下田へ知り合いのお見舞いにいったのですが、連休中でもあり、観光地と言う事で相当な混雑を予想しており、朝、4時半に家をでました。しかしながら、思っていたより、道路も混んでいなく、2時間かからず下田へ到着してしまい、さすがに朝、7時前からお見舞いに行くのも非常識であると思い、市内で観光を思いましたが、朝早くから、見る所も限られています。
朝の市場は、7時のセリに始まり8時前後の入札と、金目鯛の売り買いで活気に満ちていました。
市場に、あたかも赤いジュウタンを敷き詰めたように並ぶ金目鯛はまさに圧巻で、下田独特の風景だそうです。ちなみに、下田港は、金目鯛の水揚げが日本一の港です。現在、年間漁獲量は3,000〜4,000トン。下田に揚がる8割が金目鯛だそうです
今では、『下田の金目鯛』は一つのブランドとなり日本中に知られるほどです。
そう言われれば、下田のあちらこちらで、お土産も金目鯛せんべい、ファーストフードにも金目鯛バーガー、B級グルメで金目鯛コロッケと金目鯛だらけでした。金目鯛を使った街づくりを進めていることは伺えます。
でもやっぱり金目鯛と言えば、脂がのった柔らかな身は、煮つけで食べるのが一番だと思いますが・・
また、お見舞い先で、夏本番、連休中、今が一番忙しい時期だと思っていたのに道路が空いていた事を話すと、震災の影響で、観光客が激減しているそうです。車で走っていても、ホテル、旅館の休業している所が目立ちます。それに伴い、雇用状況が悪化しており、下田の町は不況の波が押し寄せており、深刻な状況だそうです。
GW以降、熱海、長岡は賑わい始めていますが、交通が不便な下田は非常に厳しいようです。たしかに、地震が起きると、帰るのにも困ってしまう事を考えると行きにくいのかも・・と感じますが、この時期こんなに空いているのなら、下田へ海水浴に行くチャンスかもと思ってしまいました。(ホテルも激安プランを出しているそうです)