費用弁償廃止の方向

 昨年より、議会改革検討委員会が開かれていますが、年末に行われた委員会での意見で、すでに新聞報道で、「費用弁償廃止」という見出しで掲載されていました。
 費用弁償とは、議員報償以外に本会議や委員会に出席すると一日につき1200円支給されます。年間一人当たり、4万円から5万円位が支出されています。
 会派では、この件について話し合いはされてなかったのですが、方向性としては、報酬をもらっているのですから、それ以外の報酬は、廃止にすべきであるという意見で納得しています。しかしながら、なぜ、費用弁償という名前での支出をしているのか、また、1200円の根拠はどうしてか、疑問に思っていました。
 議員になった私がそう思うのですから、一般の人達にとっては、給与以外にもいろいろな手当があるんじゃないと思われてもしょうがないと思います。
 費用弁償というとわかりにくいと思いますが、食事代と交通費という意味合いだと思います。また、1200円は、市役所へ通うのに一番遠くの人の交通費が片道600円という根拠だそうです。
 市役所へ来るのも、議員としての職務であるために、会議や委員会だからといって、その時だけ費用弁償という形で交通費や食事代をだすのも必要がないように思われます。私は、費用弁償は廃止の方向で進むのと同時に議員報償の審議会において交通費等を、含めたしっかりした話し合いをしていくべきだと思います。
 多分、条例を改正し、廃止になると思われますが、時代の中では当然と思います。議員も厳しくしていく以上、職員も多くの手当は見直しを進めなければいけないと思っています。
 議会改革検討委員会では、その他に、正副議長の複数任期について、特別委員会の在り方について、一般質問の在り方について、の4点が重点的に検討をすすめています。
 なんにせよ、議会の改革も市民に分かるようにしていく為にも情報公開していくつもりです。