危険がいっぱい!

 市長の施政方針の最後に、本年度は市民の要望の多い、道路や河川の改修など生活者の視点にたった事業の推進と述べてくれたます。本当にありがたい話ですが、危険箇所が沢山私の地域にあります。

 昨日も電話がありました。朝7時位に、須津川に女の人が倒れているという事で、消防と救急車が出動しています。夜、帰宅途中に気持ちが悪くなり、崖から転げおち、川に落ち動けなくなっていたようです。幸い川には水もなく、朝通りがかった人が発見し命には別状がなく良かった訳ですが、さっそく危険箇所があるから、来てくれとの要請があり、すぐに駆けつけました。
 普段、何気なく通っていたのですが、改めてみると危険な場所だと思いました、通学路にもかかわらず、柵も整備もされてない為、うっかり足を滑らせると、川へ落ちてしまう場所です。聞いてみると、もう3度目の事故だそうです。区長と町内会長と相談して、整備の要望を出したいと思いました。


 昨年の6月の一般質問をした場所で、中里ー田中新田線がありますが、そこでも、朝9時位だと思いますが、私が通りかかると、ダンプとすれ違う時に、水路に車が落ちてしまっていました。大きな事故にはならなくて良かったと思いますが身近に危険な場所が沢山あります。一刻も早い対応をお願いしたいと思いますし、改善できるよう進言していくつもりです。

施政方針

 本日、多くの報道陣が集まる中での議会で、一時間以上の市長の施政方針演説が行われました。
 市の方向性のベールが剥がされ、全貌が明らかになりました。明日の地方紙には全文掲載がされると思いますので詳しい内容はそれを読んでいただければと思いますが、いち早く、さわりの部分だけでも触れながら、初めての生施政方針演説の感想を述べます。
 施政方針は、
 はじめに
 新年度の市政運営にむけて
 予算の大要
 施策の大要
 結び
という段落で話が構成されています。
 市長は合併により、新「富士市」がスタートするにあたり、いかにバランスよく発展させ、高質な、風格あるまちに作り上げていくかのスタートと捉え、「先憂後楽」の思いを胸に多くの課題に果敢に挑戦し、明日の富士市を切り開いていくとし、「こころ豊かで活力ある富士市づくり進展の年」と位置付けた上で、3つの施策を実施していきます。内容は長くなるので、省きますが、行政の責務は、市民に最大のサービスを提供することであると認識し、今まで、先頭にたち全力で取り組んでました。本年は、特に市民の要望の多い、道路や河川の改修など、生活者の視点に立った事業の推進に意を注いだ予算編成を行ったとしています。
 内容はこれから、代表質問等でしっかり審議されていくと思いますが、1時間以上の施政演説を聞き終わった時は、拍手をしてしまいそうになりました。

 「市政演説って、ただ原稿読むだけでしょ。」って感じで安易に考えてましたが、24万の市民を背負い、一般予算737億のお金を執行する立場の市長は、いつものにこにこ市長と違い、キリッとしてました。
 
 さすがの市長も、途中、喉が渇いたのか、水を飲む場面もありましたが、読むだけでも大変な力がいる事だと感じました。。
 でも、聞いているほうも、力が入り、疲れました。
明日も、予算説明が続きます。市民のお金です。しっかり聞かなければ。でも、早口でページを捲るのが精いっぱいの状態です。
 

「富士市らしいまちづくりとは」

 商工会議所2月例会は、各種団体の代表と行政を交えた中で、対話集会のような形式で、「富士市らしいまちづくりとは」と題して、ディスカッションが行われました。オブザーバーとしても市議会議員も3人参加していました。

 参加団体の代表は、富士、吉原の商店会の会長、富士TMO健康印商店会、タウンマネジメント吉原の会長、NPO東海道の事務局長・市の職員と主に、商店会に関係する人達で構成されています。
 富士にしても、吉原にしても、多くの街で悩んでいる通り、シャターが閉まり、人通りもすくなくなっている状態です。
 商店街の現状は、三分の一が締まり、三分の一が辞めること考え、残りの三分の一が頑張って商売を続けようと思っている状態です。
 中心市街地活性化に伴い、色々な事に取り組んでいますが、いま一つ効果が薄く、画期的な特効薬がないのが現状だとおもっています。
 商店街と名がつく以上、そこに行けば、すべてが揃う場所でなければいけませんが、現在はそれが機能していない為、すべてが揃っている、郊外のお店に行ってしまうのは当り前のことです。お店が成り立つためには儲からなければやっていけない、人も来ないし、やっていけなければ閉める。悪循環です。市場原理は、魅力があるところに人が集まります。商店街には、人が集まらないのは魅力がない事につきます。
 行政が、補助金をだして、なにかをやらしても、商売的には二の次になっているので儲かる事はなく、人がただ集まり、お金はあまりおちていない状況だとおもいます。
 商売をやるのに魅力的な場所なら、誘致をしなくても、自然と集まってくるはずです。商店街としての商店の集まりを機能させる事をしたいのか、人があつまる場所をつくりたいのかはっきりしないのも魅力が作れない原因の一つだと思います。
 今までも、いろいろなまちづくりが話されてきていると思いますし、いろいろなイベントも行われています。「富士市らしいまちづくりとは」を話し合っていますが、商店街は復興するのでしょうか?(意見には、商店街を飲み屋一色の歓楽街にしようとか、飲食店だけの通りにしようなどありました。)真面目に話し合ったり、取り組んではいますが、効果がでるまで時間もかかるのもネックです。
 なんとなく中途半端で、協動という言葉もよく使われますが、一部の人に限られているような気がします。市民が求める商店街になっていくのでしょうか・・商店街にこだわらず、「富士市らしい」の発想を変えないといけないのかもしれません。
 簡単に考えても、、富士市に訪れた人達にをどこに連れて行っていいのかわからないのは私だけでしょうか?
 富士山が世界文化遺産登録がすすみ、富士山静岡空港が来春できます。多くの人が来ますが、本当に、「富士市らしいまちづくり」をしていかなければ、通過するだけのの都市のままになってしまいます。
 大きな観光の名所づくりにも取り組まなければいけないと思っています。富士市に市外の人を始めとし、多くの外国人も富士市に寄りたいと思わせる場所を創造していかなればなりません。
 今度の一般質問では、そんなことも取り上げるつもりです。

DMVはいつ走るのか?

 建設水道委員会で、マンション建設問題の陳情が終了後、「富士市DMV導入基本計画(案)」の説明がありました。
DMV(デュアルモードビーグル)は、JR北海道が開発した道路と線路が走れる両用車で、マイクロバスを改造し車体に格納された鉄の車輪を出し入れして、道路と線路を自由に行き来する仕組みになっています。平成19年4月より、JR北海道の釧路線で試験的営業が始まりました。
 富士市において、いろいろな公共交通の充実を図るための検討がなされてきた中では、コスト面でも、人口に合わせた需要においても、富士市にマッチした、移動手段として、DMVがおしすすめられています。市政40周年の時も、DMVを借り受け、デモ走行をいたしました。
 富士市は、移動手段として、7割以上が自動車に依存していますが、少子高齢化が進む中では、自動車に頼らないまちづくりが必要になってきています。
 新富士駅と富士駅の早期接続が望まれており、早い導入も期待されていますが、国交省の認可の関係で、いつになるかなかなか見当もつかない状況でした。本日の説明では、このまま進めば5年以内に供用開始になるとの事でした。(導入までが長いと思います)
 私の住む、須津地域も江尾ー東田子が繋がるルートも計画にはいっているので、いつになるのか気になっていました。
 しかしながら、あれば確かに便利だとは思いますが、私の地域に接続が繋がっても、最初は利用しても、乗らなくなってしまうような気がします。最寄りの駅までいくのに時間もかかるし、本数も関係するとは思いますが、多くの人は、車での送り迎えの方が早く、時間を気にしながら帰るのは不便に思っているからです。本当に、利用するのか疑問に思います。利用率が低ければ採算が合わなくなるなる訳ですが、利用を高める施策もしっかり進めていかなければ、導入されても、意味がないと思っています。
 5年後に供用開始ですが、車社会からの脱却を、進める意識改革が急務であると思うと共に、導入時期を少しでも早める努力をしてもらいたいものです。、
  

専決処分について

 13日より議会が始まりますが、議会開催前に専決処分の報告がありました。
 専決処分という言葉は、正直、私も議員になってから知りました。あまり、一般的に使われる言葉ではありませんが、議会用語の一つです。
 専決処分とは市長が議会の議決・決定を経なけらばならない事柄について、地方自治法の規定に基づいて議会の議決・決定の前に市長自らが処理することをいいます。
 専決処分には主に、2つあり、議会を招集する時間がなく緊急の場合において処理を行う事(179条)と議会において指定した軽易な事項においての処理(180条)があります。前項は、条例や予算に係る事が多いですが、私が議員なってからはありません。毎回、専決処分で報告されているのは、軽易な事件や事故の和解についてです。
 今回も専決処分5件が報告されましたが、すべて事故の損害賠償の額の決定と和解についてでした。
 
 事故については職員が係る事で、多くは、市民が、市の道路に、穴ぼこが開いていて、パンクをした事についての賠償がほとんどです。過失割合は、場合によって差異はありますが、大体は7対3で市役所が7割の負担をした中で、解決をしています。

 道路でパンクをしても、不運だと思い、各自で処理をしている人は多いと思います。市道においては、市へ連絡すれば
賠償をしてくれる事を覚えていてください。
 私は、先日、中里ー田中新田線において、水たまりがあったのですが、車とすれ違う際、水たまりにはいり、穴にはまり数十メートル走った所でパンクしました。
 しかしながら、議員が市道でパンクし、市へ被害を出して賠償してもらい、専決処分の報告をされたら、他の議員や職員に何をいわれるかわからないので申告はしませんでした。
 道路は、大雨の後や、大型車両が頻繁に通る道路では、急に穴ぼこが開く事があります。くれぐれも、穴ぼこにはまらないよう注意して下さい。
 万が一、市道で穴ぼこにはまり、パンクしたら届けをだせば、賠償はしてくれます。
 でも、専決処分の報告で氏名、住所が報告されてしまいますが。・・・・

頑張り過ぎない!

 市の職員は楽をしているという話をよく聞きますが、行政の仕事というのは、肉体的な疲労より精神的疲労が多い職場だと思います。
 行政サービスも複雑になり、市民の目も厳しくなり、それなりの苦労は強いられていると思っています。現実に精神疾患を患っている職員が年々増加している状況が報告されています。しかし、民間に比べ、休む事ができやすい職場でもあることは事実です。
 私は、議員になってから、今までよりやる事が多くなったことは言うまでもありません。仕事の質や内容、人間関係も変わり、仕事量も増えました。現在、なかなか休める事ができにくい状態になっています。議員になり、ある程度自分なりに気を張ってきました。心配なのは、このまま体を休めない状態が続いていくと、ストレスが増え、心のバランスを崩す恐れがあるのではないかと思っています。
(何がそんなに忙しいんだと言う人いるかもしれませんが)
 うつ病というのが現代病になりつつある中で、今の社会では、誰もがうつ病になる可能性をもっています。
 気になるうつ病の初期症状の項目が新聞に載っていました。
①朝、起きられない
②仕事の能率がおちた
③意欲がわかない
④眠れない熟睡感がない
⑤溜息をつく
⑥涙もろくなった
⑦死にたくなる、消えたくなる
 私はこれを見て、当てはまるものがほとんどで心配になりました。まあ、自分でうつ病かなと気が付いていないので深刻に考えないようにしています。
 ただ、責任感が割と強く、まじめな所がある為、休むという事がとりにくい私は、ついつい頑張り過ぎてしまう恐れがあり、うつ病になりやすいかも知れません。
 うつ病にならない為にも、体を休ませることは大切な事だと思っています。記事の中に、
「疲れたから休む」
という状態にするのではなく
「明日頑張る為、今日充電する」
という、考え方をしないといけないという事です。
私も、議員として、仕事をしていく為にも、がんばりながら、がんばらない発想をもとうとも思いました。
 
 本日、20年度の予算案の概要(一般会計は過去最大規模の737億)を会派でチェックします。
 頑張り過ぎずに頑張ります。
 

新東名高速道路

 東名高速道路の慢性的な渋滞や多発する事故等の解消を目的に、東西交通を支える基幹道路として、第2東名建設は、はじまりました。
 静岡県は事業着手100%で、用地買収は99%終わっています。平成24年に県内の供用開始に向けて、工事が進んでいます。段々と第2東名の姿が各地に現れ、最初は景色に違和感があったものが、最近では自然な形で目に映り始めました。

 第2東名という名称かとおもっていましたら、本日開催の第2東名自動車対策特別委員会での資料で「新東名高速道路」というパンフレットをもらい、初めて名称を知りました。
 新東名は予想される東海地震にも緊急輸送路としての機能を発揮し、利用もできます。ガソリン税撤廃と道路財源の確保で現在、問題になっていますが新東名の建設は、既存の黒字である、東名高速道路の営業収入が当てられています。
 富士地域においては、天間地区でダイオキシンが検出されたり、取り付け道路の関係で多少、事業の進捗状況に遅れもありますが、概ね予定通りの完成を進めている状況です。

 私の住む須津地域に昨年、11月位にいきなり第2東名の山の中腹に「NEXCO]という文字が掲げられてました。
何の意味があるかわかりませんが、ふれあい遠足で、地域住民が何か施設が新しくできるのか、誤解していました。
 
 なんで、大棚の滝へあがる須津川渓谷の近くに作ったのか理解しがたいのですが、多くの人がここを通った時に、中日本を知って頂きたかったのでしょうか・?
バイパスから見える風景です。

 新幹線やバイパスからも見る事ができますので、東名を作ってるのは中日本だぞという事を知らせたかったのでしょうか?

 中日本の宣伝として、多分、掲げられているのですが、景観上も良くない為と、また、届け出もなされていないので、市の指導として、3月までには取り去るそうです。

月日の過ぎる速さは

 新しい年になったと思ったら、今日で1月も終わりです。2月議会も間近にせまり、慌ただししくなってきています。
 毎日があっという間に過ぎるのを嘆いていたら、下の娘に
「年を取ると、時間がたつのは早いのは当たり前じゃん。お父さんは47歳だから、お父さんの一年間は、人生の四十七分の一でしょ、3歳の子の一年は三分の一でしょ。だから年が若い時は、時が立つのが遅く感じるけど、年を取ればとるほど一年の度合が早いのよ。」
 なんか、哲学的な、説明を受けて妙に納得してしまいました。最近、下の娘が、子供だと思っていたのですが、考え方が大人びてきて、物事にに対して女房より、論理的な話をする時が多々あります。
 口喧嘩をしてもいい任されてしまうような状況で、口では敵わなくなってきました。成長している証なので、喜ばなければいけないのですが、なんとなくかわいげがなくなってきているように感じています。
 でも、子供に教えられることが多いのは、私にとっては支えになる事が多いです。女房の言う事は素直に聞けなくても、子供が言うと、つい聞いてしまう所があり、また的を得ているので助けられてます。
 月日がたつ速さと共に子供もあっという間に成長して行くんだなと実感しています。
 

 1月も終わりですが、市も予算大詰めに入り、政策室で最終調整の2月市長補正予算査定をしていました。何を話しているのか興味がありますが、どんな予算が出てくるか楽しみです。

ペアーレ富士の跡は?

 米の宮神社で、朝早くからフジテレビのドラマの収録をしていました。富士市においても、同僚議員の岡村君がフィルムコミッションの代表として撮影支援をしているので、顔をだしました。
 写真や内容等は、報道規制がかかっているため、言えませんが富士市の地で、撮影されることにより、多くの地域の人たちが参加し、イメージアップに繋がり大変いい、イベントであると思います。
 米の宮神社の近くで、それよりも気になる事がありました。ペアーレ富士が解体され、更地になりつつあります。
ペアーレ富士は、話題の社会保険庁により建てれれた、健康推進センターで、数々の健康増進プログラムの教室を開催していました。
 しかし、ご多分に漏らさずに、社会保険庁の不良債権処理の一環として、昨年の7月に、競売にかけられ、民間企業に譲渡されました。
 
 施設の続行を望まれていたのですが、民間のゼネコンさんが、入手してしまったため、どうやら、高層マンションが建つ気配です。
 
 ペアーレ富士が、競売にかけられる時に、この場所は、5階以上の建物は建てられない、だから、民間ではこの建物は利用できないから、行政や病院で買うしかない。と話を聞いた事がありましたが、どうやら違うようです。
 跡地は壊され、周りには、「高層マンション反対」の看板が立てられており、明らかに、住民理解は得られない中で進んでいるような感じです。
 今、富士市にはあちらこちらで、マンション建設が始まっています。周辺の住環境が変わってしまったり、富士市の場合、富士山の景観を考えると、高層マンションの建設に関してもある程度規制をかけなければいけないと思います。また、地域のまちづくり条例をすすめ、どこでも、高層マンションが建ててもいいという訳にはいけないようにしなければいけないのかもしれません。

 

 ペアーレ富士の近くに住む、私の友達のみなみちゃんと
ひろき君です。

まちづくり・ひとづくり

 議員研修会において、元掛川市長の榛村純一さんが講師として、「まちづくり・ひとづくり(生涯学習まちづくり)」という演題で熱く語ってもらいました。
 榛村元掛川市長は、その市長時代に、全国に先駆けて生涯学習の実践に取り組み、土地利用計画の策定に市民参加を促すなど、多彩な事業を展開し全国でもトップクラスの首長として、名を馳せた人です。
 昨年の10月に、掛川は視察へ行った時も、開かれた市役所や、環境ギャラリーなどの見学してきましたが、榛村さんが手掛けた事であり、視察の説明の中でも、職員にも未だに影響力があるように感じさせられました。
 その政治姿勢は、多くの自治体首長が「今後のまちづくり・目標としたい自治体」のトップに挙げられ、当時、話題を呼びました。
 講演においては、榛村流の持論を展開し、地域力、まちづくり力・人材力の強化を図る重要性を説くと共に、お金がすべてであるという考え方がいかに間違ってきていたか、東京一極集中、市場原理主義、個人だけの幸せ追求と今、私たちの何か間違えた方向性を直さなければいけない状況であることについて話されました。
 特に強調していた事は、生涯学習をする目的と必要性でした。学歴にこだわるのではなくどこで学んだという事でなく、何を学んだかが生涯学習であり、好きだからすむまち、学ぶに値するまちをつくる事が大切であるとの事でした。

 日本が今後生き残るためには、日本人は改めて道徳を学ばなければいけないし、二宮尊徳の思想を思い出すべきであると言っていました。
「経済のない、道徳は寝言である。しかし、道徳のない経済は犯罪である」
という言葉を江戸時代に言った尊徳の考え方は、今の時代を言い当てていて、偉大だったとつくづく感じます。

 市長職を離れた後も、自分の出来る社会貢献に取り組んでいるようで感銘を受けました。

公立中高一貫校の推進

 県内の受験シーズンのトップを切って、中高一貫教育を実施している公立高中等部3校と私立中で入試が本日行われました。
 公立高中等部の志願倍率は、県立浜松西が3,19倍、県立清水南が2倍、沼津市立が2,23倍と今の受験の中では人気があり難関であります。
 私は予てよりの持論として、富士市においても公立高中等部を一クラスでもよいので設立をしていく事を強く望んでいます。
 小学校から大学までの日本の教育の中で、大変重要な役割を持っているのが中等教育だと思っています。富士市の場合、地元の公立中学に通い、頭の良いとされる子は富士高へ行く、富士東高へ行く、というのが今まで良いとされているような気がします。私も、親になんでもいいから富士高へ入れと言われました。(私の時代には富士東高はなかったです)果たしてそれが良かったのかは疑問ですが、選択肢があまりなかったので、それに従うしかありませんでした。成績の順位がいつも気になり、テストの点数が良い悪いで一喜一憂していた事を覚えています。何になりたいというより、とりあええずテストの点が良ければというのが実感だったような気がします。
 教育というのはそれによって、幸せになるためにあるはずのものでなければいけません。いい学校にはいるのが幸せになる手段であってはいけないと思います。自分の人生をしっかり見つめ、やりたいこと、成りたいことを十分に考える時間が必要だと思います。しかし、学校に入るために、やりたいことを犠牲にしたり、成りたいことがわからないまま勉強をする為の時間が、高校受験に取られすぎ本来の目的がわからなくなってしまう子供もいるはずです。スポーツや文化活動を受験に捉われず、もっと打ち込みたい子もいるはずです。
 現在、私立の中高一貫校に通う子供が増えています。それなりの特色を持ち、ゆとりや子供に合わせた教育、また教育方針の徹底が魅力があり、富士市においても市外へ通わす子供が増加傾向だと思います。
 しかしながら、富士市の教育環境には選択肢があまりないように思われます。自分の住んでる場所の学校へ通わせたいのは当り前のことですが、なければしょうがなく他市へ行かざる得ない状況です。24万の都市で、あまりにも選択肢がないのは、いかがなものかと常に思っています。
 進学校である公立高に、中等部を1クラスでも作っていただければ、必ず、受験させたいと思う親はいます。ぜひともその実現にむけて何らかの方策を考えたいと思っています。

 少子化になるからこそ一貫した教育で効率的な基礎学力を高め、子供たちの個性を伸ばし、自ら学び、自ら考える力の養成を志向できる、中高一貫校を富士市にも実現させたいです。

費用弁償廃止の方向

 昨年より、議会改革検討委員会が開かれていますが、年末に行われた委員会での意見で、すでに新聞報道で、「費用弁償廃止」という見出しで掲載されていました。
 費用弁償とは、議員報償以外に本会議や委員会に出席すると一日につき1200円支給されます。年間一人当たり、4万円から5万円位が支出されています。
 会派では、この件について話し合いはされてなかったのですが、方向性としては、報酬をもらっているのですから、それ以外の報酬は、廃止にすべきであるという意見で納得しています。しかしながら、なぜ、費用弁償という名前での支出をしているのか、また、1200円の根拠はどうしてか、疑問に思っていました。
 議員になった私がそう思うのですから、一般の人達にとっては、給与以外にもいろいろな手当があるんじゃないと思われてもしょうがないと思います。
 費用弁償というとわかりにくいと思いますが、食事代と交通費という意味合いだと思います。また、1200円は、市役所へ通うのに一番遠くの人の交通費が片道600円という根拠だそうです。
 市役所へ来るのも、議員としての職務であるために、会議や委員会だからといって、その時だけ費用弁償という形で交通費や食事代をだすのも必要がないように思われます。私は、費用弁償は廃止の方向で進むのと同時に議員報償の審議会において交通費等を、含めたしっかりした話し合いをしていくべきだと思います。
 多分、条例を改正し、廃止になると思われますが、時代の中では当然と思います。議員も厳しくしていく以上、職員も多くの手当は見直しを進めなければいけないと思っています。
 議会改革検討委員会では、その他に、正副議長の複数任期について、特別委員会の在り方について、一般質問の在り方について、の4点が重点的に検討をすすめています。
 なんにせよ、議会の改革も市民に分かるようにしていく為にも情報公開していくつもりです。
 

パピー閉館後は?

 夜中にプログを書いて送ったつもりでいたら、朝、確認するとアップされてませんでした。寝ぼけていたのか、また、新たに打ち直しています。 
 JR富士駅北側のショッピングセンター・パピーの来年5月の閉館をうけ、周辺まちづくり推進会議と商店街等代表が、跡地に集客施設建設として活用するよう所有者に働き掛の要望書を提出いたしました。
 昭和46年に開店してから、富士駅周辺の集客施設として、多くの人が慣れ親しんできました。
 私も、小、中学校時代は吉原のヤオハンに通い、富士高に入学してからは、学校の帰りに、おしゃれな買い物ができる場所として、よく行きました。皮ジャンやステンドカラーのコートも学生時代お金を貯めて、買ったのを覚えています。
 時代の流れと環境の変化に伴い、閉館が決定した後、議会でも一般質問としてとりあげられました。商店街は、イオンが開店し、人の流れも変わり始めています。いずれにしても、パピーの閉店は、商店街の今後の在り方について多くの問題を提起している事はまちがいありません。
 先日、ある結婚式で、所有会社の王子不動産の執行役員支店長と同じテーブルに座る機会がありました。パピーの事を聞きたくて聞きたくてウズウズしていたのですが、お祝いの席でもあり、いかがなものか思案をしてると、私以外の人が、
 「支店長、パピーの後はどうなるだい?」とストレートに投げかけました。
支店長は、
 「まあ、こういう席ですから、その話は・・・」
更に、
 「映画館はできないのかね?」
すると、
 「取り壊した後は、建設予定は今のところなく、緑地帯にしていく予定です。」
 と支店長は渋々話していました。

 今後の環境変化や状況に応じた対応をするのでしょうが
今のところ、様子を見た上で計画をするとは思いますが、すぐにどうのというようなうな動きがないのが現実です。
 商店街の活気を取り戻す為、TMOを始め多くの人達がアイディアをだし、中心市街地の活性化に取り組んでいますが、いま一つのような気がします。
 商店街自体は元々、人が集まらない場所ではないと思います。しかし、行政の主導による店舗では儲からなくてもいいのですが、民間の商売は儲からなければやっていけないのです。もっと画期的な案をだしてもらわなければ商店街には出店はしないと思います。かっては多くの人で賑わいました。また、お祭りになれば、多くの人が集まる現実があります、イオンには毎日、ここが富士市かと思えるくらいの人が押し寄せています。魅力がある所に人が集まるのが市場原理です。商店街に人が集まらないのは魅力がないからにつきます。
 富士市も、市民を主体に考えた、大がかりな都市の再開発に取り組む時が来ているような気がします。

農業支援

 農協の勝亦専務の「農協の仕組みと食糧事情」という題で話を聞く機会がありました。
 勝亦専務は5ヘクタールのお茶専門の農家です。56歳から農協の常勤役員になり、息子さんに仕事を任せ、農協の役員として現在、専務です。農家は、季節を相手にする商売で、かってはどんぶり勘定的な事が多かったのですが、農業において経営的感覚をもたなければいけないという考えの基、農協の発展の為、その手腕を発揮しています。
 富士市の農業世帯の修業状況は、15歳以上で昭和60年に18,962人で平成7年には、13,659人であり、平成17年には6,113人と昭和60年の3分の一になり、近年、特に減少が著しいとされています。
 近年のコメ離れによる米価の低落は、大規模農家にまで暗い影をおとしています。海外からは飛躍的に、資質を高めた安くて旨い米の輸入を迫る声も高まっています。
 農業に携わる人々の減少、高齢化、後継者不足は多くの地域の共通の問題です。農業にたいしての将来はどのようになっていくのか不安です。
 私は11月議会の一般質問で、農地・水・環境保全向上事業をとりげました。今後の農業支援を進めていく上で、重要な施策であると思い、この事業の理解と普及の促進を進めていっていただきたいと行政に対し、強く要望をしています。
 原価高騰、バイオ燃料農産物のすでに穀物価格は上昇し、食品の値上げを引き起こしています。カロリーベースの食糧自給率は39%で先進国では最低の水準です。田んぼをはじめとする農村景観は日本人の文化、歴史と深くかかわり多様な生き物を育んでいます。
 いつまで、この景観が保たれるのか疑問です。農業者に対する支援もしっかり考えなければいけない時代だと思っています。

情報インフラ整備推進中

 いい方向に進んでいます。
 9月の一般質問において、情報インフラ整備(光ファイバー等の接続)についてを致しました。
 富士市においての、光ファイバー及び光ケーブルが未整備地域の解消を取り上げ、民間で進めなければ、行政が進める事を行政側に対し強く要望を致しました。
 質問、そして、それに対しての当局の答弁内容は、新聞、議会議事録を検索して頂ければ詳しい内容は載っていますが、情報格差是正、いわゆる情報デバイドのない富士市にする為に、また、工業都市富士市として、企業の情報インフラ整備の充実を、早急に推し進めるべく考えを問い質しています。
 工業団地における状況は、富士市には新しく出来る、富士山フロンント団地を含め5つあります。しかしながら、富士クリーン団地、富士山フロント団地、浮島工業団地と3つの工業団地の地域では、光ファイバー及びケーブルはつながっていない状況です。企業誘致、留置の推進を勧める富士市として、情報インフラ整備の未整備地域の解消は解決をしなければ誘致にしても、また既存企業の撤退もありうる状況下であると思っています。
 しかしながら、私の一般質問の後、通信事業者のビッグ東海さんが、精力的に今回の事に動いて頂き、光ケーブルのエリア拡大を図ってくれました。浮島工業団地さんでは、来年の4月に光ケーブルが導入できる予定の返事も貰え、すでに団地の組合さんも20社以上が光ケーブル接続のお願いをしているそうです。
 早い中で報告をもらえ、良かったわけですが、企業が繁栄しないと富士市の、雇用、財政状況が良くなりません。今回の質問によって少しでも、役にたてた事はうれしい限りです。引き続き未整備地域の解消が進むことを推進していきます。
 中小企業はあらゆる努力をしなければ生き残れない状況の中で、富士市ならではの工業振興策を打ち出すべきであると思っています。
 

廃棄物減量化等推進審議会

 市役所へ相談事をしに、河川課、工業振興課、道路維持課と回ろうと計画していたのですが、途中、リサイクル廃棄物協会?(あまり定かでない)の市川さんに出会い、今から、会合があると聞き、よく理解しないで市役所6階にいきました。
 立て看板を見ると、ごみ減量化とうたわれていたので、図々しく傍聴させていただきました。
 参加委員ははっきりと分りませんでしたが、廃棄物減量化等推進審議会の会議でした。委員長を大学の教授が務め、消費者連合会、吉原商店街、ユニー代表、リイサクル協会、環境部長その他にも多くの関係者がいるようでした。偶然通りかかり、飛び込みで会議室に入ってしまったので、筆記用具ももたない状況での傍聴でしたが、大変興味深く聞かさせていただけました。
 富士市はごみ減量化を推進しています。平成19年度がごみ処理状況は、年々ごみ処理総量は減少はしていますが、焼却量は前年より多くなっているのは気になるところです。また、資源ごみとして、古紙高騰のおり、古紙が大幅に減少していること、容器がペットボトル化している中では、増加傾向である状況が伺えます。
 減量化の推進として、マイバックキャンペーンの事業結果がありました。レジ袋をゴミの小出し袋として使用している為、マイバックはもっているが、ごみ袋として、レジ袋が欲しいので、ゴミを出す事に対し、ごみ袋から、システム的に指導すべきであるという意見がでました。 
 レジ袋は年間、300億万枚、単純にひとり年間300枚、これをマイバッグにして減量化を図ることが狙いなのかと思っていましたが、レジ袋を使わなくさせ、マイバックを持つことにより、一人ひとりのゴミに対しての減量化に対する意識をつける事の方が大切であると聞いて納得いたしました。多くの無駄な包装や容器をいかに少なくするかのほうが減量化につながると感じました。
 マイバックを浸透させる為には、スマートショップを広げ、市民に広く知ってもらう事が一番の課題です。今後計画していることとして、消費者団体と連携した中での市民へのPRや店舗において、富士市マイバックデイの創設を進めていくそうです。
 その他にも、ごみ減量化の取り組みや推進を今後していくことを審議会で話されていましたが、新しいゴミ処理場の問題が参加していた委員も気になる所みたいでした。
 会議の途中で出ようと思いましたが出れずに、結局、最後まで聞いてしまい、予定していた各課への相談も最後までできず、夕方、一件、予定が入っていた事を忘れてしまい、迷惑をかけてしまいました。

 計画的に行動しなければと、ちょっと反省しています。

サステナブル度ランキング

 2日前の日本経済新聞に、全国都市のサステナブル都市のトップに東京の三鷹市が選ばれた記事が載っていました。
 早速、本屋へ行き、本日発売の特集で扱っている日経グローカルを買い、富士市はいかがなものかチェック致しました。
 サステナブルという聞きなれない言葉だと思いますが、持続可能という解釈をしてください。現在、都市において、持続可能というキーワードの基、都市社会形成が求められています。サステナブル都市とは、環境、経済、社会のバランスがとれた都市を指します。
 経済的の発展と環境保全を両立させたサステナブルな都市はどこか?日本経済新聞社が全国市区を対象に環境保全度、経済豊かさ度、社会安定度の3つの側面から全国782市に、主に環境政策担当セクションに送付し、調査をいたしました。
 国内の都市を対象にサステナブル度の評価、格付けをする総合調査はこれまでにはなく、今回の調査は画期的のものであります。
 気になる富士市の結果は、サステナブル度は、全国72位です。同じ順位には、長野市がありました。環境保全度は86位です。この順位がいいかどうかは専門家ではないので、私はなんとも言えませんが、静岡県内では、富士市より上に、三島(23位)浜松、沼津(56位)があります。
 新たな指標として、今後、この調査は継続し、各自治体の改善度合いを、確認するのに役立てなければいけないと思います。また、市民も将来は住むべき自治体を選ぶ際の参考資料として使用されるようになると思われます。
 いずれにしても、持続可能という言葉の意味合いからも、経済発展だけではなく環境、社会のバランスよい、まちづくりを進めなければいけない時代であり、富士山がきれいに見えるまちを構築して行く為には、不可欠な事だと思っています。

 

 いつまでも「富士山がきれいに見えるまち」に住んでいられるよう、私も取り組みます。先進事例を学びに、三鷹市も視察へ行かなければ……!

「テロとの闘い」とは

 富嶽自衛隊交流会と自衛隊の懇談会が開催されました。

 富士教導団長の塚田章陸将補をはじめとする防衛省の総務部長、地方協力本部長の幹部の方を招いての交流会でした。
 
 
 自衛隊は、本年は、防衛庁が防衛省となり、その後、テロ特措法、守屋元次官のスキャンダルと話題に、事欠かない一年のようでした。
 対テロ新法案の行方も気になるところですが、会期延長の可能性は大きいようです。
 平成13年9月11日に、乗っ取られた飛行機が、世界貿易センタービル等に次々と突入し、大惨事になりました。いわゆる、同時多発テロ事件です。これを契機に国際社会は結束して「テロとの闘い」を開始しました。日本も海上自衛隊をインド洋に派遣し、海上阻止活動を行う各国へ燃料補給という形でこれに参加してきました。あれから6年テロ特措法が11月1日で期限がきれ、補給活動を中止し引き揚げが行われたのは知ってのとおりだと思います。
「テロとの闘い」と言うとどうしても、アメリカへの戦争支援のようなとらえ方をされますが、アフガニスタンを再びテロの温床にしない為の取り組みで、40カ国もの国が参加し国際社会としての取り組みです。
 日本は、国際社会の一員としての責任を果たすため、この活動を継続する必要性があります。一刻も早い新法案の可決を求める声が自衛隊員からもありました。
 今年もあとわずかです、テロにより不幸な状況は、今もあります。
 日本も他人事ではなく、世界平和に対しての、積極的な国際貢献をしていかなければ、相手にされないようなことになるのではないかと不安に思うのは私だけでしょうか?

メタボリックシンドローム

 医師会長の所の忘年会がありました。病気でお医者さんにかかわるのは嫌ですが、飲む機会では別です。

 日頃より不摂生な私は予てより、健康診断を行うと必ず脂肪肝と診断されます。お医者さんには、適度な運動と夜の飲食の制限、過度なお酒を控えるようにと言われ続けています。でも、「わかちゃいるけどやめられない。」状況です。
 生活習慣病として、メタボリックシンドロームという言葉が言われるようになりましたが、運動不足、ストレス、バランスの悪い食事、毎日の不規則な生活の積み重ねによる、内臓への脂肪がついていく、今の成人が最もなりやすい病気ではないでしょうか?
 また、メタボリックシンドロームとは肥満、中でも内臓に脂肪がつく「内蔵脂肪型肥満」をもち、さらに血圧高値、血中資質異常、高血糖のうち2項目以上が該当する状態です。
 内蔵型肥満はお腹周辺につく内臓脂肪をチェックしますが、男性は85センチ以上あったら注意だそうです。でも、体の大きさにもよるので一概にはいえないと思いますが、私の場合、小柄なのにお腹が出始めた状況はかなりヤバいメタボ状態のような気がします。
 医療制度改革により、国民保険を維持していくためにも、また、医療制度を将来にわたり持続させるためにも、今、医療費の削減が推進され始めています。医療費を抑制させる為に予防医学の推進として、生活習慣病に重点をおき、特定健康診断、特定保健指導を取り入れ、健康の保持増進を図り、医療費の伸びに歯止めをかけます。
 富士市でも特定健康診査等実施計画が策定されています。
 

 私のメタボ対策として、適度な運動として

その1、柴犬、ランと毎日のお散歩実施

その2、健康器具ジョウバの使用
    (ほとんど服をかけている状況です)
 
 いずれも、気が向いた時だけしかやらないので、効果がほとんどない状況です。
 今までも、ダイエットを試みたのですがことごとく挫折しています。
 メタボ対策になっていないので、これから年末にかけて、さらなるメタボに気をつけるつもりです。
 

 

組織改正でどうなるの?

 産業経済同友会で、新たに商工会議所の会頭になった遠藤さんが同友会会長に選ばれました。
 産業経済同友会の趣旨である政治と経済のパイプとなる活動を支援する為に、本日、国、市の報告会がありました。
 市長の話はよく聞いていますが、今回も、財政状況、行政改革、組織改正、企業誘致、合併、広域合併と2月の施政演説前なので内容は変わりばえないものでした。
 組織改正については、あちらこちらで話題になっているので、今回、取り上げます。
 富士市では、4月に助役、収入役の廃止により、副市長制を導入しそれに端を発し、問題点を拾い上げた中で、効率的な運営ができるよう組織改正がなされ、来年4月より実行されます。
 この組織改正では、名称変更や、統合、廃止により、いろいろな問題が浮上し始めていました。現に9月議会においても、水道部と下水道部の統合について反対意見もだされました。
 また、幼稚園が教育委員会から、保育園と同じ福祉部へ移行しています。今までとは違う配置になり、不安を感じている人たちもいるのも事実です。
 市長は、組織改正の説明では、「公民館はまちづくりセンターにかわります」というチラシを配布しながら話しています。
 公民館がまちづくりセンターに変わるのも、今まで、社会教育という観点から、公民館の所有は教育委員会でしたが、これからはまちづくりの拠点、市民サービスの拠点、防災の拠点といった社会教育だけではなく、従来の機能を充実させた上でもっと市民サービスの向上図るため、まちづくりセンターとして、所轄も市民部へ移行します。
 組織が変わることにより、従来のサービスが向上されなければいけないのですが、変わることにより、今まで受けれたことが受けられなかったり、スムーズに物事が進まなくなるようなことが、起きないことを望みます。

 市民にわかりやすい説明をしていただきたいものです。

県税の現状と課題

 一般質問2日目です。会派から、太田、小池、小長井議員が登壇しました。小池議員が、自分の番号が2番なのに3番といって笑いをとりました。いよいよ、私の出番が明日になりました。
 
 昨日、法人会の研修会があり、富士財務事務所の荒波務所長の「県税の現状と課題」で講演がありました。議会中はあまり外に出歩かず質問の準備をした方が良いのですが、興味があった為、不安はあるものの出かけちゃいました。

 県の19年度の予算は、1兆1,395億円です。やはり、富士市とは桁が違います。県民一人当たりが支払う県税は、約147,600円一人当たりの県の予算は、約300,200円、払うお金の2倍以上のお金が予算として使われています。県の支出で多いのは教育費は3,165憶円です。
 課題としては、県民に対するサービスをする為には、税収が確保されなければいけませんが、収入見済額が14億25百万あるそうです。その、徴収をどのようにするか、また、自動車税の納期内納付率の向上だそうです。コンビニ納入がなされだいぶ良くなりましたが、県で74.1%で、富士市では県で25番目73.1%の納付率だそうです。納付しない人は車に乗れないような施策を考えなくてはいけないような気もします。

 県民くらし満足度日本一の実現がテーマです。実際はどうでしょうか?

 もうちょっと書きたいのですが、明日の質問の準備をしなければいけませんので続きは後日ということで・・・・・
 

AEDをコンビニへ

 本日の新聞に地域防災訓練に、県内61万人の参加があったことが載っていました。企業も地域の一員ということで多くの参加があったようです。
 地震や火事といった災害とはちょっと違いますが、以前、私は緊急救命の富士市で行っている普通救命講習を受講しました。

 講習では、AED(自動体外式除細動器)の使用方法を習いました。現在、富士市には公民館やフィランセ等の公共施設に80台設置されています。どこにあるかあまり知られていません。
  
 病気や怪我により、突然の心肺停止になった時、富士市では119番通報してから救急車が来るまで平均6分以上かかります。救急車が来るまでに現場で、AEDを使った電気ショックによる心肺蘇生が図られることにより飛躍的に助かる確率が上がります。
 しかしながら、いつ如何なるときに、心肺停止という状況に遭遇するか分りません。昼間の時間や公共施設の近くなら良いのですが、時間や場所を問わず起こりうる事だと思います。
 そこで、24時間年中無休のコンビニなら、たいていの人ならどこにあるか知っています。行政はコンビニと連携して、AEDを設置推進すべきであると私は考えます。それ以外にも、企業と行政が結び付いたシステムの構築も取り組んでいくべです。
 特にセブンイレブンに・・・・・!!

 自民党県連総務会長就任祝賀会に出席しました。

 県知事、市長、国会議員、県会議員、市会議員、人、人で食べるものもない状況で明日から議会が開かれるため、早々に引き揚げました。

地域で市政報告

 今日から、12月、今年もいろいろあったけどあと一か月になりました。地域防災訓練の後、増川区の人たちに対して、市政報告をさせていただきました。

 地区で推薦を頂き、議員にさせてもらった以上、自分が何をやっているか、どんな活動を行っているのか、また、何を今、取り組んでいるのか、知ってもらういい機会でした。
 30分位の短い時間でしたが、自分たちの住んでいる所を少しでも良くしたいなら、もっと、政治に興味をもって頂きたい、また、政治を身近に感じてもらえるようにしたい、そんな思いもありました。

 私も議員になる前には、議員をやっている人たちは、毎日何をしているのだろうと思うこともありました。選挙が近くなるとリーフレットが配られ、あれをやったとか、これを変えます、いいことが並べられています。しかしながら、日々の活動が見えてこないという声も聞こえます。

 じゃ自分がなって、そういうことを変えて、多くの人に自分の活動を知ってもらえるかというとやはり疑問です。
 少しでも、知ってもらう機会があれば、伝えたいこともあります。一部の人には伝える事が出来ても、もっと多くの方に知ってもらえる事を今後、考えていきたいです。

 出来ることから、小さな取り組みからやるしかないとは思っています。まずは地域で、いろいろな所に顔をだし、おざなりの挨拶を話すのではなく、自分の言葉でつたえる挨拶をできるようにしていきたいと思います。
 また、発言権をしっかり行使した中で、議会でも一般質問をする努力はしたいと思いますし、情報発信も色々な形で取り組んでいくつもりです。

 本日開催された、市町村駅伝は富士市は6位でした。
 イオンも開店、バイパスは車、車の大渋滞、ちょっと入れるような状況ではありませんでした。空いたら行こうかなと思いますが、今後の富士市の商店街や消費動向がどのように変わるか見守りたいと思います。

一般質問の日程、決まりました!

 明日から12月になりますが師走、先生も忙しい月になり
ます。しかし、師走になる前の月末の最終日の金曜日、会派打ち合わせ、富士創造塾、富士山ふもとの郷を守る会会合と予定は一杯で議員活動は大忙しです。

創造塾井出会長の講演会風景

 議会運営委員会後の会派打ち合わせでは、協議事項の報告がありました。議運は、議会について全般が協議される委員会です。
 11月議会での一般質問の内容及び正式な発言順が公表されました。私は、本会議3日目の12月6日午前11時の予定です。一般質問に関しては、すでに3回目、そろそろ新人だからという甘えの気持ちは切り換えて、先輩議員同様、堂々とあせらずに当局と渡り合えるようにしたいと思っています。 
 その為には、しっかりとした準備が必要なため、本日も農地・水・環境保全に関する会合でしっかりネタを仕入れてこようと思っています。
 議会改革の中で、開かれた傍聴というのを私は提言しています。多くの人が聞きやすい環境をつくり、また、多くの市民に議会の様子が発信できるようにすべきであると思います。
 しかしながら平日の昼間、一般の人が時間をとって議会傍聴というのは難しく、限られた人しか聞けないのが実情だと思います。インターネットで配信したり、ケーブルテレビにて放送をしたり色々な情報発信をすべきです。
 傍聴席にも配慮し、できれば座りやすく、体の不自由な人や子供を連れてきても聞ける環境整備もしていただきたいと思います。
 多くの人に見られることにより、緊張感も生まれ、議会中に議員が、眠るようなこともなくなるはずです。
 

建設水道委員会

 11月議会での建設水道委員会委員会での、付託議案として、議案審議がありました。
 私が気になった事は、水道事業においての石綿管布設箇所の修繕に関する補正予算です。
 6月議会でも問題になったのですが、5月12日に富士市中島での交差点で水道が破裂し、改修した際に石綿管が出てきて問題になりました。
 石綿はアスベストのことで、体に有害とされている物質です。
 富士市は平成13年に石綿管の改修に関しては、終了という判断がなされていたのにもかかわらず、今回発覚し、他にもこのような見落としがあるのではないかと心配されました。 
 これに際し、富士、鷹岡地区を重点的に実態調査を行った中では、その結果、図面上では石綿管の確認はできず、すでに石綿管の残存はないという見解でした。
 その後、接続箇所を重点的に試堀調査を実施した結果、恐れたとおり、9月末時点で18か所見つかり、今回の補正予算となった訳です。
 今まで、大丈夫という見解が一転して、もっとあるのではないかという疑惑が湧いてきます。
 当局は引き続き調査をしていき、見つかり次第改修をしていくといっていますが、なぜ、もっと早く手を打たなかったのか疑問に思います。


 午後、富士市出身のバイオニリストの田島優子さんのミニコンサートを聞き、心が洗われました。彼女は、クラシックを身近に感じさせ、豊かな気持ちにさせる演奏を心がけています。特に最後に演奏したアメイジンググレースは聞きいってしまいました。