水害から地域を守る


 議員になってから重点的に取り組んでいる、東部地域の水害に対して、多くの対策が取られている中で、以前より、議会において事業の前倒しを要望していた、湛水防除事業の江尾江川の排水ポンプ設置工事が始まっています。

 江尾地区及び境地区において、一昨年と昨年と水害による被害が出ました。それ以前より、水害常襲地として地域の問題でもあったのですが、私が議員になってからは、2度の豪雨に見舞われ、その都度、議会において一昨年の9月議会、昨年の9月議会で取り上げ、水害対策を要望してきました。また、地域の強い要望もあり、市や県、また国においての対策を進めて頂けている事は有難いことだと思っています。
水害対策の一環としての堪水防除事業は、本年度の市の予算にも、江尾江川淡水防除事費6200万円が付いています。これは、増川円照寺上側に約18300トンの雨水を貯める2つの調整地を作る工事が着手されます。国、県の補助事業である為に市の負担15%の事業費でありますから、本年度だけでも、4億1333万の事業予算でもあります。
昨年の9月議会でも取り上げた堪水防除事業の中の江尾江川の下流部から沼川への強制排水を行うゲートポンプの設置の関しても、市の農政課より、土木事務所より、当初、年度末に設置と言う計画が沼川整備計画の関係上、先延ばしであるという事を言われた中で、何としても早期設置工事をしてもらいたいという要望を聞き入れてくれ、雨季になる前までには設置して頂けるという前倒しの工事の答弁を頂けました。

既に工事は始まっている事は知っていたのですが、昨日、工事の確認に行ってきました。
「水害を防ぐ為の樋門をつくっています」
と6月30日までの工事看板が設置され、排水機上樋門工事が行われていました。

ゲートポンプに関しては万騎沢の支流から沼川へ流れる所にももう一基つける予定になっていますが、景気対策の一環としても、前倒しでもう一基についても取り組んで頂ければ有難いと思っていますが、これについても相談に行こうと思っています。
要望していた事が進んできている事が、実際、目に見えてわかるという事は嬉しいことでもありますが、根本的な沼川の改修や昭和放水路、田子の浦の石水門の拡幅と問題も多く、道のりは長いです。
でも、
「水害から地域を守る」
私の議員としての使命でもあります。