任期満了に伴う富士市長選が13日告示、20日選挙でいよいよ火蓋が切られました。
立候補者は現職の鈴木尚氏と新人の杉田保雄氏の2氏でありますが、つい先日までは、無投票であると思われた中での市長選挙となりました。
正直、ただでさえ暮れの忙しい時なのに、選挙なんかと思う方も多いと思っています。また、今年は県知事選、衆議院選挙、参議院補選選挙と3回の選挙が行われており、4回目の選挙と言う事にはもういいやと言う感じもあります。私の周りには、「どうせ現職が勝つのでしょ。景気が悪いのに税金の無駄使いじゃないの。いい迷惑よ」と言う人もいます。
26万都市で2回続けて無投票は市民にとっては、市政運営が見えにくいものとしてしまう恐れがある為に、今回の選挙は、選挙においてしっかり市民に情報提供をする事については重要な意義があります。しかしながら、選挙に費やされるお金の事に関しては、無投票になれば選挙費はゼロにはなりませんが、選挙となれば、当初予算計上でみると7000万近いお金が掛かるとされています。なんでそんなにお金が掛かるのと言われますが、その費用の半分近くは、投票準備や開票作業に携わる市の職員の時間外作業の人件費に費やされていると事です。
選挙になった以上、しっかりと公約を聞き、これからの4年間本当にその人に託していいか自分の目で、耳で判断し、面倒くさいとか、どうせ行っても同じとは思わずに、必ず投票に行かなければ、自分達のお金を使って行われている選挙が本当に無駄になってしまうと思ってください。この選挙で使われるお金が無駄かどうかは、選ればれた市長が4年間でしっかり答えを出してくれると信じて20日の投票率が良い事を期待したいと思っています。また、私も議員としての立場が今後あるとしたならしっかり費用対効果は検証したいと思っています。
景気の悪い状況であるからこそ、しっかりとした、市政のかじ取りが求められています。
ぜひ、選挙にはいきましょう!