森林との共生

 富士市には、豊かで多彩な森林が広がるまちでもあると思っています。木材生産、利用の他にも、環境の保全や水源涵養、水害対策など公益的な機能を発揮した中でも私たちの暮らしを支えてくれています
 

 その多様な機能を十分発揮する事が難しくなっているという現状もありますが、地元木材の利用も気になっていましたので勉強がてら、今まで一度も訪問をしたこともなかったので、富士市森林組合に行ってきました。

 富士市森林組合は大渕にあり、1200人の組合さんによって成り立っています。森林組合の場所に木材が切り出されセリが行われていますが、苦労の割にお金にならないという言うのが現実で、収益的にも厳しい状態である為に、専業で林業に携わっている人はいないのが状況だそうです。それと共に、携わる方の高齢化が進み深刻な後継者不足の問題はあるようです。また、かってのような森林を利用し、育て、守っていくという生活が、環境変化に伴い、人々も森林とのかかわりが薄れ、手入れも行き届かず荒廃する森林が増えてきているのも現状だそうです。今後も、森林の荒廃が心配されている訳です。

 そこで求めらているのが、森林を守り、育て、活かし、森林の価値を高めながら持続可能の循環型社会の構築を進めなければいけないのですが、言うのは簡単ですが、これが難しい事のようです。
 間伐利用という事がしきり言われ、その有効利用策が取り上げられていますが、経営的林業において間伐自体はほんの一部でしか過ぎず、その前に、木材の利用があってのことです。まず、木材がお金になるような状況が生まれない限り、それに関わる間伐は進まないと考えられ、経営的に成り立たなければ持続可能が循環型は生まれないと思われます。何でもそうですが、ボランティアでは持続可能はあり得ないと思っています。お金になる林業にする事が必要で、今のままで林業としての森林整備は進めるならば、国、県、市の施策として、もっと多額のお金を注入しなければ成り立たないような気がします
 
 今、地域木材流通形態及びブランド力を挙げた上での産業界の取り組みも進められ始めています。行政においても工業主体ではなくなりつつある状況においては、林業や農業にも力が入り始めているようで観光に絡めた取組も進められいます。
 国県においても地球温暖化対策として森林整備が進められており、景気浮揚対策の一貫においての取組がありますが、一方外国資本による、水源確保の為の森林買収があるという話も聞きます。(富士市の話ではありませんが)

 先週末の土曜日にも、木の供養祭に参加しましたが、国会議員、市長、県会議員のそれぞれの立場の方々も地元木材の利用促進についての話をされていました。多くの方々もこの問題については理解は十分されているいるとは思っています

 今後とも、森林と共生できるまちとして、色々な事を考えなければと思います。

浄化センター視察

5月12日市内の下水道及び浄化槽の処理施設を視察しました。中野台クリーンセンターにて

例大祭にて

恒例の三日市での例大祭に参加しました。私以外に、米山、太田両市議も参加していました。

天に富を積みなさい。

 実は、今まで、毎月第2土曜日に聖書に親しむ勉強会に参加していました。しかしながら、議員になってから思うように時間が取れず昨年は、一度も出席できませんでした。行かなくなってしまい敷居は高かったのですが、勇気をもって、先週末の土曜日に出席しました。


 上智大学教授の瀬本神父によるカトリックの勉強会ですが、私自身は無宗教であり、家においては、浄土宗の檀家でもあります。縁あって、知識を広げる意味と今まで何か別世界の話のような聖書について触れる機会はなかったので、9年前から通っています。
 本年は、マタイの福音書について勉強をしていくようでしたが、私は、このマタイの福音書は以前より好きな所でもありました。(福音には、良い知らせという意味があります)聖書には、多くの言葉があり、また、4つの福音書の中でも同じような引用がよくつかわれています。多くの学ぶべき聖書の教えの中でも、マタイの福音書の言葉として、
「天に富を積みなさい」
という一節がありますが、この意味としては、人が生きていく中では、お金や物を蓄えるのではなく、目に見えない財産を(知識や経験や友情)などを天に預ける事の大切さを説いており、富というものは自分の心の中にある事を教えてくれています。
 人の満足というものは決して、お金や物だけで満足はできない事は、今まで生きてきた中では分かってきていますが、聖書の言葉により、生き方を指示してくれているようでハッとさせられます。他にも、気づかせてもらえる言葉は多くあり、自分なりに為にはなっています。
 今まで、時間がないと言ってつい勉強会をさぼっていましたが、参加してみると、一種独特の雰囲気の勉強ではありますが、自分を見つめ直したりする時間のようで、人生にとっては有意義なものでもあると思っています。
 今後も、天に富を積んでいくつもりで、無理のないようできる範囲で続けていくつもりです。
 良くホテルの机の中に聖書が入っていますが、聖書を眺めていると、訳が分からなくても何となく心が洗われ眠れるような気がします。

「ウエストサイド物語」見ました。

 1957年に、ブロードウエイでの初演より半世紀演じられてきている、永遠の輝きを続ける青春の物語「ウエストサイド物語」。

 富士市においても劇団四季のミュージカル「ウエストサイド物語」が10日、日曜日に、ロゼシアターで上演されました。県内での千秋楽でもあり会場は埋め尽くされた人と期待と熱気で一杯でした。
 下の娘はいつもなら親と行動を共にするのは嫌がるのですが、高校で演劇部の副部長でもあり、珍しく自分から一緒に行こうと言ってきました。私もこのウエストサイド物語はズーと前に映画やテレビで見たと思いますが、劇場では見た事はなく、生の劇団四季が演じている有名な名作「ウエストサイド物語」を富士でやってくれるのならなんとしても行こうと思い、念願が叶った訳です。私以外にも、教育長と学校教育課長も仲良く鑑賞していました。(女性が多い中で、背広姿はすぐに分かります)

 「ウエストサイド物語」はシェークスピアの「ロミオとジュリエット」から考えれてており、人種差別が強かった当時の社会的背景から、アメリカ人とプエルトルコ人の2つのジェット団とシャーク団の少年ギャングの抗争と犠牲を男女の恋と死で描かれています。
 指を鳴らしながら登場のシーンやダンスを見て
「おー見た事ある。見た事ある」
トウナイトやクールの歌を聞きながら
「おー聞いた事ある、聞いた事ある」
とその都度、興奮をしてしまいながら、最後まであっという間に3時間弱の時間が過ぎてしまいました。終わると同時に、拍手が鳴りやまず、何度もカーテンコールがあり、総立ちの中、帰りたくても帰れない状況でした。素敵な物を見る事は心を豊かな気分にしてくれます。
 富士でこのような上質な劇が見れる事は幸せな事だと思っていますが、駐車場がなく、今回、私も中央病院の駐車場に始めから止めました。しかしながら、帰る時、多くの方が利用していたようで、ゲートを我先に通過しようと横から割り込んだりする方が多く、せっかくの良い気持ちがくすんでしまいました。
(早く帰りたいのは分かりますが、マナーは守らければなりません)
残念です!!

気になる、気になる。

 県知事選の候補者擁立にむけ、具体的な名前が出始めましたが、最終的どうなるか気になるところでもあります。また、衆議院選の解散もどうなるのか気になります。
そんな中で私の中でのどうでもいいような気になる事として、ゴールデンウイーク中に東京へ行ったのですが、


前から気になっていたのですが、六本木の交差点にあった、シンボルタワー的な役割をしていた待ち合わせの場所として有名な喫茶店のアマンドはどこかへ行ってしまったと聞いて気になっていたのですが、せっかくですのですので見に行ってみました。お店は無かったのですが、仮移転をしてある説明板があり、立て直しと言う事で、今は、一時的に引っ越しているとの事でした。

街の中で、どうやって走っているのか気になる乗物に遭遇しました。車のような自転車であると思われる乗物は、ウインカーもついていないので交差点で右折するときはどのようにして曲がるのか気になってしまいました。また、事故を起こさないのか心配になってしまいます。結構目を引きますが、車の少ない休みの時だから乗れるのかも知れません。(でも、危ないです)
ショウウインドウの中のフェラーリは一体いくら何でしょうか?気になるなー

 ファミレスのジョナサンに入ったのですが、その時は名前が思い出せませんでしたが、俳優の小林念侍さんがいました。見た事のある俳優さんだとは思ったのですが、名前が出てきません。お店には他にお客さんもいなかったので、写真を撮らせてもらおうか悩んだのですが、名前が思い出せず、話しかけられませんでした。(意外と小心者です)30分以上間近で小林念侍さんが食べてた630円のとろろ朝定食を注文し食べたのですが、食べながらも、名前を思い出せず、気になって気になってしょうがありませんでした。小林さんは、俳優の藤木直人さんが主演の毎週木曜に「夜行の階段」というドラマで西麻布のヒロインと言う美容室での撮影中と言う事でした。
 そういえば、近くで気になる、人だかりがあり良く見ると、俳優の藤木直人さんがいました。でも、富士での撮影と違い、一般の人が集まってくると言う感じではなく、見てもサーと通り過ぎていく感じです。田舎者の私は、気になって気になって、何度も行ったり来たりしてしまいました。その後、ファミレスにいたのは小林念侍さんと言う名前を思い出しすっきりしました。

今、ふっと思い出して気になる事として、子供の頃やっていたベルマーク活動と言うのは今もやっているのか、気になっています。誰かに聞いて見よう。

東部水害問題の行き着く先は

 東部の水害問題については、私が議員となってから、取り組んできている事柄ですが、根本的な解決はというと・・ 

 5月に入ってから、浮島地区からも水害に対しての対応として、大雨になると農業水路が溢れ出し、家に流れ込んでいる状況の改善として、浮島土地改良区の洪蓋の撤去をしてほしいという事に対して、区長、土地改良の役員さんと農政課の職員で現地での打ち合わせをさせてもらいました。

 実際、現地で色々な意見を交わした中で、最終的に試験的に洪蓋をとり、様子を見る事になったのですが、その際にも、言われた事が、沼川の浚渫、放水路の整備そして田子浦の石水門の拡幅がされなければ、下が出ていかない分、いくら、田圃の地域をいじっても効果が薄いと言う地域の声が反映されていないと参加している方よりのお叱りも受けました。
私も十分その事については、分かっていますが、この事については市の問題だけではなく、県、国の問題でもあり、議会においても強く要望している事でもあります。多くの対策(堪水防除や護岸工事等)も進んではいますが、東部水害問題の行きつく先の簡単には進まない大問題に対して、改めて、沼川から田子の浦の石水門まで、連休中に見て回ってきました。

 沼川の水はほとんど流れているような感じではありませんでした。よくみると大きな鯉が悠々と泳いでいるのがわかります。浚渫をするには大変な作業とお金が掛かる事は予想できます。

田子の浦港には、沼川石水門の記念碑があります。記念碑には
 「昔の沼川は、暴風雨のたび港から高波が押し寄せ、川の水が逆流して増水し、あたり一面の作物に甚大な被害を出しました。そのため、江戸時代末期から村人が何度も防波堤を築造しましたが、暴風雨で破壊され続けました。苦労の末、明治18年、静岡県で初めてセメントを使ってつくった石水門が完成をさせました。この六連型アーチ状の石水門のその美しさは愛称で「六ツ眼鏡」と呼ばれ、どんな波浪に耐える当時としては画期的なものでした。その後、田子の浦港が開港して、沼川防潮水門が建設により昭和41年12月に「六ツ眼鏡」が撤去され80年に渡る役割を閉じています。」
と書かれています。

その石水門の拡幅工事が最終的に求められて要る訳ですが、現状を見てみるとこの拡幅には莫大なお金(200億以上が予想されます)が掛かるとされ、また、道路もそうですが、JR線が通過しており、拡幅をするには、電車を止めるわけにはいかず簡単な問題ではない事が分かります。
(田子の浦の整備の一環に拡幅工事も入れてもらいたいです)

市会議員の力では難しい事かも知れませんが、出来る事として、行政へのパイプ役として、今後とも地域の人と要望もしくは陳情と言う形を取りながら、水害対策についての根本的な解決を進めたいと思っています。

アントレプレナーシップ

 
 アントレナプレナーとは一般的な意味としては企業家と言う意味で知られています。私が所属する団体で、商工会議所青年部のYEGの意味を本日のYEGの総会で理解できました。

YEGは「young entrepreneurs group」の略だそうですが、そのentrepreneursをアントレプレナーという単語である事を入会して、8年経ちますが、恥ずかしながら、初めて知りました。商工会議所が企業家の集まりである訳ですから当り前の事ですが、英語での読み方や略語は余り今まで気にしていなかったのが実情です。
 21年度の総会において新たな会長として、ホテル比佐志の安藤社長が選任されました。会長所信として、アントレプレナーシップ(企業家精神)に乗っ取った中で、厳しい経済状況を立ち向かっていく事を促し、「Linkage」というキーワードを掲げ、地域経済のリーダーとして一丸となって行動しようと表明をしました。
 来賓の富士市長からは、経済の厳しさが段々と顕在化する事が、本年行っている経済変動貸付金の利用状況が、予定していた数字より大幅に増え、1月5日より現在まで778件188億の融資申込があり、補正予算を組まなければいけない状況であると報告されました。実体経済の悪化は今後まだまだ進むと考えられ、地域の企業の廃業や倒産が増える見込みでもあると考えれます。
 しかしながら、商工会議所の遠藤会頭は、100年に1度と言われる不況は、逆に100年に1度のチャンスでもあると見方を変え、色々な事を挑戦する必要があると言っていました。
 私も、23年前に脱サラをして、小さいながら企業を興し今までやってきました。企業環境の厳しさは身をもって感じています。今は、議員と言う肩書もありますが、自らが商売を始めた時の原点のアントレプレナーシップというものは持ち続けた中で、企業感覚を持った議員として活動をしていくつもりです。
 YEGのメンバーに刺激をもらいながら、厳しい時代ですが、その企業家精神を忘れずに議員をやりながらも、頑張りたいと思っています。
 
 

 商工会議所の牧田副会頭は、お祝いの席ですので景気の悪い暗い話は避け、自分の嬉しい出来事として5月2日に内孫が生まれた事を報告していました。田子の月も次の後継者ができ、更なる飛躍をする為に、頑張っていくとの事でしたが、牧田副会頭もようやく、本当のおじいちゃんという事になってしまいました。

イヤーマイッタ!

「安い東名 遠いわが家」
と新聞に掲載されていましたが、まさしくその通りです。
東名1000円を利用して、東京へ行ってたのですが、6日に葬儀ができ帰らなければならなくなり、5日の夜の帰る時にちょうどピークの渋滞に遭遇してしまいました。

 ゴールデンウイークの終盤の5日だったので、かってな予測として、上りは渋滞しているけど、下りの路線はすいているだろうと思ってたのですが、判断は間違っていました。時間はずらして、夕食を済ませた後、8時過ぎに帰路に着いたのですが、都内は非常にスムーズに通り抜け、良かったと思ったら、東名に入る前の掲示板に「御殿場ー富士間渋滞25キロ」と表示されています。「えー」と思ったのですが、帰らなけらばいけないので仕方がありません。事前にテレビでも、東名1000円の影響によっての渋滞情報も流れていたのですが、大丈夫と高をくくっていたら裏切られました。
 高速道路を利用して、渋滞で遅い事ほどイライラする事はありません。海老名のインターは車が止められないほど混雑し、雨がふっていたので、遠くに車を止めさせられトイレを利用するのも一苦労でした。
 裾野インターの辺からは完全に車が止まってしまうような状況でもあります。途中で出たくても、インター付近も渋滞で出られません。また、行きの時に思ったのですが、東京ー富士間を利用して、1000円だと思っていたら、1700円取られました。何となく釈然としません。乗り放題1000円だと思っていたのに、ちょっと騙されたような気もしました。
 「イヤーマイッタ」と車の中で連呼しながら、いつもなら2時間以内で着くのですが、倍以上の時間が掛り、ようやく家に着いたのは、深夜でした。家に着いた時はもうぐったりでした。
 私は、高速道路はお金を払って、目的地に早く着く手段であると思っています。安くなくてもいいから、スムーズに東名高速としての、機能が発揮できるようにしてもらいたいです。時間と疲れはお金を払ってでも、無駄にしたくはないのですが、渋滞による無駄な時間と体力の消耗が1000円乗り放題で発生してしまいました。ETCのついていない人にとっては余計怒っているとは思いますが・・・
 今後、私は、休日利用は避けようと思っています。(まあ、あまり遠くまで車で東名も利用しませんけど)
 でも、せっかく利用したのに、1700円取られた事は釈然としません。なんか理由があると思いますが良く調べて見ようと思っています。
 でも、疲れましたが、東京へ行って、色々な物の見れて、おもしろかったです。これについては後日掲載します。
 
 

事情の訳は・・・

 実は4日に家族で東京へ、出かけてきたのですが、出かける前にブログを次のように書きあげた時に気がついて、慌てて訂正しました。

「1000円の東名を利用します」

という題で、 
 ゴールデンウイークなんてどこへも行かないよと言いながらも、娘の用で東京へ行かなければならなくなってしまい、噂の1000円で行ける東名を使って出掛ける事にしました。

 東名が混雑していると報道もされており、渋滞の不安もあるのですが、家族で出かける機会が少ないので、久し振りに泊りがけで出かけようと思い慌てて、インターネットで宿泊先を探し、前日予約をいれました。自宅に居ながら予約ができ、今は便利です。なんとか、東京のアパホテルへ予約がとれました。家族からは、狭いとか不満もあるようですが、ゴールデンウイーク中の急な予約で寝る所が取れただけでも有り難いと思ってもらわなければならないと思っています。なにより、宿泊価格2人で1泊9000円は安いです。

 定額給付金で十分間に合います。
 2日間留守をしますが、少しくらいの家族サービスもしないと後でしっぺ返しが来ると困ると思い出かけます。。
ついでに自分自身の骨休みと兼ねて、東京の街を散策しながら、何か変わったものはないか物色してきます。

と出かける前の朝一番で掲載したのですが、ふと、家族で留守にしている事を事前に知らせることは、「荻田の家に人はいないぞ」と言う事を教えている事で、悪意を持った人には、留守にしているからどうぞ泥棒に入ってくださいと言っているようなものだと気がつきました。(私のブログを見ている人にはそのような方はいないと思いますが、誰が見るのか分かりませんので、気を悪くしないでください)
 すぐに出かける4日のブロクとして、「ちょっと事情がありまして・・・」に書き換えた訳です。

 2日間留守をしてブログを書けないこと伝えたかったのですが、何があるか分からない 物騒な世の中なので、情報を発信するにしても、注意しなければと思いました。

ちょっと事情がありまして・・

 ちょっと事情がありまして、もしかしたら2〜3日ブログが書けないかもしれません。

 今は言えませんが、体の調子が悪いと言う事ではありませんので心配は無用です。後で笑い話のような話ではありますので、それについては、後日書きます。大した理由ではありませんが、ちょっと事情がありまして・・・・・です。

(ちょっと事情とは何の関係もありませんが、木魚を無心に叩いていると、心がすっきりしてきます)

 ゴールデンウイーク中ですが、葬式や火事等の災害が多い為に、久しぶりに、新しくなった円照寺で念仏を唱える会があったので参加してきました。何か事が起きている時は、心を落ち着ける事が大事だとおもっています。

ワー火事だ、大変だ。

 
 三日市の浅間さんの例大祭が終了し、外へ出ると、消防車のウーというサイレンの音が聞こえ、市役所より西の方へ向かっていきました。
「どこで起こったの?朝も火事があったばっかじゃんか」

と周りの人から話し声が聞こえます。
(吉原での火災は、必死の消火活動にも関わらずなかなか消えませんでした)

 例大祭が始まる前にも話題に上がったのですが、朝早く吉原商店街でも火災が発生し密集した商店街の中での火災は消火活動も思うように進まず大きな被害でもありました。知り合いの方の家の火事という連絡がありましたので、朝早く私も現場へ駆けつけましたが、商店街は騒然となっていました。
(商店街は通行止めになりました)

 すでに、消火活動は行われており、見ているだけで何もできない状況でしかなく、黒い煙が上がる中、改めて火災の恐ろしさを感じました。

 そんな事があったばっかりで、また火災が発生した事の不安がよぎりました。

携帯で確認すると、伝法2番地との事、例大祭には市長もその場にいたのですが、一緒にいる人から、
「伝法2番地って広見公園の博物館があるところじゃないかな」
「それじゃー大変だ」
という声が聞こえてきました。というのも公園内には古民家が移されており、県の指定有形文化財でもある旧稲垣邸もあります。市の大事な財産が燃えてしまったら大変な事になります。

 市長も例大祭後のなおらいの席を中座し火災現場へ直行しました。私も行ってどうなると言う事でもありませんが、市の財産である以上、市の一大事と思い現場へ確認に行く事にしました。
 旧稲垣邸の火事ではなく、東平遺跡竪穴住居を復元したわらぶき屋根の小屋でしたが、すでに火は消されてはいたものの、キナ臭い匂いが漂っていました。消火が早かったようで、藁は燃え水浸しではあるもの、形はのこっています。
 館長さんの話によると、9時に鍵をあけ、一般解放後、11時に火災探知機反応し煙が見えた為に消防に連絡を入れたとのことですが、火の気のない場所である為に、不審火であると考えられ、午後2時から現場検証をするとのことでした。
 火災は、ゴールデンウイークであろうと朝早くであろうといつ起こるか分からない災害ですが、2つの現場を見ながら、初期消火及び消防の重要性を感じました。

 たまたま、私の町内では、朝の火事があった後、自主防災活動として、ポンプ車の点検、消火栓の場所及び器具の点検を町内会長を初め組長で見て回りました。私も、参加しながら、火災を見てきたばかりであったので、火事の際にしっかり活動できるよう真剣に取り組みさせていただきました。
 定期的に点検をし、 地域で火災が起き、「ワー火事だ、大変だ」の時、困らないようにしときたいものです。

 火事になられた関係者の皆様にはお見舞い申し上げます。

新型インフルエンザの対応について

 ゴールデンウイークに入っていますが、新型インフルエンザ「インフルエンザA]の世界的拡大が懸念されており、海外旅行どこではなくなってきています。水際対策が進められている中では、現在、各自治体においても対応が迫られています。

 また、大変な騒ぎになっている新型インフルエンザは当初、豚インフルエンザとして大きく報道されていましたが、すでに、ウイルスは人から人にうつる型に変異しており、今後の感染拡大は豚はもはや無関係となっており、養豚業者や豚肉を食べる消費者への混乱を招くとしWHOでは、「豚インフルエンザ」から「インフルエンザA](H1N1)に呼称変更と共同声明で「調理された豚肉や豚肉製品を食べて感染する事はない」と発表しています。

 国、県においては、すでに対策本部を設置し感染拡大防止の対応強化に努めていますが、警戒レベルが引き上げられた事により富士市でも県の対応に加えて4月30日より保険医療課内に相談窓口を設置した事と「富士市感染症対策連絡会」が開かれた事の報告が議員各位にありました。 
 昼間は、土、日祝日に関わらず基本情報、旅行関連一般的な質問は富士市医療課(55−5279)で、身体状況受信関連等の専門的質問は富士保健所(65−2260)で電話対応しています。また夜間は県厚生部(054−221−8560)にての対応です。
 
 市では、市民の不安解消に努め、今後、刻々と状況が変化する事が予想される中では情報収集を行いながら状況に応じた危機管理体制をとっていくとしています。

 今年は、不況という事態に加え、インフルエンザによるパニックが襲い始めている中では、ゴールデンウイークと言っても浮かれているような感じではなくなってきています。

続けよう、ブナ林創造事業

 今年もまた、富士山がきれいに見える中で、富士山麓ブナ林創造事業に参加しましたが、この事業も今年で16回目になります。

 今年で延べ、8870名の方が参加し、19870本の苗木を植樹していますが、多くの市民が携わった中で、この事業は続いてきています。
 ブナの木は夏緑広葉樹として、高さ30メートル位になる木で、幹は太く樹皮の表面はなめらかで灰色に近い白色になりますが、優れた保水能力を持っている為に、水源涵養林として素晴らしい自然を与えてくれる木でもあります。
 

 ブナ以外にもケヤキ、ヒメシャラ、イロハモミジ、ヤマボウシ、ミズナラ、フジサクラの2500本を植栽したのですが、植栽をして木を育てる事は、時間と手間がかかる事です。多くの方が参加してくれている中で、ブナ林創造事業の重要性を参加者にも、分かるよう植栽地において中山先生の講演もありました。山の中での1時間近い講演会というのは、初めての経験でしたが、植栽後に空気のきれいな所でこの事業を、今後も続けなければいけない大切さを改めて感じさせられた有意義な話でもありました。
(今年の植栽地)

 何でも続ける事は大切だと思っていますが、特に人が手を加えながらでも、森を山を守る事は大切な事で、未来の為にも、続けなければいけない環境を保護する投資でもある訳です。
 私もこの事業については毎年、29日に開催されている訳ですが、時間を割いても、予定に入れ最優先に参加したいと思っています。
 来年も出るぞー。
 皆さんも参加してください。