UCC工場感謝祭

「飲むんだったらUCC,いつでもどこでもUCCコーヒー」という宣伝を覚えていますか?

野球選手のCMだったと思いますが、その宣伝していたちょっと甘めの三色のデザインのUCCミルクコーヒーが子供の時は好きでした。今は無糖のブラックコーヒーしか飲みません
が・・

 確か、私が、1番最初に飲んだ缶コーヒーはUCCのミルク入りコーヒーだったような気がします。缶コーヒーを最初に作ったのは、後に「日本のコーヒーの父」と呼ばれるUCC上島珈琲の創業者・上島忠雄氏であります。

 私の家の近くにUCC富士工場がある為に、コーヒーの独特の匂いが風向きによって漂ってきます。呼称のUCCはUeshima Coffee Co.,Ltd.の頭文字に由来しています。

 そのUCC工場で恒例の工場感謝祭が開催され、桜を見ながら地域の人は勿論、それ以外からも2000人近い人が来場していました。UCC工場の庭へ行くと温室でコーヒー豆の木を栽培しています。また、UCC工場では創業者の上島忠雄夫妻の功績をたたえた銅像も、見る事もできます。

 UCCは、レギュラーコーヒー豆はもちろんですが、1969年に世界初のミルク入り缶コーヒー、「UCCコーヒーミルク入り」を発売したことでもその名を知られました。

 感謝祭では、大道芸やよさこいのイベントや抽選会などが行われ、毎年、どこから人が集まってくるのかと思うほど、人と車でごったがえしになります。
 感謝祭ですので、当然、私も、思わず1ケース500円という無糖の紅茶を2ケース買ったのですが、重くて運ぶだけでも大変です。飲むものは、値段が安くされてもたくさん買えません。
 地域において、この感謝祭は毎年楽しみにしており、最近ではあまり宣伝などしなくて多くの人が集まってきてしまいます。今では、地域の季節の名物イベントでもあります。
 不思議なもので景気は悪いのですが、人は集まる所には集まってくるのですね