

ゲートポンプに関しては万騎沢の支流から沼川へ流れる所にももう一基つける予定になっていますが、景気対策の一環としても、前倒しでもう一基についても取り組んで頂ければ有難いと思っていますが、これについても相談に行こうと思っています。
要望していた事が進んできている事が、実際、目に見えてわかるという事は嬉しいことでもありますが、根本的な沼川の改修や昭和放水路、田子の浦の石水門の拡幅と問題も多く、道のりは長いです。
でも、
「水害から地域を守る」
私の議員としての使命でもあります。

お知らせです!!

 議員になって2年が経ち3年目に突入します。自分なりに、議員生活を進めてきていますが、少しでも多くの方に活動を知って頂きたいと思っています。
と言う事で、お知らせです。

地域においての市政報告会を下記の通り、開催する事になりました。
             記
日時:4月16日(木)
場所:須津農協2F
内容:1、20年度の議会報告
   2、21年度の東部地域は

                         以上

いろいろな集まりでは挨拶をさせてはもらえますが、伝えきれない事もあり、私の考えや議会においての質問をしている事、また、新年度に入り、自分の住む地域ではどんな事が行われるかを知って頂く機会にしたいと思っています。私の情報発信としては、日々の活動を知っていただく為に、ブログも書いていますが、見る人は限られています。地域においては、何をしているのか分からないという人が多いと思っています。その為に、議会報告として「オギタ通信」を作り配ったりしていますが、渡し切れていない状況もあります。
 市としても、議会だよりや議会中継をインターネットで流しています。色々な情報発信はしていきたいと思っていますができるだけ生の声での発信もしたい思っています。
去年より開催はしていますが、今後とも、定期的に、市政報告会をやりたいとは思います。
良かったらお越しください。
またこれとは別に、
4月29日17:00ホンダクリオ富士(社員研修会)
5月 7日12:30吉原ロータリークラブ(定例会)
において市政報告を兼ねて話をさせてもらいます。
 
 人前で話す以上しっかり私の考えが伝わるよう工夫するつもりでいますが、少しでも議員を知って頂き、より身近に政治を感じてもらいたいと思っています。

浮島の思い

「どうしても、東のはずれと言うイメージがあり、西の方ばかりに目をやらず、富士市で1番早く太陽が昇り、1番早く陽が当たる地域の浮島地域にも、行政の光が当たるように、各種要望等を今後ともお聞きして頂きたい」
と浮島3町内の新旧区長さんが市長への表敬訪問の際にお願いを致しました。


 浮島地区は、1年交代で役員が変わっていく地域ですが、毎年、新年度に関係部署へ挨拶周りをします。私も、1番東に住む議員として行政のパイプ役でもある為、同行させてもらったのですが、
市長は、
「東の方への取り組みに対しては、不安もあるかも知れませんが、先日も念願の破口橋も完成し、当然、平等に光があたる事を進めていきますので、たとえ時間はかかろうとも要望等はしっかり取り組み進めていきますよ」
と言うご返事は頂きました。私もその言葉を現実的に進める為に、しっかり、行政のパイプ役を務めようと思っています。庁舎を上り下りし役員さんもちょっと疲れ気味のようでした。

 多くの部署を回る中で、廃棄物対策課において、今、ゴミの不法投棄が増え始め、田圃の畦道にゴミ袋が散乱し始めている事が、目立ち始めたのでとりあえず看板の設置をしたいとの事でした。実際、私も、土地改良区を自転車で走ってみると、ゴミ袋が散乱しています。分別収集が始まり、それを実行しない人たちが車できて捨てていくようです。
 以前から、すでに沼津では分別をやっている為に、沼津に近い船津地区には、沼津から来る方がゴミを捨てて行って困っていましたが、富士市でも分別収集が始まり、余計にゴミが捨てられる恐れがあります。不法投棄の看板は5種類あり、町内でも団体でも申し出をすれば頂けるという事でしたので、その場で10枚を頂き、帰り次第、設置をするそうです。
 本日の新聞に、東部土地改良区への産業廃棄物の不法処理で逮捕の記事がでていました。すぐ近くでは、未だに、廃車の車の山が撤去されない状況です。

 浮島土地改良区では、農地・水・環境保全事業として「はるやま21」を立ち上げました。農家と地域、学校、各種団体が連携して、良好な田園風景を守っていく訳ですが、東外れの田園地帯と言う地域なので、家電製品等も捨てられており、今後、行政もゴミや産廃が増えないよう看板設置以外にもしっかりとした対策を考えていかなければならないと思っています。

 私も、多くの要望が出されているようでしたので、東の地域の浮島の思いを少しでも形にできるよう、区長さんと連携し取り組んでいきたいと思っています。

笑顔溢れる入学式

 市内の公立小中学校全43校の入学式が、一斉に桜満開の素晴らしい日に、学校毎に執り行われ、新たに、小学生2546名、中学生2626名合わせて5172名の新1年生が誕生いたしました。
おめでとうごさいます!!!

 私の住む地域の須津小、中でも、須津小3クラス108名、須津中5クラス148名のピカピカの新1年生が誕生しています。

 須津中学校の入学式が午前中であったのですが、少子化と言われて生徒減少が懸念されている中で、昨年の新入生が139名であったのが本年148名と9名の増加である事はちょっと驚きました。
 小学校から中学校に代わり、学校環境が変わる事により、多くの不安や小学校と比較して学習内容が一段と高度化する中学校では生徒間の学力格差の拡大や不登校が増加する「中1ギャップ」と呼ばれる現象が問題視されている中で、きめ細かな指導、体制を望まれており、理想の学校教育具現化委員会では少人数学校として30人学級の導入を強く求めています。
                         (体育館に張り出されていたクラス表)

 そのような動きの中において、須津中では148名で5クラスですので各クラス30人以下で構成されており、人数によるクラス編成としても結果的に30人学級として進んでいる事は子供達にも先生にとっても有難いことです。環境の整っている中でしっかり勉強に励んでもらいたいものです。

午後は小学校入学式でした。
(足がつかないのでブラブラしちゃいます)(新2年生のお迎え)(しっかり起立もできます)
 

 小学校の入学式に関しては、両親での出席が多いようで、カメラ片手に持ちながらの姿も多く、参加者も多いので、子供の入場と共にかわいさからどよめきが起きます。見ている来賓の方たちも、微笑ましさから思わず笑顔が出てしまいます。本当に可愛いです。
まだ、幼さが残る新入生を気遣い飽きないよう長い式典を避け、新入生の呼名を省いたり時間短縮が図られていました。

どちらの入学式も、希望と期待と笑顔が充ち溢れた素敵な式典でもありました。

UCC工場感謝祭

「飲むんだったらUCC,いつでもどこでもUCCコーヒー」という宣伝を覚えていますか?

野球選手のCMだったと思いますが、その宣伝していたちょっと甘めの三色のデザインのUCCミルクコーヒーが子供の時は好きでした。今は無糖のブラックコーヒーしか飲みません
が・・

 確か、私が、1番最初に飲んだ缶コーヒーはUCCのミルク入りコーヒーだったような気がします。缶コーヒーを最初に作ったのは、後に「日本のコーヒーの父」と呼ばれるUCC上島珈琲の創業者・上島忠雄氏であります。

 私の家の近くにUCC富士工場がある為に、コーヒーの独特の匂いが風向きによって漂ってきます。呼称のUCCはUeshima Coffee Co.,Ltd.の頭文字に由来しています。

 そのUCC工場で恒例の工場感謝祭が開催され、桜を見ながら地域の人は勿論、それ以外からも2000人近い人が来場していました。UCC工場の庭へ行くと温室でコーヒー豆の木を栽培しています。また、UCC工場では創業者の上島忠雄夫妻の功績をたたえた銅像も、見る事もできます。

 UCCは、レギュラーコーヒー豆はもちろんですが、1969年に世界初のミルク入り缶コーヒー、「UCCコーヒーミルク入り」を発売したことでもその名を知られました。

 感謝祭では、大道芸やよさこいのイベントや抽選会などが行われ、毎年、どこから人が集まってくるのかと思うほど、人と車でごったがえしになります。
 感謝祭ですので、当然、私も、思わず1ケース500円という無糖の紅茶を2ケース買ったのですが、重くて運ぶだけでも大変です。飲むものは、値段が安くされてもたくさん買えません。
 地域において、この感謝祭は毎年楽しみにしており、最近ではあまり宣伝などしなくて多くの人が集まってきてしまいます。今では、地域の季節の名物イベントでもあります。
 不思議なもので景気は悪いのですが、人は集まる所には集まってくるのですね

花見でてんてこ舞い。

 桜があちらこちらできれいに咲いています。
今週は急に花が開き始め、桜ががちょうど旬の時でもあります。花見で結構忙しいです。

と言う事で、今週は花見が行われており、花の命は短いので、私も毎日、花見にでかけていますが、桜も見る場所、見る時間が違えば、見え方も変わってきます。
(瑞林寺の庭にて)  (岩本公園の滑り台の上から) (実相寺)

金曜の昼間は、岩松地域付近で桜を見、夜は広見公園で、土曜昼間は英霊供養祭で夜は雨の中で米の宮神社で花見の宴席があり、日曜は、UCC工場での桜まつりと神谷で花見と今週末は、花見週間でもあり、桜・桜で毎日が過ぎていきます。

(龍厳淵1)      (龍厳淵2)      (雁堤)

富士山と桜は景色としてはベストマッチであります。

 

(広見公園の夜桜)     (岳南忠霊廟)

しかしながら、それに加え、今週末は、お葬式も3件あり、通夜・葬式・お花見とてんてこ舞いで、落ち着いてブログを書いている時間が取れない実情もあり、あちらこちらの桜の掲載しますのでお楽しみください。

凡事徹底

 商工会議所と地域のパイプ役を担う、平成21年度商工振興委員の委嘱式が行われ、再任、新任合わせて99人が委嘱され、私もその内の1人として委嘱状を頂いてきました。


 
 毎年、その際に講演会が開かれるのですが、本年は、100年に一度とい未曾有の不況という状況を踏まえ、日本銀行静岡支店の武藤清支店長が「経済の展望と課題」について話されました。
 サブプライムローンに端を発した金融恐慌が世界的な不況を生じさせ、非常に厳しい状態である事は、多くの方が実感している事です。昨年末、また年度末と県内においても、良い状況ではなく、一刻も早い景気の底入れが待たれている訳ですが、データで示されるものは、今までにおいて、最悪の数字が示されており、深刻さは増しています。
 武藤支店長は、設備投資などはせずにキャッシュを確保しながら、長中期的な展望を持ちつつ、今をしのぎ、ピンチからチャンスに変わる機会を待つとし、このような時だからこそ、当り前の事をきちっとこなす仕事に徹する「凡事徹底」の大切さを訴えていました。
 「凡事徹底」いい言葉であると思います。でも、本当に困っている会社にとって、言葉だけでは救われません。確かに、朝の来ない夜はないと思いますが、実際、私の知り合いの会社でも、年度末で倒産や廃業があります。仕事を続けたくても、できない状況であり、振興委員もそうですが、各種団体の役職も受けられなくなってしまった会社もあります。今をしのぐことができない会社が増えている状況においては、「凡事徹底」も理想論のような気もしてしまいました。
 でも、議員としては、当り前の事をきちっとこなしながら、一歩一歩実績を積み重ねていく大切さを充分に感じています。

 急いで、商工会議所に向かう途中、車が溝に落ちている光景に出くわしました。知り合いの方ではないか、気になり、車から降りて確認に行きましたが、すでに運転されている方はいないませんでした。
 何事も焦らず、慌てず、事故を起こさないよう気をつけなければと思いました。

次に目指すものは。

 

 3月21日をもって終了した、県で行っていた第7期まちづくりリーダー養成講座の修了証が年度初めの4月1日に、県から送付されてきました。

 議員という立場もありましたが、一年間それなりに忙しい時間?を割いた中で、途中でなげださないで何とか続けて終えることできました。
 
 先日、県庁で行われた修了式には出席はできなかったのですが、改めて、送られてきた修了証を手にして、嬉しく思っています。修了証以外に送付されてきた資料をみると、この講座においての単位を20単位認定するとありました。
 知らなかったのですが、「しずおか県民カレッジ」と連携講座である為、今後、所定の単位を取得すると「ふるさと学士・博士」等の称号が授与されるとなっています。
この称号は、大学の学士課程や博士課程を修了して認定される学位とは異なるものですが、生涯学習の目標としての称号だそうです。ですから、生涯にわたる学習を目標にしての大学の称号であり、卒業もありません。
 せっかく、まちづくりリーダーで単位もいただけたので、次には、「ふるさと学士」を目指そうと思っています。ただ、時間はかかるとは思いますが、卒業もないという事ですから落第も退学もないと思いますので、生涯にわたり、自分のできる範囲で今後も取り組んでいこうと思っています。
 いくつになっても、勉強をしていかなければならないと感じています。

製紙発祥の地と私の祖父は。

 
 日本製紙工業の発祥地である王子は、王子製紙発祥の地として有名でもあります。その王子へ紙の博物館を見に行ってきました。製紙発祥の地には、渋沢栄一氏の写真が飾られています。

それは、明治時代初め、西洋に追いつき、追い越せと「文明開化」を担う産業として、洋紙業を興すことが最重要であると、「抄紙会社」を創立し、東京府下王子の地に王子工場を建設したのは、大蔵省を退官し、取り組んだ渋沢栄一の先見性と英断によるものであり、その功績が讃えられて飾られている訳です。

 当時としては製紙工場設置に最適であった東京府豊島郡王子村も、時が経ち、東京都北区王子となり、戦後の高度経済成長に伴い、都市化が進み、大きく変貌しました。
 
 富士市も紙のまちと言われていますが、実は、私の母の父、私からするとお祖父さんは、久保田春吉と言い、市内にある製紙会社の創設者でもあります。ですから、紙には縁がある家系でもあります。祖父は、すでに40年前の私が小学校1年生の時に亡くなってしまいましたが、今は、会社の敷地内に、祖父の銅像が建っています。
  富士市では、大昭和製紙の故斉藤知一郎氏は有名ですが、その斉藤知一郎氏と同じ位、偉大な経営者であったと思っています。その昔、大昭和製紙の前身である、昭和製紙を斉藤知一郎氏と共に祖父は起こしました。その後、手を引き、違う製紙会社を立ち上げた訳ですが、色々な事情があって大昭和のような上場企業になれませんでした。(成らなかったのかも知れませんが)
 しかし、今も堅実に中小企業としてはそれなりの会社として頑張っています。それは、亡くなられた叔父さんや今の会長が頑張って経営してきているからですが、祖父が、もっと長生きしていたら、もしかしたら、私も今頃、紙の関係の仕事をしていたかもしれません。今は、景気は非常に悪い訳ですが、、製紙工場も全国にわたり増え、わが国の製紙業は大きく発展し、世界の製紙大国となりました。また、文化・経済の先進国にもなりました。今も紙は進化していますが、紙関係の仕事も産業構造の変化に伴い大変な時代になっています。変化に対応し、生き残る努力をしなければいけない時でもあります。
 富士市では私のお祖父さんは、製紙業界の草分け的存在でもあり、私自身、祖父を経営者として尊敬をしていますが、新ためて製紙工業の発祥の地、王子へ行き、祖父を懐かしく思い出しました。

明日から新年度

 
 年度末最後の31日、花束を持って庁舎からでてくる本日をもって退職なされる職員の方と何人かとすれ違いました。

 会った方々には、頭を下げながら今までの職務に専念されてきた功績に対し、敬意を込めて「お疲れ様でした」と言わせていただきました。
 年度末と言う事で、何となく慌ただしい雰囲気があり、2階の市民課は大変込んでいます。
 明日から4月ですが、庁舎の人事異動により、人の移動もありますし、明日からゴミの出し方が変わるのでご注意ください。

 富士市では、4月1日より、家庭ごみの指定袋制度が導入され「富士市指定」と印刷されたゴミ袋をスーパーやホームセンターなどで購入し袋へ氏名を記入しなければなりません。また、プラスチック製容器包装の分別収集が新たに開始され資源物の分別適成果が図られます。
 制度の導入によって、分別マナーとゴミ減量化意識の浸透を図り、効率的な収集体制を確立することを目的とします。新しく始まる事は、何でも最初は戸惑いもありますが、すでに、旧富士川町では分別収集はやっており、ゴミ減量に効果がある事が認められています。
 ゴミの減量には全市的な取り組みをしていかなければならない中では、早く慣れていかなければなりません。
 明日から新年度、色々な事が変わりスタートをいたしますので新たな気持ちで頑張りましょう。
 

子育て支援


 ロゼシアターで「子育て支援フォーラムイン富士」が開かれ、小渕優子内閣特命少子化担当大臣が講演を行いました。私は、残念な事に同じ時間に、一番東の地域である浮島地区で浮島放課後児童クラブの開所式が行われた為に、子育て支援フォーラムは欠席しようと思っていました。

しかしながら、30分位でセレモニーは終わったので、少しだけでも思い、子育て支援フォーラムへ行ったのですが、幸運な事に、偶然にも小渕大臣とお会いする事ができました。(ちょっと感激してしまいました。)

 小渕大臣は妊娠中であり、しきりにスーツのボタンが弾けないか気にしていましたが、背も高く素敵な女性であり、子育てに対しては、自分自身が身をもって実践している中では、少子化大臣としては適任であると思っています。
子育て支援と言う観点からは、親が仕事をしながら子供を育てるという学童保育は重要で、その設置運営には各自治体においても、積極的にとりくんでいます。
 そのような意味では富士市は、本年度より、浮島に放課後児童クラブが出来る事によって、富士地区27の通学区に児童クラブが配備された事になる訳ですが、これについては、全地区に放課後児童クラブがあるのは珍しく、県内でも先進的な市でもあります。
 4月からの浮島放課後児童クラブへの入所者は12名からのスタートとなりますが、今まで、仕事をしたくても、子供の事を考えると仕事ができなかった特に母親にとっては、安心して預ける施設ができた事は、更なる就労支援にも繋がり、利用の増加が考えられます。浮島地区においては、少子化進む中で、東小学校の児童数の減少が懸念されており、5年後には全校80名と言う人数になる事が予想されています。しかしながら、今まで、この施設がない為に引っ越しをしてしまった家庭もありましたので、放課後児童クラブができ、子育てしやすい環境整備がされた事は、流失への歯止めともなり、地域にとっても大変喜ばしいことでもあります。
 放課後児童クラブについては、2月議会でも取り上げましたが、富士市の場合、公設民営であるので、運営に関しては、地域主体で立ち上げ、運営していかなければならなく、多くの問題もあります。「仏作って魂いれず」ではありませんが、入れ物だけではなく、本当の意味での預ける方も、預かる方も安心安全な施設としていかなければならないと思っています。
(福祉部長も開所式に駆けつけました)

 本年より富士市独自のガイドラインも整備されてきていますので、施設ができ、これから運営がなされていく上では、更に、行政支援がしっかり整えて頂けるよう応援していくつもりでいます。
 小渕大臣には、子育てする世代に希望を持たせる施策を進めながらも、健康なお子様を出産なされる事を心から期待しています。

春うららなので

 年度末であり、何かと忙しいのですが、出かけて行くと、色々な風景に出会う事ができます。
春うららなので、あちらこちらで写真を撮るのですが、載せる機会がなくて・・ ・・・・

 静岡の駿府城付近では桜がお堀に咲き始め、風情があります。

また、日曜には、静岡市議会選挙が行われる為に、市内では選挙カーが候補者の名前を連呼し、賑やかでした。
 
 政令市になってからの2度目の選挙だとは思いますが、2年後に選挙を控える身としては、選挙ポスターも気になります。石川県知事は選挙には出ないようですが、誰が次はなるのか気になるところです、ちなみに、千葉県知事には森田健作氏が当選致しました。やっぱり知名度のある方にはかなわないのが選挙なのかなと思ってしまいます。

28日 広見公園では恒例の桜まつりが開催されており、私の妻もガールスカウトの仲間達とお店を出しているので、激励を兼ねて顔を出しました。国会議員の先生も、挨拶回りで忙しそうにしていました。

 
 今年は、桜の開花が早いと言われていましたが、ここのところ寒くなってきたのか、まだ、桜が咲き乱れてはいない感じで、来週以降が桜の見ごろになるのかと感じました。

 28日、神谷の白蛇を祭っているお不動産に顔を出しましたが、今年も、白蛇を岩の中に見る事はできませんでした。
土日祝は、この土曜よりETCを利用すると高速道路が1000円と言う施策が始められているので、東名高速道路は込んでいるのか確認をしたのですが、あまり込んでいるような感じはありませんでした。

 
日曜に気がついたのですが 私の住む地域に以前あった、スーパー銭湯ふじの湯が、残念な事に新たに経営を再開することなく、ついに解体工事が入ってしまい、スーパー銭湯ふじの湯の復活は、夢と消えてしまいました。

天皇御即位20年と私の名前

 気になる事なんですが、私の名前は、丈仁(たけひと)と書きます。
紹介される時や初めての方には、名前をちゃんと読んでくれない事がよくあります。

 ふみひと・ぶんじん・じょうじん等と読まれ、その都度またかと思いながら、「たけひとです」と言い直していますが、議員になった今も良くあります。
 名前を説明するときには、「天皇家ゆかりの仁が入っている名前であり、高貴な名前です」ともっともらしい話をすると、皆さん「道理で皇室系の顔立ちをしている」と良く分からない返答が返ってきます。
天皇家とは縁もゆかりも多分ない訳ですが、ただ、私の叔父さんは、すでに亡くなってしまいましたが、富士市においては、珍しい、学習院時代の天皇陛下とご学友でもあり、かって、富士市に天皇が来られた時も、お会いしています。
 私は、直接は関係無いのですが縁あって、27日静岡で、神社庁が中心となって開かれた「天皇陛下御即位20年奉祝式典」に参加してきました。2000人以上の関係者が集まった式典でしたが、昭和から平成になり、当初は違和感があったもののすっかり馴染んでしまい、20年経った時間の早さを改めて感じました。皇室においては、問題もあると思われますが、、天皇皇后には、健康に留意され、1日も長く在位して頂きたいと思っています。

 本年、天皇陛下は、今年、1月7日に即位20年、4月10日には皇后さまとの成婚50年という節目の年でもあります。 また、政府主催の即位20年記念式典が11月12日に予定されているそうです。
 高貴な丈仁(たけひと)と名前が付いている以上、勝手に私も、名前に恥じないように、しっかりとしたたち振る舞いに気を付けなければと天皇御即位20年に際して改めて思っています。
 でも、丈仁(たけひと)と言う名前間違わないで覚えてくださいね。

PFI事業「高尾の森わくわくビレッジ」

PFIと言う言葉をしっていますか?
PFIとは、民間資金主導型の公共施設整備手法で、民間の資金とノウハウを活用して効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図る仕組みを言います。

「高尾の森わくわくビレッジ」は、東京都との契約に基づくPFI事業として京王グループと東京YMCAグループと協力して総力を挙げて取り組んでいる社会教育事業を実施している宿泊施設です。
(交通手段は西東京バス)(高校を利用した宿泊施設)(わくわくマップ)

その「高尾の森わくわくビレッジ」整備事業は東京都教育委員会が青年の家に代わり、青少年の社会教育活動と都民の生涯学習を支援する為の新たな青少年社会教育施設を整備するもので、整備運営等はPFI手法により行っています。「高尾の森わくわくビレッジ」は、新宿からJR中央線快速で約44分、高尾駅から多摩バスで約14分と比較的交通の利便性はき良く気軽に行け、また、都立八王子高陵高等学校(2004年3月閉校)跡地をそのまま、その建物と環境を有効に活用し、体育館やキャンプサイト等も備え、多摩地域の自然環境を活かした様々な野外、自然体験活動の「機会」と「場」を提供する施設です。
*青年の家とは、主として青少年グループが宿泊を共にしながら、自分達の計画した学習活動や文化活動・リクレーション活動を行う為の社会教育施設です。
(宮崎館長の説明)(職員室も会議室になっていました)(中庭はレストランとして使われてます)

今回、視察をさせてもらったのですが、宮崎純館長が対応してくれ、詳細に、概要説明及び施設案内をしてくれました。
春休みと言う事もあり、多くの人が利用しているようで、特に高校生、大学生で賑わっていました。年間、24000人の利用で採算が合うように計算されていますが、現在、34000人の利用があり、利益はでているのですが、その利益に関しても、施設充実の方に振り当てており、より快適な施設となるよう資金が回されています。この施設においての京王グループの経営は、利益より社会貢献としての取り組みに重きを置いているようでした。
 富士市においては、まだ、PFIに基ずいた公共施設はありませんが、今後やはり、財政状況を考えていく中では、民間の資金と経営ノウハウを活用した施設も導入する必要性は十分にあると感じられます。富士ハイツも23年に取り壊しがされるようですが、あの地域には、スポーツ施設があるので宿泊施設は必要であり、今後、新たに施設建設を進める考えがあるならば、PFIを用いた施設建設も視野に入れるべきであると思われます。

ニューシャトルへ乗車

 富士市が取り組んでいる公共交通施策の一助になればと言う事で、埼玉の大宮に行き、新交通システムの一つである「ニューシャトル」を見て乗ってきました。

 新交通システムとは従来の鉄道とは異なった方式による軌条式輸送システムで、モノレール・LRT・ガイドウエイバス・案内軌条式鉄道・磁気浮上式鉄道・スカイレール・DMV等を指す事もありますが、その中でも特に案内軌条式鉄道(AGT)による中量輸送システムを新交通システムと呼称する事が一般的とされています。
(線路ではなくて道です)  (ゴムタイヤで走ります)(道路が下にあり車が走っています)

 これは、走行にはバス同様のゴムタイヤを使い、騒音や振動等が少なく、地形の厳しい場所でも建設可能とされ、主に都市近郊で建設されています。実際電車の下に道路が走っており、モノレールのような感じで上からの景色も楽しめます。
 今回の視察において、大宮駅より鉄道博物館まで乗った埼玉新都市交通は、大宮と伊奈町を結ぶ案内軌条電車「ニューシャトル」を運営する鉄道で、元々は東北新幹線建設の際に、地元への見返りとして建設された経緯があります。また、大宮駅はループ構造で起点駅にもかかわらず行き止まり施設が存在しない珍しい駅でもありました。
 大宮から鉄道博物館までのたった2駅の乗車でしたが、電車特有のガタンゴトンという音もなく、箱形の電車は遊園地にある乗物に乗るような気分にもなりましたが、乗り心地も悪くはありませんでした。
 富士市にあっているか、どうかは別にしても、新交通システムとしての埼玉ローカル線「ニューシャトル」は、公共交通としての、話題性もあり、注目もされており、多くの乗車客があり賑わっていました。

 DMV以外の新交通システムを考察するいい機会でもありました。
 

視察で留守にします。

 WBC日本優勝おめでとうございます。松坂は勿論、イチローもダルも最後は決めてくれました。サムライジャパンが、夢と希望を与えれてくれたのですが、これをきっかけに日本の景気も浮上する事を望みます。

 23日に議会が終了し、各会派で慌ただしく視察が行われています。私の会派においても、視察が下記の通り予定され、明日から、2日間富士市を留守にいたします。
 議会が終了したばかりで、ゆっくりしたかったのですが、勉強できる時は、限られていますので、視察にいく以上は、有意義に過ごし、しっかり報告できるようにします。
視察先(東京近郊)
1、「高尾の森わくわくビレッジ」
内容:PFI事業による宿泊・研修施設
2、「紙の博物館」
内容:産業観光と製紙専門の博物館の運営
3、「鉄道博物館」
内容:公共交通としての鉄道の考察
4、「まちづくり三鷹」
内容:まちづくりと一体となった商業活動
以上の4項目東京近郊中心に、視察を行ってきます。
帰ってきたら、報告は致しますのでお楽しみに!!

でも、ほんと、景気が悪い中でのWBCでの優勝は、嬉しいニュースです。

お疲れ様でした。

 36日間という長い議会がようやく本日をもって終了いたしました。長いようで短い感じもありましたが、季節も明らかに変わり始めています。

 議会が終了するとともに、今議会を最後に、議場において入れ替わる、部長級の職員が7名います。
財政部長・上下水道部長・商工農林部長・議会事務局長・消防長・病院事務部長・教育次長の顔ぶれが定年を迎えました。在籍期間が37年から41年だそうですが、長い間、行政業務、お疲れ様でした。
 私も議員2年目である中では、ようやく議場の顔と名前が一致し何となく癖もわかり始めた中では、入れ替わるのは寂しいかぎりです。

  議会終了後に、樟泉閣において退職者を含んだ中で、行政懇談会が開催されましたが、退職される部長は、議場では難しい顔をしているのですが、それぞれの挨拶に際しては、始終にこやかで、思い出を、懐かしそうに話していました。もしかしたら、行政職務から離れられ事が、嬉しく感じているのかもしれません。(寂しい気持ちの裏返しかもしれませんが・・)
 短い期間では、ありましたが、本当にお世話になりました。
 退職された後も、どこかで見かけたらお声掛けを致しますので、くれぐれも知らん顔をしないでください。一般質問で聞けなかった、部長には、大変残念に思っています。退職された後も、地域のボランティアを始め、今までできなかった事を、時間もある訳ですので、ゆっくりと、色々な事を取り組んで頂き、今までの経験を活かしてもらいたいと思っています。
 
 新たな人事の内示も出た中では、誰がどこへ移ったのか気になる訳ですが、把握出来てはいませんので、4月以降、早く、部署が変わった人事に関してはなれなければと思っています。

深夜の緊急出動。

 1日出かけていたので、疲れてぐっすり寝ている22日深夜、1時30分頃、広報塔から
「ただ今、火災が神谷、浅間古墳付近に発生しました。・・・」
流れました。

夢うつつに聞いていたのですが、浅間古墳は増川ですからどこかの浅間古墳かなと寝ぼけていたのですが、それと同時に、道路から、消防車の音がし始めました。増川の浅間古墳だと思い、慌てて飛び起き、眠い目をこすりながら、自転車に乗り、真っ暗な中で緊急出動をしました。
 私の住む、増川の浅間古墳は、国指定史跡であり前方後方墳で駿河国の王の墓と推定されている大切な場所でもあります。昨年も町内会長さんに言われ、木が道路を覆ってしまい、枯れ葉などが道路や茶畑に落ち、火事になったら大変だと言われ、文化振興課で木を切っていただいた経緯もあり、大事にならなければいいのにと思いながら、自転車を走らせました。

 自転車で走っていくと、人が1人2人は歩いているのですが、煙も見えず、あんまり大騒ぎをしている気配もありません。浅間古墳の方を見ても、消防車は点滅しているのですが、火の気もないようです。
 現場手前には、地元の消防団の第9分団の消防車と団員がいたので確認すると
「誤報です。まあ良かったですけど、緊急出動の練習みたいな感じで思うしかないですね、はっはっはっ、でも、自転車で来たんですか?」
と逆に尋ねられてしまい、
「車だと近くへ行けないかと思い、自転車で駆け付けたんだけど、でも、良かったですね、」
と話している最中に、
「先ほどの神谷、浅間古墳付近の火災は誤報でした」
と流れてきました。
深夜でもあり、その場で、確認もできましたので、家へ戻りましたが、ホント人騒がせな広報でした。
 まあ、誤報でしょうからしょうがないのですが、でも、浅間古墳は、神谷ではなく増川の間違いでもあります。
 

地域住民としても大事でなかったから良かったのですが、私は、その後、疲れていたのにも関わらず、眠れなくなってしまいました。

改めて朝、犬と共に現場確認に行ってきました。

娘、優先です。

 昨年の6月から、参加していた県のまちづくりリーダー養成講座を、無事というか、なんとか卒業する事ができ、県庁で終了書交付式が行われましたが、都合がつかず出席ができませんでした。
 
 1年近く、時間がない中で、挫折してしまいそうでしたが、無事終了する事が出来たのは嬉しい限りですが、決して、出来の良い受講生ではありませんでした。提出物もいつもぎりぎりで、もっとしっかり勉強した上での、レポートも書きたかったのですが、期限があったので必ずしも、納得のいくものではありませんでした。現地視察も、すべて参加したかったのですが、1回休んでしまいました。
 しかしながら、それなりに忙しい中では、時間を見つけ、三島のせせらぎのまちづくりや、新居町の関所を利用したまちづくりも見る事が出来、自分なりに得るものあった研修でもありました。ですから、思いもあり、修了証の交付式には行きたかったのですが、娘の学校の用事と重なり、どちらを優先にするか考えた挙句、日頃、忙しさのあまり娘の面倒を見ていないので、娘の行事は第一優先とし、修了交付式は欠席としました。(後から修了証は送付してくれるそうです)
(卒業された高校生)

 娘の用事とは、学校の歓送迎会がロゼシアターで開催され、その後、学校の行事であるホームステイへ出かけるので、新幹線の三島駅まで、見送りに行かなければなりませんでした。ですから、しばらく、娘は家にいなくなる為に、妻と2人の生活になってしまいます。娘もいればうるさいのですが、いないと寂しいもので、今まで、会話も子供中心であった為に、夫婦だけになると会話もどうなるやら不安です。

 三島へ見送りに行ったついでに、鰻のまちづくりを進めているのでせっかくと思い、三島広小路の有名な「桜家」に行ったのですが、食事時間でも無いのに、1時間半待ちと賑わっており、驚きました。
 週末と言う事もあったのですが、三島の街は、県外から多くの方が訪れており、人通りも多く賑わいを感じます。

和久田会長の挨拶


 市P連の和久田会長は、女性ではありますが、様々な分野で活躍をされている多才な持ち主で、尊敬できる方の一人でもあります。

 その和久田さんとは、商工会議所青年部で活動を共にしてきたのですが、和久田さんが残念な事に、今年で商工会議所青年部を卒業する時が来てしまい、昨日は、卒業送別会が開かれました。
(本年度の卒業者の面々)
 卒業者として、壇上で挨拶に立ち、昨日は、市内小中学校の卒業式が開かれた中においては、当然、市P連の会長として、卒業式で挨拶をしてきており、卒業生に送る挨拶と言うのは用意してあったものの、自分が卒業と言う立場での挨拶は用意していないと言いながらも、さすがに場慣れしているだけあって、心に残る挨拶をしてくれました。
 和久田さんは、自動車関連の会社の社長で、現在の大変厳しい状況の中においては、ダーウィンの進化論の言葉を用いながら、

「最も強いものや賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。」

とし
現況の環境を耐えながらも、自動車の軽量化やエンジンからモーターへ切り替わるエコへのシフトに対応すべく取り組みを進めていくという経営者としての理念をしっかり持ち、更に、先代から言われた、

「花の咲かない冬の日は、下へ下へ根を伸ばせ」

と言う言葉を改めて思い出し、厳しい時だからこそ、今は、しっかり根を下へ伸ばしながらも力を貯え、必ず花を咲かせられるようしなければいけないと話されましたが、その話を聞きながら、自分自身にも当てはめ、耐えながらも変化に対応していかなければと感じずにはいられませんでした。さすが、市P連会長であって、女性社長として、また親としてもしっかりとした考えを持っている事には感心せずにいられないと共に、元アナウンサーと言う経歴を持っているだけに、挨拶は勿論のこと、話し方も素晴らしく、説得力もあり感動してしまいました。
 私も何かの席で、この言葉は、使いたいなと思っています。
でも、本当に、即座に場に合わせた中で、いる人の心をつかむ話術は、素晴らしいと改めて感心しています。

素敵な、和久田さん、また、本年卒業なされる、清さん、船村さん、塩川さん、商工会議所青年部ご卒業おめでとうございます。

行ったり、来たり。

 私の住んでいる場所から、市役所へ行くのは、車がすいている時間でも30分はかかります。朝夕の通勤時間では、1時間近くかかる時もあります。

 市役所の近くに住む議員さんと違い、行ったり来たりするだけでも時間がかかってしまい、地域でイベントがあった時などに市役所へ行かなければならない時は、非常に不便でもあります。

 本日も、市内の公立の小、中学校の卒業式が開催されたのですが、議会中と言う事もあり、議会運営会議(議運)が9:30分よりありました。
 私は委員ではないので、出席はしなくても良かったのですが、議運が終了した後、会派の報告を兼ねた定例会が開催されるために、10:30分に会派室へ集合という予定になっていましたが、中学校の卒業式が、9:00開式で、市役所は行くまでの時間を考えたら、10:30分までに行けるか分かりません。しかしながら、地域行事でもある為に、定例会を遅刻しても、卒業式には出たいと思い、出席はしました。定例会には多少遅刻してしまった訳ですが、定例会終了後、12:30分までに今度は小学校の卒業式に出るために、食事もとる時間が無いままにとんぼ帰りをしました。2つの卒業式には、無事、参加はできて良かったのですが、距離があると行ったり、来たりは大変です。
(小、中の式次第)(須津中卒業式)(須津小卒業生のお別れの言葉)

 中学の卒業式においての校長先生の祝辞の中での、
「青春とは、目的に向かって努力する事である」
と言う言葉は印象的で、卒業生に限らず、いつまでも、青春というのは人生にはある事を感じずにはいられません。
 
 卒業式の行ったり、来たりで、本日は終わりならいいのですが、18:30分よりまちづくり推進会議がうなぎ屋であり、その後、富士グランドホテルで商工会議所青年部の卒業例会に行かなければなりません。
 議員になってから、地域行事と重なり、行ったり、来たりする事は多いのですが、時間に追われての会議等の出席は、早く着こうと焦ってしまい、注意力が散漫になり事故を起こしやすくなっていると思うので、急いでいる時こそ、細心の注意は払わなければいけいないと運転する時は、肝に命じています。

破口橋渡り初め式

 
 富士市には大小合わせて、1070の橋があります。本日、その中で一番新しくなった、破口橋の渡り初め式が行われました。

 

大変天候にも恵まれ、地域の役員さん、地権者の方々、市長始め行政関係者等多くの方が参加する中で、神事が執り行われ、橋の開通を祝いました。

 破口橋は、富士市の一番はずれの春山川上流に、昭和12年に建設されて以来70年の歳月を経た中では、老朽化に伴い、地域の生活に欠かせない橋として、新たに架け替え工事が終了した訳ですが、長さも14,2メートル幅も5メートルと以前の橋より大分長さと広さがある橋に生まれ変わりました。
 これにより、大型車両も通過できるようになり、消防車両も通過できる事が可能になった為、防災面からもより安心な地域となったと思います。
 地域の人からは、昔は、この春山川で泳いだ思い出の中で、よく、破口橋から飛び込んだ事が話されており、素晴らしくなった橋の上で思い出話に花が咲いていました。

 市長の挨拶の中では、富士川と合併をして、西の方ばかりだけではなく、東の地域にも、少しでも住みやすい地域にする為に力を注いでいくというありがたいお話も頂け、一番東のはずれに住む議員として、今後とも、この地域の発展の為に、議員としてできる事をしっかり取り組んでいこうと思っています。
 たった14.2メートルを結ぶ橋ではありますが、この地域にとっては、50メートル以上の大きな橋とも変わらないような大切な橋である事は間違いありません。

ついに見ました

 2月議会が始まった頃だと思いますが、第81回アカデミー賞で日本作品として初めて、「おくりびと」が外国語映画賞を受賞し話題になりました。

 私もそのニュースを見ながら、世界で評価されるような作品であるならばぜひとも見てみたいと思っていました。しかしながら議会中でもあり、忙しさと近くの映画館では上映されていなかった為に、見る事ができず残念に思っていた訳ですが、本日、17日、DVDで「おくりびと」が販売されていたので、市役所からの帰りに、購入し、家に帰り、さっそく見てみました。
 もう見た人も多いと思いますが、内容は、仕事が無くなり、ついた職業が、納棺師と言う遺体を棺に納める仕事であり、その仕事を通じての人間模様を描いています。
「世界中を暖かな感動で包んだ2008年No1の名作」と言われており、見る前からの評判があまりにも良かったので期待も大きかったのですが、見終わっての感想としては、
「ふーん、まあおもしろかったけど、でも、・・・」
でも、とついた訳は、人それぞれ解釈はあると思いますが、この作品では納棺師という職業を下げすさんで扱っており、実際、納棺師と言う仕事を「汚らわしい」という言葉で表している場面がありました。納棺師という職業をよく分からなかったのですが、今までも、遺体を拭いたりお化粧をするのを見た事はあったのですが、その仕事をみて、汚らわしいという思いはありませんでした。「職業に貴賎はない」という言葉通り、どんな仕事でも、自分自身で意義を見出し働いていれば、人がとやかく言うような職業はないと思っています。納棺師と言う仕事をあまりにも、特殊な仕事と言う扱いをしすぎており、ちょっと違和感がありましたが、しぶがき隊のアイドルであったモッくんも、今では素晴らしい俳優である事を実感するとともに、広末涼子は素敵な女優であると思いました。

 
「人は誰でも、いつか おくりびと、おくられびとー」
の言葉通り、様々な死に直面し、いづれ自分も送られていくという中では、死に顔もきれいにして旅立たせて貰いたいものです。

 議会で忙しくて、映画も見れなかったので、もう一本話題の作品であった、巨匠ジョン・ウー監督の世界的大ベストセラー「三国志」の完全映画化された「レッドクリフ」も見てしまいました。これは、興行記録を塗り替えるだけあって、大スペクタルの見ごたえのある作品でした。ですから、市役所から帰ってきて、テレビの前に釘つけで他の事を一切できない状況でした。
 今は、映画館へ行かなくても、話題の作品がすぐにDVDで見る事ができるので、忙しい人にとってはありがたい事です。

 それから、本日、市役所より定額給付金の申込書が届きました。忘れないうちに返送しようと思っています。