市の財政では、「みんなから集めたお金をみんなの為に使う」当たり前の事ですが、それをしっかり進めていく上では、財政に強い議員は求められています。会派では、現在、財政を中心とした研修に取り組んでおり、その一環として、本年度は、富士市の財政白書の作成に取り組んでいます。
財政課より富士市の28年間の決算カード取り寄せ、それを下に、分担を決め、取りまとめていく作業を行い、年内には作り上げる予定です。財政は分かりにくく、パッと見ただけでは見えてこない部分があるのですが、様々な視点から誰にでも分かりやすい財政白書ができればいいと思っています。
また、地方自治体では、「自治体財政健全化法」「公会計改革」等、大きな転換期を迎える中で予算、決算の議決を始め、議員の役割はますます重要になってきています。来たるべき9月議会においての決算審議においても、適切な財政状況の把握と分析を通して、来年度の予算審議を行わなければならない中で、決算審議のポイントをしっかりと理解して望まなければならないと思っています。
私自身、民間経営に携わってきていますが、行政の財政は分かりにくいところが多いです。(と言うより、分かりにくいようになっています)子ども達も夏休みの宿題をがんばっていると思いますが、この夏の議員としての宿題として、財政研修に積極的に参加しようと思っています。
早速、8月4日の「地方議会議員のための決算審議のポイント」についての行政管理講座へ申し込んできました。
今後、更に財政状況の厳しさは増していくと思います。無駄を無くし、しっかりとした財政運営をして行ってもらうために、財政についてしっかりと意見の言える議員になる必要があります。