「テロとの闘い」とは

 富嶽自衛隊交流会と自衛隊の懇談会が開催されました。

 富士教導団長の塚田章陸将補をはじめとする防衛省の総務部長、地方協力本部長の幹部の方を招いての交流会でした。
 
 
 自衛隊は、本年は、防衛庁が防衛省となり、その後、テロ特措法、守屋元次官のスキャンダルと話題に、事欠かない一年のようでした。
 対テロ新法案の行方も気になるところですが、会期延長の可能性は大きいようです。
 平成13年9月11日に、乗っ取られた飛行機が、世界貿易センタービル等に次々と突入し、大惨事になりました。いわゆる、同時多発テロ事件です。これを契機に国際社会は結束して「テロとの闘い」を開始しました。日本も海上自衛隊をインド洋に派遣し、海上阻止活動を行う各国へ燃料補給という形でこれに参加してきました。あれから6年テロ特措法が11月1日で期限がきれ、補給活動を中止し引き揚げが行われたのは知ってのとおりだと思います。
「テロとの闘い」と言うとどうしても、アメリカへの戦争支援のようなとらえ方をされますが、アフガニスタンを再びテロの温床にしない為の取り組みで、40カ国もの国が参加し国際社会としての取り組みです。
 日本は、国際社会の一員としての責任を果たすため、この活動を継続する必要性があります。一刻も早い新法案の可決を求める声が自衛隊員からもありました。
 今年もあとわずかです、テロにより不幸な状況は、今もあります。
 日本も他人事ではなく、世界平和に対しての、積極的な国際貢献をしていかなければ、相手にされないようなことになるのではないかと不安に思うのは私だけでしょうか?