安倍経済対策への期待と不安

安倍経済対策20兆超と報道されていました。
安倍政権では緊急経済対策で60万人の雇用を生み出すとしています。
緊急経済対策の3つの重点分野は・・

1、 復興・防災対策       5,5兆円
2、 成長による富の創出    12,3兆円
3、 暮らしの安心と地域活性化  2,1兆円
総額           20,2兆円等
(このうち国の財政支出10,3兆円)
この規模はリーマンショックでの緊急対応以来最大の規模であります。ポイントは10,3兆円これは真水で新たに使えるお金あるという事です。このうち半分は財政投資、公共投資に使われる事で、公共投資での経済効果は即効性があると言われています。自民党の国土強靭化と言う案では今後10年で200兆円投入。ただ、財源の問題として債権の発行いずれにしても国債が発行される事による、いわゆる借金の増加が進んでいった時どのように成ってしまうのか、ある意味これがアベノミクスでの将来への大きな不安でもあります。ただ、成長戦略で行く場合の効果は3年〜4年先であるという事を考えれば、公共投資での即効性が今の現状では評価できる事でもあると思っています
実際、「コンクリートから人へ。から、コンクリートは人を守る」とある建設会社の社長さんは言っていましたので公共投資での仕事が増える期待感は大きいようです。。(ただ、無駄な公共投資はしっかりとチェックはしてほしい事であります)
今年の相場予想では年末には1万2千円とういう話もあります。
新税制と来年に4月に8%翌年10月に10%と引きあげられるとされる消費税は経済状況が改善されなければ、消費が落ち込み更なるデフレが進む恐れがあります。消費税引き上げの本来の目的とする社会保障へしっかりと転換出来るようになることは望みますが・・・不安はあります。

でも、前政権と違い、経済対策についてのスピード感は当面は期待をもって安倍政権を見守りたいと思っています。