新型インフルエンザの対応について

 ゴールデンウイークに入っていますが、新型インフルエンザ「インフルエンザA]の世界的拡大が懸念されており、海外旅行どこではなくなってきています。水際対策が進められている中では、現在、各自治体においても対応が迫られています。

 また、大変な騒ぎになっている新型インフルエンザは当初、豚インフルエンザとして大きく報道されていましたが、すでに、ウイルスは人から人にうつる型に変異しており、今後の感染拡大は豚はもはや無関係となっており、養豚業者や豚肉を食べる消費者への混乱を招くとしWHOでは、「豚インフルエンザ」から「インフルエンザA](H1N1)に呼称変更と共同声明で「調理された豚肉や豚肉製品を食べて感染する事はない」と発表しています。

 国、県においては、すでに対策本部を設置し感染拡大防止の対応強化に努めていますが、警戒レベルが引き上げられた事により富士市でも県の対応に加えて4月30日より保険医療課内に相談窓口を設置した事と「富士市感染症対策連絡会」が開かれた事の報告が議員各位にありました。 
 昼間は、土、日祝日に関わらず基本情報、旅行関連一般的な質問は富士市医療課(55−5279)で、身体状況受信関連等の専門的質問は富士保健所(65−2260)で電話対応しています。また夜間は県厚生部(054−221−8560)にての対応です。
 
 市では、市民の不安解消に努め、今後、刻々と状況が変化する事が予想される中では情報収集を行いながら状況に応じた危機管理体制をとっていくとしています。

 今年は、不況という事態に加え、インフルエンザによるパニックが襲い始めている中では、ゴールデンウイークと言っても浮かれているような感じではなくなってきています。