先週末の夜遅く、同僚議員から電話が掛ってきました。急用かと思いきや、来週の土曜日時間が空いているかという事でした。新興美術院富士支部の作品展や、浮島工業団地のお祭りがあると告げたのですが、少しだけでも、時間を作れと随分、強引に言われました。断りたかったのですが、学校の先輩でもあるので、時間を作るような事柄なのか、内容だけは聞いてみました。
2日の土曜日に、「森づくり事業」として、下草刈りに出かけるとの事でした。電話の内容では、最近、私のブログを見て、森林整備について書いてあるので、実践をしなければいけないとの忠告でした。大変ありがたい話では、あったのですが、「当日は用もあるので、参加できないと思う。」と告げたのですが、結局は、「ちょっとでいいから、参加しろ。」という事でした。断ったつもりですが、しっかり参加者として登録してあるようでした。せっかく誘っていただいたので、用を遅らせ、できる範囲で、結局、参加をいたしました。
ただ、内容が把握できておらず、詳細を書いた、資料は後で渡すと言われたのですが、頂くことはなく、持ち物もよく分りませんでしたが、何とかなるだろうと思い、言われた時間に集合場所の市役所にいき、連れて行かれるまま、下草刈りの現場へ行きました。現場まで30〜40分で着くと言われたのですが、1時間半近く掛ってしまい、帰るのに一抹の不安は感じたのですが、せっかく来たので少しだけでも、お手伝いはしていこうと鎌を片手に、下草刈りをいたしました。
この事業は、どうやら、富士南麓・森林づくりと題し、ふじ環境倶楽部が、毎年、富士山南麓で水源涵養林育成を目的とする、「森づくり事業」に取り組んでいる中で、今回は、木々が元気に育つように雑草やからみついたつるを刈りはらって日光が当たるように整備をしようということで行われたようです。
場所は、子供の国を過ぎて、富士宮市境界近くの国有林ですが、熊が出没し、カギを開けなければ入れず、迷いこんだら、出てこられなくなってしまうような所でした。「どうしてこんな山の中の下草刈りなの。」と思ったのですが、富士市にある森林整備である以上、こういうところも、定期的に整備を進めていかなければいけないことであると思われます。
また、ふじ環境倶楽部の渡井会長は、造園業を営みながら、環境全般にかかわる事を、現在、進めており、身近な環境を考えながら、やさしいまちづくりを実践する立派な方です。同級生でもあるので、力になれるときは、お手伝いをしようと思っています。今回は途中で帰りましたが、次回からは、事前に、先輩の同僚議員からではなく、会長、自ら誘ってもらいたいものです。(内容も分らないままの参加は、周りの方にも迷惑をかけてしまいますので、・・でも、今回は、入れない所に連れて行ってもらい、いい体験ができました。)先輩の議員には感謝しています。
あまりの山奥に連れて行かれたので、下草刈りの後の、約束をしていた時間を大幅に遅れてしまいました。