沼津市の津波対策は?

静岡県下において、津波による最大の被害が想定されている沼津市で発行している東海地震における津波対策「地震・津波防災マニュアル」を基に、沼津市の津波対策状況を会派で視察してきました。

沼津市は、大規模地震対策特別措置法に基づき、昭和54年に地震対策特別強化地域に指定され、昭和55年に沼津市地域防災計画「東海地震対策編」を策定し東海地震対策を市の重要課題として取り組んでいます。

沼津市の「地震・津波防災マニュアル」の中には、避難路の整備、津波警告看板、避難経路図表示、避難誘導看板、海抜表示板の設置、津波避難タワー、津波避難協力ビル、その他に静岡県事業として沼津港航路水門「びゅうお」、多比地区防波堤の整備についても記載されておりそれをもとに確認してきました。

詳しい内容は、沼津市の発行の防災マニュアルに記載されていますが、今回、特に確認したかった津波タワーは、想定される津波高より、2メートル高く設計され、緊急的、一時的に津波から住民を守るよう、平成18年西浦立保地区の西浦保育園の横に、平成20年内浦重須地区、平成21年に西浦木負地区に設置されていますが、今後も津波タワーを付近に避難ビルが無く、津波避難経路を使用して、予想される津波到達地点までの距離がある地区を対象に随時設置されていくそうです

最後に、視察した沼津港大型展望水門、愛称「びゅうお」は大地震などにより発生する津波が沼津港の内港と外港を結ぶ航路から進入する事を防ぎ、津波から港の背後地の50ha、 9,000人の地域と人を守るために水門として完成しています。
津波をシャットアウトする扉は、幅40m、 高さ9.3m、重量は406tと日本最大級です。一般公開されている展望回廊には、入館料100円払えば両岸に設置した13人乗りのエレベーターにより昇ることができます。両岸の機械室の周囲を展望回廊がまわっていて、この展望回廊の床は、地上約30mです。両側の展望回廊を幅4m、長さ約30mの連絡橋がつないでいて、北には愛鷹山、富士山、南アルプスを望み、遠く清水まで見渡せます。また、箱根連山や沼津アルプスを見渡し、眼下には我入道海岸が広がり、その先に駿河湾に突き出した大瀬崎をくっきりと見ることができ、東西南北360度の展望を楽しめます。
それなりの津波対策は確認できましたが、東日本地震を見てくると現在の東海地震の第3次想定の対応施設では、今、求められている3連動を含む想定外の対応ができるのかは気になる所でもありました。

忘れてはいけない風景。

2011年3月11日、金曜日、午後2時46分震度7マグニチュード9の巨大地震は津波の高さは15メートルに達し、まちが消えました。死者、行方不明は6県合わせて2万8500人以上、忘れてはいけない事でもあります。

(仙台駅では、七夕祭り一色です)

そんな思いを持って、宮城三陸を中心に、個人的に被災地支援を兼ねた視察に行ってきました。被災地へは仙台から入りましたが、仙台市では、すでに震災の暗さは感じず、逆に、震災バブルなのか、(ホテル、飲食店は混んでいます)人、人でごった返していました。(実際、震災により、仙台市には人が被災場所からは基より、全国から集まってきているそうです)
とりあえず見てきた宮城三陸の被災地報告を簡単にすると、高速道路を石巻河南ICから下りて、しばらくは地震や津波の被害はありませんでしたが、石巻市役所周辺から様子が変わり始め、道路の陥没や家が壊れていたり、瓦礫が散乱しはじめました。観光地でもある松島でもそんなに大きな被害は確認できませんでしたので、思ったより大したことが無いのかも思っていたところ、ある地点からの海側は深刻な被害に変わっていきます。
(車は至る所で、転がっており、ビルの4階の上にも車がありました)

石巻でも南三陸でも気仙沼でも、海側の地域では、鉄骨だろうが車だろうが、見るも無残な姿が未だ確認できました。また、倒壊した建物の中でも、水産工場があったような付近は、何と表現したらいいのか分からないような、腐敗臭がし、さらには大量のハエが飛び回っています。
(瓦礫が山になっています)(未だ処理ができていない処も)[病院内の撤去作業)

一瞬で飲みこまれた津波の恐ろしさを、まざまざと目、鼻、耳で感じながら、すでに、道路や倒壊した建物の瓦礫は取り除かれた所が多いものの、南三陸町においての、何も残っていない風景は、戦争の経験こそありませんが、爆撃にあった後、焼け野原の映像をテレビで見た時の、終戦時の日本と変わらないのではと思いました。月日が過ぎようと、それは、忘れられない、忘れてはいけない風景でもありました。
その惨状の現場に立つと、5か月たった今も、復興にはどれだけかかるのか、私には検討もつきませんでした。
改めて被害に遭われた皆様には哀悼の意を申し上げます。
今後、自分なりの報告を、もう少し詳しく掲載するつもりでいます。

*深夜、家に着くと、いきなり震度4の地震があった事には驚きました。被災地を見てきたばかりなので、3連動の地震でなくて・・・良かったと胸をなでおろしました。

被災地視察支援

宮城三陸へ行ってきました。南三陸町では、5か月近くたっても、復旧のめどが立っていませんでした。

田宿川 たらい流し

恒例の田宿川たらい流し川祭りに参加し、たらいレースに参加しました。転覆することなく1番でゴール!!

宮城三陸視察

震災より、5か月近く経ちました。
被災地の復旧作業がどのように進んでいるかは気になる所です。

未だ被災地での行政視察としては受け入れ態勢が取れていない状況も聞いていますので、今回は議員としての視察ではなく、富士青志会の被災地支援視察として、7月31日、8月1日2日間ですが、宮城三陸を中心に、仙台から石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市に行ってきます。
松島や気仙沼市には議員になってから、行政視察で行った場所でもありますので、テレビや雑誌等の情報とは別にあらためて自分の目で確認をしたかった場所でもありました。また、本年度は、地震防災対策特別委員会の副委員長もありますので、少しでも、この視察を活かしたいとも感じています。
復旧は進んでいるとは思いますが、5か月近く経った現状を自分なりに肌で感じてきます。

残念ながら、・・花火大会には行けません。

本年度は、震災があり、様々な地域で、特にお祭りや花火大会の中止が議論されましたが、沼津の狩野川花火大会はいち早く開催の決定は決まっていました。
がんばろう日本!第64回沼津夏祭り〜東北に届け沼津の心意気〜として、主催者の考え方は、

「沼津夏祭り・狩野川花火大会は、戦後焼け野原となり意気消沈している市民を活気づけるとともに、戦災を受けた商店街の復興事業として、昭和23年から開催しています。ことしもこの「沼津夏祭り・狩野川花火大会」を開催することにより、地域経済の活性化を図るとともに、協賛金等の一部を義援金として寄付するなど、沼津の心意気を被災地へ届けます。」との事でした。
私も沼津の心意気に賛同し、桟敷の席を確保し、子ども議会の研修終了後、家族で沼津の花火大会に行く予定でした。しかしながら、子ども議会の研修中、急に雨が降り始め、大雨警報が流れたので、電話で花火大会ができるのか確認すると、雨の為に、8月1日月曜に延期の決定をしたことが分かりました。花火大会の1日目は、天候不順の為に延期は仕方がない事ですが、せっかく手に入れた桟敷の席は、8月1日となり、その日は被災地への視察中のでもあり、花火大会にはいけません。
延期になったために、残念ながら、沼津の心意気として行う花火大会は見る事はできないようです。
桟敷で食べるお弁当や飲み物まで用意していたのに、無駄になってしまいました。(もったいないので、家で食べていますが・・)
本当、楽しみにしてたのに・・・・残念です。。

財政に強くなる為に・・

市の財政では、「みんなから集めたお金をみんなの為に使う」当たり前の事ですが、それをしっかり進めていく上では、財政に強い議員は求められています。会派では、現在、財政を中心とした研修に取り組んでおり、その一環として、本年度は、富士市の財政白書の作成に取り組んでいます。

財政課より富士市の28年間の決算カード取り寄せ、それを下に、分担を決め、取りまとめていく作業を行い、年内には作り上げる予定です。財政は分かりにくく、パッと見ただけでは見えてこない部分があるのですが、様々な視点から誰にでも分かりやすい財政白書ができればいいと思っています。
また、地方自治体では、「自治体財政健全化法」「公会計改革」等、大きな転換期を迎える中で予算、決算の議決を始め、議員の役割はますます重要になってきています。来たるべき9月議会においての決算審議においても、適切な財政状況の把握と分析を通して、来年度の予算審議を行わなければならない中で、決算審議のポイントをしっかりと理解して望まなければならないと思っています。
私自身、民間経営に携わってきていますが、行政の財政は分かりにくいところが多いです。(と言うより、分かりにくいようになっています)子ども達も夏休みの宿題をがんばっていると思いますが、この夏の議員としての宿題として、財政研修に積極的に参加しようと思っています。
早速、8月4日の「地方議会議員のための決算審議のポイント」についての行政管理講座へ申し込んできました。
今後、更に財政状況の厳しさは増していくと思います。無駄を無くし、しっかりとした財政運営をして行ってもらうために、財政についてしっかりと意見の言える議員になる必要があります。

「パティスリー・デ・ボア」オープン間近!

 「桃屋の食べるラー油」の基となる乾燥ニンニクで大ヒットをしたニンニクで有名な富士市の元気企業の斉藤食品工業さんが新たな戦略として、スイーツショップを開店いたします。

場所は 新富士駅北側、富士見大通り沿いのビルの1階で、名前はスイーツショップ「パティスリー・デ・ボア」さんです。

8月6日にオープン予定をしていますが、その前にオープンレセプションが開催されました。

お店の名前(デ・ボア)の通り、森をイメージしているそうですが、森もドイツの深い緑の森の中で木漏れ日が差し込むような感じをこだわったお店になっているそうです。(設計士の方の話でした)
(祝辞を述べる小出氏)

齋藤食品さんと言えば、f−Bizさんと一緒に、スタミナスイーツプロジェクトを進めていましたので、また、セレモニーにはf−Bizの小出センター長も来賓として来ていましたので、ニンニクを使ったケーキ屋さんなのかと思いきや、ニンニク使用のケーキではなくて、本格的なスイーツショップでした。と言うのも、パティシエの大村さんは、グランド富士で勤めていましたが、斉藤社長と知り合い、新しいお店で力を発揮するために、フランスまで行ってきたそうです。ですから、本場のスイーツが堪能できる事が期待もできます。
新しいスイーツショップの開店は、甘いものが好きな方には朗報でもあると思っています。
(斉藤社長、中澤設計士と共に)

 ニンニクで有名な斉藤食品さんが、経営しますので話題性もありますが、ちょっとおしゃれな、カフェも併設したスイーツショップが8月6日に開店しますので、オープンしたら利用してみたらいかがでしょうか!!!。

時代の流れでしょうか!?

時代の流れを感じます!!
地デジ化と大騒ぎしてきましたが、2011年7月24日の正午でアナログ放送、58年の歴史が閉じました。

私の学生時代の情報収集雑誌でもあった「ピア」も39年の歴史にピリオドです。7月21日の最終号で完全廃刊となりました。

42年も続いた、日本最長寿番組の時代劇「水戸黄門」も終了です。

アナログ放送終了で地デジ化していないテレビは本当に映らなくなってしまいました。
でも、テレビが大好きな私にとって、地デジ化になり、今後は、変わったことによる、地デジ化の効果が実感できる放送の質の向上は期待しています。

映画や演劇などを知る情報誌として買い求めていた「ぴあ」。(今の若い人にはわからないだろうな・・)インターネット、携帯電話での普及により、紙の媒体としての情報雑誌の役割が終わったような感じもします。

良く口ずさんだのですが、「人生楽ありゃ、苦もあるさ・・・」も時代遅れになったのでしょうか・・・・・・

何十年とアナログ時代を生きてきた私にとって、移り変わる時代の流れは、寂しさを感じる事柄でもあります。

まつり、祭りのあり方は??

週末は、須津ふるさと祭り、富士まつり2011富士かぐや姫まつりとまつり、祭りです。
本年は、震災があり、お祭りの開催も議論されましたが、盛大????に開催されました。

今年の祭りは、地域でのふるさと祭りは節電の事もあり、早めの開催、と明るいうちに終了が出来るようなプログラムでありました。富士まつりでは様々なイベントが行われましたが、被災地への支援、応援も兼ねています。

富士まつりでは、復興風船(2250)プロジェクトや富士から届けよう元気の光と題した「千灯籠プロジェクト」—富士の街からがんばろう!あなたができる事—が行われ、灯籠に被災地へのそれぞれの思いを込めたメッセージを1000個書き、道しるべとなるよう並べてきました。

また、終わりを締めくくるかぐや姫絵巻のパレードには、議員として白装束を着て参加しましたが、花火が無くなったので、いつ、お祭りが終わったのか、分らなく、なんとなく盛り上がりに欠けるような感じでした。また、絵巻の段取りと言うか進め方が良くなかったのか、いつもよりパレードに時間がかなり取られ、パレード最中に手筒花火があげられ、パレードを見ないでそちらに行く方々も多くみられました。なんとなく消化不良的に感じるのはパレードに参加している私だけでしょうか??見ている方々からも、終わり方に対するクレームもありましたが・・・・
個人的には、絵巻で締めくくるのではなく、多くの人に残ってもらえるよう、最後に市民総踊りをした方が良いような気もします。また、あらためてお祭りの終わりには、打ち上げ花火が必要であると感じました。
パレードに参加しながらも、最後まで人が残らない光景を見ていると富士市最大の夏祭りの在り方は、盛り上がりに欠ける感じは歪めず本当の意味で市民の祭りなのかちょっと考えちゃいました。

地元のマジシャン当間さん

地域のイベントでは、良く出演している地元のマジシャン当間さん。
須津ふるさと祭りのステージでも活躍していました。もう80歳近いのに大変元気な地域の有名人でもあります。

当間さんのマジックショーは何度も見ていますが、ふるさと祭りのステージではジャグラーのお弟子さんを引き連れてのショーでもありました。

子供達もステージに集まり、大騒ぎです。
当間さんは洋品店を経営しながら、静岡新聞SBS学苑奇講師として県下一円にてマジック指導及びイベントに出演している上に、各地施設訪問もしています。

地域のイベントでは欠かせない方ですので、手品をやる事が、生き甲斐でもあり、若さの秘訣でもあると思いますので、いつまでも、元気に頑張ってもらいたいと感じています。

クローズアップマジシャン、大地さん

 マジックショーと言えば、鳩が出たり、人が宙に浮いたりするようなイリュージョンと言うようなものをすぐに想像していましたが、それとは別のクロースアップ・マジックと言うものを見る機会がありました。

クロースアップ・マジックとは、マジックの形態のひとつで、英語のクロース( Close) は「近い」を意味し、少人数の観客に対してマジシャンが至近距離で演じるものです。簡単に言えば、良く、目の前で手品をやるよと言って身近なもので見せてくれる感じのものです。クロースアップマジシャンとして有名なのは、テレビで口からトランプ出す芸を見せるふじいあきらさんがいますが、静岡をベースに活躍し始めている、大変若い可愛らしい感じのマジシャン大地さんのショーを商工会議所青年部の納涼会でのアトラクションでありました。

会場では
「お〜びっくり。どうして〜」
「なんで〜、そうなるの」
と狐に包まれるような感じで、カードを使ったマジックでしたが、話術と技術が無ければできない芸当に拍手喝采でもあります。種も仕掛けも無いと言っていましたが、それだけに大掛かりなマジックと違い、目に見えない速さのテクニックや頭の回転の速さが無いとできない事でもあると感じます。
マジックであるので必ず種や仕掛けもあると思いますが、騙されながらも、すごいと思わせるプロの技術に改めて感心しました。
実は大地さんと会うのは2度目ですが、一度目は手品とは関係なく異業種交流会でしたが、大地さんはクロースアップマジシャンとして世界一を目指しているとの事でした。ぜひともその夢をかなえられることを期待すると共に、応援したいと言う気持ちになりました。
世界一になる前の今でしたら格安のお値段で、素晴らしいテクニックを堪能できますよ!!!!

**帰りがけに、種も仕掛けもないと使用したトランプをプレゼントされました。

「なまずの学校」で勉強しました

ちょっと面白い防災ゲームを体験してきました。
こども議会が8月20日に開催されるのですが、事前研修が行われていますのが、2回目の研修として、まちづくりチームと災害対策チームに分かれての研修が行われており、フィランセでの災害チームの研修でのことですが・・・

災害チームでの研修の一つとして、防災ボランティアの方を交えて、「なまずの学校」という紙芝居を楽しみながら学ぶ防災カードゲーム防災意識を高めました。
このゲームでは地震などの災害で発生する様々なトラブルを紙芝居形式で出題し、トラブルを解決するのにもっともふさわしいと思う「なまずカード(アイテムカード)」を出してもらい得点を競うゲームです。クイズの内容は、実際に阪神・淡路大震災を体験された方々へのヒアリングやアンケートを元に作られています。
こども議員は、出題され答えることによると得られる、お金を集めるのに真剣でした。お金の単位はナマーズです。大人もちょっと夢中になってしまいます。

防災ボランティアの方々は、現在、このゲームの普及を進めているそうです。1セット1500円とお求めやすいゲームですので、子ども達への防災意識の向上を図る為に、各学校にあってもいいように感じました。

その後、子ども達とAEDの講習会を見学したのですが、脳へ酸素を送る心肺マッサージの大切さ学びました。
こども議員は只今、頑張っています。

もうすぐ、富士祭りです。

私の議員ボックスの中に、富士祭り用の帽子とTシャツが支給されました。
富士祭りが間近に迫ってきたことを感じさせます。

議員に要請があったかぐや姫絵巻のパレード参加を、どうしようか悩んでいましたが、せっかくですのでぎりぎりですが申し込んできました。

今年の富士かぐや姫まつりは、毎年恒例の「かぐや姫コンテスト」や「市民総おどり」に加えて、「富士から届けよう元気の光」をテーマに、東日本大震災の被災地支援を含めたイベントを盛り込んで開催するそうです。また、富士川花火大会は中止です。
昨年の花火大会では、設営運営の仕方に対して改善の要望が多くなされており、議会においても取り上げられていましたので、本年度の花火大会をどのように運営するか気になる所でしたが、震災の影響の為に早くから、富士祭り2011富士川花火大会は中止の方向性は打ち出されていました。花火大会は中止になりましたので、どのように改善されるかは来年への持越し事項でもあります。
富士祭りは市が行っていると思っている方も多く、私にも、「沼津はやるのに、富士はどうして、花火大会をやらないの」と言われますが、富士祭り自体は、市が主体ではなく、実行委員会が組織され、運営されており、花火大会の中止は実行委員会での決定でもあります。ただ、今の富士祭りの在り方については、議論もあり、9月議会の決算審査において富士祭りの助成についても事業評価の対象に入っていました。
でも、今年に関しては、恒例の富士祭りではありますが、被災地支援の意味合いもありますので、一日でも早い復興が進めるような情報発信ができる為にも、多くの市民が参加して、少しでも元気になれるようなお祭りになる事を期待してます。

**花火大会はありませんが、祭りのフィナーレには、手筒花火あるそうです。

議員は住民の代表

 自治政策講座において、竹下譲氏の地方議員の役割と議会改革の講演を聞きました。
 議員入門編でもある講演は、この4月の統一選挙で当選してきた全国の多くの新人議員が参加している事が前提でもありましたが、改めて「議員は住民の代表」と言う真の意味を考えさせられました。

新たに議員になられた人にとって、住民が知らない事は、新人議員も知らないのは当たり前の事であります。議員になってあまりに形式的な議会にさぞや驚いている事であると思いますが、議会は住民の代表機関であることを前提にするならば、議会が形式的になっている事は問題にしなければなりません。
住民の視点で分かりやすい議論をするために議会における「悪しき因襲」に疑問を持ち続けなければいけませんが、熱き想いも、のど元過ぎればなんとやらで、先例や慣習にだんだんと洗脳されてしまう事は、議会改革にはつながらない事でもあります。
私自身2期目の議員になりましたが、初心に戻って、議員は住民の代表である事を主張する議員でなければと思っています。

***なでしこジャパンの世界一を見て、あきらめない事の大切さも痛感しています。

金目鯛だらけ・・でも、不況だそうです。

 

下田へ知り合いのお見舞いにいったのですが、連休中でもあり、観光地と言う事で相当な混雑を予想しており、朝、4時半に家をでました。しかしながら、思っていたより、道路も混んでいなく、2時間かからず下田へ到着してしまい、さすがに朝、7時前からお見舞いに行くのも非常識であると思い、市内で観光を思いましたが、朝早くから、見る所も限られています。

という訳で、食事をした後、下田魚市場へ行ってきました。

朝の市場は、7時のセリに始まり8時前後の入札と、金目鯛の売り買いで活気に満ちていました。
市場に、あたかも赤いジュウタンを敷き詰めたように並ぶ金目鯛はまさに圧巻で、下田独特の風景だそうです。ちなみに、下田港は、金目鯛の水揚げが日本一の港です。現在、年間漁獲量は3,000〜4,000トン。下田に揚がる8割が金目鯛だそうです
今では、『下田の金目鯛』は一つのブランドとなり日本中に知られるほどです。

そう言われれば、下田のあちらこちらで、お土産も金目鯛せんべい、ファーストフードにも金目鯛バーガー、B級グルメで金目鯛コロッケと金目鯛だらけでした。金目鯛を使った街づくりを進めていることは伺えます。

でもやっぱり金目鯛と言えば、脂がのった柔らかな身は、煮つけで食べるのが一番だと思いますが・・

また、お見舞い先で、夏本番、連休中、今が一番忙しい時期だと思っていたのに道路が空いていた事を話すと、震災の影響で、観光客が激減しているそうです。車で走っていても、ホテル、旅館の休業している所が目立ちます。それに伴い、雇用状況が悪化しており、下田の町は不況の波が押し寄せており、深刻な状況だそうです。

GW以降、熱海、長岡は賑わい始めていますが、交通が不便な下田は非常に厳しいようです。たしかに、地震が起きると、帰るのにも困ってしまう事を考えると行きにくいのかも・・と感じますが、この時期こんなに空いているのなら、下田へ海水浴に行くチャンスかもと思ってしまいました。(ホテルも激安プランを出しているそうです)

祭りシーズン到来!

梅雨も明けて、太陽が照りつける大変暑い中で、富士市の一番東の地域の浮島地区で、恒例のふるさと浮島はるやま祭りが開催されました。浮島地区の夏の風物詩として、まちづくり推進会議が一丸となって取り組んでいる地域の大きなイベントでもあります。

市長挨拶でも、地域コミュニテティ—は重要であり、災害時の共助という事に関しては、地域がまとまらなければいけない事からも、はるやま祭りを更なる絆を深めるきっかけとして欲しいとしていました。(同感です)
恒例のはるやま祭りは、一番東の議員として、私にとっても楽しみにしている行事でもあります。今年は選挙があった事もあり、改めて、議員としてこのイベントに参加できることは嬉しい限りですが、選挙の後という事もあり、本当に多くの方が声を掛けてくれます。(ありがたいです)

午後2時半からの開始で外での気温も上がっており、熱中症にかからないようにと水分補給に気を付けなければ思っていたのですが、テント毎に、ビールを勧められ、最初は「ビールなんて飲んだら、酔っ払って迷惑をかけるじゃないですか」と一応、断るふりをしたのですが、如何せん、余りの暑さについついビールに手が伸びてしまいました。

あちらこちらで寄り道をしていると、顔がユデダコのように赤くなり始めているのが分かります。赤くなると気も大きくなるのか、消防団のテントで、桃、とうもろこし、パイナップル、浮島バレーでバナナとまるで八百屋でもやるかのように買い込んでしまいました。はるやま祭りで、販売するフルーツは安くて良いものです。毎年、買いすぎてしまうのですが、たくさん買って帰ってもフルーツに関しては、家族でも怒られません。
いよいよ、夏本番です。お祭りシーズン到来と言う感じです。
私も、はるやま祭りを皮切りに、毎週、お祭りが予定されています。
しばらくは、夕飯は、焼きそばと焼き鳥が続くのかな〜って思っています。

改めて、誕生日を迎えて

気が付けばまた一つ歳を重ねてしまいました。
時は一瞬で過ぎ去っていき、1年があっという間と言う感じです。
ついこの間、「おめでとう」と言われたような気がしていたのですが・・・段々、歳を重ねる事が早くなってきているように感じます。

改めて誕生日を迎えて
いつまでも若い気でいますが、鏡を見ると、髪の毛が少なくなっている上に、しわや白髪も目立ちます。
お風呂に入る時に裸になると、でっぷりと出たお腹を見ると、がっかりします。
物をどこに置いたか忘れることが多くなりました。
夜遅くまで起きていると朝起きることが出来なくなっています。
汚い話ですが、おしっこのキレが悪くなってきています。
パソコンを見ていると目がかすみ、肩がすごく張るようになりました。
市役所を9階まで階段で登るのに、6階で休まないと登れません。
健康診断で要注意事項が増えています。
気持ちと裏腹に、体の異変は顕著です。

子供の時は、誕生日が待ち遠しかったのですが、大人になってからは、めっきり、誕生日だからと言ってお祝いをしてもらいたい特別な日では無くなってきています。

お祝いやメーセッジをもらい、ありがたいとは思いつつも、この1年間しっかりした歳の取り方したのか、考えてしまいました。改めて振り返ると、自己管理はあまりできていない部分はありますが、大きな事故、病気、怪我も無く、取り立てて家族に災難も無かったこの1年間に感謝をしたいと思っています。(選挙にも当選できましたし・・・)
私にとって誕生日は、歳を重ねた事を祝うとよりも、何気なく過ぎ去る毎日の積み重ねがどうだったのか、1年に一度、誕生日で振り返る時なのかもしれないと感じています。
そのような意味では、あっという間に過ぎ去る時間を無駄にしないで次の誕生日を迎えたいと思います。
また、議員としても、活動をしていくために、自己管理をして、健康に気を付け、事故や病気が無く、やりたいことがあっても、出来ない状況にならないような1年にしたいと思っています。
「無事これ名馬」
と言う言葉の通りに・・・・

人を活かす人材育成を

市役所も企業として捉えるなら民間経営の感覚は必要な事であると思っています。
そんな訳で、私は商工会議所が法政大学大学院静岡サテライトキャンパスと共催している「企業経営錬成塾2011」に参加しています。

2回目の錬成塾では、公認会計士で総合経営コンサルタント会社代表、法政大学イノベーションマネジメント研究科客員教授西浦先生の企業永続に向けた組織活性化と後継者育成をテーマの講義でした。企業収益確保のために本気で頑張る人材育成がいい会社であり、人を活かす経営を提唱していました。社員が求める「幸せ」は企業規模や給料とは無関係で欲求を充足させながら、人間として人を活かす、すなわち、社員を大切にすることが、「成長を促すコミュニテティ発展の欲求」へと社員を導く経営の必要性が話されていました。
市においても、財政状況が厳しくなっている状況では、公務員だからと言って「親方日の丸」的と言われることなく、(潰れることが無く、真剣みにかける事であまりいい意味で使われていないと思いますが・・・)本気で頑張る人材育成は大切な事でもあると思っています。来年度の新規職員募集状況は、一般職で採用人員10名に対し、360名の申込みがあり、競争倍率は36倍という狭き門とである事が発表されていました。富士市のトップ企業でもある市役所は、それなりの優秀な人材採用がなされると思います。ただ、人間力重視の採用が求められている中では、試験の点数だけでは見えてこないものもあると思っています。また、いくら優秀な人材を採用したとしても、採用後の人材を活かす人材育成が成されなければ、市の発展はありえない事でもあると錬成塾に参加しながら感じました。講義内容の
「いい会社とは何か?そのために何が必要か?」
会社を市役所と置き換えれば、
「いい市役所とは何か?そのために何が必要か?」
人間力重視の採用・教育、民間経営に通じるものはあると思います。

研修中!!

自治政策講座「議会に臨む」横浜で研修してきました。

納涼大懇親会

富士JC現役・シニアの大懇親会に参加してきました。

「議会に臨む」に参加

議員としての資質向上は務めなければいけない事でもあります。
梅雨も明け、暑い時期ではありますが、横浜県民ホールで開催されている第13期 自治政策講座入門編「議会に臨む」−行財政改革を遂行した3市長に議会と行政の関係を聞くーに会派の小山会長と私で参加してきました。

今回の研修は全国から、北は北海道から南は沖縄まで86自治体、151名が参加しており、被災地の岩手県宮古市からも参加していました。
プログラムとしては、
記念講演「地方議員の役割と議会改革」竹下譲(自治体議会政策学会会長)
第1講義「財政健全化と議会の審議」井上哲夫(元四日市市長)
第2講義「総合計画と議会の審議」西山雅也(元多治見市長)
第3講座「予算審議での議会役割」石田芳弘(元犬山市長)
パネルディスカッション
大災害が各地を襲うー行政と議会の役割はー
3人の元市長と竹下議会長が自治体の災害を分析しながら、行政や議会の在り方を議論
と1日びっしりの研修でもありました。

3人の元市長の其々の経験に基づいた講義内容は 分かりやすく、改めて議員の役割が明確になりました。
また、私自身議員経験をしてきた中では、一般質問は単なるパフォーマンスではいけないと思っていたのですが、意義やあり方を説明され、目からうろこではありませんが、考え方が理解できました。
改めて一般質問を有効に活用していくには議員一人ではなく、議会として要望していく事も大切であり、質問してからがスタートとして、そこからどうしていくかという事を議員同士でも審議していく事が必要である事は、質問を言いっ放しではいけないと感じていたことに対しての疑問も解けました。その他にも参考になる話は聞けたので、少しづづ掲載できればと思っています。
石田元犬山市長が最後に熱く、
「議員は必至で勉強しなければならない」
と言っていたことが印象的でした。
まだまだ勉強しなければならないことが沢山あります。

あまり意味があるように感じませんが、帰りがけに自治政策講座の修了証を頂きました。

**講義とは関係のないことですが、横浜県民ホールからは素晴らしい景色が見えます。講義中もついつい外を見てしまいます。

地域での人手不足。

災害時において、共助と言う観点からも、地域力を向上させる事が地域防災上、重要であることは十分に理解していますが、地域力向上に必要な地域イベントでも、人手不足であり、特に若い人の参加がしにくい状況があります。

先週末にも、地域で、おてんのんさんが開催されましたが、私の地域でも、おみこしの担ぎ手が少ない事が悩みの種です。増川区のおみこしの神事に出た後、神谷区のおみこしを担いでいる場所に顔出しすると
「荻田さんも担いでよ!!暑い上に、担ぎ手が少ないから、体がもたないよ!」
と声を掛けられました。まだ行かなければいけない処もあるので丁重にお断りをしましたが、夜中までおみこしを担いでいることを聞くと、多くの方が参加しないと大変であることは分ります。

おてんのんさんのおみこしは、もともと、若い担ぎ手の参加が少なくなってきていたのですが、それに加え、節電により、土、日出勤の会社もあり、余計、参加者が少なくなってしまったようでです。また、頼りの中学生は中体連の関係や夜遅くまで連れ歩くことは出来ないので参加できにくい状況もあり、少なくなっている担ぎ手で、地域を練り歩くのは一苦労のようです。
これから、週末様々なイベントが予定されていますが、今年は、土、日出勤の関係により、今まで参加できた人まででられない事は、更に人集めが難しそうです。現在、地域の役員さんは、体育祭の選手集めにも苦労しているそうです。
災害に備えて地域力を増さなければいけないのですが、お祭りや体育祭に、逆に災害により、更に出にくい状況が発生してしまっているようです。
色々な意味で、今年の夏は汗が噴き出てくる事が増してます。

須津川渓谷で携帯が繋がる場所は?

須津山財産委員会に置いて、林政課の案内のもとで、財産区でもある大棚の滝を含む周辺視察がされ、間伐箇所や林道整備箇所また、地震や雨の影響でがけ崩れ箇所もありその確認もしてきました。

既に、車で入れる危険箇所の確認やトイレの故障箇所も事前に確認はしてありますが、その他のがけ崩れ箇所に関しては、鍵が掛かっているために、林政課と一緒ではなくては確認ができないことでもありました。
(地震においての地割れ、雨によるがけ崩れ、石が道路を塞いでます)

林道においてのがけ崩れ箇所は、鍵が掛かっているので一般には入れないところでもありますので、大きな事故にはなっていませんが、実際の現場を見ると、道路をふさいでおり、もし人や車が走っていたら大変な事になっていた事は予想されます。
このような現場を見ると、須津山渓谷で、事故や災害時に連絡を取りたくても、大棚の滝周辺の須津川渓谷では、携帯電話が通じない事は問題でもあります。当然財産区域内でも、何らかの災害や事故に遭った時に連絡が取れないことは問題にもなりました。ただ、唯一携帯電話が繋がる場所として、渓谷橋の上がある事が説明されました。

地震や大雨により、がけ崩れが起こり、取り残されたり、怪我をして緊急連絡をしなければならない状況になった時には、渓谷橋の上まで行けば通信ができるという事でしたが、一般の人に分かりませんので、何らかの形で、どこで電話が繋がるか分かるようにして頂く事は視察中ではありましたが、林政課にもお願いをしました。(看板の設置等を検討して頂けるようです)
また、それとは別に、災害がどのような形で起こるか分からない事を考えると、大棚荘への衛星電話の完備も必要性は感じています。