浮島の思い

「どうしても、東のはずれと言うイメージがあり、西の方ばかりに目をやらず、富士市で1番早く太陽が昇り、1番早く陽が当たる地域の浮島地域にも、行政の光が当たるように、各種要望等を今後ともお聞きして頂きたい」
と浮島3町内の新旧区長さんが市長への表敬訪問の際にお願いを致しました。


 浮島地区は、1年交代で役員が変わっていく地域ですが、毎年、新年度に関係部署へ挨拶周りをします。私も、1番東に住む議員として行政のパイプ役でもある為、同行させてもらったのですが、
市長は、
「東の方への取り組みに対しては、不安もあるかも知れませんが、先日も念願の破口橋も完成し、当然、平等に光があたる事を進めていきますので、たとえ時間はかかろうとも要望等はしっかり取り組み進めていきますよ」
と言うご返事は頂きました。私もその言葉を現実的に進める為に、しっかり、行政のパイプ役を務めようと思っています。庁舎を上り下りし役員さんもちょっと疲れ気味のようでした。

 多くの部署を回る中で、廃棄物対策課において、今、ゴミの不法投棄が増え始め、田圃の畦道にゴミ袋が散乱し始めている事が、目立ち始めたのでとりあえず看板の設置をしたいとの事でした。実際、私も、土地改良区を自転車で走ってみると、ゴミ袋が散乱しています。分別収集が始まり、それを実行しない人たちが車できて捨てていくようです。
 以前から、すでに沼津では分別をやっている為に、沼津に近い船津地区には、沼津から来る方がゴミを捨てて行って困っていましたが、富士市でも分別収集が始まり、余計にゴミが捨てられる恐れがあります。不法投棄の看板は5種類あり、町内でも団体でも申し出をすれば頂けるという事でしたので、その場で10枚を頂き、帰り次第、設置をするそうです。
 本日の新聞に、東部土地改良区への産業廃棄物の不法処理で逮捕の記事がでていました。すぐ近くでは、未だに、廃車の車の山が撤去されない状況です。

 浮島土地改良区では、農地・水・環境保全事業として「はるやま21」を立ち上げました。農家と地域、学校、各種団体が連携して、良好な田園風景を守っていく訳ですが、東外れの田園地帯と言う地域なので、家電製品等も捨てられており、今後、行政もゴミや産廃が増えないよう看板設置以外にもしっかりとした対策を考えていかなければならないと思っています。

 私も、多くの要望が出されているようでしたので、東の地域の浮島の思いを少しでも形にできるよう、区長さんと連携し取り組んでいきたいと思っています。