選挙も西高東低

「次期衆院選の前哨戦」との位置付けでもあった静岡県知事選挙の結果、新たに川勝氏が選ばれました。
 今回の静岡県知事選には、私の娘もこの3月で晴れて20歳を迎え投票権を得たので、初めての選挙に家族揃って出かけ票を投じてきました。

投票率は61,05%と前回選挙を16,56%も上回る結果となり、38年ぶりに60%を超えた事が発表されました。また、期日前投票に関しても前回の2倍を超えましたが、気になる事としては、市町村別の投票率を見ると投票率が悪い順でみると、最低が熱海市の51,08%続いて伊東市52,19%沼津市54,38%わが富士市も56,79%下から4番目で続いて御殿場市57,61%富士宮市57,66%と40位以下のワースト投票率はすべて東部の市で占められていました。よく県政について、「西高東低」と言われ東部地域に対しての施策や対策を求められていますが、色々な事を求めている割には投票率を見る限りでは、残念ながら、県民の政治意識も「西高東低」で東部地域は低いと思われます。東部地域は県内において、政令都市がない地域でもあります。
分権化が叫ばれる中で、思うように進まない実情の中では、厳しい時代であるからこそ新しいリーダーを選ぶ選挙であったので東部地域の住民はもっと関心が高くなくてはいけないような気がしました。

川勝新知事は「静岡に理想を創る」と言っていました。理想を現実化できる静岡県にして頂く事と県民の為の県政を運営して頂く事を期待しています。

政党とは関係なく本当の意味での静岡を変えていただければと思います。

空港運営は前途多難!?

 開港前に視察はしましたが、6月4日に静岡空港が開港しました。多くの問題や話題もありましたが、無事、滑走路も延長できるようになり、また、FDAによる小型機による多頻度運航も開始されます。夢と希望を載せて飛行機は飛び立ち空港は開港されましたが・・・

 現在、不況による経営状況の悪化により航空会社の地方間路線撤退・減便が相次いでおり、空港を抱えている自治体は、少ないパイを巡り地域間競争を強いられ空港維持に懸命であります。
 そんな中での静岡空港に関しては、他県が羨むほどの金銭的支援を用意し、異例な路線を確保しました。ターミナルビル使用料や夜間駐機料(ナイトスティ)の助成など本年度の予算には「空港利活用促進支援事業費」として4億7300万円を計上しています。また、JALの福岡路線限定で搭乗率70%を下回ると不足分の運賃収入(1席当り1万5800円)を補う搭乗率保証もしています。しかしながら開港して1か月位の間もない中では賑わっていると思いきや

「静岡空港:開港1週間 JAL福岡便、搭乗率67% 70%割る 
 JALによると、土日を含む7日までの搭乗率は68・5%で、平日の8、9両日も低迷した。来年3月末までに70%を下回った場合、県はJALに1%につき約3800万円を支払う計算で、仮にマイナス3%になれば1億円超を県税で補てんすることになる。」

というすでに搭乗率70%を割っているという新聞記載もありました。また、濃霧による欠航も多く、早くも減便もあると前途多難な様相を感じさせます。

 実際、地方空港を中心に国と自治体が管理する全国41空港の収支はターミナルビルを含めても減価償却後は大半の38空港が赤字を出しており、空港経営の難しさは感じます。しかし、空港本体の赤字だけを取り上げるのではなく、地域活性化への効果をもっと幅広く理解してもらうという論理もあり、それは、各地域においての社会インフラにおける「ローカルバス」と同じで、行政が運行補助するのは必要な施策と言えるのかもしれません。要するに、初めから、地方空港の運営収支の赤字は当然で運行補助は必要という理屈はまかり通っている様にも思えます。ですから、空港自体の収益というものは数字で明らかになっていく以上、空港がある事によっての利便性は本より、地域活性化としての観光振興、工業振興や企業誘致がどれだけされているのかという事は、今後、県民に数値で表す必要もあると思います。
 経営的には難しいと懸念されていた空港は作ってみたけど(あるけど)・・・・・・と言う事にならないように新たな県知事には取り組んでもらいたいものです。

来月、静岡空港を利用して北海道へ行く予定があります。空港を改めて視察(検証)してこようと思います。

山本RC会長と

新年度のRCの会長に就任した、紺屋製紙の山本社長を激励しました。

高校の総会とはいつやるのか。

 
 私が卒業した高校の卒業生で組織する団体においての役員会で、「平成21年度総会開催について」の議事で侃々諤々の議論がありました。

 それは、本年総会がお盆の期間である8月15日開催されることについて、「ここの処、総会の開催がお盆の最中に開催されているが、なぜ、お盆の時に行われるのか」と言うことが意見に出され、昨年も同様に意見が出されたのに反映されないのはどの様な事かと問い質されました。私は役員になったのは、昨年の総会以降ですので、経緯はよくわかりませんでしたが、確かに昨年、総会がお盆の8月16日に開催されました。多くの参加者はありましたが、私自身は、忙しい中で時間を作って参加した事を覚えています。意見を出された方の言い分には、
「同窓生から、なぜ、お盆の最中にやるのか、日を変えられないのかと言う意見も多く挙がっており、私自身も自分で仕事をやっているので、休みで家族や孫と顔を合わせられるのはお盆や正月位しかないので、お盆を避けてもらいたい。敢えてお盆にやる必要性は無いと思うのだが・・」
それはそれでその通りとも思いましたが、当番幹事の考え方は、
「昨年お盆の時に開催し、何かとお忙しいとは思いますが、逆にお盆である事により遠くに行っている人がお盆の時に帰省しているという事もあり実績的には400枚以上のチケットが捌けました。その実績から考えるとやはり参加しやすいと判断した為です。」
という事でした。なるほどそれはそれで納得できる事でした。
日程についてはあくまでも当番年次が決める事でありますが、そのような意見が出されている以上、例年通り簡単にお盆の最中の開催と言う訳に行かないと思われました。
 結果的には、来年の開催は会場の予約もある為に、この役員会で結論を出さなければいけないような状況でもあったので、調整を図った中で、原則として8月の第3土曜日とし、来年の予定総会日は、会場が取れればと言う条件付けで8月21日となりました。
 たかが、学校の総会の開催日と思っていたのですが、結構熱く意見が交わされたのには驚きました。今回の件で、他の学校ではいつ総会が開催されるのか気になりました
 本年の富友会の総会は8月15日(土)に開催されます。吹奏楽部50周年記念ジョイントリサイタルもあり、豪華景品も当たる抽選会もありますので、関係各位はぜひ参加してください。

 県知事選は日曜ですが、私の地域の投票場は金曜日の時点で、すでに準備されていました。ぜひとも選挙には参加してもらいたいものです。ある会場においての応援弁士の話で、「自分たちが動く事で変わる」と言っていました。1人1人の行動で政治は変わると思いますので自分達ができる事から始めましょう!!

地域包括支援センターとは


 チャレンジ7の研修において「富士市の介護保険」というテーマで介護保険課よりレクチャーを受けました。富士市の高齢化率は富士川町と合併し多少上がり、20.5%ですが県内37市町に中で29番目と県内では比較的高齢化率は低い方でもあります。

 ちなみに1番高いのは川根本町で40,75%だそうです。それに比べれば大分富士市は低い方だと言われましたが、しかしながら、高齢化が進む中では、介護は切実な問題として捉えなければなりません。介護保険は平成12年4月にスタートしましたが、理解していない部分も多くあるので勉強になりました。研修において、地域包括センターの説明がありましたが、地域包括支援センターとは、介護保険法で定められた、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関であります。センターには、保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士が置かれ、専門性を生かして相互連携しながら業務にあたっており、要支援認定を受けた者の介護予防マネジメントを行う介護予防支援事業所としても機能しています。簡単に言えば、高齢者のよろず相談所という存在で思ってくれていいと思います。
 
 富士市のケア体制として、センター・ブランチ方式をとっており、地域包括支援センターは現在4か所ありますが、地域密着型サービスを偏りを無くするため、8つのエリアに分け、2圏域ずつを担当エリアとして地域ケアに臨んむと共に11の「高齢者地域支援窓口(ブランチ)」を設置しています。
 私のすぐ家の近くには、東部地域包括支援センターがありますが、知識が乏しい私のとっては、何かの時は大変心強いと感じると共に、高齢者の介護について質問を受けた場合、気軽に相談に行ってみようと思いました。

 介護保険については、まだまだ課題も多いとされているので、次回もこの研修は続きます。私の両親も高齢でありますので、しっかり勉強し対応できるようにせねばと思いました。

議長選に立会ました。

6月議会終了日、議長が都合により辞職がされた為に議長選挙が行われました。
「立会人に4番荻田丈仁議員」と議長に指名され議長選挙の投票立会をしましたが、突然の指名でしたので驚きました。大切な議長の選出の瞬間に立ち会える機会を与えられた訳ですが・・・。

私が所属する市民クラブは、富士市議会に39人議員がいますが、11人の所属する最大会派でもあります。議長の辞職を想定した中では、議長選が行われた場合、当然、会長に投票する事が決まっていました。しかしながら、当選するには過半数の票を取らなければいけないので議長になる可能性は低いと思われていました。でも、実際、選挙になり、開票をした結果、なんと20票を獲得し議長に就任する事が決定しました。私は立会をさせてもらえた状況では、一番早く確認をできたのですが、誰が何票取ったかは、顔に出してはいけないと思い、分かった瞬間、内心、「オー会派の会長が勝ったよ」と驚きと喜びがありましたが、難しい顔をしながら席に戻りました。
 暫定の議長から、選挙結果が発表され、「小長井義正議員」と指名された時、ざわめきが起きましたが、我が会派においては、新たな一歩に値する衝撃的な出来事でもありました。20票と過半数よりたったの1票だけでしたが、他の人より上回り当選できたことは、選挙の1票の重さを感じました。
 小長井議員は議員としては4期務め、実績的にも、能力的にも非常に高い議員でもあると評価されており、その上、私が議員になってから感じた事は、強い意志を持っている方であることは会の運営を見ていてもわかりました。いずれ、議長になるべく人であるとは思っていましたが、この議会で実現できるとは思っていなかったのが本音です。
 議長になり、「現状を変えていかなければとの思いに応えるべく職責を全うする」と挨拶でも言っていましたが、大いに期待していますので力を存分に発揮してもらいたいです。
 私の会派においても歴史的??!出来事であり、その選挙に立ち会えたことはいい経験のできた議会でもありました。議長・副議長・委員会構成も決まり、6月議会はすべて終了しました。

「水道事業耐震化計画」策定へ

荻田氏は市上水道の基幹施設の、基幹管路の耐震化についてただした。鈴木市長は「厚労省から2006年度に「水道危機管理対策」07年度に「耐震化計画策定指針」が示されており、市では耐震化が効率的、有効に図られるよう今年度に「水道耐震化計画」を策定する」とした。

(6月28日 岳南朝日 掲載文)

湧水の利用 現状は不可 災害時に飲み水確保求める

荻田丈仁氏は安全・安心の水道の構築をテーマに水道施設の耐震化や簡易水道組合への対応などを取り上げ災害時おけるライフラインの確保に向けた万全の取り組みを求めた。その中、同氏はライフライン確保の線上で上水道、簡易水道に支障が生じた場合を想定し「災害時における自然湧水の活用はできないかただした。市長は大規模災害時における飲料水について「地域防災計画中の応急給水計画に基づき市民平等に提供していく」としたほか応急給水計画を補完する対策として市民に対して1日3リットルの水を最低でも3日分の備蓄を啓発、浄水機を地区班に配備していることなども報告した。

湧水の活用については「可能かどうかを水質検査機関に問い合わせた。回答は湧水は地震の後に自墳しなくなったり、濁りが生じる恐れがありその時点にならないと利用できるかどうかは不明だった」と報告、「市としては湧水を飲料水とする事は現段階では考えていない」と述べた。

(6月28日富士ニュース掲載文)

6月30日は年の臍

「6月30日は年の臍(へそ)」と言われ、1年のちょうど半ばにあたります。1年の半ばを体の真ん中にあるへそに例えての事ですが、1年の折り返しに当たる日でもあり、30日で一般質問も終了し、議会も残すところ後1日です。

議会終了後、三日市の浅間さんで行われていた、夏越の大祓いに、本格的な夏を前に災難から守ろうと思い慌てて参加しました。

 夏越の大祓いは、一年のちょうど半分の区切りに当たる6月30日に、お祓いをして罪穢れを祓い、これから迎える暑い夏を健やかにすごそうとする神事です。
 境内に大きな茅の輪(葦の葉で作った輪)を設置し、神歌を唱えてくぐり、お参りをします。茅の輪くぐりの神事は6月30日午後4時より神職と氏子総代により行われましたが、なんとなくすっきりしたような気もしました。
 多くの方が参加していましたが、茅の輪をくぐり神事が終わった後、なおらいに出、19時よりの浮島での行政懇談会に直行いたしました。

市長から「市政の課題」が話された後、浮島地区からの出された要望について、各担当課から説明がありました。継続の要望も多くあったのですが、時間はかかっても取り組んでくれるという説明でしたので、なるべく早く着手して頂きたいと思いました。要望事項には私が議会で取り上げた水害対策についてや、簡易水道の統合推進についてもありましたが、根本的な解決まではやはり時間とお金はかかるようです。2時間ぎっちりと市長を交えての行政懇談会は浮島地区の住民にとっては有意義なものでもあったと思います。区長さんからは3選目の出馬に対して、この地域の発展ももぜひ頑張って取り組んでもらいたいとエールが投げかけられていました。
 行政懇談会が終了した後、YEGの委員会が富士で開催されていたので、大変遅れて出席をしたのですが、残念ながら、帰りが午前様になってしまい1年のへその日にブログが間に合いませんでした。(気が付いたら遅い時間になってしまいました)結構忙しい日でもありました。
 あっという間に時間が過ぎていきます。1年のちょうど真ん中(へそ)ですが、お祓いも済ませてありますので残りの半分を有意義に過ごしたいものです。

 本日は常任委員会の配置換え後、6月議会が終了する予定です。
今日から7月頑張らなくっちゃ!