市の職員は楽をしているという話をよく聞きますが、行政の仕事というのは、肉体的な疲労より精神的疲労が多い職場だと思います。
行政サービスも複雑になり、市民の目も厳しくなり、それなりの苦労は強いられていると思っています。現実に精神疾患を患っている職員が年々増加している状況が報告されています。しかし、民間に比べ、休む事ができやすい職場でもあることは事実です。
私は、議員になってから、今までよりやる事が多くなったことは言うまでもありません。仕事の質や内容、人間関係も変わり、仕事量も増えました。現在、なかなか休める事ができにくい状態になっています。議員になり、ある程度自分なりに気を張ってきました。心配なのは、このまま体を休めない状態が続いていくと、ストレスが増え、心のバランスを崩す恐れがあるのではないかと思っています。
(何がそんなに忙しいんだと言う人いるかもしれませんが)
うつ病というのが現代病になりつつある中で、今の社会では、誰もがうつ病になる可能性をもっています。
気になるうつ病の初期症状の項目が新聞に載っていました。
①朝、起きられない
②仕事の能率がおちた
③意欲がわかない
④眠れない熟睡感がない
⑤溜息をつく
⑥涙もろくなった
⑦死にたくなる、消えたくなる
私はこれを見て、当てはまるものがほとんどで心配になりました。まあ、自分でうつ病かなと気が付いていないので深刻に考えないようにしています。
ただ、責任感が割と強く、まじめな所がある為、休むという事がとりにくい私は、ついつい頑張り過ぎてしまう恐れがあり、うつ病になりやすいかも知れません。
うつ病にならない為にも、体を休ませることは大切な事だと思っています。記事の中に、
「疲れたから休む」
という状態にするのではなく
「明日頑張る為、今日充電する」
という、考え方をしないといけないという事です。
私も、議員として、仕事をしていく為にも、がんばりながら、がんばらない発想をもとうとも思いました。
本日、20年度の予算案の概要(一般会計は過去最大規模の737億)を会派でチェックします。
頑張り過ぎずに頑張ります。