2010年景気予測調査結果

 
 昨年末、富士商工会議所役員及び商工振興委員を対象に2010年の景気予測のアンケートが実施され、私も提出しましたが、その調査結果が、商工会議所新年賀詞交歓会で配布されました。

その主だった内容を抜粋すると

*2010年の景気見通し
〜日本経済・富士地域経済とも5割以上が「現在よりも悪くなる」〜
2010年の景気見通しは、日本経済全般については「現在よりも良くなる」との回答は、12.3%「変わらない」が31.5%、「現在よりも悪くなる」56.2%(昨年それぞれ0.0% 3.1% 96.9%)

富士地域経済については「現在よりも良くなる」との回答は8.1%、「変わらない」が33.1%「現在よりも悪くなる」は58.8%。(昨年それぞれ0.0% 5.6% 94.4%)5割を超える方が、更なる景気の悪化を予測している。

*株価水準、円相場、経済成長の見通し
〜2010年の株価と円相場は先行き不透明。経済成長率は「変わらない」と「低くなる」で8割を超〜

*今後の企業経営に関する懸念材料
〜「個人消費の低迷」を懸念、「中国の経済動向」が大幅増〜

*我が国が積極的に取り組むべき課題
〜「景気対策」を強く期待〜
現在我が国が積極的に取り組むべき課題を12の項目から重要かつ緊急性の高い順に3つまで選択して頂いた。
最も多かったのは、「景気対策」79.3%(昨年71.6%)で昨年以上に強く期待される事となった。次いで、「行財政改革・政治改革」が32.9%(昨年54.9%)「経済構造改革・規制緩和」が29.9%(29%)と続いている。

*富士商工会議所が優先的に取り組むべき課題
〜「行政への政策要望」と「直接的な会員メリットに繋がる事業の充実」へ期待が高い〜

詳しい調査結果の詳細の資料は商工会議所でもらって下さい。
いずれにせよ、2010年は厳しい状況は多くの方が予想しており、不況下の中小企業の経営安定は最重要課題であると考えられます。

荻田たけひと通信地域版

 毎月、定期的に地域の後援会の役員さんが、増川の氏子会館に集まります。私の活動を報告したり、地域の課題を話したりしていますが、地域の人に何をやっているかわかってもらうにはどのようにしたらよいのかという話になりました。

 現在、情報発信として、議会終了後、議会報告として、オギタ通信(すでにNo10)として発言内容と新聞掲載文を配っていますが、多くの方に渡っていません。また、ほぼ、毎日ブログで活動報告(700回以上の更新)もしているのですが、見る人が限られているようです。そのような意味では、まだまだ何をやっているのか伝わっていない所があると指摘を受けました。市政報告会に来ないような人にどのような活動をしているかを知って頂く事を考えなければいけないとし、それも、より身近な取り組みを知ってもらわなければと言う事で地域版の荻田たけひと通信を作成する事にしました。地域版トピックスを前面に出し、地域の人に見て貰う内容で回覧するつもりです。
 

本年度より、定期的に発行し、その都度、今まで取り組んできた地域課題について知って貰えるようにしたいです。新年度・第1回目の荻田たけひと通信が出来上がりましたので、情報発信の一つになればいいと思っています。(昨年完成した防火水槽について掲載しています)
 また、後日、HP上でも見れるようにしていますので興味がある方は見てください。

地方議員年金制度はどうなる?

 今の地方議員年金制度の仕組みは、強制加入であり、私も毎月、8万以上のお金を支払っています。受給資格は「議員在職12年以上」受給開始年齢は65歳以上。退職後65歳になるか、65歳以上で退職した時から亡くなるまで年金が受給できるとされています。

よく、議員は3期やらないといけないと言われますが、年金の受給資格が12年以上というこの辺から来るのかと思ってしまいます。

その地方議会議員の年金制度は大きな転換期を迎えています。
 平成の大合併により、平成11年3月末3,255市町村であったものが、平成20年3月末には1,816市町村となり議員数の減少、一方年金受給者は急増し、このままでは2012年にも議員年金は財政破綻に陥ることが明らかになったからです。
今年は4年ごとの改定作業の年でもあります。年金財政を破綻させない為に公費負担率を上げて更に税金投入する事は、議員定数削減が叫ばれる状況下では難しいと考えられます。
財政難での廃止する場合の考え方としても、すでに国会議員の年金制度は廃止されたのですが、それにならい現受給者、現会員に十分な保障をした上で廃止すべきとした場合、財源の60%を占める現職議員の掛け金が無くなり、この為、廃止に必要な財源が公費で賄われる事になりますが、総務省の試算で受給者が60年でゼロになるという予測で総額1,3兆円が必要となります。

 今後、総務省が法令改正準備を進めていく事となりますが、年金制度の延命を図るにせよ廃止にするにしても、議員の活動や生活設計に関わることである為に、新政府がどのような判断がなされるのかは気になる所です。

 年金制度について言えば、年金と言う生活保障まで程遠い、負担を強いられている1期生議員だから言えるのですが、個人的には成り立たない年金制度は廃止すべき事であると思っています。企業などの年金は「職業」として勤め続ける事を前提に制度と言うのが一般的な捉え方だと思いますし、議員を職業的なものの位置付けにすると何期も続けて固定化してしまう恐れがあります。
 
 議員年金の見直しも含め、議員定数、議員報酬と政治文化を育てていく上でしっかり考えねばならない事であると思います。

今年やりたい事と市立高校にゴルフ部を!

 

 去年の話と言うと古い話しに聞こえてしまいますが、市役所の御用納めの28日に富士市ゴルフ連盟は2011年度に開設される富士市立高校にゴルフ部創設の要望書を提出しました。

要望書を提出したゴルフ連盟の勝亦弘次会長は、青年会議所の大先輩にあたり、仕事においても何となく関係があったりして、可愛がってもらっています。

その勝亦会長から、
「荻田、ゴルフ部を作る事をお願いしてきたからな。頼むな」
とある宴席で言われました。
何を頼むかは定かではないのですが、ゴルフは昔の金持ちの娯楽という観念から、近年は石川遼君と言うゴルフ界のスターが生まれており、ゴルフはルールとマナーが学べるスポーツであると言う位置づけでもあります。
 富士市は冬も雪が降らず、近隣にはゴルフ場も多い場所であり、ゴルフ環境は整った場所でもあります。しかしながら地域の公立高校にはゴルフ部がなく、有望な選手は市外に行ってしまうと言う状況下では、夢をかなえるドリカムスクールであるからこそゴルフをやりたい子供の支援を市でやるべきであると言う連盟の思いが形になればいいなと思っています。

ゴルフ部創設という要望に関連して、今年のやりたい事の1つとして、ゴルフをやりたいと思っています。

 議員になってからと言うか、議員に立候補しようと思った時から、ゴルフ断ちをしていました。
 議員になる以上、何かを犠牲にしなくては思い、一番止めやすいゴルフをやる事を禁止していました。(聞こえはかっこいいのですが、早い話あまり上手では無いので)と言うのも、議員と言う立場を頂いた中では、勝手が分からないと言う事もありますし、実際、ゴルフ場へ行ったり、練習をする時間が無いのが現状です。また、元来、お金を払って、スコアが良くないとストレスも貯まるので、すでに3年以上クラブは握っていません。議員になってからも、議員ゴルフを始め、色々なお誘いを断っている状況は付き合いが悪い奴(議員)と思われています。
 また、議員の先輩には後援会でゴルフコンペを開いている方も多くいます。私も今後、後援会でゴルフコンペ開催ができるように時間が無いからやらないと決めつけず、埃をかぶったゴルフバッグからクラブを出し素振りだけでも元旦より始めました。
行けるかどうか分かりませんが、健康増進の為になればと思い続けていくつもりです。3日坊主にならなければいいのですが・・
 

いつもとちょっと違うお正月

2010年は本当に素晴らしい天候に恵まれた年明けであり、初日の出も、富士山も本当にきれいに見える元旦でもありました。

今年は母が昨年の10月17日に他界したので、喪に服すと言う意味では新年の年頭のご挨拶は遠慮させてもらっています。議員と言う立場もあり、公の場所に出かけて行った時にどの様な挨拶をすればよいのか悩みます。知っている人もいれば知らない人もいる訳で、知らない人からすれば、「おめでとうございます」の挨拶がなかったと指摘を受けるかもしれないと思いますし、知っている人からすれば、おとなしくしていればいいのにと感じるかもしれません。
議員でなければ何もやらず、家に閉じこもっていればいいのですが、立場上そういう訳にはいきません。なかなか難しいところであり、いつもとちょっと勝手の違う元旦でもあります。

でも年の始めです。「一年の計は元旦にあり」の言葉通り、今年こそは計画的に色々な事を進める年にしたいと思います。何かをやりたくてもつい先送りにしてしまう傾向があり、出来なかった事がらも多いので、やらなければいけない事、やりたい事の優先順位を決めて、出来る範囲の計画をしっかり立てて進める年にしたいです。

議員としても、新年度を迎えると、4年目に入りが、議員活動も慣れてきたと言えば慣れてきたという感じです。今年は寅年であり、12支で言えば、子年が一番先になりますが、今年は12支の60周年の最初の年に当たるそうです。その意味でも、議員になった時の初めの思いを形にすべく「初心を忘れべからず」と志を新たに頑張りたいと思っています。

3回目の今年もありがとうございました。

 2009年も今日を持って終わります。
あっという間の1年でもありました。
議員になってから3回目の今年一年間ありがとうございますの感謝を言わせて頂きます。

昨年に続き、経済不況は深刻な度合いを増し、色々な意味で変化が多い年でもありました。振り返ってみると周りの変化はありましたが、私自身には置いては幸いなことに、病気も怪我も無く、元気に1年間過ごすことができました。

 ただ、議員になってから、議会を1日も休んだ事はありませんでしたが、残念ながら9月議会においての病院・水道会計の決算委員会の朝、母が脳出血で倒れ、議員になってから初めて議会を1日だけ休む事が余儀なくされ申し訳ありませんでした。
また、介抱の甲斐も無く、10月17日に他界したのですが、本当にショックでした。。
 議会においては今年も発言権の行使に努め、全議会登壇は果たせました。

今年1年の発言内容としては、
2月議会にて
①、「放課後児童クラブでの障害児の受け入れについて」
②、「小学校外国語活動(英語授業導入)について」

6月議会にて
①、「安全、安心の水道の構築について」
②、「東部調整池(江尾江川・トツラ沢)の開発に伴う水害予防について」

9月議会にて
①、「一般事業系廃棄物減量化について」
②、「駅前都市機能低下進む中でのまちづくりについて」

11月議会にて
①、「社会インフラを担うコンビニエンスストアとの官民連携について」

全議会において7項目の質問をしましたが、納得のいくものもいかないものもあり、今後の推移はしっかり見ていきたいと思っています。

 来年においても、支えてくれている多くの皆様に応えるべく、更なる資質の向上と研鑽に努め、議員になった事を喜んでくれた亡き母の為にも地に足をつけた議員活動を続けるつもりです。

*なお、喪中の為、新年の挨拶は控えさせていただく事をご了承ください。

地域要望の実現の仕方

 年が明け、新年度になると議員になってから、4年目を迎えます。議員になってから 通学路の道路を直して欲しい、安全確保の為にガードレールをつけて欲しい、側溝を直して欲しい、河川の浚渫をして欲しい、消火栓や防火水槽を設置して欲しい、道路に掛かる木を切って欲しい、公園整備をして欲しい等、等、その他にも様々な地域のおいての問題箇所の改善が良く要望されます。

当然議員としてやらなければいけない事は取り組んでいますが、原則的には、各地域の区長さん町内会長さんが了承の上要望は進めなければいけない事でもあります。問題箇所の改善や要望はには比較的お金が掛からずできる事もありますが、お金が掛かり予算を取らなければできない要望に関しては、緊急性、重要性により取り掛かる早さも違ってきます。緊急性と言う意味では、その問題箇所で事故や事件等が起きたりし被害が出てしまった個所や場所等を言い、また、重要性については、地域住民が強く多く方が要望をしているという事が分かる署名書等が添付されている要望であると言う事だと解釈しています。重要性が理解して頂く事で優先順位があがります。ですから、地域要望としてあげる時には、地域の皆さんお声として署名と言うのは有効であり、その署名提出に際しては議員として同席させてもらい後押しをさせて頂きます。
例えば、私の地域を例に挙げるとすると、
 平成19年9月に消火栓の設置の要望を出しましたが、消火栓の補助金は「配水管75ミリ以上で無いと補助金の対象にならない」とされており、簡易水道区域内は50ミリ以下の配管である為に補助金を受けられませんでした。安全・安心の構築の為には、火災の際の初期消火活動はどの地域についても必要な事であり、地域要望として、署名を頂き要望書を提出して、他の簡易水道区域内の消火栓も含め、20年度の予算付けに組み込んで頂き、市上水道区域内と同じように補助金をつけて頂き昨年、消火栓を設置いたしました。
 

また、同じように、私が議員になる前に、増川2丁目の増川八幡宮正面道路上の防火水槽設置については、道路が狭いので消防車が入り難く、消火設備が不十分な為、地域としても火災に際しての不安は大きく、予てより一刻も早い設置の要望をしていたのですが、根方街道から上がる道路は地形的に設置は難しいとされていました。

流れとして(作成した要望書)(役員さんと消防長に要望提出)

それに関しても、私も警防課にしっかりとした調査をして頂いた上で出来ないとされている問題点を挙げて貰い、役員さんと解決を図り、要望書の提出を平成20年8月20日に消防長に提出し、優先順位を上げた中で、平成21年度の予算付けをして頂けました。
(現在、道路の下には待望の分割タイプの防火水槽が設置されています)

事業費1285万4100円の防火水槽が本年の平成21年10月には無事完成し、先日の地域防災訓練においても確認をして頂きました。議員として、このようにスムーズに要望が運ぶ為にもしっかりした地域とのパイプ役を担わなければいけません。

 お金のかかる要望(予算付けをしなければいけない事業)に関しては、地域の皆さんのご理解とご協力があって初めて事業優先順位が上がり、要望の実現の可能性が高まります。よく、直接、要望に来て何とかして欲しいと言うお願いもありますが、議員が何でも勝手に進める訳にはいきませんので、区長さん、町内会長さん、住民の皆様と力を合わせた中で、議員は要望の実現に取り組まなければいけないと思っています。

 現在、来年度の予算編成をしている中では、地域の予算付けがどのようになるのかは気になるところですが、今後も(来年も)、地域要望に関しては、緊急性、重要性を確認した中で少しでも安全・安心な地域にする為に、努力して行くつもりです。
 

コンビニとの官民連携について

11月議会で、身近な商業施設として住民サービスの向上と行政コスト削減を進める為に私はコンビニと官連携を取り上げたのですが、コンビニ最大手のセブンイレブンで大きな動きがありました。


12月22日の日経新聞よると
「コンビニエンスストア最大手のセブン—イレブン・ジャパンは21日、消費者が店内で住民票の写しや印鑑登録証明書を受け取れるサービスを来年から始めると発表した。
発行元は東京都渋谷区、三鷹市、千葉県市川市の3自治体で始め、住民は来年5月には全1万2000店で証明書を取得できるようになる。
来年度中に発行元は30程度の自治体に増える見通し。
他社が追随する可能性もあり、コンビニでの受け取りが普及しそうだ。
店内のコピー機に住民基本台帳カードをかざして本人確認し、手数料を払うと証明書が印刷される。
裏面に証明書データを暗号化した画像や2次元バーコードを印刷することで偽造を防ぐ。
手数料は自治体によって異なり、300円前後になる。
まず来年2月から渋谷区、三鷹市、市川市の証明書を対象に、この地域の計6店で始める。
3月には対応店舗を関東の5000〜6000店、5月には全店に広げる。
例えば三鷹市の住民は北海道の店でも証明書を受け取れるようになる。
利用時間は年末年始を除く午前6時半から午後11時まで。
行政コスト削減を狙う総務省はセブンイレブンのシステムに対応できる自治体を順次ひろげる。
他社もシステム等の準備が整えば、同じサービスが可能になる見込み」
 富士市では、現在、26のまちづくりセンターで住民票や印鑑証明を受け取る事が出来ますが、住民ニーズとして、利用度の高いのは24時間年中無休コンビニであり、利便性や行政コスト削減を図る中では、積極的に検討はしなければいけない事でもあると思います。生活圏が拡大している中では、富士市以外の場所で仕事をしている人も他市でサービスを受けれるという事が出来る事は富士市の住民にとっても望んでいる事でもあると思います。
今後、このような連携をうまく取るかどうかで、行政サービスの自治体間の格差と言うのは明らかに生じてくる時代であると感じています。
 市長も広域連携を視野に入れた合併も考えているようですので、行政圏拡大に伴う行政コスト削減を考えたら、富士市の行政経営課でもコンビニとの本格的な取り組みを期待いたします。

市長選挙結果

 富士市の市長選挙が終わり、現職の鈴木尚氏が新人の杉田保雄氏を破り、これからの4年間の舵取りを鈴木尚市長に委ねられました。
先ずは、当選おめでとうございます。

富士市長選開票結果は
当選   鈴木尚   44,192票
     杉田保雄  10,388票
得票総数       54,530票
無効票           777票

投票率         27.08%

結果を見ると現職の圧倒的な勝利と言う事になると思いますが、やはり気になるのは投票率であると思います。27.06%という過去最低の投票率は、投票が始まってしばらくするとささやかれ始めていました。と言うのも選挙戦が思ったより盛り上がらず、市民の関心が薄かった事や当日の天候が晴れており、寒さが厳しかった事が投票所へ足を運ばなかった要因になっており、午後3時30分の途中経過の投票率15%という数字で表わされました。そのあまりの投票率の低さには、正直驚かされましたが、その後、その倍近い最終的に27.06%になりました。とは言え、204,416人の有権者に対し、55,308人の投票者数であった過去最低の結果が示すのは、何なのかは、鈴木市長に課せられた課題でもあり、でもそれは、私達議員と言う立場が与えらた者に対して、真摯に受け止めなければならない事でもあります。

 鈴木市長は、8年前に市長になり、1期目は前市長のやってきた事を引き継ぎ、2期目で自分の打ちだしたものを軌道に乗せ、この3期目で仕上げを行うという3期で引退と言う事を公言しています。
 私も議会では市長とは対じする市会議員と言う立場ではあるものの、小学校、中学校の後輩でもあり、市長に対しては敬愛する1人であります。
 市民の1人として、この4年間を自分の政治信念の乗っ取り、集大成として思い残すこと無く、精一杯務めあげて貰う事を期待しています。

 

選挙戦突入!

任期満了に伴う富士市長選が13日告示、20日選挙でいよいよ火蓋が切られました。

立候補者は現職の鈴木尚氏と新人の杉田保雄氏の2氏でありますが、つい先日までは、無投票であると思われた中での市長選挙となりました。
正直、ただでさえ暮れの忙しい時なのに、選挙なんかと思う方も多いと思っています。また、今年は県知事選、衆議院選挙、参議院補選選挙と3回の選挙が行われており、4回目の選挙と言う事にはもういいやと言う感じもあります。私の周りには、「どうせ現職が勝つのでしょ。景気が悪いのに税金の無駄使いじゃないの。いい迷惑よ」と言う人もいます。
26万都市で2回続けて無投票は市民にとっては、市政運営が見えにくいものとしてしまう恐れがある為に、今回の選挙は、選挙においてしっかり市民に情報提供をする事については重要な意義があります。しかしながら、選挙に費やされるお金の事に関しては、無投票になれば選挙費はゼロにはなりませんが、選挙となれば、当初予算計上でみると7000万近いお金が掛かるとされています。なんでそんなにお金が掛かるのと言われますが、その費用の半分近くは、投票準備や開票作業に携わる市の職員の時間外作業の人件費に費やされていると事です。
 選挙になった以上、しっかりと公約を聞き、これからの4年間本当にその人に託していいか自分の目で、耳で判断し、面倒くさいとか、どうせ行っても同じとは思わずに、必ず投票に行かなければ、自分達のお金を使って行われている選挙が本当に無駄になってしまうと思ってください。この選挙で使われるお金が無駄かどうかは、選ればれた市長が4年間でしっかり答えを出してくれると信じて20日の投票率が良い事を期待したいと思っています。また、私も議員としての立場が今後あるとしたならしっかり費用対効果は検証したいと思っています。
 景気の悪い状況であるからこそ、しっかりとした、市政のかじ取りが求められています。

ぜひ、選挙にはいきましょう!

心の教育を実践する柿島先生


 
静岡銀行に勤務していた経歴のある吉原高校の柿島由和先生の、「心の教育 私の実践〜生徒一人一人の心に灯を灯すには〜」と題した話を聞く機会がありましたが、教師として、生徒へ人としての生き方を教えているという熱い志を持った先生に感動致しました。

経歴を聞いて驚いたのですが、私の高校の1つ後輩にあたり、慶応大学から静岡銀行という学閥がある、将来を嘱望されての就職をしたのにも関わらず、教師になったのですが、その考え方は、天職としての教師になる前に神様から社会に出て勉強してから成るように言われて民間企業で学んだ事を活かした先生をやっていますと言っていました。
先生の言う頭の偏差値を上げるのではなく、心の偏差値を上げる、勉強よりも人としての生き方を教える教育の基本は挨拶と掃除です。「おはよう ごめんなさい ありがとう」が目を見て言える事、心を綺麗にする為には掃除(環境美化)が必要である事を生徒に教えたいとし、自らが率先し実践し、生徒へ決して強制的にやらせるのではなく気づきから言動へ移す事をさせています。ろうそくに火が灯れば自然と燃えるように、生徒の心にいったん火が点けばその火は消えないとし、先生は生徒が卒業してからが本当の付き合いであり生徒と一生付き合いたいとしています。

「金持ち」より「人持ち」であれ
人間の価値=(心のきれい度)×(天職に熱心度)

先生は生徒に自分の経験からの言葉をいつも伝えていると言う話を聞きながら、子供達の人生において大きく作用する先生に柿島先生に出会えた生徒は幸せであり、このような先生に多くの子供達を託したいという気持ちになりました。

ぜひ、新たな富士市立高校にはこのような先生を配置して頂きたいものです

コンビニ強盗多発・防犯強化を

12月2日富士市神谷「サークルK神谷店」2万7千円
12月9日富士市比奈「デイリーヤマザキ富士比奈店」3万5千円
師走に入りコンビニ強盗が立て続けに私の住む富士市の東部地域で発生いたしました。

全国で10月末までのコンビニを含む深夜スーパーの強盗は662件
前年比65%の増加で静岡県においては、12月10日現在21件が発生しており、昨年の2倍の発生件数であります。その内東部地域で7件、当所管内では4件と言う状況は非常事態として捉え、急遽、コンビニエンスストア防犯対策検討会が開催されました。
(テレビに取材を受けるコンビニエンスストア部会長)

前年と比べ東部地域での強盗は多発しており、犯罪が起きている時間帯として0時から7時までの深夜帯で7割が占められている事は報告されましたが、完全失業者数の増加と共に犯罪は連動したかのように増加している状況は景気の悪化があきらかに治安を悪くしています。議会でも取り上げましたが、コンビニは地域においての社会インフラとしての役割はになっていますが、誰でも、いつでも入れる24時間年中無休のお店は、逆に、強盗にとってはいつでも入れる格好のターゲットになっているのかもしれません。警察では年末にかけ警戒に力を入れていますが、各店において、防犯強化をし強盗が入りにくいお店づくりを早急に進めなければいけない事柄でもあります。

私の住む地域での強盗事件なので、深夜、家に帰る時に、警察の検問に会いましたが、身近に犯罪が次々におきる状況は、他人事のように今まで思っていた事が、リアルに感じられ始め、危機感を持たねばならないと反省しています。
警察の方たちには、一刻も早い犯人の逮捕を望みます。

しかしながら、景気の回復がなされない限り、ますます犯罪が増える事が考えれる状況は、政権が交代した中で安全・安心な社会から遠ざかっているような感じがしてなりません。

富士市の景観に対する取り組み。

 

富士市は、日本のシンボル富士山を北に仰ぎ、東には愛鷹連峰と広大な浮島が原、南には駿河湾と松林、西には日本3大急流の1つである富士川と他には類の見ない豊かな自然景観を有しているという市長の挨拶で始まった富士市景観シンポジウムがロゼシアターで開催されました。

富士が映える 美しい富士市の景観を次世代へと言うテーマであり、興味のある事柄でもありましたが忙しくて出欠席を出したかも忘れてしまい、確認もせず飛び込みで参加してしまいました。
(茶園と富士山)(茶摘み風景)富士市を象徴する景観

プログラムは富士市の良好な景観形成の取り組みについて、活動紹介、山村レイコさんの基調講演、パネルディスカションとして「富士山を活かす富士市の景観づくり」非常に内容の濃いものでした。
富士市では、富士山を背景にした美しい景観を形成する為にその取り組みとして
(景観法策定前)
平成 4年3月 富士市都市景観形成ガイドライン
平成 6年3月 富士市都市景観条例
平成 6年9月 富士市都市景観形成基本計画
平成 8年3月 富士市の工場地色彩ガイドライン
平成14年度〜煙突撤去モデル事業
*平成16年度景観法制定
 平成17年 6月 景観行政団体となる
(平成20年11月富士川町と合併)
 平成21年 7月富士市景観計画 策定
 平成21年10月富士市景観条例 改正
これらの計画、条例をもとに市民の共有財産でもある、富士山を背景とする美しい富士市の景観を将来に残していく為に市民・事業者・行政が一体となり良好な景観の形成に取り組んでいます。
シンポジウムの内容については、とても書ききれないのでおいおい掲載していくつもりです。
 県でも景観講習会を開催しており、私も講習を受けていますが、今月の22日にも「道から眺める魅力的な空間づくり」という勉強会が開催されます。

私は、景観について只今、勉強中です。
 

華麗に勝つ。

娘が試験中です。
何か頼みたくても、「勉強が忙しい」と断られる事が多く、只今、取扱注意って感じになっています。

地域防災の日の日曜日、娘は図書館へ試験の勉強に行く為に、車で送って行ってもらいたいと言う事で妻ともめていました。

当然、私は、議員と言う立場もあり、地域防災の際に挨拶をさせてもらえるので朝から参加をします。妻も地域行事と言う事で住民として参加をするので、娘を送っていく事には無理があります。結局、出来る事は自分でやるようにと言う事で話はつきました。
 勉強をして成績が良くなる事はもちろん親としては望む事ですが、でも何でも勉強するからという理由で何でもしてくれると言う訳には我が家ではいきません。私や妻も忙しく娘の事にかまっていられない状況が生じている中では、少なくとも自分の事は自分でやるように言っています。
 試験になると娘に頼まれる事があります。試験に勝つために、試験前には必ず夕食でカツを出すようにと言われています。地域防災が終わり、久しぶりに夜は出かける事が無かったので、家族でとんかつを食べに家から車で5分程の富士岡にあるかつ政さんに行きました。

  かつ政さんは祭日になるといつでも混んでいます。とんかつのボリュームはあり、キャベツや味噌汁ご飯がおかわり自由でお腹いっぱいに食べる事が出来るので人気があり、30分以上待たされる事が当たり前の繁盛店です。
 娘は試験に華麗に勝つために「カツカレー」を食べました。現在、私は、カツカレーにハマっており議会中も何度か昼食で食べていますが、運動もあまりしないので少しカロリーが高いのは気になっている事です。でも、やっぱり食べたいものを我慢するのはストレスになると思い私もカツカレーを食べました。
 娘には色々な事してやれない事には申し訳ないと思いますが、学生である以上、どんな状況でも勉強をするというのは重要な事であると思っています。でも、私は、もっと大切な物もあると言う事は気づいてほしいと思っています。
 なんか、時には「勉強しろ」と言う事もあったり、矛盾しているようですが、同じカツカレーを食べながら、私が言いたい事は何となく娘は分かってくれていると勝手に思っています

ラジオエフからの企画提案

12月4日で議会が終了いたしました。15日間と言う短い期間ではありましたが、色々な事があり、自分なりにある意味勉強になりました。会派の反省会と打ち上げが開かれ、帰りが遅くなってしまったのですが、反省すべき点は反省し、今後の議会活動に繋げようと思っています。

 議会終了後、ラジオエフさんから議員と市民を交えた企画で「まちとーく」と言う番組を制作する説明がある案内が来ていました。今年の8月にラジオエフに出演させてもらったのでまた出演させてもらえるのかと説明を聞きに言った訳ですが、今回はちょっと予想していて事と違っていました。富士市の未来を語ろう「まちとーく」というタイトルで来年より9カ月間最終金曜日の16時から16時30分までの番組でまちづくり活動を行う市民や議員を交えてまちの現在未来について、議員としての街への思いなどをトークする内容で大変素晴らしいご提案でした。でも、それには放送費用として84,000円が掛かり出演するにはそのお金を捻出しなければいけません。前回のラジオ出演に関しては全議員が出演した番組でお金は掛かっていません。今回は放送費用を払わなければ出演が出来ないと言う企画でした。当然、コミュニティーラジオである為、地域密着型であり多くの市民が聞いているのでそれなりの情報発信は期待できると思います。でも、説明を聞いた議員の中には、お金を払える人、払えない人では公平性が欠けるのでは言う意見が出ました。制作側の説明はあくまでもホームページ(出している人もあれば出していない人もいる)を出すような感覚で利用をして頂きたいとの事でした。今までは多分、議員と言うような公人には、無料で番組出演と言うのが相場であったと思いますが、現在の多くのコミュニティーラジオの課題として、大変な不況下においては、スポンサーの撤退などやインターネット、車のカーナビの普及によるラジオ離れ等情報機器の変化に伴う時代の変化によるリスナーの減少で経営が困難な時に来ていると思われ、今までのような無料での出演というのは難しくなってきたようです。今回の企画は、議員がラジオエフからの情報発信としての企画提案をどのように捉えるかは個々の判断に委ねられた形であります。
 議員と言う立場では多くの人への情報発信は必要な事であると思います。その一つとしての利用として地域密着型のラジオエフからの企画提案が議員にあった訳ですので、市民への色々な情報発信の仕方としては、議員活動の一貫として私は利用しようと検討はしています。

また、議会は終了したので、最近は慌ただしかったので、しばらくは色々な事をゆっくりと取り組みたいなと感じています。

ペットが死んだらどうするか?


 
 家には2匹のナナとランという犬がいます。夜遅く帰っても、必ず尻尾を振りながら迎えてくれます。酔って帰った時も黙って私の話を聞いてくれます。家族は相手になってくれなくても、寄ってきて嬉しそうにしてくれます。

そんな大事な犬が、もし亡くなったらどうしたらいいのか、今議会の一般質問でだされた、「ペットの遺体処理をどうするか」、あまり考えた事も無かったのですが、勉強になりました。
 小動物の死体は廃棄物処理法では一般廃棄物とされます。市では廃棄物法に乗っ取り環境クリーンセンターで、昭和61年に小動物用の小型炉が設置され、慰霊碑が置かれ線香を上げられるようになっています。それなりの配慮はされていますが、環境クリーンセンターで処理をされるのは、愛する家族同様のペットをゴミ処理場で火葬するのはイメージがよくないとしています。確かに言われてみれば、ゴミ処理場で火葬するのはどうかなと思ってしまいますが、民間の施設では5万から10万円掛かると聞くとゴミ処理場でも仕方がないかなと思ってしまいます。できることなら市の斎場に火葬炉を移設してもらえばいいとは思います。
 市では今後、可能性は研究してくれるそうですが、すべての人がペットを飼っている訳ではないので動物嫌いの人からしたら斎場に一緒に施設がある事をどう思うかは気になるところです。
 私の子供の頃は犬が死んだら山へ埋めに言った覚えがあります。今ではやたらに山へ埋めに行ったらおかしいと思われてしまうのでそのような事はしなくなったと思いますが・・・・

 今回、犬の死んだ時どうするか、考えてしまいました。

それとは別に、犬の話と一緒にしては申し訳ないのですが、先月末に私の事をかわいがってくれた、渡邊病院の渡邊英詩先生の葬儀がありました。11月23日の突然亡くなられそれを聞いた時、驚きと共にショックをうけました。英詩先生はやさしく色々な所で声をかけてくれる紳士的な方でした。
元気でいて貰いたかったのですが、残念です。
安らかにお眠りください。
改めて合掌

第53代JC理事長頑張れ!

 40歳までの若手青年経済人で組織する富士青年会議所の次年度第53代理事長が決まり、予定者の段階ではありますが、来年に向けて様々な準備をしています。

 先週末には、歴代理事長を集め、次年度の役員及び事業紹介がパークホテルで開催されました。
 次年度理事長に決定したのは、厚原にある金子歯車工業(株)の金子佳久君です。私はすでに青年会議所は卒業していますが、金子君とはなんとなく縁があり、理事長に決定したと聞いて、うれしく思いました。経済人として、今の経済状況が厳しい中で、仕事以外の活動を続ける事は大変な事でもありますが、まして、理事長になるというのはそれなりの決意がいた事だと思います。
でも、金子君だったら、強い信念と持ち前の明るさで乗り切ってくれると信じています。
 

 今の時期、予定者の段階で来年の事業を決めるのですが、まちづくりとして、富士市のブランドの、かぐや姫を全国発信する方法を某企業の方と話をしていました。今回私も一般質問をする内容にも関係する官民連携についても通じるものがあったので同席させて頂きましたが、話の持っていき方では良い形で連携が取れそうで、いい事業が出来るような予感はありました。
 
 青年会議所は戦後の復興の中、明日の為に今日の犠牲を払うという高い志で始まり今までまちづくりを推し進めてきました。今、景気が悪いからという事で活動はできないというのは理由にならないという事をしっかり理解して理事長を受けた金子君です。
 ぜひ、次年度青年会議所理事長として、富士市にも元気な風を吹き込んで頂きたいと思います。

頑張れ、金子次年度理事長!陰ながら応援してます!

議会がはじまりました。一般質問もスタートしています。
私も明日登壇します。
金子君に負けないよう、私も頑張ります。

日本一高い、チャレンジスピリット

 久しぶりにf−Biz富士市産業支援センターの小出さんの話を聞かせて頂きましたが、相変わらず熱い方だと思いました。

話を始めると演台では話さず、会場真ん中まできて、マシンガンのように次から次へ話を進めます。

小出さんは昨年の8月に鳴り物入りで富士市に産業支援センターをオープンしたのですが、年間の相談件数は1621件と全国にある公的支援センターと比べても断トツに多く、まして人口(26万)規模からして、月間137件の相談件数は驚異的な数字と言っても言い過ぎではないと言えます。また、相談件数も多いのですが、その中身の相談水準も高くすでに多くの結果を出し始めています。
小出さんは静岡銀行出身で静岡の6年半浜松で1年間産業支援施設で創業、事業支援に携わった後、富士市の工業振興課の熱烈なアプローチにより、生まれ故郷でもある富士市の支援センターを立ち上げる為、自らの会社を作り、独立をした中で、官民協働のf−Bizをオープンさせました。
今では行列ができる産業支援施設として全国的にも注目をあつめています。

産業支援に求められる3つ要素は1ビジネスセンス2コミュニケーション能力3情熱と上げていますが、センター長である小出さんの情熱には圧倒されます。人が沢山集まれば可能性が高まり、実績が上がれば更に人を呼び込むという小出さんのスタイルはまさに先進モデルとして成り立っています。
 

富士市において、あなたが頑張れば俺も頑張っているという雰囲気を作り、熱い志を持った本気で頑張るチャレンジャーを作り上げたいと熱く語りかけます。また、f−Bizのスローガンは「日本一高い、チャレンジスピリット」としています。

多くの成功事例の話を聞いていると、もしかしたら、日本一高いチャレンジスピリットを持っているのは小出さんなのかもしれないと感じてしまいました。

熱い話を聞いている内に、なにができるか可能性を探りに相談に行ってみたくなりました。

第2次富士市行政経営プラン(案)勉強中

 厳しい社会経済状況の中で、市の実情に応じた地域経営を進めていくため、市役所のさらなる改革の具体的方針を示す、第2次富士市行政経営プランの策定が始まっています。

そのプランに広く市民の声を反映する為に、11月20日(金)から12月21日(月)までプランの意見をパブリックコメント制度に則り募集しています。
議員もすでに議会開催前の11月11日に全員協議会が開かれ、説明は受けましたが、非常に大切な事なので、更なる理解を深めるために私の会派では行政経営課をお呼びし、再度レクチャーをして頂きました。

富士市では本格的な少子高齢化の到来や地球規模での環境問題の深刻化などの社会経済状況の変化に伴う市民の価値観やライフスタイルの多様化に加え、医療、年金、福祉等の影響により行政に対する市民のニーズは今後益々増加する事が想定されており、市民が真に必要とする行政サービスを今後引き続き効率的かつ的確に提供していく為には単なる行政内部の事務の効率化にとどまらず、事務事業そのものを根本的に見直し限られた経営資源を今まで以上に最大限活用していく事が必要な為に、第1次行政経営プランに続き「第2次富士市行政経営プラン」を策定し市役所の更なる変革の方向性を示していきます。
プランの基本理念は「自らを変革し、新たな価値を創造し、明確な使命と責任を持って、市民満足度を最大化する行政経営」とし3つの基本方針と8つの推進重点項目19の主要事項47の主な取り組み内容が体系的に取り組まれています。
また、計画期間を平成22年度から26年までの取り組み期間とし毎年度必要に応じて見直しを致しますとしています。
今回の私の一般質問においても、新たな行政サービスの創出や提供と言う点では、関わりもあり、特に推進重点項目の市民や地域力を生かす地域経営の推進としての市民との協働による活力ある地域づくりの推進と言う点では、官民の連携・協力による協働事業は必要な事であると確信いたしました。

 よりよい行政経営プランになるよう皆さんからも多くの意見を出して頂く事は大切な事です。しかしながら、私も議員になってはじめてこのような事を考えるようになりました。その点からすると多くの市民も多分あまり理解は示していないと思われ、もっと一般の人に広く伝える方法を考える事は行政経営の1つのプランの施策でなければいけないと思われます。

ラッキーセブンになるように

 20日から議会が始まりました。一般質問も19日に通告が締め切られました。受け付け番号は7番でラッキーセブンです。通告人数は20人といつもより少なめな感じはします。

今回は、色々と忙しく、時間がない中で、質問項目は1つに絞りこみ、当局とのヒアリングも議会終了後、何とか終わりました。後は、登壇日までしっかりとした準備をするだけです。

質問項目は、「社会インフラとしての役割を担うコンビニエンスストアとの官民連携について」ですが、24時間365日年中無休のコンビニは、時代の流れの中での、社会インフラとして位置付けが確立され始めました。市民生活にとっては無くてはならない身近な商業施設であり、市の財政状況が厳しい中では新たな行政サービスの創出や提供をするにあたり、社会インフラとして有効な手段である事は、経済産業省からも促されており、現在、多くの自治体がコンビニと連携しその地域に合わせた協働事業を取り組んでいます。すでに静岡県では、コンビニと包括提携を結び、災害協定や地元の食材を使った商品開発、県政の情報発信など住民サービスの向上に努めています。
 コンビニについては、私もその仕事に携わっている経緯もあり、コンビニと言うだけで、自分の仕事への利益誘導と誤解される方がでるかもしれません。聞いてもらえばわかると思いますが、そのような意味での取り上げではありません。 議員ではありますが、その業界の事が分かっているからこそ、市民生活の利便性を向上させるいい方向に進める為の発言ができる事もあると思い取り上げたことです。
あくまでも時代の流れの中での環境変化はおこっており、客観的にとらえての発言でもあります。

 誤解が生じない様、慎重に質問は進めるつもりですが、何を言っても良く言われない事はあるかもしれません。
信念を持って質問をするつもりですので、しっかり私の意見を理解してもらえればありがたいです。
受付番号の7の通り、ラッキーセブンになるように頑張ります。

広域合併が進む中で、

 昨年11月に、富士川町と合併し新富士市になりましたが、地方分権が進む中では、権限と財政的基盤を確保する為には更なる広域行政圏の拡充や広域合併に向けた環境整備の推進は急務の課題でもあります。

 

 市長は3選目を目指す中では富士山中心主義を全面にだした公約を発表しました。その中には段階的ではありますが新たな広域合併として富士宮市を視野に入れて進めていくとし、その先には、政令市、道州制を見据えた中での岳南広域都市、環富士山都市への考えを示しました。しかしながら、地域形成を進めていく上では、様々な問題もあり時間は掛かるものと考えられます。私は、必ずしもまちが大きくなる事が第一に考えなければいけないかと言うとちょっと疑問もあります。というのも私の住む東部地域においては、地理的、地形的な条件もあり社会資本の整備が立ち遅れています。富士川と合併した西部地域、今後、富士宮と合併が進む北部と脚光が浴びる中、その間ますます富士市の東部地域の発展は進みにくくなるのではないかと危惧してます。都市規模を大きくする事は確かに大事なことであると思いますが、社会整備が遅れている、東部地域を始めとするその他の地域をどうするかは合併を進める中では、しっかりと考えてほしいと思います。
 また、合併に際しても、今まで沼津との合併の話が進まない状況がありましたが、まちは、やはり鉄道に沿って広がるべきでその意味でも富士宮ありきではなく、東海道線で繋がる沼津も含めた中での広域合併も考えるべきであるとは思っています。
 夜中にセブンイレブンに行き、19日の零時に解禁になったボジョレーヌーボーを買い求め初物としてのワインを飲みながら、富士市の広域合併についてふと考えてしまいました。

 ちなみに今年のボジョレーヌーボは為替相場の変動によりいつもの年より割安で購入できます。またいつもの通り、良い出来のワインであるそうですが、去年に比べどうかというと実際の処わかりません。
 19日正午が一般質問の締切りです。余裕がない日々が続いているのですが、なんとか質問通告はするつもりです。

広告掲載事業

最近、富士市のホームページをご覧になられた方はいますか?
何か気がついた事はありませんか?

ウェブサイトへの民間公告が掲載され始めています。
他の自治体のウェブサイトでもここ数年急に広告掲載が増え始めました。
富士市も市の資産に民間企業の広告を掲載する事により、市の新たな財源の確保し市民サービスの向上や地域経済の活性化を図る事を目的として本年度から、広告掲載事業を始めています。市のウェブサイトへのバナー広告もその一つです
現在の富士市のウェブサイトへの1カ月の平均アクセス数は100,000件で、富士山カメラの1カ月の平均アクセス数が34.000件だそうです。
広告掲載料は1カ月1万円で、トップページに17枠、富士山ライブカメラに10枠あります。それだけでも年間、324万円の収入があります。
自治体の広告掲載には、財源確保に加え、地域振興といった側面もありますが、掲載企業側も自治体への広告掲載はイメージアップに繋がり反応はよいとしています。今後、その他の市の広報印刷物に対しても、広告掲載がされていくと思いますが、景気が後退している中では、行政も財政状況もますます厳しくなる事は間違いありません。
 今、行政も商業的感覚が求められており、稼ぐ時代になってきています。

男女共同参画都市宣言・富士市

 富士市は今年の9月に議会議決を経て、性別に関わりなく誰もが個性と能力を発揮し、心豊かに生きるまちを目指して男女共同参画都市宣言となりました。その記念式典が開催され、多くの関係者が集まる中で宣言文が群読されました。

男女共同参画社会とは男女共同参画社会基本法第2条で、「男女が、社会な対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受する事ができ、かつ、共に責任を担うべき社会」としています。その基本法が制定されて10年目に多くの自治体においても宣言されている男女共同参画都市宣言が富士市においても宣言されました。

       男女共同参画都市宣言
雄大な富士山のもと
世界につながる駿河の海をのぞみ
未来に向かって流れる富士川とともに
さまざまな歴史と伝統を織りまぜ、発展していく富士市
このまちで生活するわたしたちは
心豊かに、自分らしく生きるために
ここに「男女共同参画都市」を宣言します。
一、 女(ひと)と男(ひと)が、おたがいに認め合い、共に責任を分ちあいます。
一、 女(ひと)と男(ひと)が、家庭でも、地域でも、仕事でも協力しあい、共に明るい未来をつくります。
一、 女(ひと)と男(ひと)があるゆる人と支え合い、共に生きる安全で安心なまちをつくります。
一、 女(ひと)と男(ひと)が、個性と能力を発揮しあい、共に夢や目標に向かって努力します。
平成21年9月9日                    富士市

(すべての条文に「女(ひと)と男(ひと)」「共に」という男女共同参画を意味する共通のキーワードが入っています)

また、記念講演では、私の青春時代にラジオパーソナリティでレモンちゃんと呼ばれていた、作家の落合恵子さんが「いま、共生の時〜女(ひと)と男(ひと)が共に生きる社会〜」と題して、すべての差別の無い、優しく緩やかにになれる社会、柔らかく手を握り合って生きていく社会にしていく為に、あなたがあなたで生きていく事をまるで舞台を見ているかのような素晴らしい講演をしてくれました。

タスクフォース的な組織とは?


 
 私が所属する会派、市民クラブでは、予てから会派で集まり、分野別に要望書を作成していたのですが、30日の午後1時に市長室に行き、「平成22年度重要施策に対する要望書」を市長へ提出いたしました。

これは、現在、次年度の予算組が始まっている中では、私達会派の要望を厳しい経済環境は踏まえながらも、よりきめ細やかな財政運営を求める共に、大きく9つの分野に分け、予算編成に組み込んで頂けるよう要望致しました。

しかしながら、昨年よりの世界的な経済不況は市民生活にも深刻に表れ始めている状況であり、次年度収入見込みにおいても、市民税の大幅減収を始め自主財源の低迷が予想され財政運営は一段の厳しさが強いられると思われ、要望がすべて通ると言う事は難しい事かもしれません。
今回の重要施策の中で、タスクフォース的な組織整備と言うくだりがあるのですが、会派でも、タスクフォースとはどの様な意味なのかと言う話が出ました。タスクフォースとは機動部隊(特殊任務をもった特別編成の部隊)という軍隊用語で、もともとの意味は、任務(タスク)のために特別に、もしくは新たに編成された部隊のことです。これから転じて軍隊に限らず、具体的な特定の目的のために一時的に編成される部局や組織を指すのが広義でのとらえ方になっています。また、タスクフォースとは、広く一般の組織に関しても使われるようになった名称でプロジェクト・チームとも言います。
 要望書で私達が引用したタスクフォース的組織の意味としては、縦割り行政のひずみの解消であり、横断的組織を編成するべきである事を求めています。現在の多様化する環境では、部を超えて複数化にまたがるケースが増えているが、一つの部署では対応しきれない状況でありながらも、縦割りによる問題の為に進みにくいとし、窓口の一元化をする組織整備が必要であるとしています。ただ、聞き慣れない言葉である為に、市民には分かりづらい部分もあり、何でも横文字にするのではなく、誰でも分かる言葉に変えたらどうだと言う意見もありました。確かに新しい言葉が次々に出てきており、理解するのも大変な状況でもあります。
いずれにしても、要望書は市長に提出しました。要望がどの様に取り組まれていくかは今後、検証していかなければならない事でもあります。

文化とは・・・

“はばたく静岡国文祭”と街のあちらこちらにのぼりが掲げられており、国文祭のムードを盛り上げています。吉原の商店街でもイベントがあり、通りかかると準備の真っ最中でした。


国文祭とコラボしているヨシワラ・パフォーマンス・オブ・ドーリムズが開催されるのですが、残念ながら他の用事があったのでイベント自体には顔を出せませんでした。でも、若い人たちが集まり何かをやる事は素晴らしい事だと思います。やはり、若者がまちをつくっていかなければなりません。
 地域においても国文祭と連携した中で、文化祭が開催されており、私も須津地区文化祭に参加してきました。ステージで行われていた、手品は、私の地域では有名なマジシャン、当間林昭さんがオープニングで披露をしていました。日本奇術連盟に加入している当間さんは、洋品店を経営する傍ら、あちらこちらでマジックショーを行っており、地域のイベントでは無くてはならない方でもあります。

ステージを見ていると、いきなり指名され、手品の手伝いをさせられてしまいました。プログラムがぎっしり詰まっているようで時間もあまりなく大がかりの手品はありませんでしたが、見ている人は拍手喝さいでした。

会場では、お茶を出していたり、紙芝居を見せたり、多くの展示もありましたが、今年は覚せい剤の撲滅運動や国文祭の特別企画として地元の企業の愛峰産業さんの紙バンド体験コーナーが開設されていました。

 文化とは何かと言われると美術、芸術、音楽、演劇、食等色々な物によって成り立っている思いますが、その他にも、産業もそうですが、地域によっての歴史や伝統、環境から成り立つ風土も文化であり、幅広くなかなか定義しづらい事ではあると思います。しかしながら、住んでいたいまちには、文化というものは大切な要素でもあります。
 富士市はあまり文化都市とは言われないのですが、国文祭によって、新たな文化の創造や色々な分野の方や年齢に関係なく、其々が心豊かなコミュニュケーションがとれるような文化が香る富士市になるきっかけとなればいいなと感じています。
 
 関連している事ではないかもしれませんが、公設民営であった私立静岡文化芸術大学が来年より県立大学になります。県でも若い人の文化芸術を育てる事に力を入れ始めているようです。