歌舞伎町ルネッサンスとは

 飲食店3967、映画館15、ホテル、旅館83、合計4065(H20,4.1新宿区保健所調べ)風俗営業・性風俗関連特殊営業店等件数1429、性風俗関連特殊営業店312、深夜酒類提供飲食店1610合計3351(H19,12末警視庁調べ)600メートル四方の場所に、把握されているだけでもすごい数の店がひしめきあうまち歌舞伎町

 
 ものすごい人で賑わう一種独特なまちを形成している新宿歌舞伎町、やはり、怖いまち風俗のまちという印象は強いものです。
 その歌舞伎町が変わり始めていると言う事を研修で聞いてきた事を以前のも書きましたが、本日、会派研修会で報告しましたが「新宿 歌舞伎町のまちづくり、その再生」について、その補足として、歌舞伎町がとりくんでいる「大衆文化、娯楽の企画、制作、消費の拠点」としてのビジョンを掲げスタートしている歌舞伎町ルネッサンスとは
 歌舞伎町がめざしていた道義的繁華街の遺志を受け継ぎ、歌舞伎町のDNAをよみがえらせ、エンターテイメントのまちとして誰もが安心して楽しめるまちへ再興することが趣旨です。映画、演劇、映像、音楽、ファッション、スポーツ、アート、食等々歌舞伎町ルネッサンスを実現する新しい文化と創造のまちへいま転換が図れています。その一環としては、歌舞伎町に隣接する閉校した小学校の活用として、吉本興業東京本部が移転されてきており、ビジョンに向けた企業誘致と公共施設の活用による公民連携事業が進められました。また、新宿歌舞伎町は、長らく日本の大衆文化の中心の位置にありましたが、そのランドマークであったコマ劇場は昨年末に閉館となりました。今は、新しく歌舞伎町、「大久保公園」が新宿の新名所として注目されています。

 

 新たな文化、芸能の発信場所として、昨年、一昨年とテント形式の劇場を建て、吉本興業と東京ギンガ堂がお笑いの舞台や音楽劇を上演し、近年、夏の歌舞伎町の風物詩の一つになりつつあります。
本年度も東京の夏の新名所として全国へ発信し、歌舞伎町にふさわしい芸能フェスティバル『歌舞伎町 シアターパーク2009』が開催されます。私は知らなかったのですが、新たな歌舞伎町として、日本で一番新しいテント劇場が6月16日より〜8月31日までイベントが行われています。
研修会において新宿区長は「新宿は歌舞伎町のイメージがあまりに強いのですが新宿は歌舞伎町だけではないと・・・・坂と粋なまち神楽坂も新宿、オフィス街の四谷・神宮も新宿、多文化共生のまち大久保も新宿、早稲田・高田馬場の学生のまちも新宿、乙女山公園・御苑・神田川がある緑と水辺のまちも新宿等々素晴らしい面を皆さんに知ってもらいたい」と言っていました。私も新宿イコール歌舞伎町とアルタと思っていましたが、認識は変わりました。

 
蛇足ながら、個人的に現地視察もしてきましたが、無料自転車置き場の設置がされてたり、ピンクチラシは一切なかったのですが、テレビで見ているように、「犯罪24時」のように、当たり前のように消防車、救急車、パトカーを目にする事が出来ると言う事は、犯罪や事件の匂いはまだ消えていないような気もしました。。