学生時代は、電化製品が好きで、秋葉原へ行った事を覚えています。何年か前に山手線で秋葉原を通過した時に、広い広場のような処にバスケットコートがありましたが、その後、駅前の再開発がされており、変わった事を聞いていました。
懐かしさもあり一度行きたいとは前から思っていたのですが、今回一般質問で駅前の事を取り上げますので、駅前が変わった所を視察と買い物を兼ねて、一人で秋葉原へ行ってきました。秋葉原の再開発のテーマは人の交流、情報の交流、産業の交流で「クロスフィールド」と銘打ち、こうした様々な交流が活発に行われるよう、産官学連携機能、集客等機能、情報ネットワーク機能、オフィス機能等を集積し、新たなプラットホームを構築しています。また、東京の動脈(山手線と総武線)という東京の動脈が交差し、つくばエクスプレスが開通し、高水準の教育・研究を行う大学や研究機関などが集積する研究学園都市つくばと秋葉原を45分間で結ぶようになり、そのような「クロス(交差する)」という意味合いも込めてロゴと名称を決定したそうです。
学生時代とのあまりの様変わりに、出口もよく分からず、出てからの風景も随分変わっていました。しかしながら、電化製品を買い求める人だと思いますが、ものすごい人出は相変わらずです。(外人も多く見かけます)
電化製品以外にも、新たなにぎわいとして、アニメ文化もこのまちから発信されており、その他にも、まちのあちらこちらにメイドの格好をした、女の子がいますし、私の学生の頃は食べる所もあまり見掛けなかったのですが、飲食店もかなり増えていました。(ユニークなお店が多いです)
秋葉原の食べ物の思い出として、父親が東京に出てきたとき、万世のステーキを食べさせてもらった事を覚えていますが、懐かしさのあまり、思いでの肉の万世にも行ってきました。
(創業60周年の万世ビル)(万世橋の下を流れる川)
秋葉原と言えば麻生首相が思い出される訳ですが、選挙で大敗し総裁も辞任した麻生首相も鳩山内閣が16日発足する為に総理大臣の任期も後わずかです。また、自民党の総裁選も28日に行われますが、総裁になった時の麻生人気は見る影もありません。選挙の顔として、麻生人気を演出したのは、2年前の総裁選で自民党本部前に押しかけた“アキバ系”の支持者達でした。あれから2年経ち、総選挙をめぐる話題として、アキバは大きな話題にはなりませんでしたが、アキバ系の麻生首相の支持者はどこへ行ったのでしょうか?今も支援をしているのでしょうか?
街の中を歩いていると、「俺たちの太郎!」と言う大きな看板が目につきました。でもアキバでも、売られているお土産は鳩山さんでした。やっぱり“キャラが立ち過ぎて”、一般大衆に受け入れられなかったようで、変化に対応できなかった象徴のようで何となく看板も物哀しく見えました。
秋葉原の今は、私が知っていた時と大分変ってきています。
時代と共にまちも人も変化していかなればならない事を改めて実感いたしました。