福祉キャンパス

 本日より2月議会の本会議が始まります。本会議を。前にした中で、昨日、新人議員のチャレンジ改革7の4回目の勉強会が開催されました。
 まず、平成18年より施行された障害者自立支援法の説明をうけました。わかりにくいのですが、簡単に言えば、近年のノーマライゼーションの理念に基づかれた支援施策は、飛躍的に充実し始めましたが、制度上の課題や問題点はあり、今なお制度は見直されつつありますが、障害者が地域で安心して暮らせる社会にする事を支える施策です。
 富士市での何らかの障害をもった登録者は、身体・知能・精神障害をあわせて、8,957人です。しかし、精神疾患に関しては通院者は登録者の3倍もいます。
 制度自体が、難しいのですが、行政側は、わかりやすく変更のあった段階で説明をしていく努力をするとの事でした。
 制度の勉強の後、場所を、福祉キャンパスである、知的障害児施設のふじやま学園と知的障害者授産施設のくすのき学園を視察しに移動をいたしました。
 福祉キャンパスでは、「やさしさの一歩」を歌い、
地域と繋がりを持ちみんなで一緒に安心して暮らせるよう様々な活動を行っています。
 くすのき学園では、自立訓練や就労移行支援・就労継続支援の3つの事業を自立支援法に基づき福祉サービスを提供しています。
 
 施設はきれいで生徒も、ユニーで展示即売をやるフラワーアレンジメントや富士ブランドに認定されたトイレットペーパーの仕事を丁寧にこなしていました。

 福祉キャンパスで問題となっている4月より、調理に関しての指定管理者がワーカズコーポという会社に委託され、その準備が進んでいます。危惧されている事は、普通の所と異なり、ただ食事を提供するだけではなく、障害を持つ児童に一般家庭同様にコミュニケーションをとった中での配膳サービスができるかが求められており、民間企業でできるか心配されています。
 決まったことなのでその事がクリヤーできるようしっかりした業務委託をし、見守るしかない状況だと思います。
 

専決処分について

 13日より議会が始まりますが、議会開催前に専決処分の報告がありました。
 専決処分という言葉は、正直、私も議員になってから知りました。あまり、一般的に使われる言葉ではありませんが、議会用語の一つです。
 専決処分とは市長が議会の議決・決定を経なけらばならない事柄について、地方自治法の規定に基づいて議会の議決・決定の前に市長自らが処理することをいいます。
 専決処分には主に、2つあり、議会を招集する時間がなく緊急の場合において処理を行う事(179条)と議会において指定した軽易な事項においての処理(180条)があります。前項は、条例や予算に係る事が多いですが、私が議員なってからはありません。毎回、専決処分で報告されているのは、軽易な事件や事故の和解についてです。
 今回も専決処分5件が報告されましたが、すべて事故の損害賠償の額の決定と和解についてでした。
 
 事故については職員が係る事で、多くは、市民が、市の道路に、穴ぼこが開いていて、パンクをした事についての賠償がほとんどです。過失割合は、場合によって差異はありますが、大体は7対3で市役所が7割の負担をした中で、解決をしています。

 道路でパンクをしても、不運だと思い、各自で処理をしている人は多いと思います。市道においては、市へ連絡すれば
賠償をしてくれる事を覚えていてください。
 私は、先日、中里ー田中新田線において、水たまりがあったのですが、車とすれ違う際、水たまりにはいり、穴にはまり数十メートル走った所でパンクしました。
 しかしながら、議員が市道でパンクし、市へ被害を出して賠償してもらい、専決処分の報告をされたら、他の議員や職員に何をいわれるかわからないので申告はしませんでした。
 道路は、大雨の後や、大型車両が頻繁に通る道路では、急に穴ぼこが開く事があります。くれぐれも、穴ぼこにはまらないよう注意して下さい。
 万が一、市道で穴ぼこにはまり、パンクしたら届けをだせば、賠償はしてくれます。
 でも、専決処分の報告で氏名、住所が報告されてしまいますが。・・・・

議員野球

 小学生時代、地域のソフトボールを熱心にやってた時がありました。体は小さかったのですが、運動は好きで、剣道やサッカーもクラブに入り勉強そっちのけで、取り組んでた時が懐かしいです。
 色々、スポーツはあるのですが、私の時代はやはり、野球でした。ソフトの練習をしていても、王だ長嶋だ、足が速いのは柴田、高田だの守備は黒江だよななんて、好きな選手の名前を言って、守備位置や打順を取り合ったことを覚えています。
 

 昨年10月に雨で、中止になっていた富士中の野球部と議員団の野球チームの試合が昨日行われました。前日は大雨でまた、中止かなと密かに思っていたのですが、天候は回復し、暖かな日の中で開催されました。
 私の背番号は1番です。ピッチャーという訳ではなく、ただ単純に、議席番号が1番という理由でなりました。

 最近は運動という運動をした事がなくて、中学生と野球の試合をやると話すと
「よせ、よせ、どうせ敵いっこないんだから、急に体を使ってアキレス腱を切るのが関の山だぞ」
 と冷やかされましたが、私を含め、中年以上の年配者の集まりなので、実際、冗談ではない話です。皆で無理をしないよう心掛けました。

 教育長の華麗な始球式の後、市長の激励を受けてから試合は始りましたが、結果は、11対1で、負けました。当然の結果ですが、でも、それなりのプレーもあり、点数も取れ、怪我をしたものもいなかったので善戦をしたと思っています。
 野球をやりながら、体が自由に動かないもどかしさと子供の頃を思い出し、また、変な緊張感があり、それなりに楽しい時間を貰え、良かったです。でも、中学生からしたら、野次がうるさいおじさんとの試合に付き合わされて迷惑だったかもしれません。
 もっと、練習になるよう議員野球団も日頃より練習をした方が良いかも・・・・・
 でも、時間がないから仕方がなく、各自がバッテングセンターで練習をするのが精一杯です。
 

公園利用

 東京に研修に行きながら、寄り道をしてきました。
 竹下通りで、若い人たちの人ゴミに囲まれながら、表参道を歩き、明治神宮でお参りをして、代々木公園を視察、いたしました。
 東京にはよく行くのですが、原宿界隈はあまり縁もなく、10年位前にまちづくりで、竹下通りや表参道の商店街で取り組んでいる、イルミネーション事業を見学に来て以来かもしれません。

 どこから、人が集まってくのかと思うほど人にあふれていますが、ほとんどの人が遠くから来ている人達ではないでしょうか。また、表参道にあった、古い蔦が絡まっていた、アパートはとり壊れて原宿ヒルズになっていました。学生時代の風景と変わってきています。

 今回どうしても、寄り道をしたかった訳は、代々木公園の施設の利用に関してです。今、富士市で抱えている公園利用の問題がありますが、代々木公園ではどのような状況なのか、改めて実証したかったからです。公園利用の規約はありますが、運営に関して円滑に進んでいるのか、利用者は満足しているのか、自分なりに分析をしてきました。
 代々木公園は、都内でも大きな公園で、緑も沢山あり、多くの利用者があります。施設利用の中に、サイクリング車の貸し出しやドッグランも整備されています。私が見たかったのはそのドッグランの施設でした。
 富士市もそうですが各自治体公園において、ペット(特に犬)と他の利用者のトラブルがあります。施設を造る事よりどのように運営がされているのか確認したかったのです。
 

 十分に見学もでき、多くのヒントを得、今後の問題として、提起できる事を得る事ができました。
 公園もそうですが、公共施設の利用に関しては、利用者のモラルとマナーを確立しないといけないのが急務だと思っています。
 

議会改革講座

 「地方議員のための議会改革講座」を東京で受講してきました。議員が知識と意識の向上を常に図る事は、議会改革に繋がっていく事だと思います。いくら、物事を進めたくても知識が伴わなければ、説得力がかけるからです。しかし、知識を形として、表せるようになるには相当時間はかかります。
 勉強会は今では色々な所で開催され、参加はしやすくなりましたが、お金と時間はとられるのも事実です。
 本やインターネットの検索で調べるより、生の声の方が理解しやすいと思っています。そのような活動も議員として進めているのですがなかなか皆さんには理解していただけないのも事実です。
 専修大学の小林教授の講座でしたが、研修報告は提出いたしますので、触りだけでも、

 今、自治体が抱える問題は、格差に象徴されるお金の問題だけではない、意識の違いが大きな問題である。いい自治体とは、市民が自分の住んでる所に愛着をもち、プライドをもっている。気持ちを一体化させるまちづくりが必要である。その為には危機感を共有化し、市民、職員、議員が危機意識を持っているところほどまちづくりの動きがよい、市民には
駄目になるというイメージを植え付けた方が良い。行政は悪い事を隠したがるが悪い事を皆で議論した方が良い。
 議員はこれからは、個人でも評価されていく時代であるが、評価の仕方が問題ではあり、厳しい評価がもとめえられてくる、5年〜10年の間にはネット上でも点数がつけられ公開されるのではないか。そうなるとやったことを言いたがるパフォーマンスがででくるが、問題は何をやったかではなく、何でやれなかったかを説明しているかである。
 議員は過半数に満たないと形にできないので、努力しますとしか言えない現実がある。
 議会改革はまったなしでせまられています。自治体の将来どうしたらいいか考える上で、議会がビジョンを持たなければいけないと思います。

 大変勉強になりました。また、小林先生の講義は、きつい皮肉をいれたジョークを交え、退屈しないで聞く事ができました。5時間の講義で
 「ふざけた人ですね」「さいこーですね」「さいあくですね」を何十回と連発をしていました。
また。皮肉る場合の例えは、すべて身近な話でも、
「アメリカの話ですけどね」
として厳しい指摘をしながら、良く分かる話をしていてくれ、爆笑の中での話は、人気の高い講師であることを、印象付けさせてくれました。

元気実感いきいき予算

 昨日の20年度の予算の発表に伴い、昨年、会派で出した「平成20年度の重要施策に対する要望書」の解答と予算の概略の説明をうけました。
 「元気実感、いきいき予算」と名づけ、活力ある産業都市再生に向けた基盤づくりや少子高齢化における市民生活の充実と安心・安全な社会づくりを推進する予算となってるとの事でした。
 予算につきましては、驚いた事に一般会計に関して、昨年同様、過去最高の737億円です。「元気実感いきいきではなく、元気実感、いけいけ」予算だと勘違いしそうだという某議員もいました。また、同じ予算額は、長い歴史の中でも初めての事らしいのですが、同じ数字になるというのはなんか数字を合わせたのではないか、と疑いたくなってしまいます。財政課長の説明ではそのような事はないとありました。

 もっとも、予算ですから、あくまでも概算ですので、どのようにもなると私は思うのですが、たまたま数字を出したら同じであり、変な小細工をせず正直にだしたと評価できるのかもしれません。
 (きっと、市長は、同じ数字にするなと言わなかったでしょうね、多分?)
 概略ですが、予算を見る限りでは、それなりの新規事業も盛り込み、財政状況も堅調な推移が見られます。
 これから、細かい事項については、チェックし、全体的に見なければいけないのですが、まず、私の地域の事に係る事がどれだけ予算に盛り込まれているか気になってしまいます。
 重要施策については、本日、研修で東京に行かなければならない為、朝一番で出かけなければなりません、次回に回します。

 市役所から景色をみると、新聞でも問題になっていた、第2東名の「NEXCO]の看板が取り去られていました、対応の早さにびっくりです。

頑張り過ぎない!

 市の職員は楽をしているという話をよく聞きますが、行政の仕事というのは、肉体的な疲労より精神的疲労が多い職場だと思います。
 行政サービスも複雑になり、市民の目も厳しくなり、それなりの苦労は強いられていると思っています。現実に精神疾患を患っている職員が年々増加している状況が報告されています。しかし、民間に比べ、休む事ができやすい職場でもあることは事実です。
 私は、議員になってから、今までよりやる事が多くなったことは言うまでもありません。仕事の質や内容、人間関係も変わり、仕事量も増えました。現在、なかなか休める事ができにくい状態になっています。議員になり、ある程度自分なりに気を張ってきました。心配なのは、このまま体を休めない状態が続いていくと、ストレスが増え、心のバランスを崩す恐れがあるのではないかと思っています。
(何がそんなに忙しいんだと言う人いるかもしれませんが)
 うつ病というのが現代病になりつつある中で、今の社会では、誰もがうつ病になる可能性をもっています。
 気になるうつ病の初期症状の項目が新聞に載っていました。
①朝、起きられない
②仕事の能率がおちた
③意欲がわかない
④眠れない熟睡感がない
⑤溜息をつく
⑥涙もろくなった
⑦死にたくなる、消えたくなる
 私はこれを見て、当てはまるものがほとんどで心配になりました。まあ、自分でうつ病かなと気が付いていないので深刻に考えないようにしています。
 ただ、責任感が割と強く、まじめな所がある為、休むという事がとりにくい私は、ついつい頑張り過ぎてしまう恐れがあり、うつ病になりやすいかも知れません。
 うつ病にならない為にも、体を休ませることは大切な事だと思っています。記事の中に、
「疲れたから休む」
という状態にするのではなく
「明日頑張る為、今日充電する」
という、考え方をしないといけないという事です。
私も、議員として、仕事をしていく為にも、がんばりながら、がんばらない発想をもとうとも思いました。
 
 本日、20年度の予算案の概要(一般会計は過去最大規模の737億)を会派でチェックします。
 頑張り過ぎずに頑張ります。
 

天空の世界へ

 昨日、後援会の地区役員会の席で、後援会でゴルフをやろうかという話が出た時に、
「ゴルフも寒いと体が言う事が効かないし、俺の腰の治療をしてくれるのが、1月2日に息子が亡くなっちゃって、腰の治療が延期になっちゃてんだ。」
 なんか聞いた事があるような話だなと思いきや、私の知り合いの小口さんの事でした。
 
 小口さんは本業のコンピュターの仕事以外に写真家として、また体の筋を矯正したり、街づくりプランナー、料理家だったりその他にもマルチな才能を持った人です。
 その小口さんの愛する息子さんが1月2日に富士山で滑落事故で他界しました。息子さんも消防に勤める傍ら、父親同様、写真を愛し、展覧会で賞を貰うほどの才能をもっていました。
  亡くなるまで、撮り続けた写真の遺作写真展が本日より、中央図書館で、開催される事を聞き、さっそく出かけてきました。心優しい努力家であった息子さんの作品を展示することにより、多くの人にその才能と生きてきた証が、心に刻み込まれる遺作写真展です。

 息子さんを亡くされて、小口さんは悲しくて、苦しくて、仕事も手につかない中でも、亡くなられてから2週間で遺作集として、「天空の世界へ」を出版しました。愛する山への思いが伝わる写真集です。本当は、生きている中で才能を開花させ、本人自らが、写真集を出版させたかったと思います。
 父として、小口さんの思いは必ず、天空の世界の息子さんに届いていると思います。
 改めて、息子さんの貴裕君のご冥福を心よりお祈りします。
 

 素晴らしい写真展です。11日まで開催してますので、足を運んでください。
 

確かな情報とは

 商工会議所の振興委員を現在、務めています。忙しいことが多く、ほとんど担当者と会う事がなく、いつも資料だけを目を通すだけです。商工会議所からすると、あまり協力的な委員ではないと思われていると思います。
 商工振興委員の役割は、地域においての会議所の会員促進と地域状況を会議所にあげ、それを取りまとめ会員情報として流しています。
 先日、会議所の担当者がきて、話をしたのですが、地域情報を吸い上げるという事で、私に尋ねてきました。

「近くに商業施設ができる話を聞いたのですが、それに伴い
○○が撤退すると聞いたのですが本当ですか?」

それに対して私は、

「噂は聞いた事はあるけど、確かかどうかわからないよ。逆に本当に、施設ができるのか聞きたいし、また、○○が閉店するって言ってるの?」

○○と書いているのは、私も商売をしているから名称を出してしまうと、今の私の立場からだと
「市会議員の荻田が言ってたよ」
と言われると、自分でも確認できていない事が事実化され、確定しない事まであるように話され、実際、決まってないのに噂で○○がおかしくなってしまう状況が出来てしまう可能性があると思っているからです。
 
 富士市においてあちらこちらで商業施設建設の話がでています。
 多くの皆さんが、
「あそこは何ができるよ」
「あの建物を取り壊し、何々ができるよ」
という話をする訳ですが、大抵が、人から聞いた話をしていると思います。
 先日も、某議員から、
「荻田さん、ドンキホーテができるって聞いたけどほんとう?」
「なんで?」
「確認されたもので、確かな情報かなと荻田さんに確認しようと思って」
「えー俺も聞いた話だから、確かと言われると困るから、ゼネコンの社長に聞いてみるよ」
とその場で電話を掛けると、

「うちの仕事じゃないからわからないけど、その話は、○○運送会社の○○社長が言ってたから、本当じゃない。」

と情報の伝わり方というのはけっこういい加減だなとつくづく感じました。

 結局、建築指導課へ行って、確認をしにいったのですが、
確認申請をだす窓口が市だけではなく、県や、民間でも受け付けているためにすべては把握はできていない状況がわかりました。
 確かな情報を伝えなければ、噂で仕事や商売というのは左右される恐れがあります。以前は、商工会議所が、商業施設建設に対しての受付をしており、何ができるかは商工会議所に聞けばわかっていましたが、確認申請の改正により、商工会議所でも把握できないようになりました。
 商工会議所で、その辺の情報を裏付けをとり、噂話ではない、確かな情報として会員に流す、システムを作って頂かないといけないと思いました。
 

 会頭を含めた意見交換会があったので、専務理事にはその旨を伝えました。

かわいい見学者

 先週の金曜日、委員会終了後、会議室を出ると、多くの小学生が列を作り、廊下に並んでました。
 何か尋ねると、小学生が議場を見学に来たとのこと。
鷹岡小学校の3年生が社会見学として、議場にて、議会事務局の説明を受けていました。
 先輩議員に、
「荻田君はあの中に入っても、分かんないじゃない」
とからかわれましたが、市民の多くは、議場に来る事はないと思います。議会中には、傍聴席から議場を見る事は出来ますが、議員にならなければ議場で座る事はないと思います。 私も議員になり、初めて議場に座る事ができました。議員以外は、議会や議場というものは、市民や子供にとっては、あまり縁のないところではないのでしょうか。
 多くの人が、議会について興味をもって頂く事が、まちづくりにも繋がると思います。少しでも、理解をして頂く為にも多くの見学者が来る事は望ましいことです。もっと、オープンに開放してもいいような気もしていますし、受け入れてることを市民に知らせるべきだと思っています。

 かわいい見学者の中から、将来の市長や議員、市の職員になられ、自分たちの住む、まちづくりに貢献する人たちが生まれてくる事を期待しています。
 私も子供たちの期待を裏切らないよう、がんばらなけらば。。。
 
 蛇足ですが、委員会の一般傍聴は、15名までと規定されていた事を、他委員会の傍聴で知りました。それ以上は、委員長の許可がなければいけないようです。というのも、15名以上の傍聴が先日、あった時、委員会開催の前に事前に報告されました。もっとも、あまり、一般の人は傍聴に来ませんが。

鬼はそと、福はうち

 2月3日は全国的に節分の日です。節分とは季節を分けるこ事を意味し、立春の前日を指しています。
 午前中は立正佼成会の節分祭、午後は三日市浅間神社の豆まき、夜は、我が家で恵方巻きを食べた後に家族豆まきと節分の日を十分に堪能いたしました。
 立正佼成会では、多くの来賓と信者の方が、集まり、豪華景品の当たる福引と来賓からの信者への豆まきが行われました。
 雨が降っていたので、室内で行われました。豆をまく来賓の人数が多く、一メートル間隔で豆をまいたのですが、豆をまくというより、自分の周りの人に豆を配るそんな感じでした。「鬼はそと、福はうち」の掛け声もなく、あっという間に終わりました。
 午後は、三日市の浅間さんでした、こちらでは紋付き袴で木の升に豆がはいっており、神事の後、神殿にて豆まきを行い、その後、外にで、一般参拝に来ている人たちに、豆をまきました。雨が降っているので傘をさしている方は、後方にまわってもらい、傘をささない人が前にきてもらうインフォメーションの後に一斉に豆まきを始めました。
 私は初めての参加で勝手がわかりませんでしたが、家を建てた時に行う、投げもちみたいな感じでした。
 豆まきを終えた後、自分の年の数だけ、豆を食べ、今年一年の無病息災を願いましたが、結構な数を食べなければならないので大豆が唾液を奪い、水がなくては食べきれない状況です。
 今年の恵方は南南東です。最近、急に「恵方巻き」なる巻き寿司を食べるようになりましたが、5年位前には何で節分に巻き寿司を食べるのか意味がわかりませんでした。
 大阪船場で行われていた「丸かぶり寿司」が起源であるとか海苔屋が海苔の需要拡大を考えて作られたとか言われていますが、バレンタインとかホワイトデイとか、日本人はマスコミに踊らされるのが好きのようです。

 私も南南東を向き、黙って、恵方巻きを食べました。一日縁起が良くなるように動き、ぐったりです。
 これだけやれば、今年は福だらけだと思っています。

 
 

新興美術院富士支部展

 私の母は、多趣味で色々な習い事をし、また、案外、芸術家です。
 私も子供の頃は、絵を描く事が好きで、小学校時代には、兄弟の中で唯一、図画のコンクールや写生大会で賞を貰っていました。手先が器用で、図工はいつも、5段階で5でした。
 私は、自分で言うのもなんですが、子供の時から、芸術肌だと思います。「誰に似たのかな」とスポーツマンだった父親に言われましたが、きっと母親に影響されたのかもしれません。

 母は、年を取って、時間があるのか、以前は、油絵を描いていましたが、最近では日本画を描いているようです。娘の絵を描いたりして、賞をもらったと喜んでいたのを、覚えてますが、今も元気に描き続けていたようです。

 今回も、ロゼシアターで開催されている展覧会に仲の良いお友達と共に、出展していました。中々、暇が取れずに忙しくしていたのですが、母親の作品を見るためと、目の保養をさせて頂く為に、久し振りに絵を堪能させてもらい、心の洗たくになりました。

 富士市は、文化芸術に対して、あまり力が入っていないとよく言われます。工業都市であるからこそ、文化が香るまちづくりを進めるべきだと思います。25万都市に美術館があってしかるべきだと思いますし、所々に文化の香るエッセンスをいれた、建物や彫刻等があってもいいと思います。

 文化芸術はお金ばかりかかかり、大変だと、言われますが、人々の住みたいまちの条件には必ず、文化芸術が挙げられます。心に余裕がもてる、まちづくりも大切なことだと思っています。

「バリ衣裳の花嫁」
母の絵の仲間の渡辺さんの作品。
 

新東名高速道路

 東名高速道路の慢性的な渋滞や多発する事故等の解消を目的に、東西交通を支える基幹道路として、第2東名建設は、はじまりました。
 静岡県は事業着手100%で、用地買収は99%終わっています。平成24年に県内の供用開始に向けて、工事が進んでいます。段々と第2東名の姿が各地に現れ、最初は景色に違和感があったものが、最近では自然な形で目に映り始めました。

 第2東名という名称かとおもっていましたら、本日開催の第2東名自動車対策特別委員会での資料で「新東名高速道路」というパンフレットをもらい、初めて名称を知りました。
 新東名は予想される東海地震にも緊急輸送路としての機能を発揮し、利用もできます。ガソリン税撤廃と道路財源の確保で現在、問題になっていますが新東名の建設は、既存の黒字である、東名高速道路の営業収入が当てられています。
 富士地域においては、天間地区でダイオキシンが検出されたり、取り付け道路の関係で多少、事業の進捗状況に遅れもありますが、概ね予定通りの完成を進めている状況です。

 私の住む須津地域に昨年、11月位にいきなり第2東名の山の中腹に「NEXCO]という文字が掲げられてました。
何の意味があるかわかりませんが、ふれあい遠足で、地域住民が何か施設が新しくできるのか、誤解していました。
 
 なんで、大棚の滝へあがる須津川渓谷の近くに作ったのか理解しがたいのですが、多くの人がここを通った時に、中日本を知って頂きたかったのでしょうか・?
バイパスから見える風景です。

 新幹線やバイパスからも見る事ができますので、東名を作ってるのは中日本だぞという事を知らせたかったのでしょうか?

 中日本の宣伝として、多分、掲げられているのですが、景観上も良くない為と、また、届け出もなされていないので、市の指導として、3月までには取り去るそうです。

月日の過ぎる速さは

 新しい年になったと思ったら、今日で1月も終わりです。2月議会も間近にせまり、慌ただししくなってきています。
 毎日があっという間に過ぎるのを嘆いていたら、下の娘に
「年を取ると、時間がたつのは早いのは当たり前じゃん。お父さんは47歳だから、お父さんの一年間は、人生の四十七分の一でしょ、3歳の子の一年は三分の一でしょ。だから年が若い時は、時が立つのが遅く感じるけど、年を取ればとるほど一年の度合が早いのよ。」
 なんか、哲学的な、説明を受けて妙に納得してしまいました。最近、下の娘が、子供だと思っていたのですが、考え方が大人びてきて、物事にに対して女房より、論理的な話をする時が多々あります。
 口喧嘩をしてもいい任されてしまうような状況で、口では敵わなくなってきました。成長している証なので、喜ばなければいけないのですが、なんとなくかわいげがなくなってきているように感じています。
 でも、子供に教えられることが多いのは、私にとっては支えになる事が多いです。女房の言う事は素直に聞けなくても、子供が言うと、つい聞いてしまう所があり、また的を得ているので助けられてます。
 月日がたつ速さと共に子供もあっという間に成長して行くんだなと実感しています。
 

 1月も終わりですが、市も予算大詰めに入り、政策室で最終調整の2月市長補正予算査定をしていました。何を話しているのか興味がありますが、どんな予算が出てくるか楽しみです。

ふじさんめっせ

 本年4月19日にオープンする、新幹線新富士駅北側に建設中の「ふじさんめっせ」の本体工事が完了し、本日、拠点地域特別委員会の施設視察がありました。
 旧大昭和運動上の跡地を市で買い上げ、その後の利用が協議され、産業展示場として、多目的施設の建設にふみきりました。
 静岡のツインメッセ、沼津のキラメッセと富士において、後発となりますが、新幹線の駅の近くにある展示場というメリットを活かした中での需要を見込んでのオープンです。
 
 景観を重視し、建物の高さは13メートルで、建物の後ろ側に富士山がそびえ、絵になる「ふじさんめっせ」です。
 展示場は、4,000㎡級の大展示場をメインに会議室、小展示場、エントランスホールなどで構成されています。
 管理、運営は指定管理者制度を取り入れ、民間と行政が手を取り合って運営しますが、より良い展示場になるよう運営努力をしていってもらえると思っています。
 富士にメッセを作っても、他の状況を見て、赤字で成り立たないという意見もありますが建設が決まり、オープンをする以上、利用促進のセールスをし、多くの利用があるようにしなければいけないと思っています。出来る以上は、利用される施設になるため、有効な宣伝をし、富士山がみえる展示場と新幹線の駅に近い利点を最大限にしらせ、他との差別化を図ればそれなりの利用があるとおもっています。この、「ふじさんめっせ」の建物を見て、私は新富士駅周辺は賑わいのある場所になりつつある感じがしています。期待してます。
 しかしながら、建設に2年もかけるのはいかにせよ、時間にかけ過ぎのような気がします。

いよいよ合併

 富士市は、富士川町と本年11月1日に合併を致します。その為の、合併協定調印式が28日の16時よりホテルグランド富士で取り交わされました。
 ある意味、富士市の歴史の1ページとして、重要な日であったと思います。多くの報道陣も詰めかけていましたが、調印の瞬間に立ち会いたくて、私も参加いたしました。
 地方分権の時代において、生き残りをかけた合併というものが騒がれて久しいのですが、ようやく、富士市にとって第一歩が踏み出された気がします。富士川町との合併を進めるのも多くの諸問題がありましたが、これを機会に、富士市に住む人たちにとっても、よい結果をもたらす合併として頂きたいと思います。
 これからは、富士川がある富士市として、発展を進めていきますが、これで終わりではなく、これを継起に、中核市、政令市への移行について、多くの議論を進めていく段階に入ったと思っています。
 街が大きくなればいいという訳ではないのですが、将来、自分たちの住む町が、少しでも、住んでいたい、住みやすいまちになる為に、必要ならば、推進していく課題だと思っています。
 ちなみに、合併することにより、11月以降に富士川町で、3名選出の市会議員選挙が行われ、次の選挙まで39名体制で議会が運営されます。3名加わる事により、今後の議長選にからんでくるので会派の引き合いが始まると思います。また、次の選挙において、39名から、36名の選挙となり実質的定数削減が図られます。

 暫定的に新たな人が加わる事により議員が増えますので、プラスになる議会運営と富士市の為になるよう協力をした中で頑張るつもりです。

ペアーレ富士の跡は?

 米の宮神社で、朝早くからフジテレビのドラマの収録をしていました。富士市においても、同僚議員の岡村君がフィルムコミッションの代表として撮影支援をしているので、顔をだしました。
 写真や内容等は、報道規制がかかっているため、言えませんが富士市の地で、撮影されることにより、多くの地域の人たちが参加し、イメージアップに繋がり大変いい、イベントであると思います。
 米の宮神社の近くで、それよりも気になる事がありました。ペアーレ富士が解体され、更地になりつつあります。
ペアーレ富士は、話題の社会保険庁により建てれれた、健康推進センターで、数々の健康増進プログラムの教室を開催していました。
 しかし、ご多分に漏らさずに、社会保険庁の不良債権処理の一環として、昨年の7月に、競売にかけられ、民間企業に譲渡されました。
 
 施設の続行を望まれていたのですが、民間のゼネコンさんが、入手してしまったため、どうやら、高層マンションが建つ気配です。
 
 ペアーレ富士が、競売にかけられる時に、この場所は、5階以上の建物は建てられない、だから、民間ではこの建物は利用できないから、行政や病院で買うしかない。と話を聞いた事がありましたが、どうやら違うようです。
 跡地は壊され、周りには、「高層マンション反対」の看板が立てられており、明らかに、住民理解は得られない中で進んでいるような感じです。
 今、富士市にはあちらこちらで、マンション建設が始まっています。周辺の住環境が変わってしまったり、富士市の場合、富士山の景観を考えると、高層マンションの建設に関してもある程度規制をかけなければいけないと思います。また、地域のまちづくり条例をすすめ、どこでも、高層マンションが建ててもいいという訳にはいけないようにしなければいけないのかもしれません。

 

 ペアーレ富士の近くに住む、私の友達のみなみちゃんと
ひろき君です。

まちづくり・ひとづくり

 議員研修会において、元掛川市長の榛村純一さんが講師として、「まちづくり・ひとづくり(生涯学習まちづくり)」という演題で熱く語ってもらいました。
 榛村元掛川市長は、その市長時代に、全国に先駆けて生涯学習の実践に取り組み、土地利用計画の策定に市民参加を促すなど、多彩な事業を展開し全国でもトップクラスの首長として、名を馳せた人です。
 昨年の10月に、掛川は視察へ行った時も、開かれた市役所や、環境ギャラリーなどの見学してきましたが、榛村さんが手掛けた事であり、視察の説明の中でも、職員にも未だに影響力があるように感じさせられました。
 その政治姿勢は、多くの自治体首長が「今後のまちづくり・目標としたい自治体」のトップに挙げられ、当時、話題を呼びました。
 講演においては、榛村流の持論を展開し、地域力、まちづくり力・人材力の強化を図る重要性を説くと共に、お金がすべてであるという考え方がいかに間違ってきていたか、東京一極集中、市場原理主義、個人だけの幸せ追求と今、私たちの何か間違えた方向性を直さなければいけない状況であることについて話されました。
 特に強調していた事は、生涯学習をする目的と必要性でした。学歴にこだわるのではなくどこで学んだという事でなく、何を学んだかが生涯学習であり、好きだからすむまち、学ぶに値するまちをつくる事が大切であるとの事でした。

 日本が今後生き残るためには、日本人は改めて道徳を学ばなければいけないし、二宮尊徳の思想を思い出すべきであると言っていました。
「経済のない、道徳は寝言である。しかし、道徳のない経済は犯罪である」
という言葉を江戸時代に言った尊徳の考え方は、今の時代を言い当てていて、偉大だったとつくづく感じます。

 市長職を離れた後も、自分の出来る社会貢献に取り組んでいるようで感銘を受けました。

カツカレー発祥の店

 銀座には古くからの店が沢山あります。日本で初めてポークカツレツをだした、煉瓦亭・銀座のキャバレー白薔薇、そして、カツカレーを生み出した銀座スイス。この3店は同じ通りの近くにあります。
 私は、カレーが大好きです。どこへ行ってもカレーは食べたいと思っています。飲んだ後も夜中に、富士のふじいち食堂で体に悪いと思っていても、匂いに釣られて、つい頼んでしまい、朝起きた時、食べなければよかったと後悔をしています。
 

カレーを良く食べる私にとっては、カツカレー発祥の店という看板を偶然、見つけてしまったので、とにもかくにも、入って食べなければいけない衝動に駆られました。
 銀座スイスはかなりの有名店で、並んでも食べたい店のリストに入っていたのですが行く機会がありませんでした。
 東京にしばしば行くようがあったのですが、今回その機会があり一人で食べてきました。
 巨人軍の故、千葉茂さんがこの店の常連客で、カレーにカツを乗せてくれと言ったのがきっかけだったそうです。今では当たり前のようにカツカレーがありますが、当時としては画期的な食べ方だったようです。
 店は歴史を感じさせ、店の真ん中に女性がお会計をする係としてどっかり座っています。無駄なような気もしますが老舗の伝統を引き継いだスタイルの名残でしょうか。
 

 千葉さんのカツレツカレーは、1365円でワンプレートにカレー、ご飯、キャベツと乗っておりボリュウム満点です。ルーは辛いというよりしょっぱい感じがしました。ルーは当時からの継ぎ足し作られた挽き肉入りのキーマカレーのようなルーでした。かつは食べやすかったです。
 カレー自体は洋食屋さんのカレーって感じでとびきりどうのこうのというおいしいさというより、昔からの味わいがあるという歴史を感じさせるカレーでした。

議会改革

 議会改革については、富士市においても議会改革検討委員会において進めらています。
 議会改革について取り組んでいる、三重県四日市市の先進事例を学びに行ってきました。
 四日市市は昭和30年代に、我が国初の石油化学コンビナートが形成された工業都市です。しかしながらその過程においては公害問題が取りざたされ、その改善の為、努力をし、今では良好な環境を取り戻した経緯のある中核都市を目指す街です。公害問題を解決しながら工業都市として成り立ってきた形は富士市によく似た街であると感じていました。
 
 議会改革に対しての取り組みは、
1、議会の活性化
2、議会の透明化
3、議会事務局の体制整備
が挙げられています。今回私が、興味があったのは議会改革の活性化の中の議員提案による条例制定についてです。
 議員の役割で議会のチェック機関は当然ですが、これから
は市民の声をいかに活かして、その声を政策立案し条例化していく事が求められています。
 四日市市ではすでに7つ議員提案による条例が制定されており、平成17年には市民自治基本条例も制定されています。
 自治基本条例は、「このまちに住んでてよかった」と思えるように、市民と行政と市会議員が役割に応じて、連携・協働することにより豊かな社会の実現を目的として定める条例です。
 富士市においては、まだ制定されてはいませんが、今後進めていかなければいけない課題だと思っています。
 しかし、富士市の場合、議員提案による条例を制定に対して問題があります。内容が良いとか悪いとかの問題ではなく、「あの会派の出した提案は反対」という体質があります。それは、議長選出によるしこりからくるものですが、市民本位で考えればおかしな話だと思います。
 四日市では議長選挙も改革がなされ、今までのような、当選回数が何回以上とか会派の代表制という訳ではなく、議長になりたい人が何をやりたいのかを所信表明をし、議長選出をしています。選挙をやるのですから、少なくと考え方や方針があってしかるべきだと思います。議員提案をしていく上では、政党や会派を飛び越えた議長選出も必要であると考えます。
 富士市の議会改革検討委員会でも、議長の複数年度について討論されていますが、議長選出の方法も今後の課題としてぜひ、議論して頂きたいものです。
 

小野市型方針管理制度

 今回2日目に視察へいった兵庫県小野市は、兵庫県の中南部、東播磨のほぼ中心に位置し県下最大の加古川の下流部にあります。街のあちらこちらで「そろばん」や「金物」を中心に城下町として栄えてきた史跡も多い5万人規模の都市です。実は視察に決まらなければどこかわかりませんでした。
 前の日の山口県宇部市から、電車の乗り換え乗り換えで3時間半の移動をし行きつきました。なんで、こんな不便な所に行かなければいけないのか、参加者に文句を言われながら視察をした訳ですが、無理して行っただけの話は聞いてこれました。やはり実際行ってみなければわからないことはあると感じました。
 「小野市型方針管理制度」は、市職員の意識改革をうながすために、導入された制度であり、これを取り入れたきっかけが「公務員の社会は、成果と報酬が連動しない社会である。」という背景にありました。市役所は仕事もしなくても賃金が変わらない画一横並びの仲良しクラブに特徴があることが挙げられています。

 このいつまでも変わらない公務員社会の状況は、現代社会が大きく変化していく中で、取り残されない為にも、その仕組みを変える必要がありました。
 方針管理制度の基本的考え方は成果のあった職員を賞与・昇格にも反映させる人事評価制度であることです。市役所は、市内最大のサービス産業の拠点であり、より高度で高品質なサービスをいかに低コストで提供できるかを考えをベースにして色々な事に取り組んでいました。

 経営戦略として
 1、顧客満足度志向(顧客満足度を追及する行政)
 2、成果主義(何をもたらしたか、という成果を問う)
 3、オンリーワン(市独自のオリジナリティのある施策)
 4、後手から先手管理(市民に言われてやるのではなく、言われる前にやる)

 民間の感覚で、市民の目線で方針管理制度を取り入れ、市長の強烈なリーダーシップで、職員意識改革を促しています。市役所も365日営業をしています。感覚は市役所はコンビニエンスストアー的になれとのことです。市民にたいして、いつ如何なるときでも対応ができる仕組みがなりたっています。
 富士市でも取り組んでいますが、ぜんぜん生温い感じがいたしました。

 とにもかくにも、鈴木市長も、市民に軸足と市役所が変われば街がかわるという公約を、もっと変えていく強い意志をこれから市長は発揮し、形をあらわさなけらばならない2期目の時期なのかもしれません。

視察へ行ってきました。

 3日間の視察から戻ってきました。21日の朝一番の新幹線に乗り出かけたのですが、朝よりハプニングが続出しました。
 朝5時位に、電話が鳴り起こされたのですが、隣組のおじさんが、前の日に池に顔を突っ込み意識不明の事故にあい、救急車で運ばれていたのですが、未明に亡くなりました。
 遺体が運ばれてくるぎりぎりまで、待っていたのですが、今回に視察の幹事を仰せつかっていた為、説明をし、視察に行かせていただきました。
 昨日より、雪が降っており、車を慎重に運転し、駅まででかけたのですが、あまりの慌ただしさに、命の次の次位に大事な携帯電話を置き忘れてしまいました。すぐに気がついたのですが時間がない為、取りに帰る事はできず、その瞬間はパ二ックに陥りましたが、3日間電話がない生活を覚悟致しました。
 出かける前から、いろいろな事があり、不安を持ったままとそれと共に、3日前に眼の矯正手術をしたばかりで万全の調子ではない中の視察がはじまりました。
 視察内容は、一日目が山口県宇部市へ
1、「宇部方式」と呼ばれる産・官・学・民の協働による公害対策及び廃棄物・リサイクル対策について
2、産業観光(CSRツーリズム)について
3、環境保全センター焼却施設について

2日目の兵庫県小野市では
方針管理制度の小野市の進める先進的・創造的施策について

最終日は三重県四日市市で
議会改革と市民参加、議員提案による条例の制定改正について

 市民クラブ9名参加による視察でした。それなりの成果はありました。詳しい内容は、おりおり書いていきます。

 本日戻ると共に、駅に妻が迎えに来ており、その足で通夜に参加し、受付をやりましたので、とても疲れています。

 仕事も溜まっています。本日は無事戻ってきたことを、取りあえず報告させていただくだけにさせてください。

本日より視察中です。

 21日より23日まで、山口県宇部市、兵庫県小野市、三重県四日市に視察中です。3県にまたがりの視察ですが、移動が多くて大変です。いく以上は何か得てきたいと思っています。
 帰ってきたら、視察報告します。

新春の集いにて、市長を囲んで、はい、ポーズ!

行列のできる店

 眼の矯正手術の為、有楽町に行ってきました。駅前には有楽町の新たなシンボル「有楽町イトシア」が昨年10月にオープンして、有楽町はもとより銀座、丸の内エリアの人の流れを変え始めています。
 イトシアは愛おしいという意味から名ずけられた複合ビルですが、この中に私が手術をうけた病院がありました。
 時間があったので、行列ができている場所をウオッチングとマーケティングをしてきました。
 最初に、話題の「クリスピー・クリーム・ドーナッツ」。新宿にできて2号店が有楽町にオープンしましたが、ノースカロライナ発の秘伝のレシピで作られたドーナッツは、行列伝説を打ち立ている超人気店です。このイトシア店でもフロアーからはみ出してビルの外まで行列が続き、専属の警備員が張り付いています。時間は常時一時間待ちが当り前です。
 たかがドーナッツにここまで並んで買うのか意味がわかりませんが、シュガーでコーティングされた表面がサクッとし、中がふんわり出来たてはたまらなくやみつきになるとの事。私も、娘に買ってもらい食べましたが、甘くて、ミスタードーナッツのリッチドーナッツの方が並ばなくていいような気がしますが・・

 カレーファンには魅力的な場所が、「東京カレー名店会」です。カレー業界に名を馳せる東京の名店5店が集結しており、5店すべてのカレーが食べられるメニューがあり人気店で、やはり行列ができています。
 神田神保町エチオピア、銀座デリー、神田トプカ、京橋ドンピエール、本郷プティフとカレー好きなら一度は食べたいカレーが一度に食べられなら、並んでも食べたい気持ちはわかりますが、カウンター席しかないのは吉野家みたいなんですけど。。回りで見られていて、女性一人ではなんとなく入りづらいかも。
 
  有楽町で伝説のお店として、駅ガード下にある吉野家さん。全国1000店の中でダントツの売り上げを誇る、牛丼売上NO1のお店、日本で一番というのは世界で一番売り上げがある牛丼店です。昼食時でもないのに行列ができています。早いはずの牛丼もここでは並ばないと食べられません。ちなみに有楽町で牛丼を食べても380円、納得の料金です。

 3店共通して言えることは、店頭販売と回転率をいかにあげるかを見事になしえており、地価が高い場所においても十分な利益があります。
 

手術結果は

 17日の17時30分に近視矯正施術をいたしました。一時間前に受付を済ませ、最終検査と術後の注意の説明を受けました。私の場合、すでに40歳を過ぎているために、近視は治っても、老眼は進み、老眼鏡は必要になることの説明が再度ありました。
 
 目が良くなると余計、老眼というものを感じやすくなるそうです。年を取るとすべてが改善されるという事はないという事がわかりました。いずれ、老眼になるのであるなら、せめて遠くのものはよく見えるようになりたいと思い、老眼は覚悟の上での視力回復の施術を受けています。

 この病院で唯一、気に入らないのは、あまりに多くの人が施術を受けているので、すべて番号で呼ばれます。私の場合は607番でした。
 6人一組で施術を受けるのですが、流れ作業のような感じで本当に健康診断を受けているような感じしかありません。
 会社帰りにちょこっと寄って、背広をきて、ネクタイをしたままの形で施術が受けられてしまいます。

 目の点眼麻酔をして、20分間位してか施術室に入ったのですが、最初の眼のふたをつける作業の時、私の場合あまり右目に麻酔が効いていなかったのか、器具を取り付ける時に違和感があり、麻酔を足していました。多少痛みはありました、眼圧の検査をする時のような感じだと思ってくれればいいと思います。

 そのあと、エキシマレーザーに照射による矯正が行われたました。こちらはあまり痛みは感じないのですが、レーザーを照射する時に、チーという音が聞こえると共に多少変な匂いがあります。これはたぶんなにかが焼けた時にでる匂いだと思います。
 施術直後から眼は開けられますが、なんとなく開けるのには抵抗がありました。でも、涙でにじんでいますが、字や景色はその時から見る事ができました。
 術後20分間休んだ後、最終確認をして、良好に施術が終わったことを確認できたら、終わりです。 

 目が乾かないようにと炎症止めと抗菌剤の点眼液を一時間ごとにやる事と、明日まで目の保護の為、サングラスをするように指示されました。

 すべては18時30分に終わり、娘と待ち合わせをしていたので、19時過ぎには娘と二人で銀座で串揚げを食べていました。
 お酒は一週間は飲めないため、ウーロン茶で施術の成功を祝い乾杯をいたしました。
 ただ、右目はあまり麻酔が効いていなくて、最初の時の器具を強く押し付けたのか、赤く充血しています。
 次の日の術後検診では、点眼液をつけていれば自然と治ることの説明を受けました。
 一週間後と3ヶ月後の検診に関しては、富士市の提携した眼科医で受ければよいとのことで、紹介状をもらい富士市の眼科医で受けることにいたしました。
 とりあえす、視力は1.2位までは回復しています。3か月位しないと視力は落ち着かないそうですが、視力は今より上がるそうです。今の現状は、痛みはあまりないのですが、コンタクトレンズを入れている時のような感じがしています。
 もう少したたないと、はっきりした事は言えないと思いますが、案外簡単なことだなと思いました。
 お酒が一週間飲めないのは辛いです!!