パピー閉館後は?

 夜中にプログを書いて送ったつもりでいたら、朝、確認するとアップされてませんでした。寝ぼけていたのか、また、新たに打ち直しています。 
 JR富士駅北側のショッピングセンター・パピーの来年5月の閉館をうけ、周辺まちづくり推進会議と商店街等代表が、跡地に集客施設建設として活用するよう所有者に働き掛の要望書を提出いたしました。
 昭和46年に開店してから、富士駅周辺の集客施設として、多くの人が慣れ親しんできました。
 私も、小、中学校時代は吉原のヤオハンに通い、富士高に入学してからは、学校の帰りに、おしゃれな買い物ができる場所として、よく行きました。皮ジャンやステンドカラーのコートも学生時代お金を貯めて、買ったのを覚えています。
 時代の流れと環境の変化に伴い、閉館が決定した後、議会でも一般質問としてとりあげられました。商店街は、イオンが開店し、人の流れも変わり始めています。いずれにしても、パピーの閉店は、商店街の今後の在り方について多くの問題を提起している事はまちがいありません。
 先日、ある結婚式で、所有会社の王子不動産の執行役員支店長と同じテーブルに座る機会がありました。パピーの事を聞きたくて聞きたくてウズウズしていたのですが、お祝いの席でもあり、いかがなものか思案をしてると、私以外の人が、
 「支店長、パピーの後はどうなるだい?」とストレートに投げかけました。
支店長は、
 「まあ、こういう席ですから、その話は・・・」
更に、
 「映画館はできないのかね?」
すると、
 「取り壊した後は、建設予定は今のところなく、緑地帯にしていく予定です。」
 と支店長は渋々話していました。

 今後の環境変化や状況に応じた対応をするのでしょうが
今のところ、様子を見た上で計画をするとは思いますが、すぐにどうのというようなうな動きがないのが現実です。
 商店街の活気を取り戻す為、TMOを始め多くの人達がアイディアをだし、中心市街地の活性化に取り組んでいますが、いま一つのような気がします。
 商店街自体は元々、人が集まらない場所ではないと思います。しかし、行政の主導による店舗では儲からなくてもいいのですが、民間の商売は儲からなければやっていけないのです。もっと画期的な案をだしてもらわなければ商店街には出店はしないと思います。かっては多くの人で賑わいました。また、お祭りになれば、多くの人が集まる現実があります、イオンには毎日、ここが富士市かと思えるくらいの人が押し寄せています。魅力がある所に人が集まるのが市場原理です。商店街に人が集まらないのは魅力がないからにつきます。
 富士市も、市民を主体に考えた、大がかりな都市の再開発に取り組む時が来ているような気がします。