地方自治経営学会研究大会に研修で行ってきました。本来なら、金曜の夕方17時に講演が終了して、夜には帰ってくるつもりでしたが、急遽、講義の内容の1つを確認する事と、渋谷に住んでいる学生時代の友人に会う事にした為に、1日滞在を伸ばし、3日間も富士を留守にしてしまいました。
ですから、土曜日に帰ってきたのですが、娘の体育祭もあったので、予定以外の行動をとった事で家族(特に妻)が機嫌が悪いようです。でも、私にとっては、有意義な時間はすごせました。
先ず大会は、2日間で11の講演を聞いた訳ですが、そうそうたる講師の方々の話は、2日間という期間ではあったものの、濃密なものでもありました。
今回の大会を主催している地方自治学会は、従来の学会とは異なる特徴を持ち、学者だけではなく、知事、市町村をはじめマスコミや企業等も参加する管・学・民三位一体の研究集団で、各自治体現場から提起された問題解決を中心に実証的、実戦的かつ理論的な研究をすすめ、今日の重要課題についてはその対策について適時提言を行う政策提言集団としています。
1つ1つの講演内容をご報告したいと思いますが、大きなテーマとしては「明日に向けて地方分権はすすむか」で、それ以外の内容も色々あったので、今後、順次報告していきたいと思っています。今回の地方自治学会研究大会は、毎年開催されており、本年も明治大学のアカデミーホールで議員を中心に1000人位の参加者があり、驚きました。富士からも、未来ネットの横井、小沢議員や財政課の中田主幹も参加していましたが、近隣では富士宮からは市長始め、15名の方、沼津からも13名の議員が参加していました。
滞在を伸ばした理由として、2日目の講演内容で新宿の中山区長の「新宿歌舞伎町の街づくり、その再生」で、昨年コマ劇場が52年の歴史に幕を閉じ、閉館したのですが、中山区長になってから、新宿は歌舞伎町だけではないですが、歌舞伎町のイメージが余りに強い為に、「子供を育てたくない街」として挙げられている事に対して、歌舞伎町の浄化を進める中で歌舞伎町の犯罪インフラを除去し、風俗を排除し街の産業構造を変え、大衆文化、大衆娯楽の拠点とする地区計画を立ち上げています。その状況が実際どのようになっているのか、また、変わってきたのか、話だけではなく、現場へ行ってみたくなった事です。
新宿は、相変わらずの人、人、人でありましたが、どこから集まってくるのか不思議です。新宿の人口は30万人ですが、新宿駅の1日平均乗降人員は、350万人であり、住んでいる人より集まってくる人が圧倒的に多い事が分かります。浄化作戦の一環での、放置自転車対策として、取り締まるだけではなく、無料駐車スペースの設置もされていました。違法白看板も依然に比べたら大分少なくなっています。また、ピンクチラシもほとんど見かけられませんでした。飲食店は増加していました。でも、相変わらず、客引きや如何わしい感じの人達も多いのも事実です。コマ劇場の閉館を確認もしましたが、相変わらずその周りは、ギラギラとネオンは輝いていました。まだまだ取組の途中ではあり、多くの抵抗勢力や問題もあると思われますが、今後の「誰もが安心して楽しめるまち」へ変貌していく為の施策が期待されます。詳細はまた報告いたします。
(えびすさま) (渋谷109) (新宿高層ビル)
また、歌舞伎町の確認もあったのですが、それ以外に、大学時代の友人と恵比寿、渋谷、新宿と場所を点々と変えながら、旧交を温めていたら、気がついたら深夜でした。
1日滞在を伸ばし、街の再生についてと、学生時代の思い出を語り合ってきました。街も変わってきていましたが、友も大分、髪の毛も薄くなってきており、太ってきて、変わってきていました。(でも会社の社長さんです)ジャンジャン