人類という家族ー平和の共同体

 2008年新年のベネディクト16世教皇のメッセージを読む機会を、聖書の勉強会で与えられました。
 毎年、世界に向けて発信をしているのですが、今年の
メッセージをお目にかかるチャンスはありませんでした。
英語で書かれているので、訳された文を読んでいるのですが、訳されると多少ニュアンスが違っている部分もあるようです。
 難しい内容ですが、
「THE HUMAN FAMILY.A COMMUNITY OF PEACE」
人類という家族ー平和の共同体が大命題のお話です、詳しい内容は原文を読んでみて自分なりの解釈をするしかないと思います。
 結婚の大切さ、そして、命と愛の親密な交わりである自然な家庭は「個人と社会が人間らしくなる第一の場」であり「生命と愛のゆりかご」です。それゆえ、家庭を第一の自然な社会と定義することは適切です。家庭は、「人間と人格の生命の基礎となる、神の定めた制度であり、あらゆる社会の原型です。

 結婚という男女の関係の新しい絆は、固いきずなを結ぶ大切な行為で、家庭がすべての上で重要な位置を占める事でありその延長線上、人類という家族が存在するわけです。
 一番小さなコミュニティが、うまく成り立たなければ、大きな世界は決してよくならないという事だと思います。
 簡単に結婚し離婚する、理由はどうあれ、家庭が壊れてしまうと言う事が多くなると言う社会は、世界平和に進む社会に成りにくいのかなーと考えていたら、隣に座っていた、仲間が
「家庭の不和は、貧乏の種。うちの家訓だよ、女房を子供を大切にしなきゃな。」
といっていました。なんとなく、教皇のメッセージより、理解できました。