学ぶべき文章。

来年の4月に8%消費増税が決まり、財政再建に向けて一歩を踏み出しましたが、今後の景気後退の不安は募ります。そのような中で、ある会社の社員ミーティングにお邪魔させて頂いた時の資料に私にとっても、とても勉強になる文章がありましたので掲載します。

      「これが真実!普通の社員」
1、 変われないのではない。変わる気がないのだ。
2、 出来ないのではない。やらないだけだ。
3、 会社が悪いのではない。あなたがダメなのだ。
4、 うまくいかないのではない。うまく行く方法を実践していないだけだ。
5、 成果はでるものではない。出すものだ。
6、 行動力がないのではない。すぐやらないだけだ。
7、 意欲がないのではない。夢やロマンがないのだ。
8、 給与が安いのではない。安い仕事しかしないからだ。
9、 仕事がつまらないのではない。面白くないだけだ。
10、 人が力を貸してくれないのではない。人を活用できないからだ。
11、 目標が達成出来なのではない。戦略がないのだ。
12、 部下がついてこないのではない。あなたに魅力がないのだ。
13、 戦略がないのではない。勉強しないだけだ。
14、 仕事におわれているのではない。追いかけるだけだ。
15、 知恵がないのでない。生み出す工夫をしないだけだ。
16、 自分は弱いので無い。強くする努力をしないだけだ。
1つ1つの文章に思い当たる点があります。
この文章の出所を確認すると、セブン−イレブン・ジャパンの前の山口社長からだそうです。
厳しい時代だからこそ、普通の社員では生き残れない事を教えてくれています。
今の時代、一生懸命は当たり前で、それにプラスして必死にならなければダメだとも書いてありました。
議員としても学ぶべき事はあります。

10月3日から議会再開です。必死で取り組みます。

富士に石炭火力発電所の計画

お盆に入る前の会派会議が開催されましたが、会派会議終了後の話題は、7日の朝日新聞、日経新聞の一面を飾った突然の富士市への火力発電所建設のニュースの事でした。

朝日新聞には「中部電、首都圏で売電 新電力買収 地域越え競争へ」
日経新聞には「中部電、新電力を買収 三菱系首都圏で越境販売」
の見出しが目に飛び込んできます。

どちらの内容も中部電力が三菱商事子会社で電力小売事業者のダイヤモンドパワーを買収し、今年の10月から東京電力管内の企業向けの電力販売に乗り出すとし、株式取得と共に東電管内の静岡県富士市にある日本製紙の工場内に石炭火力発電所を新設する。総事業費は250億程度で出力は11万kw、3年後2016年の稼働を目指すとしています。
以前より水面下では日本製紙の跡地利用として火力発電の噂はありましたが、現実的な話として表面化しました。

更に詳しい内容として、静岡新聞の夕刊には「富士に石炭火力発電所 日本製紙工場に建設」の見出しの後には、中部電力が日本製紙、三菱商事と共同で建設する火力発電所は昨年9月で生産を停止した富士市今井の日本製紙富士工場鈴川事業所に計画されている。稼働開始は3年後の予定、稼働すれば県内唯一の火力発電施設となる、市と近く正式発表する。としています。
石炭火力の環境負荷はどの程度かは気になりますが、今後は環境アセスも含め、地域住民への説明もあると思われます。個人的な意見としては、様々な経緯はありますが、原発(東電)に依存しないまちになる為にもエネルギーの地産地消(火力発電等)は必要な施策であると思っています。また、火力発電所建設は民間で行う事でありますが、しっかりとした住民理解を進めることを前提に、エネルギー対策としても、田子の浦港の有効利用を考えても市、経済界としても前向きに取り組む価値のある事であると思っています。
 でも、突然の富士市の真夏のビッグニュースに驚いています。
新聞だけの情報ですので、今後の市や商工会議所等の対応は気になる所です。

*8日の朝刊には、市長、商工会議所、市連合町内会長の話が掲載されています。

JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」

東京駅には良く行く機会があるのですが、駅近にあるなかなか寄れなかった場所として、今年の3月21日にオープンした東京駅丸の内にあるJPタワーがありましたので行ってきました。

JPタワー内には昭和モダニズムの名建築である東京中央郵便局の姿を残しながらの商業施設「KITTE(キッテ)」があり大変なにぎわいを見せています。
それとは別に大きな話題を呼んでいるJPタワー内旧東京中央郵便局舎2・3階に、日本郵便と東京大学総合研究博物館による産学協働のJPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」(IMT)があります。

展示されているのは東京大学開校以来135年に渡る学術標本コレクションの数々であり、とくにミンククジラ、キリン、オキゴンドウ、アカシカ、アシカの現生動物、さらには幻の絶滅巨鳥エピオルニスなどの大型骨格については、常設展示されている事には驚かされます。残念ながら展示物は写真は撮れませんが圧巻です。また、現代における学術研究の成果や芸術表現をそれらと組み合わせながら随時特別展示やイベントとして公開されているそうです。
東京駅からも直結した便利な立地にあり、充実の展示内容でありながら入場料は無料には、え〜いいの!!」って感じになりますが、社会貢献事業として、多くの人々に知的な刺激を与える情報発信を目指す新たなミュージアムだそうです。(素晴らしいです)
一度は行ってみる価値ありの場所でもあります。
ぜひ行ってみてください!!
開館時間:11:00〜18:00木金は20:00まで
休館日:月曜日
です。
また、JPタワーには空中庭園があり、東京駅が見える場所として、新たなデートスポットでもあると感じます。

「あさひ・いのちの森」での「ほたる祭り」開催中!!

田子の浦港に面した旭化成[株]富士支社で防災及び地域振興についての考え方を総務部長さんから聞く機会がありました。旭化成富士支社さんには現在1400人の方が働いています。富士市にとっては重要な会社の1つでありますので企業活動や企業防災について貴重な意見は大変勉強になりました。

その説明の際に企業の社会的責任としての地域に根付いたCSR活動の一環の環境地域活動として、ちょうど5月30日〜6月1日まで支社内にある『あさひ・いのちの森』で、「旭化成ホタルまつり」を開催している事を聞きましたので、「あさひ・いのちの森」を見学させて頂きました。「あさひ・いのちの森」内の1万㎡敷地に植樹祭が行われ、2万本に及ぶ地域固有の苗木が植えられているそうです。

開催しているホタル祭りは、森の中にあるビオトープで育ったホタルを市民の皆様にご鑑賞いただくために毎年開いているもので、昨年は3日間で約4000人もの多くの方々に楽しんだそうです。私の見学は昼間でしたのでホタルは見る事ができませんでしたが、蛍が飛び交う川のせせらぎや田植えの様子を見る事ができました。また、富士自然観察会の山田先生や中山先生達も見学に来ており、偶然にもお会いすることもできました。

今年は残念ながら、初日の30日雨の為中止となったようですが天候が回復すれば19時30分から21時までゲンジボタルやヘイケボタルが鑑賞できます。
「あさひ・いのちの森」とホタル再生については地元企業の活動ですが今回初めて知りました。

他の地域の企業視察も重要ですが、地元の企業の事をもっと知らなければと痛切に感じます。

税制改正の主なポイントとスケジュール

総選挙後、政権がやっと落ち着き始めた中で、大変気になる税制改正についてのポイントとスケジュールを高校の先輩にあたる佐野税理士さんに説明を受けました。

平成25年度税制改正は衆議院を通過し、おそらく参議院でも可決されると思っていますが、税制改正では、安倍内閣が最優先課題とする経済再生と、来年4月に第一段階の税率引き上げが予定される消費税増税に向けた対策を重視した内容で、企業の設備投資を促進するための新たな税制の創設や住宅ローン減税を大幅に拡充するなど、企業の成長を後押しする一方、家計の負担に十分配慮した措置が盛り込まれているとしています。
主な、税制改正事項の運用スケージュールとして
企業関係—雇用喚起の減税などで企業を支援
中小企業交際費800万円(今までは600万円の90%)まで全額損金算入は平成25年4月より平成26年3月末
給与を増加させた場合の減税制度平成25年4月から平成28年3月末
商業・サービス業等投資減税制度平成25年4月から平成27年3月末
事業承継税制の要件緩和等平成27年1月から
個人所得関係—住宅ローン減税拡充で個人に配慮
所得税の最高税率の引き上げ(4000万円超45%)平成27年1月から
住宅ローン減税の延長と拡充平成26年から延長拡充平成29年12月末
相続贈与関係—相続税の基礎控除4割縮小
相続税の基礎控除引き下げ・税率構造の見直し平成27年1月から
贈与税の成立構造等の見直し平成27年1月から
教育資金1500万円一括贈与の非課税平成25年4月から平成27年12月末(民主党政権では謳われていませんでした)
その他−印紙税率引き下げで負担軽減
金銭受け取り書の印紙税非課税記載金額の引き上げなど平成26年4月から
消費税の引き上げ平成26年4月8%平成27年10月から10%に引き上げ
との説明がありました。
詳しい詳細HP上での税制改正大綱を確認してください。
平成25 年度税制改正においては、従来型の発想にとらわれず、民間投資や雇用を喚起し持続的成長を可能とする成長戦略に基づく、政策税制措置をこれまでになく大胆に講じているそうです。

また、税務調査の進め方も変わったそうですので気になる方は、税理士さんに確認してください。

富士市就労総合支援センターオープン!!

富士市就労総合支援センターが3月25日よりオープンしました。
これにより、求職者、子育て世代及び若年層への就労・生活支援、福祉相談などを総合的にワンストップで行われるようになります。

場所は、フィランセ東館1階ホールで、ハローワーク富士がマザーズコーナーでの職業紹介等や社会福祉協議会で生活相談等、市福祉相談室で福祉相談、fきゃるでは若年者就労相談があります。
(お子さんを遊ばせながら、職業検索ができます)

また、fきゃるさんでは、ラホールで行っていた就労支援以外のキャリア教育の支援も進めて貰う訳ですが、ぜひとも教育委員会は、キャリア教育の窓口でもありますので就労支援センターについての認識もしっかりと持って頂きたいと感じます。(連携を取って頂きたいと思います)

政権が変わり経済情勢が変わりつつありますが、以前雇用状況は厳しいものがあります。富士市においても最新の有効求人倍率は、0,65倍であり県全体を下回っている状況でもあります。
いずれにしても、都市活力再生が求められていますので、センターが開設された事により、富士市の雇用促進がされることに期待します。

医療関連分野の総合特区

静岡がん会議2012
テーマ:医療関連分野の総合特区によるイノベーションの推進
に参加してきました。これは、医療を対象とする総合特区関係者が一堂に会し情報を共有し交流を図る事により、総合特区同士が相互に連携した中でより大きな成果を上げることを目的として開催されました。

静岡がんセンター研究所でのプログラムは盛りだくさんのメニューで大変勉強になりました。でも、あまりのボリュウムの多さにはびっくりです。
(会場のがんセンター)(川勝知事及びモンゴルの副大統領挨拶)

プログラム:
開会あいさつ   川勝平太静岡県知事
実行委員長挨拶  山口健県立がんセンター総長
基調講演1    総合特区について
         辻本崇紀(内閣官房地域活性化統合事務局参事官補佐9
基調講演2    経済産業省における医療機器産業政策について
         覚道崇文(経済産業省商務情報政策局医療福祉産業室長)
セッション1   
地域医療の充実強化、健康づくりに向けた取り組みについて
講演1      柏の葉キャンパス「公民学連携による自立した都市経営」特区
         飯島勝矢(東京大学高齢社会総合研究機構准教授)
講演2      「尾道地域医療連携推進特区」の取り組み
         金光義雅(広島県総務局総合特区計画プロジェクトチーム担当課長)
講演3      かがわ医療福祉総合特区
         塩田広宣(香川県健康福祉部医務国保課副主幹)
講演4      「先導的な地域医療の活性化(ライフイノベーション)総合特区」
         東條正芳(徳島県病院局総務課総合メディカルゾーン推進担当室長
講演5      健幸長寿社会に創造するスマートウエルネスシティ総合特区
         福林孝之[株つくばウエルネスリサーチ取締役推進部長]
総合討論
セッションⅡ
医薬品・医療機器・先端医療技術の創出に向けたと陸にについて
講演1      つくば特区における次世代がん治療の開発実用化への取り組み
         熊田博明(筑波大学医学医療系准教授)
講演2      低侵襲注射針を搭載した簡易微量採決機器の開発と今後の展望
         下田正文[株DNAチップ研究所事業企画顧問]
講演3      関西イノベーション国際戦略総合特区の取り組みについて
         新性健次(大阪府商工労働部バイオ振興課長補佐)
講演4      ふじのくに先端医療総合特区
         小櫻充久(静岡県経済産業部商工業局新産業集積課長)
講演5      東九州メディカルバレー構想特区の取り組みについて
         田中保通(宮崎県商工観光労働部工業支援課長)
講演6     「みえライフイノベーション総合特区」について
        高村康(三重県健康福祉部薬務感染症対策課副参事)
総合討論
閉会挨拶
1つ1つが勉強になりましたので、機会があれば少しづつ掲載できれば・・・・・と思っています。

どうなるマーケット、シェールガス革命で何が起きる??

政権が変わり、株式市場は大きな変化を見せています。
ただ、まだ何もやっていないのに活況を呈し始めたマーケットはどうなると思っていた矢先、野村証券沼津支店支店長の日比野勇次氏の話を聞く機会がありました。

政権が変わった中での変化として
*全国の3分の1の地価が上昇(2・27日経新聞)
「全国の51地区が3カ月前に比べて上昇また、下落地区は25地区と4地区減った」
*四季報が在庫切れ(2・14Bloomuberg)
「四季報(東洋経済刊)が在庫切れ。非公式ながら前回在庫より50%増刷の模様」
*企業収益復活の足音(2・26日経新聞)
「来期6割増益説(モルガンスタンレー超強気レポート、主要製造業30社営業利益+2兆円(今の為替続けば)」
と各メディアで報道されています。

今後の大きな期待感の中には金融資本は「シェールガス」ブームに沸いているそうです。掘削技術の飛躍的な進歩により従来掘り出せなかった百岩層から大量の原油や天然ガスが取り出せるようになったことで大きな変化もたらされるからです。
それによる「シェール革命で何が起きる?」については
*2017年までにサウジアラビアを抜いて米国が世界一産油国に
*2035年に米国はエネルギー自給が可能になる
*オバマ大統領就任当初の「グリーンニューディール政策」からの転換
*「100年間天然ガスの供給が持続され、10年代末までに60万人の雇用を生む」
とされており、それにより今までの
*米国貿易赤字の60%がエネルギーの輸入による
*ペルシャ湾の2隻の空母を始め。9.11以降米国は3兆ドルの戦費を費やす
*米国民は中東から1バレルの原油輸入に50ドルものコスト負担をしている計算

が解消され
*安価なエネルギーを利用して米国製造業が国内に回帰を始める。
米国は輸入国から輸出国に転じ、資源大国ロシアやアラブ諸国の地位は低下し、国際政治のパワーバランスは大幅に変化することは考えれます。
としています。
また、原発停止で高い電気料金にあえいでいる日本においてもシェールガスは救世主になりえるかもしれません。
証券会社の支店長として、期待的、希望的な観測からしても、今後、アベノミクスの影響が現れ、本格的なマーケットの浮揚は続く事は考えられ更に証券会社とのおつきあいをよろしくとの事でした。(チャンチャン)

毘沙門天祭での「ダルマの粋な買い方」

毘沙門さんに中日である日曜にダルマを買いに行ったのですが、先日ある会合で、毘沙門さんでの「ダルマの粋な買い方」の話を聞いたことを思い出しました。

その時の話では、毘沙門さんでのダルマは縁起ものですから値切って買うのは当たり前ですが、その値切った分をご祝儀としてやるのが粋な買い方で福が増すとと聞きました。
今年もいつも買い求めている地元の杉山ダルマに4号、5号ダルマを買いに立ち寄りました。

「お客さん、地元の杉山ダルマだよ、買っていってよ」
「いつも買ってるよ、4号、5号見せて貰える」
「はい、良い顔のやつね」
「いくら?」
「もう、お客さん毎年買ってくれてるから値段は分かっているよね、駆け引きなしで4号5800円、5号4800円で10600円でどう?」
「ふ〜ん、じゃあ区切りのいいところで10000円にして」
「ぴったりって言われると思ったよ。でもね、今はあまりまけないんだよね、う〜ん・・・・」
ここで、粋な買い方を思い出しました。
「わかっているよ、」
と目配せをすると
「そうだよね、じゃあポッキリで」
話がまとまりましたので、すぐにご祝儀でまけてくれた分を戻しました。
「お客さん分っているね、ありがとうございます。これでシャンシャンだよ。来年もきてね」
と満面の笑みでダルマを袋に入れてくれました。
縁起物だから値切って買いたいけど、あまり駆け引きをしても嫌な思いをしそうだしと思っていたのですが、粋な買い方は相手にも喜んでもらえる、商売繁盛の毘沙門天祭のだるま市だからこそ双方が喜ぶ買い方であるという事を実感してきました。
普通の買い物ではこんな買い方ってあまりないですけど、会話が無くなって来たバーチャルなネット販売が多くなりつつある現代においては、もしかしたらこういう商売(粋な買い方)って大事な事なのかも・・と思いました。
毘沙門さんでダルマの粋な買い方をしてみたらいかがでしょうか。

より縁起が増すと言われていますので・・・
*ちなみに、昨年は4号、5号ダルマを10700円で購入しました。ですから結果的には去年より安く買っています。

キタイに応えタイ。がんばりタイ、良くしタイ!!!

イエステーションとは全国展開している不動産売買専門のフランチャイズチェーンですが、イエステーション富士店が富士宮の小泉に1月19日にグランドオープンしました。

イエステーションは現在、全国に100店舗近くがFC展開されており、店舗の運営はそれぞれ地域専門の地元不動産会社が行っています。イエステーション富士店は富士・富士宮地域のFCとしてデグチホームさんが加盟しました。
ちょうどうデグチホームさんの新年会が開催される前に、レセプションが行われており、以前にも書きましたが出口社長は中学の先輩でもありますので参加させて頂きました。デグチホームさんの新規事業として昨年の12月に契約し1月にはオープンしてしまうという出口社長のスピード感は経営者として見習いたい事でもあります。

来賓で望月衆議院議員始めとして、多くの方が集まって盛大に開催されたレセプションでしたが、ただ、外の開催でもあり、とても寒かったです。挨拶を聞いて分ったのですが、看板に書かれているのは金魚ではなく、タイだそうです。名前は「かなえ」ちゃん「かなえタイ」だそうです。不動産の売買、仲介のプロショップとして、
売りタイ!買いタイ!夢を叶えタイ!
だそうで、ついでにあなたの期タイに応えタイだそうです。タイだらけです。

生活をしていく上での住環境の整備は大切な事でもあります。景気が上向き、来年には消費税が上がる事が予想されていますので不動産関係は駆け込みの需要が多くなることが予想されます。これから忙しくなるのではないのでしょうか・・・
その後新年会が開催されましたが、残念ながらボーイスカウトの新年会もありましたので、挨拶をさせて頂き失礼してしまいましたが、富士市においても税収が心配されています、民間企業としてのますますの発展を期待しています。

私もイエステーションさんのモットーを見習い、
議員として
「皆の期タイに、応えタイ、がんばりタイ、富士市をもっと良くしタイ!!!」です。

そんな気持ちでボーイスカウトの新年会に参加する前に三日市のお浅間さんに手を合わせてきました。

安倍経済対策への期待と不安

安倍経済対策20兆超と報道されていました。
安倍政権では緊急経済対策で60万人の雇用を生み出すとしています。
緊急経済対策の3つの重点分野は・・

1、 復興・防災対策       5,5兆円
2、 成長による富の創出    12,3兆円
3、 暮らしの安心と地域活性化  2,1兆円
総額           20,2兆円等
(このうち国の財政支出10,3兆円)
この規模はリーマンショックでの緊急対応以来最大の規模であります。ポイントは10,3兆円これは真水で新たに使えるお金あるという事です。このうち半分は財政投資、公共投資に使われる事で、公共投資での経済効果は即効性があると言われています。自民党の国土強靭化と言う案では今後10年で200兆円投入。ただ、財源の問題として債権の発行いずれにしても国債が発行される事による、いわゆる借金の増加が進んでいった時どのように成ってしまうのか、ある意味これがアベノミクスでの将来への大きな不安でもあります。ただ、成長戦略で行く場合の効果は3年〜4年先であるという事を考えれば、公共投資での即効性が今の現状では評価できる事でもあると思っています
実際、「コンクリートから人へ。から、コンクリートは人を守る」とある建設会社の社長さんは言っていましたので公共投資での仕事が増える期待感は大きいようです。。(ただ、無駄な公共投資はしっかりとチェックはしてほしい事であります)
今年の相場予想では年末には1万2千円とういう話もあります。
新税制と来年に4月に8%翌年10月に10%と引きあげられるとされる消費税は経済状況が改善されなければ、消費が落ち込み更なるデフレが進む恐れがあります。消費税引き上げの本来の目的とする社会保障へしっかりと転換出来るようになることは望みますが・・・不安はあります。

でも、前政権と違い、経済対策についてのスピード感は当面は期待をもって安倍政権を見守りたいと思っています。

経済状況は良くなるのでしょうか?!

今年初めの大発会での株価は昨年の高値を大幅に更新して、一時10743円まで上がり、その後10688円で落ち着きました。それでも昨年の最高値よりも292円上がっています。その上、円相場も88円まで下落してきています。マーケットを見る限りでは、今年はデフレ脱却の要因としての株高、円安傾向が進むのかもと言う期待感は募ります。

また、マグロの初セリにおいて、222キロの青森県大間産クロマグロが1億5540万円で、昨年同様すしチェーン店のすしざんまいさんが競り落としました。それも、昨年付けた最高値の3倍近い価格に市場関係者も仰天です。景気の良い話ではありますが、一方で「度を越している」との声も囁かれたようです。落札した寿司ざんまいさんでは222キロのうち頭やひれ、骨などを除いた食用部分で原価計算すると1貫当たり4万〜5万円。これを赤身1貫134円、中トロ313円、大トロ418円の通常価格で販売するそうです。全国49店舗で、計約1万貫(1人1貫限定)を提供しているそうですが、一体どんな味なのでしょうか・・・値段を聞けば、お寿司を食べると言うより、お金を食べていると言う感じではないのでしょうか・・・と思ってしまいます。
いずれにしても、期待感や景気の良い話はありますが、実体経済が伴わない中での話は不安でもあります。安倍政権は経済再生の旗の下で7日から本格的な動きがはじまります。2013年度の予算案の編成や税制改正の作業も大幅に遅れていますので、急ピッチで進めて貰いたい事であります。本年3月には金融円滑法の期限が終了すると多くの中小零細企業の倒産が噂されています。待ったなしの経済再生が求められています。
雰囲気だけで浮かれている場合ではないのかも知れません。(ただ、政権が変わり経済の雰囲気は明らかに変わってきている事は感じます。雰囲気を実体経済に反映してもらいたいです。)

春日製紙の工場視察研修。

言わずと知れた富士市はかみのまちでもあります。
かみのまちを考える会のお誘いで、議員8名と一緒に春日製紙工業株式会社の工場視察に行ってきました。
前にもブログで書いたかもしれませんが、春日製紙の創業者久保田春吉は私の実の御爺さんです。

私が小学校1年生の時に亡くなってしまいましたが、かわいがってもらった覚えがあります。小さな時は私の父も働いていたので、よく会社に言った覚えはありますし、学校でも会社見学に行ったことはありました。でもそれは、40年以上前の話でもあり、御爺さんが亡くなった後は、叔父が会社を引き継ぎ会社を発展させてきました。その叔父も亡くなってしまい今は、従妹が経営しています。叔父が元気だった時に工場を見せて貰った事がありましたが、改めて御爺さんが作った会社の今はどうなのかと思いながらの視察でもありました。

春日製紙は昭和5年に創業し、クラフトパルプ工場から、再生紙工場へ大きな返還を遂げ、家庭紙、特更紙、加工紙の分野に着手し、積極的に環境問題や古紙資源の有効利用を進めてきています。特に再生紙ロールの生産量は全国トップクラスでもあり、世界で初めての芯の無いトイレットペーパー「コア・ユース」は20年前に特許を取っています。

紙製造業はエネルギー多消費型産業でもあり、消費電力の70%はコージェネレーション方式ガスタービン発電によって自家発電もしています。またバイオマスボイラーや三相流動式生物処理装置、ニューセラミック製造装置様々な環境プラントもあります。

どの分野でもそうですが、利益を確保しながらも、価格競争等の熾烈な業界の状況での生き残りをかけて企業努力は必死でもあると思います。
あらためて工場視察をさせて貰いながら、中小企業ではあるものの、様々な努力は見てわかりますし、実際、堅調な実績も上げています。

今の会社の継続を進めて頂いている久保田会長をはじめ、従業員の皆様には改めて感謝申し上げたい気持ちになりました。
また、久保田会長とは従妹でもありますが、大変聡明な方であり、業界発展のためのリーダーとして力を発揮成される経営者でもあると思っています。。

「望年会」でありたい!!!

忘年会が続いており、忘年会の話が続きますが、
いわゆる一般的には、忘年会とは、年内の苦労を忘れるために年末に行われる 宴会であるとされていますが、富士市の某優良企業では、忘年会を「望年会」として毎年、盛大に開催しています。

望年会でありますので、希望を持った宴会に入る前に、今年1年の躍進の検証や来年以降の事業計画も宴会前にパワーポイントを使ってしっかりと報告発表され、さらに飛躍が示されます。

富士市においては大手製紙会社の縮小や海外への進出等々経済状況の悪化は将来不安は広がりつつあります。
税収や雇用の面からも、富士市の基幹産業として、今年もしっかりと業績を伸ばしている超優良企業である事は、まさに富士市にとっては感謝すべき企業でもあります。(冒頭、会社より市に寄付がありました)

会長の挨拶で、「景気が悪ければ、土地や建物が安くなったり、金利も下がりお金が借りやすくなり、逆に設備投資がしやすく、商売を伸ばすチャンスがある」とピンチはチャンスであるとしています。来年以降の設備投資の金額を聞いても、驚きますが、働いている人や関係企業の皆様はまさに希望がもてます。
会長は、「業界は、もはや競争の時代ではなく、協調の時代である」とも言っていましたが、今後とも富士市の産業界をけん引していってもらいたいと感じます。
その後、掛け持ちで、銀行の忘年会にも顔を出してきたのですが、「今の不況下において、お金は貸すほど余っています」と言っていました。

当たり前の事ですが、しっかりとした会社にはお金をたくさん借りて欲しいと言うのが本音のようです。
忘年会に連日参加していますが、どの忘年会においても望年会でありたいと感じます。

富士市技能表彰式でのちょっと気になったこと。

平成24年度の富士市技能者表彰が開催されましたので、地域の農協祭に顔を出した後、駆けつけました。本年度の表彰者は
富士市技能功労者に13種20名。
富士市優秀技能者に9種9名
です。受賞者の皆様おめでとうございます。

各々の表彰基準は
富士市技能功労者は
1、 市内に住所を有し、市内で職業に従事しているもの
2、 同一職種に30年以上従事しているので、11月1日現在、60歳以上のもの
3、 極めて優れた技能を有し他の技能者の模範と認められたもの
4、 引き続きその職種に従事するものであり、指導的な立場にあるもの
富士市優秀技能表彰者は
1, 1、3技能功労者と同じであり
2, 同一職種に20年以上従事している者であり、11月1日現在年齢40歳以上50歳未満のもの
5、 引き続き、その職種に従事し、更にその技能、技術の維持向上に務め活躍しているもの
としています。
ただ、今までの表彰経過を見ると気になる事があります。

平成9年より平成23年までの受賞者人数が掲載されていますが、技能功労者は多かった年では、35名、優秀表彰者は26名ありますが、本年度の受賞者数がどちらもの技能功労者20名、優秀技能者は9名と過去最低の人数であります。
たまたま該当者が少なかったのか、それとも、富士市における技能者が少なくなっているのか気になる所です。特に富士市優秀技能者は40歳から50歳までのこれからを担う技能者であり、各分野での後継者が少なくなっているのでは言う危惧も考えられます。
技能者の数に変化が生じ始めている事は、市民生活への不安を感じます。単なる今年だけの減少であってもらいたいと感じていますが、果たして来年以降はどうなるのでしょうか・・・・
表彰式に参加しながらちょっとした不安を覚えました。

しかしながらいずれにしても、
受賞者の皆様おめでとうございます。
改めて、表彰を受けられた皆様、長年に渡り、それぞれの分野で修練と想像に努められ、技術の向上進めらてきた事に敬意を表します。
これからも、健康に気を付け、各分野でのご活躍を祈念いたします。

富士山紙フェアで紙のまちを発信!!

紙のまち富士市を全国に発信!!
富士山紙フェアを開催
速報静岡新聞
富士山紙フェアでオリジナル号外新聞を作成してもらいました。
ふじさんメッセで開催していた富士山紙フェアは、多くの人で賑わっていますが、富士市ならではイベントであり参加してみて富士市にとって大変有意義なイベントであると感じます。

富士山紙フェアは実行委員会として富士商工会議所、市商工会、市、県紙業協会が地域活性化につなげる事を目的に企画し、来年が本開催である為に、市内の47企業、3団体が紙をテーマとしたイベントや展示、販売を本年度はプレイベントとして行っています。

富士市の基幹産業である紙も産業構造の変化により空洞化が進み始めているとはいえ、多くの展示ブースを回りながら、それぞれが努力した中での製品開発利用促進もなされており「紙のまち富士」として新たな紙産業を創出している事は伺えます。また、紙で作った美術作品の紙の魅力は驚きです。私の実家も製紙会社でありますので製紙産業には頑張ってもらいたいです。
紙フェアの会場では何度か紙業協会の井出会長を目にしました。

当然、主催者団体の会長として気になり会場回りをしていると思いますが、井出会長は私の高校及び青年会議所の先輩であり、今も異業種勉強会ではご一緒させて頂いていますので、会場で気軽に声を掛けさせて頂きました。いつも思うのですがとても70歳を過ぎているとは思えないほどのバイタリティ溢れる経営者です。行政に対しても適切な意見を頂けるのでとても勉強になります。業界のリーダーとして富士市の活性化を進める上では頼りになる方が協会の会長になられて事は心強い事であると思っています。
富士市も都市活力再生には力を入れています。
都市活力を進める上でも、基幹産業である紙について改めて富士市民に知って頂きながら、富士市から紙の魅力を発信する事は需要な事であると感じます。
(富士市から再生×世界へ最盛!!)

その意味でも大人から子供まで楽しめる富士山紙フェアは素晴らしいイベントであると感じました。

祝・浮島工業団地協同組合創立40周年!!

富士市の東部地域に位置する浮島工業団地協同組合が昭和47年9月に発足してからの創立40周年記念式典が盛大に開催されました。本来なら、昨年、40周年が予定されていましたが、東日本大震災の為、組合事業の自粛をした関係、本年の開催となった事が案内で説明されていました。

(杉山理事長の挨拶)

杉山理事長の挨拶でもありましたが、浮島工業団地協同組合には現在28社の企業に約1250名が働く工業団地でもあります。40年の間には、産業構造の変化や構造的に成り立たない産業や後継者問題での合併や廃業はありましたが、倒産は1社も無く、組合員が結束した中での、発展がなされてきました。組合としても社会貢献活動としての寄付やまた、地域においては、毎年夏に、納涼祭が開催されており、多くの地域住民が訪れ、地域貢献にも一役担っています。工業団地としての模範的な在り方を示している組合でもあります。

富士市は工業都市として栄えてきました。時代の変化の中で、製造業の空洞化が顕在化しており企業活動に陰りが見えてきています。富士市の大きな課題として、産業の活性化を進めた上での企業の継続的発展を支えた都市活力が求められています。その意味でも、堅実に富士市に貢献してきた浮島工業団地企業の存在は大きく、富士市の為にも今後の継続的な発展は求められています。
浮島工業団地は富士市の東部地域にあり沼川が流れ田園風景に囲まれた自然豊かな環境の良い場所ではありますが、地形的には軟弱地盤であったり、道路がせまく冠水箇所も多い所であり、災害時の心配もあります。企業活動として生き残るためにも、40年を迎えた今も、工業団地周辺のインフラ整備は進めなければいけない事もあります。しかしながら、多くの課題はあり、今までも情報インフラ整備として光ケーブルの接続や冠水箇所の解消等々要望事項を改善してきましたが、私は、今議会でも、東駿河湾環状道路西区間の事業着手に向けての要望をしています。広域的な交通基盤整備は、浮島工業団地の企業活動に対しても重要なことであると認識しており、何としても、事業化を決定させ、道路整備が進めさせられれば、東部地域の交通アクセスは飛躍的に向上し、企業の優位性が大幅に上がる事は考えられますので最重点課題として取り組んでいきたいと考えています。
(青年部会長から新たな目標が掲げられました)

組合としての40年の歩みに敬意を表しながら、次の50周年に向けて、地域と共にあらためて組合としての更なる発展を祈念いたします。

会派で「紙のまちを考える」

以前富士市の基幹産業でもある「紙のまち」を考えるシンポジウムが開催されました。
紙のまちの将来を考える上では有意義なシンポジウムであったと思います。
その際にパネラーとして参加していた春日製紙工業株式会社久保田会長の講演が議員でも大変勉強になったと言う意見もあり、会派で改めて久保田会長をお招きしての研修会及び意見交換会を開催する事になりました。

久保田会長からのレクチャーは、前回シンポジウムでの話を基に、主に製紙業界が生き残る提案を含めた内容でした。製紙産業自体は円高や少子化が進み黄昏に拍車がかかっているが、富士市においての製紙産業の優位性は十分にあるとし、その上でどうしたらいいかという事では、現在の岳南地域の製造業の弱みとして、東電管内にある事を指摘した上で、今後東電に依存した製紙業は突出して競争力がなくなる恐れがあるので、自前で電力供給ができるようこの地域への火力発電所設置を推進しなければならない必要性が訴えられました。その上で分散型エネルギーシステム活用研究会で提案されている大工場のコージェネレーションシステム導入しての地域新電力の取り組みや観光推進策として発電による廃熱エネルギーを利用して富士山のある街へ大型スパリゾートの建設を進めるべきであるという持論が述べられました。

また、意見交換会では、環境を考えた上でトイレットペーパーの再生紙の利用促進として、基幹産業としてパルプロールには環境税として5%の導入を富士市で考えてもいいのではないかと言う提案もありました。
会派での研修会ではありましたが、産業都市として構造変換が成されようとする中で、行政も企業も更なる連携を進めた上でのまちづくりは必要な事であると感じています
ちなみに春日製紙は私の祖父がつくった会社でもあり、久保田会長とは従妹に当たります。今後も個人的に意見交換は進めようと思います。

富士市の財政白書

私が所属する市民クラブで取り組んできた「富士市の財政白書(第1部)」が完成しました。
この財政白書は、富士市の昭58年度より平成22年度までの28年間の決算カードを基に分析されていますが、会派メンバー10名で分担し作成しました。

(第1部)となっているのは、財政白書に関して、会派では初めての試みとして取り組んできており今回はまず、第1ステップとして富士市の28年間の歳入、歳出に係る数値の推移と関連事業の概要等の市財政が流れをまとめてきており、今後、財政運営に関する決算評価にまで踏み込んだものを第2部としての取り組む事をを予定しています。
平成22年度までの財政白書ですが、本年度より不交付団体から交付団体になり、さらに財政についての厳しさは増しています。自分の住むまちの財政状況の分析については、しっかりと把握しなければ様々な施策も取り組めません。財政運営に関しては、議員もしっかりとしなければいけませんが、市民にも情報共有を図りながら今後の市の財政の在り方や方向性を検討しなければならない事でもあると思っています。
ただ、市民クラブがつくった富士市の財政白書(第1部)はあくまでも会派で作製したもので部数も限られています。
市民クラブのメンバーは所持していますが、興味のある方はお知らせください。

平成24年普通交付税の決定。

富士市は、財政が豊かなまちとして証としての不交付自治体でありましたが、平成24年の交付額の決定により、交付自治体へ12年ぶりに転落したことが報道されました。予想はされていた事ではありますが、富士市の近年の財政状況の厳しさが公に市民に示された形となりました。。

主な要因の一つは固定資産税の減収であり、前年度比7億6670万円減。一般住宅の経年劣化が進み、評価額が全体的に低くなった事もあります。もう一つは市民税、法人税の落ち込みで、基幹産業である製紙関係を始め、市内に拠点を置く企業の業績が振るわなかったことが響いているとしています。
平成24年度富士市の普通交付税は、10億3613万円
また、臨時財政対策債18億4029万。
普通交付税は、地方公共団体の財源の不均衡を調整し、どの地域に住む国民にも一定の行政サービスを提供できるよう財源を保障するために国から地方公共団体に交付されます。 しかし、国も厳しい財政状況から地方へ交付する普通交付税の総額を確保することが難しくなり、その総額を確保するため地方負担分を設け、その部分を各地方公共団体で借り入れをして確保する制度改正が行われています。この借入金が「臨時財政対策債」と呼ばれ、それぞれの地方公共団体が地方債(臨時財政対策債)を発行し負担することとされました。その上、普通交付税を計算する際、各地方公共団体の「基準財政需要額」からこの地方債を差し引くように改正されています。(実は、臨時財政対策債が曲者であります)
富士市はこれからますます厳しさが増すことが予想されます。
厳しい社会情勢の中で都市活力再生に力を入れ、地域経済振興を進め経済力を豊かにすることは勿論ですが、真に自立したまちづくりを推進するためには、更なる組織の見直し、給与等の適正化、外郭団体等の自立推進、事務事業の見直し、収納率の向上、使用料の見直し、民間企業との連携等を行い財源を確保する必要があります。また、当然、議会においても議会改革で取り組んでいますが、課題でもある議員の定数や報酬は適正であるか等の見直しは進めなければいけない事でもあります。
新聞報道されてから、関係団体や企業で「富士市のようにならないように・・」と言う挨拶や話を聞くと改めて、厳しい時代だからこそ、議員がしっかりしなければと感じます。

富士地域商工振興ビジョン、富士市の都市総合力は?

商工振興委員の会合が開催された際に、富士商工会議所が地域総合経済団体として作成した、将来ビジョンとして新たな産業都市を目指す基本戦略を提案する富士地域商工振興ビジョンについての説明がありました。

商工ビジョンの策定の目的としては、経済社会の大きな転換期にあたり、ボトムアップ方式により富士地域の商工業が目指すべき将来像とその実現の為の基本戦略、及び商工会議所が取り組むべき事項を整理するとしています。
商工ビジョンでは現状分析資料の中で、富士市の都市総合力のグラフが掲載されていますが、

全都市787市の中で
富士市の都市ランキングとしては218位
住みやす243位
成長力433位
民力135位
財政健全度59位
でした。
やはり成長力が悪い中での、財政健全度が高いのは何を意味しているのか一番気になる所です。現状で行けば、財政状況の悪化は必至です。ただ、この財政状況を維持して行く為にビジョンは必要な事でもあります。
振興ビジョンの目標としては、
「企業家精神と地域における連携で世界をリードする新しい産業都市へ!」
ビジョン(将来の像)「富士山とともに輝く ものづくり 未来都市」
その実現の為に3つの基本戦略と9つのイニシアチブが提案されています。
今後の10〜20年の長期的視点でのビジョン実現に向けて取り組んでいくそうです。富士市が生き残るためには、商工会議所においての取り組みは頼もしい限りです。
富士市としても都市活力再生は重点課題です。
行政としても商工会議所と更に連携を深めての都市活力再生は望まれます。

企業経営練成塾2012

商工会議所が行っている経営力向上事業に、「企業経営練成塾2012」が始まり、第1回講義が7月2日に開催されました。この研修会の本気で経営の変革を行おうとする経営者・後継者が集う経営者塾と言ううたい文句が目に入り、つい参加してしまいました。

平成21年度より開催されており、実は、昨年も参加申し込みをしたのですが都合がつかずほとんど出席できない状況であった為、今年こそはと思い再チャレンジをしました。今年は、「喜び、こだわり、創造力」をテーマに、法政大学大学院サテライトキャンパスと共催で講義1回と視察2回の3回シリーズでもあります。視察には、
7月12日 [株]埼玉種畜牧場サイボクハムー緑の牧場から食卓へー
8月6日 本多電子[株]—オープンテクノロジーの理念—
法政大学大学院サテライトキャンパス長の坂本教授がコーディネーターとして案内してくれます。時間の都合がつく限り参加できればと思っています。ただ、第1回目のモチベーションアップの法則の講義に参加してみて、参加者が若く、なんとなく自分の年を感じてしまいました。でも,幾つになっても学ぶと言う姿勢は必要であると思っています。
企業縮小、撤退、海外進出等富士市の未来を切り開いて行く為にも、坂本教授推薦の優良企業を視察し何かを感じてきたいです。
議員であっても経営的センスは重要な事であると思っています。

工業用水2部料金制導入。でも、新聞であれれ。

「かみのまち」富士市にとっての基幹産業である、製紙工場からの予てより懸案事項であった工業用水の実質的な値下げにも通じる料金制度の改定として2部料金制が4月より導入されました。

それにより、新聞報道でも、東駿河湾工業用水道の2か月分で3500万円の使用料負担が減額された事が報道されています。
大変喜ばしい事であると思っていますが、しかしながら、大手製紙工場の縮小等経営環境はさらに逼迫した状況は考えられ料金制度改定が成されるまでの時間はかかってしまった様な気はします。今回、東駿河湾工業用水は1立方メートル当たり16円だったものを、基本料金13円、使用料3円の2部料金制で、利用に基づいて試算されていた予想減額額は、約1億3000万円と言われていましたので、単純に計算すると3500万円を6倍すると2億1千万円となり予想より上回った減免額となります。
ちょっとした笑い話ですが、東駿河湾工業用水道は112の事業者が利用しており、某新聞の記事では単純計算で「1事業者当たりの年間負担軽減額は19万2300円」と掲載されていました。この数字を見た時に「えっ」と思ってしまいました。と言うのも、あれだけ企業から工業用水の値下げを要望されていたのに、年間で1事業者当たりの減免が年間で20万足らず、「そんな金額なの」が正直な感想です。
でも、あまりにもおかしいと計算方法を確認したく、工業振興課に確認すると、「おかしくないですよ」との返答。
「工業振興課が言うならそうなのかなでも、おかしいぞ」と、自分なりに計算すると、2億余のお金を112社で割ると200万円近い数字が出てきます。
「やっぱりおかしい」。しばらくして工業振興課から、「議員さんの言う通り、桁が間違っていると思います。新聞社に連絡をいれますので」との事でした。今回の制度改定により、単純計算では、1事業者当たり、192万3000円が正しいようです。工業振興課に確認すると、新聞社さんに訂正記事を求めたそうです。
最近物忘れが激しくなったようで、頭の回転も鈍く、おかしいなと思っても自分が間違っているのかと思ってしまう事が多いです。でも、今回分かった事は、新聞報道も間違える事があるという事です。(弘法も筆の誤り、猿も木から落ちると言うようなことですかね・・)
それはそれとして、製紙工場にとっての4月からの電気料金の値上がりは用水型産業イコール電力多消費産業である為に、厳しさはますます増します。基幹産業のてこ入れとして、工業用水の制度については更なる見直しや助成措置は求められ事であると思っています。

事業所での特別徴収、本格実施

富士市の重要な財源に本年度も予算にして142億6千万が見込まれている個人住民税があります。その個人住民税の徴収方法がこの6月より変わった点があります。

個人住民税は、今まで事業所に勤めていても、普通徴収という個人で住民税を年4回支払っていた方も多かったと思います。平成24年度より静岡県と県内市町村では、個人住民税を企業が天引きをする特別徴収になる事になりました。この事により3人以上の従業員がいる事業所では、毎月従業員に支払う給与から個人住民税を天引きし、従業員に代わり各市町村に翌10日までに支払わなければならなくなりました。特別徴収の様々なメリットとして、1回あたりの納税額が少なくて済む事に加え、納期ごとに金融機関に行かなくてよくなる等の説明はありましたが、普通徴収による滞納者を減らすことが一番の特別徴収を推し進めた理由であると思っています。
それはそれで、良いのですが、ただ、中小、零細企業では必ずしもこの事を歓迎していません。と言うのも、従業員への細かい説明をしなければいけないし、入退職の際の事務的な手続きをその度にしなければいけません。その上、天引きしたお金を預かるのですが、何らかの事情で支払わなかったりしたら事業所への罰則もあります。
先日もある事業所の社長さんに言われましたが、
「なぜ、富士市はそんなことを導入するんだ」とおしかりを受けました。
「県で決まった事だから」と説明すると、
「県で決まったから、市でやらなければいけない事はないじゃないか、これは、滞納者対策だろ、もう少しやり方があるだろう、小さな会社は大変なんだよ、」
「う〜ん・・・・・」
ちなみに23年度納税義務者数は128,838名です。そのうち、給与所得者数は100,073名80%弱の人がいます。富士市でも説明会が28日にありましたので勉強を兼ねて早速、市民税課で、どの様な説明をしたのか確認させて頂きました。当日の参加事業者は思ったより少なく、参加企事業者は300弱だそうです。恐らく特別徴収を行っていない対象事業者は4000位あるようですので、どれだけこの事について周知されているかは疑問であります。
この特別徴収が進められたことによるトラブルはまだないようですが、先ほどの社長さんのように少ながらず、不満はあるようです。

事務手引きを貰いましたので、もう少し検討してみようと思っています。

スタミナチョコのお味は?!(富士のふもとの大博覧会にて)

環富士山地域の活性化及び産業振興を目的とする「富士のふもとの大博覧会2012」がふじさんメッセで盛大に開催されています。開催時間をちょっと遅れてしまったのですが、駐車場に車が入れず道路で渋滞を起こしていました。(沢山の人が来ている事は分かります)

ステージでは、ジュニアダンス部門で世界一になったチアーズファクトリさんの生ダンスも見ることができました。素晴らしいです。

会場では、グルメフェアや厳選食材の多くのお店が出展され、色々と目移りしてしまうのですが、寄らなければ思っていた出店先に、ニンニク加工会社斉藤食品さんがあります。と言うのも、先日(18日)にふじさんメッセで同社が開催する「スタミナ—スイーツセミナー」がありました。案内は頂いていたのですが、あいにく用事が重なり参加できませんでしたが、そのイベントにおいて、新たに開発したニンニクを使ったエナジー食品「スタミナスイーツJ」の新商品の紹介があったようです。どんな味をした商品なのか気にはなっていたので、もしあったら試食させて貰おうと寄りました。残念ながら「スタミナスイーツJ」はありませんでしたが、すでに販売しているエナジー食品の「ニンニク屋が作ったスタミナチョコ」を進められました。

食べた事が無かったので試食をさせて貰いましたが、見た目はクランチチョコです。でも、口の中に入れるとニンニクの味が充満します。「えっ!??」と思うのですが、説明によるとニンニクの匂いは無いそうです。糖分と鉄分(スタミナ)を同時に補給できるので、アスリートや疲れた時、受験勉強、残業のともに良いとの事です。確かに、何となく元気になった様な気がします。(ニンニクと聞いただけで元気が出るような気になってしまいます)
ただ、個人的な意見では、好き好きはあると思いますが、「やっぱりチョコレートは美味しく食べたいな〜」と言うのが感想です。興味のある方は、ふもとの博覧会で試食をやっているので是非、一度はお試しください。
富士市の中でも元気のある企業斉藤食品さんですが、現在、オリジナル商品の開発に力を注いでいます。出来る事なら、富士市からも、夜のお菓子「うなぎパイ」のような爆発的なヒット商品が出来る事を望みます。

斉藤社長、頑張ってください!!!

週末は、あっぱれ富士も開催され、イベントで大忙しです。