f-Biz(エフ・ビズ)

8月123件
9月123件
開設以来2ヶ月間で246件、一体この件数は何だと思いますか?
 

 これは、富士市の中央図書館に、8月4日に開設した、富士市産業支援センターの相談業務に来た件数です。
 

 この数字がどういうものかという事を、本日の会派の研修会で、富士産業支援センターの小出センター長に聞くことができました。相談件数については、今まで、関わってきた、静岡や浜松で多くても月、50件、人口規模からいったら、富士市においての相談業務はその3分の1の15件から20件が予想されていた中で、新規開設ということもあり目標を高めに設定し、月25件としてました。しかしながら、開設からちょうど1か月の9月4日で143件の相談業務があり、目標値をうわまったうれしい結果が表れました。また、2か月で246件という件数は、極めて異例の数字であり、業界においては今までありえない数字であるということでした。
 この高い数字が示す意味合いは、何でしょうか?

今まで、富士市においてこの手の産業支援センターがなかったからでしょうか、富士市がそれだけ相談に来たいと言うやる気がある人(困っている人)が多いと言う事でしょうか、それとも、カリスマの小出センター長がいるからでしょうか、いずれにしても、エフ・ビズでは好調なスタートを切った言えます。
9割が既存企業の相談であり、相談内容としては、
販路拡大・新商品の開発・現状打破・新分野への進出とあらゆる産業分野の方が相談に来ている状況で残りの1割が起業相談だそうです。企業支援に関わることなら何でも相談に乗ってくれますが、気になる相談料は、当然市が委託して運営されている施設ですので無料です。でも、必ず予約をしていただかないと利用はできません。多くの方がこの施設を知って頂き利用していただく事を促しています。
産業支援を核とした地域活性化へむけて、夢にチャレンジするする人や企業をサポートする新しい拠点である、エフ・ビスに関しては、大きな効果と結果が期待されていますし、また、小出センター長の活躍は今後とも期待します。
マシンガンのように次から次に出てくる言葉は、小出センター長の熱い思いが、参加した議員に伝わったと思います。

 「日本一高い チャレンジスピリット。」

をうたい文句に掲げる f-Biz(エフ・ビズ)はfはfujiの頭文字、BizはBusinessの略であり、富士市発の産業支援センターを意味しています。
 

伊賀の風景

 

 里山に包まれた城下町、三重県伊賀市は忍者の里でもあり、松尾芭蕉の生誕の地でもあります。市内のあちらこちらに句碑があります。

 
 視察の目的である、自治基本条例と議会条例についてのレクチャーを受ける前に、朝早く起き、ホテル周辺の町並みを散策しました。

別名「白鳳城」とも呼ばれる美しいお城。
石垣の高さは日本一です。
高台にたつ上野城からは碁盤の目に形造られた小京都言われる城下町を一望できます。

 朝早く、散歩をしていると、お城の中より、子猫がむかえてくれました。

2匹いましたが、捨て猫のようです。
かわいそうですが、連れて帰る訳にはいきません。

「奥の細道」を著した松尾芭蕉は、旅の人生を過ごした俳人ですが、29歳まで伊賀ですごしたそうです。全国行脚した中では、芭蕉も実は、忍者であったという説もあります。

俳聖殿の中には、松尾芭蕉が飾れれていますが、「俳聖殿」の建物自体が、芭蕉を表し、丸い屋根が旅笠、下の八角形は袈裟、柱は杖、木枠は顔を表現しています。

歴史漂う、情緒漂う町なみは不思議となつかしい気分にしてくれます。本当は、ゆっくり、じっくり散策したいのですが、時間がないのが残念です。あくまでも、視察が目的ですので、あいてる時間での見学は制約があります。

 伊賀牛は松坂牛と並ぶおいしいお肉で有名ですが、その美味しいお肉を食べさせてくれるお店として、有名なお肉やさん「金谷」さんがあります。お土産として、しぐれ煮を買いましたが、おいしく頂きました。
 早起きは三文の得とありましたが、朝早く起きて、町なみを拝見できたことは有意義でしたしたし、気持ちも良かったです。また、来たい町のひとつでもあります。

善通寺市総合サービス株式会社


 香川県善通寺市は、県の西北部に位置し、南を琴平町、まんのう町、北を丸亀市、多度津町、西を三豊市に隣接する中讃地域の3万5千弱の市です。金毘羅離宮のある琴平のすぐ隣の市といった方が分かりやすいかも知れません。

 また、野球の名門尽誠学園高校 あるところとしても知られています。何よりも、1200年以上も前、真言宗の開祖弘法大師空海が生まれた場所でもあり、総本山善通寺の門前町として古くから栄えてきたまちでもあります。
 歴史のある街、善通寺市ですが高齢化率24.5%と高いです。
(今回の説明してくれたのは、社長の宮川さんですが、TV局から転職だそうです)

 多くの自治体でも同様な状況であるが高齢者、団塊の世代にむけた雇用就業対策も検討している自治体の間で、「善通寺方式」という言葉が使われ始めました。これこそが、善通寺市が進める行政改革による小さな市役所を実現させる為に、市が、住民サービスを行う法人組織を株式会社方式で設立し、地域の定年退職者や主婦、失業者を雇用するという形をとっています。
 これにより、平成7年度には、470人いた市の職員も平成18年には300人までスリム化が進み、善通寺市が目指す、スモールガバメントに大きな貢献を果たしています。
また、現在利益を目指さない派遣株式会社として、市の41の業務をカバーし40代から60代までの約200人の雇用の場を創出しています。

 行政サービス補完組織として、市が利益を最小限にとどめる株式会社を創設したことは、本来の株式会社の利益追求、コスト削減のものとは違い、安ければ仕事が請け負えるという今までの形態に、行政自らが歯止めをかける意味でも効果がうかがえるようでした。

加古川駅南ミニ市役所

 総務市民委員会の2日目の視察地加古川市は、兵庫県の中央部に源を発し瀬戸内海に注ぐ一級河川、加古川の水の恵みを受けて発展してきた、喫茶店とパチンコ屋さんが多いまちです。

 2002年4月には「特例市」に移行を果たし、「政令指定都市」や「中核市」につぐ分権時代の新たなリーダーとして期待されています。

 人口は26万余、富士市と同規模の市でもありますので、期待して視察をさせていただきました。
「行政は市民の幸せのためにあります。一般企業であればカスタマサービスがあるように、単なる行政運営としてではなく、顧客満足度を高める行政経営として市民サービスの向上に努めたいと考えます」
 と言うように、加古川市は市民サービス向上が、重要なポイントとして位置付けています。

 2004年4月、市民サービスの向上と中心市街地の活性化を目指し、「加古川駅南ミニ市役所」をJR加古川駅南側に新設した訳ですが、その背景には、郊外型大規模小売店や、コンビニエンスストア等の相次ぐ進出により、駅前商店街における空き店舗が増加し、中心市街地の空洞化が進んだため、活性化を図る観点から駅周辺に集客を促す行政複合施設をJAビルに設置しました。
 加古川市民センターと加古川駅前市民サービスコーナーを統合したミニ市役所では、住民登録や印鑑登録、市税関係、各種証明書の発行など、各種行政手続きを行うことが可能です。このミニ市役所の最大の目玉は「88サービス」。平日のサービス時間延長と休日市民サービス拡充のため、土日・祝日を含めて朝8時から夜8時までサービスを行っています。
「通勤の行き帰りなどに気軽に立ち寄れるため、従来の2カ所を合わせたよりも約1.5〜2倍にまで利用率が上がりました。また、高齢者の利用も多いようです」
と担当者が言ってたように、に88サービスは、現在、大きな成果をあげています。
 
 

 
 加古川のB級グルメと思われる「かつめし」はあちらこちらにのぼりがあります。ご飯の上にかつをのせデミグラソース系のたれをかけ洋皿にお箸で食べるスタイルが大まかな「かつめし」と曖昧な定義がされている、加古川市民が愛す郷土料理だそうです。
 もし、行く機会がありましたら、どうぞ食べてください。

(視察報告第一弾。つづく)

へとへとです。

 総務市民委員会の視察から、新富士駅17:01着でようやく、帰ってきました。皆さんに、「視察に行けていいね。」と言われますが、不便な場所への視察は交通の便が悪い為、行くまでが大変です。

 今回の視察も、香川県、兵庫県、三重県と3県でしたが、電車の乗り換え、乗り継ぎが多く、電車の乗りがいのある視察でした。
 移動するだけでも時間が取られ、その上、荷物を持っているので、結構大変です。電車に乗っている時間だけでも、1日目が4時間半、2日目は5時間半、最終日は4時間半と、移動して、視察、移動して、視察と言う感じなので、富士市に帰ってきた時は、けっこうへとへとになって帰ってきました。
 視察内容については、得るものもありましたが、明日以降の報告とさせていただきます。総務市民委員会の視察は、今までの建設水道委員会と違い、ハード的なものを見るというより、行政が行っているソフトについての視察であり、説明を聞くことが多い視察でもありました。行政視察以外にも、街並みを見ることができる事は自分の住んでいる富士市と比較ができ、勉強になります。
 書きたいこともありますが、帰ってきたばかりですので、早くお風呂に入り、今日はゆっくり、眠りたいです。

視察で留守です。

 本年度所属している、総務市民委員会の視察が、本日、10月7日(火)〜10月9日(木)の期間で視察にでかけます。留守にしていますが・・・・

 視察事項として

*香川県善通寺市
 善通寺市総合サービス株式会社について
*兵庫県加古川市
 加古川駅南ミニ市役所について
*三重県伊賀市
 自治基本条例、議会基本条例について

3日間ですが、移動時間が多く、視察もそうですが、公共交通についての勉強もできそうな感じですが、普段あまり、話すことがない、他の会派の方と情報交換の場としても、有意義な視察にしたいと思います。
 帰ってきたら、視察報告は致します。

街中がせせらぎ!

 

 三島市で行われている、「街中せせらぎ事業」について、県のまちづくり養成講座の第一回現地視察研修として行われました。

 
 この事業は、中心市街地にある歴史、文化、水辺や緑の自然環境と言った「アメニティ資源」を活用し、それをネットワークする回遊ルートを整備することによって周辺を快適に作り上げ、「歩きたい街」「住みたい街」を目指す魅力ある地域づくり事業です。

 川口教授のあいさつの後。三島市役所より都市計画課の杉山課長、山田副参事、山川主任が参加し、この事業の説明をしてくれました。
 その後、ふるさとガイドさんによる案内で、視察ルートにのっとり歩きながら、まちを見て歩きました。

 三島には、湧水地があり、湧き出た水が蓮沼川、源兵衛川、桜川、御殿川、四ノ宮川の整備、改修が行われ、今では年間多くの人が楽しむ為に訪れます。

歩きたくなる道景観つくり
親しみのある川つくり
歩きたくなる案内つくり
街の水の仕掛け事業

以上の事業を行なっているので、その検証を街を見ながら確認をしてきました。その後、ワークショップが開かれ、良いこと、悪いこと、要望したいことなどに分け、問題点を考えて、発表しあいました。(結構いろいろな意見が出、まとめるのに苦労しました)
 多くの人の見方が解り、勉強となりました。
三島の街を改めて、散策をしましたが、かって、新幹線に乗るためと三島大社にお参りに行く時位しか行く事はなく、街を見ることはなかったのですが、大社を中心とした、文化や歴史そして、水辺を利用した、市民と協働したまちづくり、何より駅が近いことは利点で、駅を中心とした観光としても十分成り立っていることがわかりました。結構住んでみたいと思いました。

一昨日、議会が終わったのですが、行事が多いので休んでもいられません。「せせらぎ事業」の視察の後も予定があります。

 雁がね祭りへ行かなければなりませんでしたので、東名を使い沼津より、富士川のサービスエリアでETCを利用して、降りてみました。
 思いのほかに早く着くことができ、今後、利用して行こうと思いました。

岳鉄、問題個所の解決へ

 

 岳南鉄道 清朝(せいちょう)踏切交差点及び日産南踏切への踏切交通信号の設置が求められています。その場所は、わかりやすく言えば、昭和自動車学校があった場所の踏切です。


 

 岳鉄のジャトコ駅もすぐ近くにありますが、歩く人にとっても、道路を渡れず車の通行量も多く、道路整備を進めていく上でも、現在の信号機がない交差点においては非常に危険であり、市民生活に大きな影響を与える問題個所です。

 私も市役所に行く時や帰るときに、利用する道路ですが、東へ向かっていく時には、信号機が無い為に、通過するときに苦労しながら通行しており、不便を感じていました。
 富士市でも、5年前に昭和自動車学校跡地を取得した上で、都市計画道路 依田原国道線及び臨港富士線の整備事業を進めていますが、渋滞緩和策として「清朝踏切」と「日産南踏切」の設置が必要な為、富士市、公安委員会、岳南鉄道、中部運輸局鉄道部で検討がされていました。

 しかしながら、本年の4月に、「踏切交通信号機の設置ありきではなく、設置しなくてもよい方法を検討すべき。類似の踏切で実際に事故が発生し、原因究明・再発防止の調査が行われている時にその結果を待たずに設置を認めることは出来ない。」とされ検討がとまってしまい、現況として設置ができない状態となっています。
 その事態に、9月17日に市より相談を受けた衆議院議員の斉藤代議士がその事について問題解決の為に、市議会議長、建設部長、沿線議員、建設部、地元住民の立会の下で、現地視察が、10月2日に行われました。
 街路整備課長より経緯は説明がありましたが、暗礁に乗り上げている状況の中では、市だけでは解決できないとし、斉藤代議士を通じ、国への働きかけを要望している中での実施であるとのことでした。
 代議士より、現地視察の前に、国交省との折衝状況の説明があり、検討は中断しているが、年内には事故調査報告が公表された後、設置可能へ向けての打ち合わせを進めていくという報告もされました。
 清朝踏切  幅員11メートル   1日 8000台
 日産南踏切 幅員18メートル   1日20000台
の通行量がある場所で、昭和自動車学校の跡地を取得した後、多くの人から
「いつ、道路が広がり、整備されるのか?」
「渋滞はするし、危なくってしょうがないよ」
「市はいつまで放っておくんだよ」
色々な事を言われます。

早急な、問題解決が待ち望まれています。

マンモグラフィーで検診を受けましょう。

 日本では、毎年約4万人の女性が乳がんにかかると推定されています。また、毎年1万人以上の方が乳がんで亡くなっています。こうしたことから、厚生労働省は、平成16年より、乳がん検診の指針を出し、マンモグラフィーによる検診の拡大する方向を示しました。

 富士市でも平成17年から、フィランセにマンモグフィーを設置しており、乳がん検診を受け付けています。私の妻も、この4月に申込み、5月頃に検診を受けてきました。

本日開催の健康祭りにおいて、乳がん予防のブースで、
「議員さん奥さんのおっぱいを触って。乳がん予防の為に、一番の予防は、しこりの早期発見よ」
「えーそんな、触りませんよ。」
「だめよ。でもよその人は止してね。」
と言って、恥ずかしながら、女性の胸の形をした、模型を触らせてもらい、しこりの感触を感じさせてもらいました。乳がんの早期発見は大切なことですが、なんとなく触りづらいです。
 ちなみに、フィランセにマンモグラフィーを設置された、平成17年10月から3月まで、フィランセと市内の指定医療機関で予約検診を実施しており、その、検診の推移については、平成17年度対象者数2万8338人に対して、受診者が1112人、受診率が14.5%、そのうち精密検査受診者が158人で、乳がんが発見された方は3人。平成18年度対象者数2万8816人に対して、受診者が2004人、受診率が10.8%、そのうち精密検査受診者が361人で、乳がんが発見された者は11人です。また、平成19年度対象者数2万8914人に対し、10月末現在の受診者が1195人、そのうち精密検査受診者が180人で、乳がんが発見された人は3人あり、導入後は合計17人で、ほとんど初期段階で発見をされており効果を上げています。
 
 高い効果を上げているマンモグラフィーですが、もっと多くの場所で出来るようにしてもらいたいと思いますが、普及するには難しい面もあります。場所の許可、機械の許可、そして、なにより、マンモグラフィー読影認定医が必要となり、簡単には設置できない状況です。
 富士市では、まだ、フィランセで検診が受けれることは、幸せな状況であると思われ、ぜひ、いつも、旦那さんか検査してくれるとは限らないので、女性のみなさんには、マンモグラフィー検診の利用をしてもらいたいと思います。

菜の花が地域と地球を救う。

 

 静岡市の玄関口である静岡駅北口駅前広場の整備がおおむね完成し、地上中央広場と地下広場を結ぶ歩行者通路の通行が可能となりました。

 地下部分には大きな吹き抜けを設けて開放的な空間とし、バリアフリー対応のエレベーターやエスカレーターが中央広場を結んでおり、水の流れるオブジェで清流の都をPRしているそうです。急遽、静岡産業経済会館で、「菜の花の環づくりに向けて」の研修会に参加するため、静岡駅で降りて初めて変った事に気がつきました。
 先月、会派の視察で、東近江市へ「菜の花プロジェクト」について視察をしてきたのですが、循環型まちづくりの推進をする上で、静岡県が進める菜の花循環事業において、県内での取り組み例や遊休農地における菜種栽培の状況について、研修を受けてきました。菜の花をバイオマス利用の一つとして考え、県内の遊休農地等における菜種栽培進めるために、県民部、産業部農林林業局米室、地球環境室で連携して取り組んでいます。
 静岡県でこのように積極的に取り組んでいた事をしりませんでした。ですから、慌てて、研修会に参加したのですが、東近江市へ行く前に、もっと自分の近くの事を調査しておけば良かったと今更ながら悔やまれます。
 
 研修会には、菜の花プロジェクトネットワークの藤井絢子代表の「菜の花が地域と地球を救う!」の講演もあり、全国に世界に広がっている菜の花プロジェクトの取り組みを詳しく聞く事ができました。その中では、静岡県トラック協会が進めている「菜の花プロジェクト」も上げられ、自動車燃料を支えてきた、化石エネルギーからの脱却を目指した取り組みの話もありました。トラック協会にとっては燃料としての品質を重要視する事から、廃食油からだけのBDFでは故障の不安がのこり、多くの課題をのこしていますが、「脱化石」の社会づくりを自動車燃料という側面から大きな動きとなっています。菜の花プロジェクトを広げるための話は、大変為になりました。 
 また、事例発表で、菜の花の観光利用として、南伊豆の菜の花まつりは、昨年実績で、約40万人の来客があり、経済効果が78億円と試算されています。菜の花に限らず、身近な資源を利用して、持続可能な経済や環境を考えたシステムを構築する必要性を改めてかんじました。
小型搾油機の貸し出しもしているそうです。

 今回、研修会に参加して、県で推進している事業でありながら、観光交流の一環として循環型まちづくりを、富士市においてなんとか、推進できないか、自分なりに調査中です。
菜の花が富士市を救うというような形に進めればと思います。

合併前の視察。


 
 11月1日富士川町との合併を前に、新人議員の研修会、チャレンジ改革7で富士川町の主要施設の視察に行きました。外からは見ることはあったのですが、中に入るのは初めてであり、新富士市になる準備が進められていることが、よく、分かりました。


 今回視察した個所は、まちづくりセンターになる2か所の、富士川地区の役場の議場楝と保健センター、松野地区のまちづくりセンターになるサンクレア、富士川町社会福祉協議会、ふれあいホールのなる富士川町中央公民館、富士川町総合体育館、等を視察しましたが、合併まであと2か月を切り、利用用途にあわせた改修工事が始まっており、工事を進めながらの施設運営がなされていました。議場の改修に関しては、せっかくの議場ですので、もう少し利用方法は考えて中で、改修を進めた方が良いのではないかと参加議員からもと意見がでました。
(大理石が張られ、防音壁がある議場)
 

 施設に関しては、今後、合併した中で、利用できるものはしていく訳ですが、それなりに充実した施設であり、富士市の中の一地域として考えると羨ましく思います。特に、私の住む、須津地区及び浮島地区に比べたら、人口的にはそれほど変わらないと思いますが、かなりの施設面に関しての差が生じているような気がしました。たとえば、富士川地区にはふれあいホール、富士川町総合体育館と、整備されているわけで、東部地区にはそのような施設はありません。ますます西高東低と言われてしまう恐れがあります。
 西の玄関口が楽座なら、東の玄関口としての整備も考えてほしく、もし、新東名に富士山の見えるPAが進むようでしたら、東部地域への設置を強く要望したいと思っています。不公平感を感じさせない為にも、合併を機に、富士市の東部地域に対してのハード面の施策も考慮していただかなければいけない気がしました。
(楽座から見る富士川)

 新人議員は7名いますが、ようやく今回、7回目ということで、7名全員が、持ち回りの幹事が終了いたしました。それぞれに、有意義な研修ができたと思っていますが、今後の研修に関しては、継続して行くことが決まり、更に、研修の後にも、意見交換の場を持ったり、また、今までの視察についての感想を記録として残す事などが提案され、議員の資質向上に役立てる事が決まりました。
 合併後には、新たに富士川町だけで3名の市議会選挙が行われ、現在の36名の議員が39名になります、次の市議会選挙においては、39名から36名に戻されるため、実質的な議員削減とされていますが、新たな仲間が加わるので、切磋琢磨した中で、新富士市の発展の為に頑張らねば・・・と思っています。

ひこにゃんと美しい行為。

 

ひこにゃんがいる、彦根市で「美しいひこね創造活動」どのように行われているか、先月末、会派の視察で勉強してきました。

彦根市は琵琶湖と鈴鹿山系に囲まれた自然豊かなまちで、江戸時代彦根藩35万石の城下町として栄えてきており、歴史的文化的風情を色濃く留めた、歴史的遺産が今なお多く存在しているまちです。
 美しいひこね創造活動は、愛する彦根のまちをさらに美しく元気な街にするために一人一人が自主的に行う“彦根のまちを美しく元気にする活動”に対して、彦根市から“感謝の気持ち”として地域通貨「彦」を渡す、「美しいひこね創造活動」を行っています。

美しい行為って何?
1週間に15分以上、彦根の町を美しく元気にする活動です。具体的には、市内において、自発的に他人にまたは地域社会に貢献する目的をもって、無報酬で行う活動を「美しい行為」と呼んでいます。美しい行為は、A,まちの美観を保つ活動B、地域安全活動C,助け合い活動D,地域環境活動E,健康増進活動の5つの区分に分けられています。美しい行為は、1週間当たり15分以上の活動を1単位としています。

地域通貨「彦」(げん)とは
 美しい行為の活動実績に応じて市が与える市内でしか使えることができない通貨です。
 地域通貨としてもらった「彦」で、この活動に賛同する市内の約40店舗で使用でき、市の施設の使用料や手数料の支払いに使え、また、地域通貨「彦」をあらかじめ登録された市民団体に寄付もできます。
この活動の登録者数は年々増加していっています。

 ひこにゃんとは、
彦根藩二代藩主である井伊直孝公をお寺の門前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる”招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクターです。
井伊直弼と開国150年祭のキャラクターでもあり、まちのあちらこちらに、ひこにゃんはいます。

 美しい行為をして、地域通貨をもらうことより、一人ひとりができる範囲で美しい行為を実施することにより、美しい心が確かめれら、物よりも、深い満足感が得られます。
 これが美しい行為の最大のご褒美だと考えられます。
美しい行為が広がり、さらに美しい彦根市になっていくことが期待できました。

夫婦で訪れたいまち


 全国の都市において、「夫婦で訪れたいまち」調査において、上位にランクされている、近江八幡市は、美しい風景を残したまちづくりが進められています。美しい町並み、伝統的、文化的風景、景観に取り組む近江八幡市の風景づくりを視察しました。

 近江商人発祥地の一つと知られる近江八幡。豊かな水をたたえる琵琶湖をはじめ、四季折々の表情を見せる湖辺の野山、日本一の佳観を誇る水郷、良質な水田、水と緑の織りなす自然環境に恵まれ、伝統的な農村集落や鎮守の杜、市街地に目をやれば城下町の風情を残す八幡堀と近江商人の重要伝統的建造物群、大正ロマンの香りがする建物、近江八幡の風景、町並みに観光客が右肩上がりで増えています。

里山・よしのある風景・町並み

 観光ボランティアガイドの方の話によると、近江八幡の伝統的な落ち着いた町なみを体感すると、癒し、質実剛健、質素倹約、コミュニティの良さ、美しさ、開放感などを感じる事が出来、セットして造られたテーマパーク的なものではなく、日々の営みがある本物のまちの風景に感動するからだそうです。
 近江八幡市の風景の取り組みは、昭和40年代の青年会議所による八幡堀(八幡川)の修景保存運動から始まっています。その後、風景づくり条例の制定に取り掛かり、日本で初めての、「景観法」が制定されました。現在は、自然、歴史、文化等の様々な風景が存在し、それぞれの特性を保ちながら、6つの特性を持つ風景の区域に区分されています。

八幡堀の風景・堀の石畳、板張りの蔵、水辺の風景

 

 もし、八幡堀が埋められていたら今日のこの美しい風景は存在しなかったのかも知れません。時代時代のまちづくりの中で、流行に流されることなく50年100年先のまちのあるべき姿をまちづくりが重要である事が考えさせられました。また、風景づくりは、伝統的な風景を死守するということではなく、新しい時代の流れを取り入れることも必要であり、次世代のために環境への取り組みを妨げることなく伝統的な風景を活かしていきます。近江八幡の風景は、市民の熱い思いが主体であり、市民がともに考え、素晴らしい風景を守り、育んでいます。
 説明を聞いた後、まちを散策したのですが、心が落ち着き、余裕ができたら、妻とまた訪れたいと感じました。
 また、近江八幡市は富士宮市と夫婦都市を結んでおり、交流があり、昼食をとった「ひょうたん」という料理屋さんに富士宮から、3年前のミス富士山(旧姓、塩川さん)が嫁いできているそうです。

視察は池上副議長が対応してくれました。

 夫婦都市って何ですかと聞くと、
「琵琶湖が女性で、富士山が男性という関係で夫婦都市になりました」
というお答でした。

菜の花畑も台所も油田です。


 滋賀県東近江市の菜の花エコプロジェクトの取り組みを視察し、菜の花畑は巨大油田であり、家庭の中には台所油田がある事が、資源循環型のまちづくりを見て、よく分かりました。

今回、会派での視察で、平成18年1月1日に1市6町が合併した、現在の東近江市にいきました。東近江市は、滋賀県の南東部に位置し、中央には、愛知川が東西に流れ、琵琶湖に注いでいます。その愛知川の流域には良質な水田が広がり、県下一の穀倉地域となっています。
 昭和52年に琵琶湖の水質が悪化する中で、大規模な赤潮が発生しました。原因は、合成洗剤に含まれるリンと廃食油の垂れ流しでありました。その後、昭和56年に愛東町の女性が、「消費生活学習スクール」を結成し、回収した、廃食油を粉せっけん(愛しゃぼん)にリサイクルし粉せっけんの普及を推進してきました。しかし、洗剤メーカーが「無りん合成洗剤」の販売を始める中では、粉せっけんの使用率が急速に低下しました。その一方では廃食油の回収量は増大したために、粉せっけんのリサイクルに限界が見え、廃食油の新しいリサイクルの仕組みが作り出されることが、課題となりました。

粉せっけんを製造してます。

 こうした状況の中で、廃食油が車の燃料になるかもしれないと研究開発をすすめ、今ではてんぷら油で車が走るようになっています。いわゆる、バイオ・ディーゼル・フューエル(BDF)で、植物油からできたディーゼル車に使用できる燃料です。台所から出る、廃食油が燃料となり、台所が油田となります。原油高騰の中では素晴らしいことです。
リッター80円で製造ができ、今は、公用車やバス等で使用中。

BDFで動くカート。

 琵琶湖の水質汚染の原因になる廃食油をリサイクルする「粉石けんづくり」が、「軽油代替燃料化」の動きにつながる中で、地域の中にあるバイオエネルギー(植物系の資源か
ら生み出されるエネルギー)にもっと注目しようというプロジェクトが生まれました。それが今回、視察した「菜の花エコプロジェクト」です。
 休耕田を利用して春の風物詩の菜の花畑を甦らせ、農業振興と観光振興を図り、菜の花から生まれる食用油は学校給食など地域で利用し、その廃食油を軽油代替燃料にしようというものです。菜の花畑は「巨大油田」に替わります。

 この菜の花プロジェクトの取り組みが始まり、環境教育、観光資源として多くの観光客が訪れるようになり、栽培面積も16haと広がり、収穫した菜種は搾油し、学校給食でも利用を開始しています。また、油粕は肥料として、販売され、循環過程で経済効果が生まれています。
菜の花プロジェクトは、「自立」と「自律」の地域づくりを基本にした運動です。地域の事は地域で解決することを理念に「地域発想」「地域主体」の取り組みを目指していました。
 富士市にも、多くの水田があります。私の住む地域も、東部土地改良区また、浮島土地改良区と田園風景が広がっていますが、やはり、農家の人の後継者不足や、老齢化が進んでおり、休耕田や耕作放棄地があり、今後も増加していくと思われます。全国的な取り組みが進んでいる、「菜の花プロジェクト」を富士市としても、現在進めてはいるものの、浸透はしていない状況なので、本格的な取り組みとして進める価値があると思いました。

なんとか帰ってきました。

 
 会派視察研修、最終日、ようやく帰ろうと新大阪の駅に着くと、乗客でごった返していました。本日、局地的な大雨が降ったようで、三河安城ー浜松間で新幹線が止まり、大幅なダイヤの乱れがあり、一時は家へ帰れるか危ぶまれました。

 幸い、一時間遅れで運転開始となり、こだまに乗り込んで、無事なんとか、帰ってくるがことできました。電車が走らないんだったら、もう一泊したいという同僚議員もいましたが、何か家へ帰りたくない理由があるのかと疑ってしまいたい位です。
 私は、今回、25日に地域の水防対策会議に出席した後、26日からの視察参加でしたが、外での視察に関しては、雨にも降られず、暑くもなく、彦根市、近江八幡市、東近江市をばっちり視察ができ、最終日は、雨が降りましたが、大阪科学技術センターでの「地方議員の為政策立案と条例制定」と座学での研修であったため、雨が降っていても関係なく天候に恵まれた、視察研修でありました。まさか、帰りがけに、新幹線が止まっているとは思いませんでしたが、心がけが良かったのか、帰るときには運転再開で、ほぼ予定通りに帰ることができラッキーであると共に内容も有意義なものでした。
 

 詳細につきましたは、追々ブログで掲載していくつもりです。本日の大阪での研修は全体で50人位の参加者でしたが、驚いたことに、富士市からは、私の所属する会派以外にも、市民連合さんから6名参加しており、合計11名の参加というのは、議会改革のテーマでもある政策立案と条例制定に対して、富士市の議員の熱い思いが感じられました。

科学技術センターのマスコットが迎えてくれました。

 研修報告に関しては、私が担当であるのでしっかりした報告書を書きたいと思っています。他の地域の議員から、条例制定についてや課題が挙げられ、資料以外の生のサンプルケースも興味深く聞くこともでき参考にもなりました。大変密度の濃い研修でもあり今後に活用していくつもりです。
 今週は、視察研修疲れの上に、電車に乗り疲れもあり、また、明日も、第2東名の現場視察が1日あるので今日ぐらいは、早く寝ようと思っています。
 書きたいことは一杯ありますが、睡魔も襲ってきていますのでこの辺で・・・・・

会派で視察中です。

 残暑お見舞い申し上げます

 9月議会が始まる前に、所属している会派の市民クラブで、視察研修に25日から28日まで4日間出かけてます。

視察日程
25日、多治見市
*財務条例の制定、埋め立て処分場建設の経緯について
26日、午前、彦根市
*美しい彦根創造活動、地域通貨「彦(げん)」について
26日、午後、近江八幡市
*風景づくりについて
27日、東近江市
*菜の花館・菜の花プロジェクト
28日、大阪市NOMA行政管理講座
「地方議員の為の政策立案と条例制定」についての研修
*私は、25日の視察に関しては、江尾江川の水害対策会議がある為に、終わり次第の参加となっています。

 子どもたちの夏休みも、もう終わりに近づいていますが、議員は、勉強を、し続けなければなりません。

 家にいないので、ブログは書きたくても書けない状況になりました。帰り次第、視察報告は致します。
 しっかりと見て、聞いて、自分のものにできるよう頑張ります。

草刈りアンド食事会

私の住む地域は歴史のある名所が存在する所でもあります。日曜の朝から、町内で、国指定史跡である、浅間古墳の、草刈りをいたしました。


 東名高速道路の上にある高台に位置し、ふるさと1万歩コースにも含まれています。地域で、管理している場所でもあり、お正月やお祭りの場所でもあります。 
 毎年、増川の各町内で、持ち回りで、清掃活動をしているのですが、草刈りは思ったより重労働で、汗がふきだしてきます。私は、機械での草刈りではなく、かまを使って草をかりますので、すぐに、足腰が痛くなりますが、怠ける訳にはいきません。

 地域住民総出で行っているので、人数はそれなりにいるので、2時間位の作業で終わりました。参加している中で、昨日、お父様を亡くされ、葬儀が終わったばかりの、山口土建の社長さんは、心労があるにも関わらず、草刈作業を行っており、立派な方であると感じました。普通なら休んでも、誰も文句は言わないはずではあると思います。

農道と江尾江川沿いの草刈

 自然豊かな地域ですので、草刈りが多い地域でもありますが、地域整備を兼ねた大切な奉仕作業です。先々週の日曜は、農道の整備を兼ねた、草刈りをしたのですが、運動不足の私にとっては、ちょうど良い運動となって良いかもしれません。

 お盆明けの日曜日でしたのが、家族で何処にも行く事はなく、行事をこなす毎日でしたので、せめてもの、罪滅ぼしにと、家族を含め、両親兄弟で外食を取る事しました。
 急な話で、人数もいるので、何処で食事をしようか悩んでしまうのですが、兄の同級生が、吉原の商店街で「トラットリアキクチ」という洋食屋さんを経営しているので、年を取っている父母がいるのですが、珍しく、ピザやスパゲッティでの食事会でした。いつもと違う場所で食事は、雰囲気もよく、貸し切り状態である為に、久しぶりの両親兄弟で、会話も弾みました。

お勧めデザート土日限定ババロア

 日曜の夜と言うと、チェーン店は列ができるほど混んでいるのですが、かえって、吉原の商店街にあるお店で食事をした方が、すいてて、穴場かもしれません。でも、食事を終えて、商店街を大人数で歩いたのですが、誰も歩いていないので、目立って恥ずかしいくらいです。吉原の商店街の土日の人出は減少傾向にあります。本当に、もう少しにぎわいがないと、いくらすいているとはいえ、商店街事体に足が向かないと思いました。深刻な問題でもあります。

浮島が原自然公園の現状は

 地域に住む方が、話をしたいと、私の所へ訪ねてきました。色々な意見や要望を頂き、ありがたく思うとともに真摯に受け止めようと思いました。

 
 話は、議員は何をしているのか分らないと言う事、また、行政は、無駄が多すぎると言う事、職員が多く、遊んでいるように見えるので、もっと無駄を省いて、例えば、給食費を上げないようにしろ等、でしたが、一つ一つ、私の考えを述べ、話を聞いてくれる中では、それなりに理解を示してくれました。話を聞くと言う事は、大切な事であり、話してみればそれなりの理解は得られると思っています。どのようにして、多くの人と話していくかは、今後の課題です。

 話の中で、浮島が原自然公園について、
「浮島が原自然公園に行ったら、トイレもない上に、草がぼうぼうで、歩けず、木道には犬の糞があり、とても自然公園なんかと呼べないよ、釣り場公園は、一般の人が管理してきれいになっているのに、あれじゃ、一度いったら嫌になっちゃうよ」
と言う事でした。
 現在、建設中ですが、昨年より、部分供用が開始されており、一般に開放されています。私は、この公園に関しては、ここでしか見られないような植物があり、全国でも誇れるような公園になれる場所だと思っています。
 
 私も5月の連休に行ったのですが、最近は暑くて、とても行く気がしなかったのですが、現状が分らない為に、今日行ってきました。確かに、芦が木道を蔽い、歩けるような状態ではないなと思いました。

 

 子供が探検だと言って自転車で木道を走っていましたが、危ないなと思いました。また、昨年、一般質問でもしたのですが、水生植物や生物が水の循環がされないと死滅する恐れもあるので、ポンプで循環をするなど処置を取ってほしいと要望を出していたのですが、相変わらず、水面は、油が浮いている状況でした。自然公園である以上、人に見せる事より、環境整備を優先すべきではないかと、今回も、行って見て感じました。
 平成21年完成ですが、今の現状は、トイレもなく、自然公園とはいえ、夏だからかもしれませんが、芦や草で荒れており、管理事務所等もないので、管理体制もしっかりしていないようなので、事故が起きなければいいなとも感じました。。
 
 毎日やる事に追われ、本日、妻の誕生日である事を忘れていました。夕方、娘に教えられ、慌てて、ケーキを買いに行って来ました。迷惑をかけているので、ポイントは抑えなければと思っていたのですが、忘れてしまうものですね。
 ケーキを食べて、喜ぶ歳でもないのですが、気持ちの問題ですから・・・・

富士山南麓・森林づくり

 先週末の夜遅く、同僚議員から電話が掛ってきました。急用かと思いきや、来週の土曜日時間が空いているかという事でした。新興美術院富士支部の作品展や、浮島工業団地のお祭りがあると告げたのですが、少しだけでも、時間を作れと随分、強引に言われました。断りたかったのですが、学校の先輩でもあるので、時間を作るような事柄なのか、内容だけは聞いてみました。

 2日の土曜日に、「森づくり事業」として、下草刈りに出かけるとの事でした。電話の内容では、最近、私のブログを見て、森林整備について書いてあるので、実践をしなければいけないとの忠告でした。大変ありがたい話では、あったのですが、「当日は用もあるので、参加できないと思う。」と告げたのですが、結局は、「ちょっとでいいから、参加しろ。」という事でした。断ったつもりですが、しっかり参加者として登録してあるようでした。せっかく誘っていただいたので、用を遅らせ、できる範囲で、結局、参加をいたしました。
 ただ、内容が把握できておらず、詳細を書いた、資料は後で渡すと言われたのですが、頂くことはなく、持ち物もよく分りませんでしたが、何とかなるだろうと思い、言われた時間に集合場所の市役所にいき、連れて行かれるまま、下草刈りの現場へ行きました。現場まで30〜40分で着くと言われたのですが、1時間半近く掛ってしまい、帰るのに一抹の不安は感じたのですが、せっかく来たので少しだけでも、お手伝いはしていこうと鎌を片手に、下草刈りをいたしました。

 この事業は、どうやら、富士南麓・森林づくりと題し、ふじ環境倶楽部が、毎年、富士山南麓で水源涵養林育成を目的とする、「森づくり事業」に取り組んでいる中で、今回は、木々が元気に育つように雑草やからみついたつるを刈りはらって日光が当たるように整備をしようということで行われたようです。

 場所は、子供の国を過ぎて、富士宮市境界近くの国有林ですが、熊が出没し、カギを開けなければ入れず、迷いこんだら、出てこられなくなってしまうような所でした。「どうしてこんな山の中の下草刈りなの。」と思ったのですが、富士市にある森林整備である以上、こういうところも、定期的に整備を進めていかなければいけないことであると思われます。

 また、ふじ環境倶楽部の渡井会長は、造園業を営みながら、環境全般にかかわる事を、現在、進めており、身近な環境を考えながら、やさしいまちづくりを実践する立派な方です。同級生でもあるので、力になれるときは、お手伝いをしようと思っています。今回は途中で帰りましたが、次回からは、事前に、先輩の同僚議員からではなく、会長、自ら誘ってもらいたいものです。(内容も分らないままの参加は、周りの方にも迷惑をかけてしまいますので、・・でも、今回は、入れない所に連れて行ってもらい、いい体験ができました。)先輩の議員には感謝しています。 
 あまりの山奥に連れて行かれたので、下草刈りの後の、約束をしていた時間を大幅に遅れてしまいました。

富士市水防訓練

(須津水防団の精鋭)

 富士市水防体制の一層の強化、及び水防技術の向上を図り、市民に水防に対する理解と協力を求める事を目的とした水防方に定める水防訓練が、かりがね公園で実施されました。 

 今年初めて出席する為に、市の規定の災害時に着る制服で参加するか悩んでいたりしたら、時間が無くなってしまい、あわてて出かけて行ったのですが、場所は、大体の見当で行けば人が要るだろうと思って行ったのが悪く、間違えた所に行ってしまったようで、時間ぎりぎりに到着し、受付も最後になってしまいました。その結果、名前を呼んでもらったのですが、最後に付け足しのようで呼ばれました。災害時の訓練ですので、余裕をもって出かけると言う事をまず、気をつけなければと、改めて思いました。
 水防訓練に関しては、近年の地球温暖化に伴って、異常気象もあり、富士市においても、昨年にも台風4号による、浸水被害、また、本年の7月4日の時間雨量114ミリという記録的な集中豪雨と水に係る災害も多くなっているので大切な事です。
 特に私の住む東部地域は水害常襲地でもありますので、水防団の役割は重要です。
 本日も、須津地区を始め、東部方面の水防団が訓練に参加していました。
水防訓練の様子(土のうつくり)

色々な工法が訓練されていました。竹渡し、たたみ張り、川倉作り

川倉が作られて終了しましたが、大変暑い中での訓練でしたが真剣に取り組んでいました。
 これから、まだまだ、水がでるシーズンですので、気は抜けません。ぜひ、実践でもいかされるよう、お願いします。

田子の浦港が変わる。


「田子の浦ゆ 打ち出でてみれば ましろにぞ 富士の高嶺に雪は降りける」
万葉集にも歌われた景勝地でありながら、ヘドロで有名になってしまった、田子の浦港、今、田子の浦港が変わりつつあります。物流機能の高度化を図り、3万トン級の大型船が入港できるような対策また、大規模な災害に対策、そして、環境やリクレーションにも配慮した、市民に親しまれる港づくりが進んでいます。

 自分達の住んでいる所の施設が今どのようになっているか、また、どのような事業が行われているかを確認する為にも、本日、田子の浦港管理事務所にいき、今、進めている事業をレクチャーしてもらいながら、着手している事業の現場の視察をしてきました。平成20年度の田子の浦の全体事業費は、約44億円が充てられています。主に、3万トン対応護岸整備これは、輸送コスト削減の中では、大型船舶を入港させるためには、どうしても12メートルの水深が必要であり、その着手がされています。また、地震災害対策としても田子の浦橋の架け替えを始め、緊急性のある3橋の整備、富士シンボル緑地や鈴川海岸の整備等に使われています。

 今回、特に、気になったのは、「富士シンボル緑地」です。その整備が進みはじめ、計画が出されていたのですが、実際、現地には行ったことがありませんでした。
主要施設のイメージとして、1、エントランスゾーン2、展望園地ゾーン3、交流広場ゾーン4冒険広場ゾーンが描かれており、駐車場も164台、芝生広場、夕陽のステージ、海水遊び場、子育て広場、スケーボーパークと完成されれば多くの市民が集まる新しい公園になると思います。
海が前面にあり、北に富士山、南をみれば伊豆半島が見えロケーションとしては、素晴らしいと思いました。現地視察をしたのですが、1番西側部分が一部着手されており、シンボル緑地の植樹祭が行われたところにはクロマツが植樹されていました。 これから、整備が進んでいく中では、シンボルタワーの建設も予定されており、順次できたところから供用開始されてくそうです。港や海がある場所に公園が整備される事は本当に良いことだと思います。富士市の新しい名所になると思います。

 富士市は、前から、港の整備が遅れていることが指摘されていました。観光産業を進めていく上でも、港と言うのは重要な位置づけがあると思っています。横浜、神戸、はいうまでもありませんが、清水港はドリームプラザを中心に、また、沼津も市場を中心に多くの人集まる場所に変貌してきています。富士市も、今後、富士シンボル緑地や鈴川の海岸にスポーツ公園の整備が進み、人が集まる場所に変わりつつあると思いますが、行政主導の施設ばかりだけではなく、民間が主体となる、商業施設やヨットハーバーなど複合的にからめていけば、より多く若い人が集まる場所になれると思います。
 20日に港祭りがあります。行った時にちょっと見学してみたらいかがですか

田子の浦に若い人が集まり、海を見ながら、愛が語れるような場所になる事を望みます。

未来の森を考える。パート1

 富士市は、温暖な気候、緑あふれる森林、豊かな水と自然にも恵まれた中で、豊富な水を利用し製紙を中心とした工業都市として栄えてきましたが、あまり、知られてはいませんが緑と水の源泉である森林面積は、8,649ヘクタールもあり、森林のまちでもあるといいえます。

 日本は、国土の67%が森林に覆われた世界でも有数な森林国です。森林は、国土保全、水源涵養、生物多様性の保全など私たちの生活に欠かせない環境保全機能が果たされています。森林整備は一朝一夕では、片付けられない問題であり、今回、未来の森を考える為にも、森林についての視察を、先週末、茨城の森林研究所と大子林業指導所、先進林業地の八溝林業地へ行きました。
 今まで進められてきた、針葉樹人工林は資源の循環社会中で手入れをして、保たれてきていましたが、一部では、広葉樹林や,針広混交林など、多様な森に生まれ変わりつつあります。森林の整備は、水土保全や生物多様性に配慮していくことは勿論ですが、景観や休養の面でも優れた森林が広がることが、人々にも癒しの空間を提供していきます。また、安定的に供給される木質資源は、加工技術の進歩により広く利用され、耐久性やリユース・リサイクル率も飛躍的に高まっています。森を考えることは大切なことで、森林を適切に育成し活用を促し、資源循環を実現した中で、多様な森林の恵みを将来に継承できるよう、研究をしてかなければなりません。
  
 森林総合研究所は、独立行政法人の形をとっていますが、職員数が1300名、平成20年の予算として、研究・育種に120億円、森林農地整備費に816億円と1000億近いお金を使い、日本の将来にとってなくはならない先導的研究機関というビジョンを掲げて運営されています。素晴らしい理念と方向性は間違ってはいませんが、ただ何となく、ここも若しかしたら、お役人の天下り先なのかなと穿った見方をしてしまうのは私だけでしょうか?
 今回、研究所において、講義を受けた内容の中では、今後、富士市においては人工林の長伐期施業を考えているので、興味を持って聞く事ができました。長伐期施業で考えなければいけないこと、メリット、デメリットを説明してもらい、今後の課題を自分なりに理解ができました。
 富士市の森林整備の一環として、富士山麓に、私も、一般質問で「桜の名所づくり」を取り入れた、森林整備を提案したのですが、思うようにいきませんでした。しかしながら、方向性は間違っていないという事は、今回改めて、確認もできました。
 ただ、森林整備には、お金と時間と手間をかけなければ成り立たないという事もよくわかりました。(つづく)

森林の視察中です。

 先週から、あちらこちらで出かける用がありますが、本日より、内山・須津山財産委員会の合同視察研修で2日間、茨城へ出かけます。

 内山・須津山財産委員会のメンバーは、議員以外にも一般の委員も加わっています。今回は、先進林業地への視察と言う事で、茨城の森林総合研究所と大子林業指導所、八溝林業地へ視察を行います。
 朝、6時20分集合ですので、遅刻をせず無事出発をしたいと思っています。富士市はご存じの通り、富士山麓に森林がある、森のまちでもあります。富士の森林整備に対して、少しでも参考にできるようしっかり視察見学してきます。 
 出かけられてうらやましいと思わないでくださいね。
結構、勉強に行くのに移動時間がある為に、長時間バスに乗っているのも大変なんですよ。

宮崎の観光産業は!

 
 宮崎に行く目的の中に、神話の里を代表する景勝地、高千穂峡の見学がありました。熊本空港より、2時間半また宮崎空港より、3時間と大変不便な場所にある為、中々行くことが出来ない場所でもありましたが、新緑萌える壮大な景色が見ることができました。

 高千穂峡は阿蘇溶岩の浸食でできた高さ100メートルにも及ぶ断崖があり、そこから流れ落ちる真名井の滝は、日本の滝100選に選定されている名瀑です。あいにくの前日の雨により、ボートでの滝の見学は出来ませんでしたが、岩より染み出す滝があり、暑さの中において、涼が心地よく緑が余計に映えます。
 
 高千穂峡の近くには、天岩戸神社があり、厄除け祈願を行いました。わざわざ、遠くまで厄除けに来たのですが、バス疲れもあり、神妙な顔をしてというより疲れきった顔で、厄除けをしてもらいました。気分の問題ですが、なんとなく今年一年も無事過ごせそうな気がしています。

 今回、街中は勿論ですが、宮崎においての、観光産業を知る為に、観光名所を精力的に回りました。観光にはかなりの力が入っているのは、観光コンベンション協会が無料配布している、「速報観光宮崎」の厚さや発行部数11万部をみてもわかります。
県庁前の、朝市、県庁の前で地鶏を焼いていました。

 宮崎は見て回る所が沢山あり、とても短期間では、見きれない訳ですが、かって、新婚旅行のメッカであった、日南海岸、鬼の洗濯岩、青島、モアイ像があるサンメッセ日南、安産の神やお乳岩がある鵜戸神社にいきました。新たな所として、モアイ像のあるサンメッセ日南は、太陽と地球の心を感じてもらう公園として、世界ではじめて、イースター島のモアイ像を復元が許された、公園でもあります。

 朝、ホテルで何気なく、テレビを見ている時に、「宮崎の観光名所で愛を叫ぶ」と題した番組の中で、7つ並ぶモアイ像の左から3番目に触れると愛が叶うとされているという事が放送されていました。私も妻がいる身ですので、今更、愛が叶っても仕方がないと思いましたが、ぜひ、見学に行こうと思いました。
 若い人が来ており、海岸が見渡すことができる小高い山に公園があり、その中にモアイ像がありましたが、広い園内を回る手段として、カートが貸し出されており、小さな子供や、体の不自由な方や、年配の方でも、見て回ることができるようになっています。
 愛を成就させる物語や、見て回る人の配慮、また、遠くから見て、なにかなと思わせる話題性、日南海岸を走りながら、つい寄って行きたくなるような場所でありました。
 これだけの観光産業がありながらも財政状況は厳しいのは、観光で食べていくのは大変であると痛感いたしました。

 ここにも、東国原知事のモアイがありました。どこにいってもそのまんま知事がいます。

富士山フロント工業団地

 新人議員の勉強会、チャレンジ7において、「富士市の企業誘致について」というテーマで現在、造成中の大渕の富士山フロント工業団地で視察研修会が行われました。

 富士市は、豊かな自然に恵まれた環境の中で、湧き出る水を活かし製紙を中心とした工業都市として栄えてきました。しかしながら、バブル経済崩壊後は、景気後退により、産業の空洞化が加速化されました。富士市においても、工業都市のバロメーターである工業出荷高も減少し、県内有数の工業都市に陰りが見え始め、工業都市としての産業再生が求めら始めました。
 そのような中では、産業都市の再構築を目指した、新たな工業振興策として、全国トップクラスの最高13億5千万円の奨励金が受けられる、企業立地促進奨励制度を創設し、新たな企業の誘致また、既存企業の留置に力を入れています。
 しかし、既存の工業専用地域等だけでは、沢山の問題があり、新たな企業や進出企業の要望に答えることができない状況でもあり、大規模な用地の要求にこたえるためにも、市街地調整区域における開発も視野にいれ、現在、富士山フロント工業団地として、大規模な工業団地造成に着手しています。
 「日本一富士山の麓には、無限の可能性があります」
 「世界に誇る富士山を仰ぎ、駿河湾を見下ろす景観。そして何より、抜群の交通アクセスがビジネスをバックアップ」
富士山を全面に出したうたい文句でセールスを行い、面積的には42.57haの広さがあり、すでに17区画の内、14区画が仮予約が入っているそうです。これは、この段階での進捗状況としては異例で、残りの3区画もそれなりの企業進出が、期待できると手ごたえを感じていると、工業振興課の高田氏も声を大きくして、話してくれました。
 第2東名の供用開始年度の平成24年に合わせ、工業団地もスタートが切れるよう急ピッチで、造成を進められ、造成後の企業建設も来年以降から始まります。税収効果は勿論のこと、雇用促進にも期待がもたれていますが、進出企業が明らかにはまだなっていないのが気にはなりますが、富士市にとっても、イメージが上がるような企業が入ってくれることを切に望みます。
 

 
 なんだかんだ言っても、産業都市として、基盤がしっかりしていないと、健全な財政、行政運営に支障がきたします。私は、確かに、観光に力を入れることも大切だと思いますが、企業の活性化が、富士市がより元気な都市であると思われますので、工業団地に対しては、絶大な期待を寄せています。