祝・浮島工業団地協同組合創立40周年!!

富士市の東部地域に位置する浮島工業団地協同組合が昭和47年9月に発足してからの創立40周年記念式典が盛大に開催されました。本来なら、昨年、40周年が予定されていましたが、東日本大震災の為、組合事業の自粛をした関係、本年の開催となった事が案内で説明されていました。

(杉山理事長の挨拶)

杉山理事長の挨拶でもありましたが、浮島工業団地協同組合には現在28社の企業に約1250名が働く工業団地でもあります。40年の間には、産業構造の変化や構造的に成り立たない産業や後継者問題での合併や廃業はありましたが、倒産は1社も無く、組合員が結束した中での、発展がなされてきました。組合としても社会貢献活動としての寄付やまた、地域においては、毎年夏に、納涼祭が開催されており、多くの地域住民が訪れ、地域貢献にも一役担っています。工業団地としての模範的な在り方を示している組合でもあります。

富士市は工業都市として栄えてきました。時代の変化の中で、製造業の空洞化が顕在化しており企業活動に陰りが見えてきています。富士市の大きな課題として、産業の活性化を進めた上での企業の継続的発展を支えた都市活力が求められています。その意味でも、堅実に富士市に貢献してきた浮島工業団地企業の存在は大きく、富士市の為にも今後の継続的な発展は求められています。
浮島工業団地は富士市の東部地域にあり沼川が流れ田園風景に囲まれた自然豊かな環境の良い場所ではありますが、地形的には軟弱地盤であったり、道路がせまく冠水箇所も多い所であり、災害時の心配もあります。企業活動として生き残るためにも、40年を迎えた今も、工業団地周辺のインフラ整備は進めなければいけない事もあります。しかしながら、多くの課題はあり、今までも情報インフラ整備として光ケーブルの接続や冠水箇所の解消等々要望事項を改善してきましたが、私は、今議会でも、東駿河湾環状道路西区間の事業着手に向けての要望をしています。広域的な交通基盤整備は、浮島工業団地の企業活動に対しても重要なことであると認識しており、何としても、事業化を決定させ、道路整備が進めさせられれば、東部地域の交通アクセスは飛躍的に向上し、企業の優位性が大幅に上がる事は考えられますので最重点課題として取り組んでいきたいと考えています。
(青年部会長から新たな目標が掲げられました)

組合としての40年の歩みに敬意を表しながら、次の50周年に向けて、地域と共にあらためて組合としての更なる発展を祈念いたします。