施政方針

 本日、多くの報道陣が集まる中での議会で、一時間以上の市長の施政方針演説が行われました。
 市の方向性のベールが剥がされ、全貌が明らかになりました。明日の地方紙には全文掲載がされると思いますので詳しい内容はそれを読んでいただければと思いますが、いち早く、さわりの部分だけでも触れながら、初めての生施政方針演説の感想を述べます。
 施政方針は、
 はじめに
 新年度の市政運営にむけて
 予算の大要
 施策の大要
 結び
という段落で話が構成されています。
 市長は合併により、新「富士市」がスタートするにあたり、いかにバランスよく発展させ、高質な、風格あるまちに作り上げていくかのスタートと捉え、「先憂後楽」の思いを胸に多くの課題に果敢に挑戦し、明日の富士市を切り開いていくとし、「こころ豊かで活力ある富士市づくり進展の年」と位置付けた上で、3つの施策を実施していきます。内容は長くなるので、省きますが、行政の責務は、市民に最大のサービスを提供することであると認識し、今まで、先頭にたち全力で取り組んでました。本年は、特に市民の要望の多い、道路や河川の改修など、生活者の視点に立った事業の推進に意を注いだ予算編成を行ったとしています。
 内容はこれから、代表質問等でしっかり審議されていくと思いますが、1時間以上の施政演説を聞き終わった時は、拍手をしてしまいそうになりました。

 「市政演説って、ただ原稿読むだけでしょ。」って感じで安易に考えてましたが、24万の市民を背負い、一般予算737億のお金を執行する立場の市長は、いつものにこにこ市長と違い、キリッとしてました。
 
 さすがの市長も、途中、喉が渇いたのか、水を飲む場面もありましたが、読むだけでも大変な力がいる事だと感じました。。
 でも、聞いているほうも、力が入り、疲れました。
明日も、予算説明が続きます。市民のお金です。しっかり聞かなければ。でも、早口でページを捲るのが精いっぱいの状態です。
 

「富士市らしいまちづくりとは」

 商工会議所2月例会は、各種団体の代表と行政を交えた中で、対話集会のような形式で、「富士市らしいまちづくりとは」と題して、ディスカッションが行われました。オブザーバーとしても市議会議員も3人参加していました。

 参加団体の代表は、富士、吉原の商店会の会長、富士TMO健康印商店会、タウンマネジメント吉原の会長、NPO東海道の事務局長・市の職員と主に、商店会に関係する人達で構成されています。
 富士にしても、吉原にしても、多くの街で悩んでいる通り、シャターが閉まり、人通りもすくなくなっている状態です。
 商店街の現状は、三分の一が締まり、三分の一が辞めること考え、残りの三分の一が頑張って商売を続けようと思っている状態です。
 中心市街地活性化に伴い、色々な事に取り組んでいますが、いま一つ効果が薄く、画期的な特効薬がないのが現状だとおもっています。
 商店街と名がつく以上、そこに行けば、すべてが揃う場所でなければいけませんが、現在はそれが機能していない為、すべてが揃っている、郊外のお店に行ってしまうのは当り前のことです。お店が成り立つためには儲からなければやっていけない、人も来ないし、やっていけなければ閉める。悪循環です。市場原理は、魅力があるところに人が集まります。商店街には、人が集まらないのは魅力がない事につきます。
 行政が、補助金をだして、なにかをやらしても、商売的には二の次になっているので儲かる事はなく、人がただ集まり、お金はあまりおちていない状況だとおもいます。
 商売をやるのに魅力的な場所なら、誘致をしなくても、自然と集まってくるはずです。商店街としての商店の集まりを機能させる事をしたいのか、人があつまる場所をつくりたいのかはっきりしないのも魅力が作れない原因の一つだと思います。
 今までも、いろいろなまちづくりが話されてきていると思いますし、いろいろなイベントも行われています。「富士市らしいまちづくりとは」を話し合っていますが、商店街は復興するのでしょうか?(意見には、商店街を飲み屋一色の歓楽街にしようとか、飲食店だけの通りにしようなどありました。)真面目に話し合ったり、取り組んではいますが、効果がでるまで時間もかかるのもネックです。
 なんとなく中途半端で、協動という言葉もよく使われますが、一部の人に限られているような気がします。市民が求める商店街になっていくのでしょうか・・商店街にこだわらず、「富士市らしい」の発想を変えないといけないのかもしれません。
 簡単に考えても、、富士市に訪れた人達にをどこに連れて行っていいのかわからないのは私だけでしょうか?
 富士山が世界文化遺産登録がすすみ、富士山静岡空港が来春できます。多くの人が来ますが、本当に、「富士市らしいまちづくり」をしていかなければ、通過するだけのの都市のままになってしまいます。
 大きな観光の名所づくりにも取り組まなければいけないと思っています。富士市に市外の人を始めとし、多くの外国人も富士市に寄りたいと思わせる場所を創造していかなればなりません。
 今度の一般質問では、そんなことも取り上げるつもりです。

DMVはいつ走るのか?

 建設水道委員会で、マンション建設問題の陳情が終了後、「富士市DMV導入基本計画(案)」の説明がありました。
DMV(デュアルモードビーグル)は、JR北海道が開発した道路と線路が走れる両用車で、マイクロバスを改造し車体に格納された鉄の車輪を出し入れして、道路と線路を自由に行き来する仕組みになっています。平成19年4月より、JR北海道の釧路線で試験的営業が始まりました。
 富士市において、いろいろな公共交通の充実を図るための検討がなされてきた中では、コスト面でも、人口に合わせた需要においても、富士市にマッチした、移動手段として、DMVがおしすすめられています。市政40周年の時も、DMVを借り受け、デモ走行をいたしました。
 富士市は、移動手段として、7割以上が自動車に依存していますが、少子高齢化が進む中では、自動車に頼らないまちづくりが必要になってきています。
 新富士駅と富士駅の早期接続が望まれており、早い導入も期待されていますが、国交省の認可の関係で、いつになるかなかなか見当もつかない状況でした。本日の説明では、このまま進めば5年以内に供用開始になるとの事でした。(導入までが長いと思います)
 私の住む、須津地域も江尾ー東田子が繋がるルートも計画にはいっているので、いつになるのか気になっていました。
 しかしながら、あれば確かに便利だとは思いますが、私の地域に接続が繋がっても、最初は利用しても、乗らなくなってしまうような気がします。最寄りの駅までいくのに時間もかかるし、本数も関係するとは思いますが、多くの人は、車での送り迎えの方が早く、時間を気にしながら帰るのは不便に思っているからです。本当に、利用するのか疑問に思います。利用率が低ければ採算が合わなくなるなる訳ですが、利用を高める施策もしっかり進めていかなければ、導入されても、意味がないと思っています。
 5年後に供用開始ですが、車社会からの脱却を、進める意識改革が急務であると思うと共に、導入時期を少しでも早める努力をしてもらいたいものです。、
  

杜氏の小野君

 最近日本酒が見直されています。外国でもブームだそうです。静岡県は意外に思うかもしれませんが、お酒の美味しい県です。静岡の地酒は鑑評会で多くの賞を受賞しており、吟醸酒王国・静岡と称されています。
 私の友達に、酒蔵で杜氏をやっている小野君がいます。小学生の時から仲が良く、高校も同じ、東京に行ってからも、近くに住んでおり、社会人になってからも、定期的に飲んだりしています。
 小野君は小学生時代は、頭脳明晰・運動神経抜群で容姿も淡麗、また、会社経営をしている裕福な家に育ち、家に遊びにいくと、シャンデリアがあり当時、皆の羨望の的でした。その、小野君が、富士宮の高砂酒造で杜氏をやっているのは驚きです。
 高砂酒造のお酒は、大変有名で、富士の伏流水で作られたお酒は、非常に柔らかく、辛口でも優しさを感じさせるお酒です。また、能登杜氏の吹上氏が作る山廃造りのお酒は数々の賞を受賞していることでも有名でした。その名杜氏の吹上氏が一昨年急逝し、それを受け継ぎ、小野君が新杜氏として、今年のお酒を造り上げました。立派なお酒を作っています。
高砂のお酒を飲んでください。

 仕事もしっかりやっていますが、先日、47歳で初めての、子供ができました。2月5日に男の子が生まれたそうです。(子供ができたと聞いた時は、驚きました)
お祝いができてないので、高砂の近くいく機会があったので会おうと思いましたが、会う事はできませんでした。
 お酒を造りだすことも、大変苦労をして造り、感激してると思いますが、47歳になって初めての子供の誕生は、待ち望んでの子供ですの喜びもひとしおではないのかと思います。
(少子化の中では、年を取っても子供を作るのは、尊敬に値します。個人的には市から祝い金の申請をしたい位です)
本当に、良いお酒ができ、健康な子供もできおめでとうございます。お互いに忙しい身ですが、必ずお祝いにいきます。
読んでるか分らないけど。
「こうちゃん、浩希君の誕生おめでとう。」

 子供が成長するまで、まだ、まだ、仕事をがんばらなけらばならなくなりましたね。勢いにのって、もう1人50歳に成るまでに作ったら、表彰状を上げます。

 

一般質問

 2月議会が始まっていますが、一般質問ができるかどうか、微妙な瀬戸際に立っています。一般質問に関しての考え方は、議員にとっても、市民にとっても、職員にとっても違います。
 議員である以上、議会においてしっかりと発言をしていく事は大切なことだと思っています。市民に対しても、市民の声を代弁したり、取り組みや活動を知って貰う為にも必要な事だと思います。
 しかし、発言をする為には、それなりの準備をしなければいけません。以前、先輩議員に質問と質疑の違いを教えられました。
「質疑とは、わからない事を聞くことであり、質問とは、調査した上で、問いだ出していく事である。質問で、わからない事を聞くのは時間の無駄で、勉強していないとみなされてもしょうがない」という事でした。
 一般質問をするという事は、質問に際し、入念に調べ、自分なりのストーリを展開していかなければなりません。1時間という、持ち時間が長いか短いかは、質問の内容にもよりますが、しっかりした準備がなければ、討論はできないし自分の求めている答えは引き出せないのは確かです。(中には台本がある人もいますが・)
 25日が通告の締切です。最大の努力をしていくつもりですが、納得できる状態にできるか微妙な状況です。昨日も準備の為、富士宮のシンポジウムに参加してきました。
 一般質問に関しての意見として、パフォーマンスのように捕えられたりしますが、それに費やす労力は、時間もお金もかかります。私は、何より質問に取り組む事は勉強をするというきっかけにもなり、より色々な知識を取りこめるチャンスだとも思っています。資質向上の為にも、できることなら、発言権を行使したいと思っています。
 今日も、調査研究の為に出かけます。

 しかし、間に合うかなー微妙だなー・・・

 質問したい内容はあるのですが、考えをまとめるのに時間がなさすぎます。しっかり取り組みたくても、他の用事があまりにも多すぎて・・(ちょつとあせっています。)
質問内容が、明らかになり次第、報告いたします。

バレンタインコンサート

  バレンタインデイの日に、妻と共に行くのは、結婚以来初めての事だと思いますが、昼食付きの音楽会にいきました。
 ヴァイオリニストの田島優子さんとは、以前「文化が香るまちづくり」のシンポジウムを開催した時に、パネラーとして参加して頂いてから、懇意にさせてもらっています。
 コンサートの案内を頂いたのですが、忙しいので行けるかどうかわかりませんでしたが、なんとか時間が取れたので、心を癒す為と妻への日頃の罪滅ぼしの為に、参加しました。
 でも、会場が、大渕のメゾン・ド・アニヴェルセルとなっていたのですが、いったいどこにあるのか分りませんでした。聞いても知らないと言う返事が多く、車のナビを頼りに行った訳ですが、驚いた事に、大渕のあまり人家のなかった場所に、白亜の建物がいつの間にかできていました。 
 結婚式場かと尋ねると、すべてのアニーバサリーを、この場所で行ってもらいたい為に作られたとか。結婚式、初めてのデート、お誕生日、家族のお祝いごと、どんな記念日でも対応してお使いしてもらいたいとの事でした。皆さんの記念日をスタッフが演出してくれるそうです。バンケットも洒落た白を基調とした内装で清潔感と明るい造りになっています。(こんな、素敵な場所が大渕にあるなんてどういう事って感じです)
 
 この場所で、本日も、バレンタインコンサートという素晴らしいイベントを提供してくれました。

 田島さんはヴァイオリニストとして、世界の小沢征爾に師事した後、現在、いろいろな所で、コンサートを開き、「オーケストラを身近に」をコンセプトに気軽に聞けるサロンコンサートを積極的行っています。
 シャンソンからタンゴそしてワルツと、多くのジャンルを取り入れた、飽きさせない演奏をしてもらい感激をいたしました。途中で用があった為、中座しようと思ったのですが、つい最後まで聞きほれてしまい、用を一つキャンセルしてしまいました。

 

市役所にいって用を足した後、事務所へ戻るとチョコレートがつみかさなっていました。(ちょっと自慢です)うれしいけど、なんか複雑な感じです。お返しを来月しなくてはなりません。
 有意義なバレンタイデイでした。
 

びしゃもんさん

 毘沙門さんが始まりました。13日から16日の3日間の開催ですが、どこかで行こうとは思っていました。議会は始りましたが、今年は、同じ会派の川窪議員が地元という事で、皆さんが集まるというになり、初日に寄らせていただきました。
 毘沙門さんは子供の頃より、馴染みが深く、必ず、新年の祈祷と大祭でのだるまを買う事は何十年も欠かしたことはありません。おかしなことで、毎年続けている事で、行かないと何となく、災いが起きたりするのではないかと思いやめるにやめれません。
 毘沙門さんと言えば、だるま。そして、坂田のたんきりが有名です。坂田のたんきりがなんであんなに売れるようになったかしれませんが、一説にはこの3日間で1年分の売り上げがあると言います。私も買ってしまいました。もっとも、普段の日にやっても、売れないとは思いますが・・・
 セオリー通りだるまは杉山だるまで購入いたしました。値段は、交渉次第ですが、最近はあまり、値段のやり取りはしなくなりました。私は4号だるまを買いましたが、最初に6500円を6000円にするよと言われ、渋っていたら、
「じゃあ、5800円、もう負けられないよ」
縁起ものですのでそれで了解しましたが、いつも思うのですが、1万円を渡すとお釣りを返される時に
「4200万円のお返し」
と桁を大きくして言います。
 おやじが飲み屋でいうギャグみたいですが、これも縁起を担いででしょうか・
 昨年は選挙があり、だるまに頼ったのですが、なぜ、選挙になるとだるまをみんな飾るのでしょうか?
 七転び八起きという言葉がありますが、七回も選挙で失敗したら、立ち直れません。また、七回しか転んでないのになぜ八回起きるのでしょうか、だるまを見てて、ふと疑問に思いました。
 

福祉キャンパス

 本日より2月議会の本会議が始まります。本会議を。前にした中で、昨日、新人議員のチャレンジ改革7の4回目の勉強会が開催されました。
 まず、平成18年より施行された障害者自立支援法の説明をうけました。わかりにくいのですが、簡単に言えば、近年のノーマライゼーションの理念に基づかれた支援施策は、飛躍的に充実し始めましたが、制度上の課題や問題点はあり、今なお制度は見直されつつありますが、障害者が地域で安心して暮らせる社会にする事を支える施策です。
 富士市での何らかの障害をもった登録者は、身体・知能・精神障害をあわせて、8,957人です。しかし、精神疾患に関しては通院者は登録者の3倍もいます。
 制度自体が、難しいのですが、行政側は、わかりやすく変更のあった段階で説明をしていく努力をするとの事でした。
 制度の勉強の後、場所を、福祉キャンパスである、知的障害児施設のふじやま学園と知的障害者授産施設のくすのき学園を視察しに移動をいたしました。
 福祉キャンパスでは、「やさしさの一歩」を歌い、
地域と繋がりを持ちみんなで一緒に安心して暮らせるよう様々な活動を行っています。
 くすのき学園では、自立訓練や就労移行支援・就労継続支援の3つの事業を自立支援法に基づき福祉サービスを提供しています。
 
 施設はきれいで生徒も、ユニーで展示即売をやるフラワーアレンジメントや富士ブランドに認定されたトイレットペーパーの仕事を丁寧にこなしていました。

 福祉キャンパスで問題となっている4月より、調理に関しての指定管理者がワーカズコーポという会社に委託され、その準備が進んでいます。危惧されている事は、普通の所と異なり、ただ食事を提供するだけではなく、障害を持つ児童に一般家庭同様にコミュニケーションをとった中での配膳サービスができるかが求められており、民間企業でできるか心配されています。
 決まったことなのでその事がクリヤーできるようしっかりした業務委託をし、見守るしかない状況だと思います。
 

専決処分について

 13日より議会が始まりますが、議会開催前に専決処分の報告がありました。
 専決処分という言葉は、正直、私も議員になってから知りました。あまり、一般的に使われる言葉ではありませんが、議会用語の一つです。
 専決処分とは市長が議会の議決・決定を経なけらばならない事柄について、地方自治法の規定に基づいて議会の議決・決定の前に市長自らが処理することをいいます。
 専決処分には主に、2つあり、議会を招集する時間がなく緊急の場合において処理を行う事(179条)と議会において指定した軽易な事項においての処理(180条)があります。前項は、条例や予算に係る事が多いですが、私が議員なってからはありません。毎回、専決処分で報告されているのは、軽易な事件や事故の和解についてです。
 今回も専決処分5件が報告されましたが、すべて事故の損害賠償の額の決定と和解についてでした。
 
 事故については職員が係る事で、多くは、市民が、市の道路に、穴ぼこが開いていて、パンクをした事についての賠償がほとんどです。過失割合は、場合によって差異はありますが、大体は7対3で市役所が7割の負担をした中で、解決をしています。

 道路でパンクをしても、不運だと思い、各自で処理をしている人は多いと思います。市道においては、市へ連絡すれば
賠償をしてくれる事を覚えていてください。
 私は、先日、中里ー田中新田線において、水たまりがあったのですが、車とすれ違う際、水たまりにはいり、穴にはまり数十メートル走った所でパンクしました。
 しかしながら、議員が市道でパンクし、市へ被害を出して賠償してもらい、専決処分の報告をされたら、他の議員や職員に何をいわれるかわからないので申告はしませんでした。
 道路は、大雨の後や、大型車両が頻繁に通る道路では、急に穴ぼこが開く事があります。くれぐれも、穴ぼこにはまらないよう注意して下さい。
 万が一、市道で穴ぼこにはまり、パンクしたら届けをだせば、賠償はしてくれます。
 でも、専決処分の報告で氏名、住所が報告されてしまいますが。・・・・

議員野球

 小学生時代、地域のソフトボールを熱心にやってた時がありました。体は小さかったのですが、運動は好きで、剣道やサッカーもクラブに入り勉強そっちのけで、取り組んでた時が懐かしいです。
 色々、スポーツはあるのですが、私の時代はやはり、野球でした。ソフトの練習をしていても、王だ長嶋だ、足が速いのは柴田、高田だの守備は黒江だよななんて、好きな選手の名前を言って、守備位置や打順を取り合ったことを覚えています。
 

 昨年10月に雨で、中止になっていた富士中の野球部と議員団の野球チームの試合が昨日行われました。前日は大雨でまた、中止かなと密かに思っていたのですが、天候は回復し、暖かな日の中で開催されました。
 私の背番号は1番です。ピッチャーという訳ではなく、ただ単純に、議席番号が1番という理由でなりました。

 最近は運動という運動をした事がなくて、中学生と野球の試合をやると話すと
「よせ、よせ、どうせ敵いっこないんだから、急に体を使ってアキレス腱を切るのが関の山だぞ」
 と冷やかされましたが、私を含め、中年以上の年配者の集まりなので、実際、冗談ではない話です。皆で無理をしないよう心掛けました。

 教育長の華麗な始球式の後、市長の激励を受けてから試合は始りましたが、結果は、11対1で、負けました。当然の結果ですが、でも、それなりのプレーもあり、点数も取れ、怪我をしたものもいなかったので善戦をしたと思っています。
 野球をやりながら、体が自由に動かないもどかしさと子供の頃を思い出し、また、変な緊張感があり、それなりに楽しい時間を貰え、良かったです。でも、中学生からしたら、野次がうるさいおじさんとの試合に付き合わされて迷惑だったかもしれません。
 もっと、練習になるよう議員野球団も日頃より練習をした方が良いかも・・・・・
 でも、時間がないから仕方がなく、各自がバッテングセンターで練習をするのが精一杯です。
 

公園利用

 東京に研修に行きながら、寄り道をしてきました。
 竹下通りで、若い人たちの人ゴミに囲まれながら、表参道を歩き、明治神宮でお参りをして、代々木公園を視察、いたしました。
 東京にはよく行くのですが、原宿界隈はあまり縁もなく、10年位前にまちづくりで、竹下通りや表参道の商店街で取り組んでいる、イルミネーション事業を見学に来て以来かもしれません。

 どこから、人が集まってくのかと思うほど人にあふれていますが、ほとんどの人が遠くから来ている人達ではないでしょうか。また、表参道にあった、古い蔦が絡まっていた、アパートはとり壊れて原宿ヒルズになっていました。学生時代の風景と変わってきています。

 今回どうしても、寄り道をしたかった訳は、代々木公園の施設の利用に関してです。今、富士市で抱えている公園利用の問題がありますが、代々木公園ではどのような状況なのか、改めて実証したかったからです。公園利用の規約はありますが、運営に関して円滑に進んでいるのか、利用者は満足しているのか、自分なりに分析をしてきました。
 代々木公園は、都内でも大きな公園で、緑も沢山あり、多くの利用者があります。施設利用の中に、サイクリング車の貸し出しやドッグランも整備されています。私が見たかったのはそのドッグランの施設でした。
 富士市もそうですが各自治体公園において、ペット(特に犬)と他の利用者のトラブルがあります。施設を造る事よりどのように運営がされているのか確認したかったのです。
 

 十分に見学もでき、多くのヒントを得、今後の問題として、提起できる事を得る事ができました。
 公園もそうですが、公共施設の利用に関しては、利用者のモラルとマナーを確立しないといけないのが急務だと思っています。
 

議会改革講座

 「地方議員のための議会改革講座」を東京で受講してきました。議員が知識と意識の向上を常に図る事は、議会改革に繋がっていく事だと思います。いくら、物事を進めたくても知識が伴わなければ、説得力がかけるからです。しかし、知識を形として、表せるようになるには相当時間はかかります。
 勉強会は今では色々な所で開催され、参加はしやすくなりましたが、お金と時間はとられるのも事実です。
 本やインターネットの検索で調べるより、生の声の方が理解しやすいと思っています。そのような活動も議員として進めているのですがなかなか皆さんには理解していただけないのも事実です。
 専修大学の小林教授の講座でしたが、研修報告は提出いたしますので、触りだけでも、

 今、自治体が抱える問題は、格差に象徴されるお金の問題だけではない、意識の違いが大きな問題である。いい自治体とは、市民が自分の住んでる所に愛着をもち、プライドをもっている。気持ちを一体化させるまちづくりが必要である。その為には危機感を共有化し、市民、職員、議員が危機意識を持っているところほどまちづくりの動きがよい、市民には
駄目になるというイメージを植え付けた方が良い。行政は悪い事を隠したがるが悪い事を皆で議論した方が良い。
 議員はこれからは、個人でも評価されていく時代であるが、評価の仕方が問題ではあり、厳しい評価がもとめえられてくる、5年〜10年の間にはネット上でも点数がつけられ公開されるのではないか。そうなるとやったことを言いたがるパフォーマンスがででくるが、問題は何をやったかではなく、何でやれなかったかを説明しているかである。
 議員は過半数に満たないと形にできないので、努力しますとしか言えない現実がある。
 議会改革はまったなしでせまられています。自治体の将来どうしたらいいか考える上で、議会がビジョンを持たなければいけないと思います。

 大変勉強になりました。また、小林先生の講義は、きつい皮肉をいれたジョークを交え、退屈しないで聞く事ができました。5時間の講義で
 「ふざけた人ですね」「さいこーですね」「さいあくですね」を何十回と連発をしていました。
また。皮肉る場合の例えは、すべて身近な話でも、
「アメリカの話ですけどね」
として厳しい指摘をしながら、良く分かる話をしていてくれ、爆笑の中での話は、人気の高い講師であることを、印象付けさせてくれました。

元気実感いきいき予算

 昨日の20年度の予算の発表に伴い、昨年、会派で出した「平成20年度の重要施策に対する要望書」の解答と予算の概略の説明をうけました。
 「元気実感、いきいき予算」と名づけ、活力ある産業都市再生に向けた基盤づくりや少子高齢化における市民生活の充実と安心・安全な社会づくりを推進する予算となってるとの事でした。
 予算につきましては、驚いた事に一般会計に関して、昨年同様、過去最高の737億円です。「元気実感いきいきではなく、元気実感、いけいけ」予算だと勘違いしそうだという某議員もいました。また、同じ予算額は、長い歴史の中でも初めての事らしいのですが、同じ数字になるというのはなんか数字を合わせたのではないか、と疑いたくなってしまいます。財政課長の説明ではそのような事はないとありました。

 もっとも、予算ですから、あくまでも概算ですので、どのようにもなると私は思うのですが、たまたま数字を出したら同じであり、変な小細工をせず正直にだしたと評価できるのかもしれません。
 (きっと、市長は、同じ数字にするなと言わなかったでしょうね、多分?)
 概略ですが、予算を見る限りでは、それなりの新規事業も盛り込み、財政状況も堅調な推移が見られます。
 これから、細かい事項については、チェックし、全体的に見なければいけないのですが、まず、私の地域の事に係る事がどれだけ予算に盛り込まれているか気になってしまいます。
 重要施策については、本日、研修で東京に行かなければならない為、朝一番で出かけなければなりません、次回に回します。

 市役所から景色をみると、新聞でも問題になっていた、第2東名の「NEXCO]の看板が取り去られていました、対応の早さにびっくりです。

頑張り過ぎない!

 市の職員は楽をしているという話をよく聞きますが、行政の仕事というのは、肉体的な疲労より精神的疲労が多い職場だと思います。
 行政サービスも複雑になり、市民の目も厳しくなり、それなりの苦労は強いられていると思っています。現実に精神疾患を患っている職員が年々増加している状況が報告されています。しかし、民間に比べ、休む事ができやすい職場でもあることは事実です。
 私は、議員になってから、今までよりやる事が多くなったことは言うまでもありません。仕事の質や内容、人間関係も変わり、仕事量も増えました。現在、なかなか休める事ができにくい状態になっています。議員になり、ある程度自分なりに気を張ってきました。心配なのは、このまま体を休めない状態が続いていくと、ストレスが増え、心のバランスを崩す恐れがあるのではないかと思っています。
(何がそんなに忙しいんだと言う人いるかもしれませんが)
 うつ病というのが現代病になりつつある中で、今の社会では、誰もがうつ病になる可能性をもっています。
 気になるうつ病の初期症状の項目が新聞に載っていました。
①朝、起きられない
②仕事の能率がおちた
③意欲がわかない
④眠れない熟睡感がない
⑤溜息をつく
⑥涙もろくなった
⑦死にたくなる、消えたくなる
 私はこれを見て、当てはまるものがほとんどで心配になりました。まあ、自分でうつ病かなと気が付いていないので深刻に考えないようにしています。
 ただ、責任感が割と強く、まじめな所がある為、休むという事がとりにくい私は、ついつい頑張り過ぎてしまう恐れがあり、うつ病になりやすいかも知れません。
 うつ病にならない為にも、体を休ませることは大切な事だと思っています。記事の中に、
「疲れたから休む」
という状態にするのではなく
「明日頑張る為、今日充電する」
という、考え方をしないといけないという事です。
私も、議員として、仕事をしていく為にも、がんばりながら、がんばらない発想をもとうとも思いました。
 
 本日、20年度の予算案の概要(一般会計は過去最大規模の737億)を会派でチェックします。
 頑張り過ぎずに頑張ります。
 

天空の世界へ

 昨日、後援会の地区役員会の席で、後援会でゴルフをやろうかという話が出た時に、
「ゴルフも寒いと体が言う事が効かないし、俺の腰の治療をしてくれるのが、1月2日に息子が亡くなっちゃって、腰の治療が延期になっちゃてんだ。」
 なんか聞いた事があるような話だなと思いきや、私の知り合いの小口さんの事でした。
 
 小口さんは本業のコンピュターの仕事以外に写真家として、また体の筋を矯正したり、街づくりプランナー、料理家だったりその他にもマルチな才能を持った人です。
 その小口さんの愛する息子さんが1月2日に富士山で滑落事故で他界しました。息子さんも消防に勤める傍ら、父親同様、写真を愛し、展覧会で賞を貰うほどの才能をもっていました。
  亡くなるまで、撮り続けた写真の遺作写真展が本日より、中央図書館で、開催される事を聞き、さっそく出かけてきました。心優しい努力家であった息子さんの作品を展示することにより、多くの人にその才能と生きてきた証が、心に刻み込まれる遺作写真展です。

 息子さんを亡くされて、小口さんは悲しくて、苦しくて、仕事も手につかない中でも、亡くなられてから2週間で遺作集として、「天空の世界へ」を出版しました。愛する山への思いが伝わる写真集です。本当は、生きている中で才能を開花させ、本人自らが、写真集を出版させたかったと思います。
 父として、小口さんの思いは必ず、天空の世界の息子さんに届いていると思います。
 改めて、息子さんの貴裕君のご冥福を心よりお祈りします。
 

 素晴らしい写真展です。11日まで開催してますので、足を運んでください。
 

確かな情報とは

 商工会議所の振興委員を現在、務めています。忙しいことが多く、ほとんど担当者と会う事がなく、いつも資料だけを目を通すだけです。商工会議所からすると、あまり協力的な委員ではないと思われていると思います。
 商工振興委員の役割は、地域においての会議所の会員促進と地域状況を会議所にあげ、それを取りまとめ会員情報として流しています。
 先日、会議所の担当者がきて、話をしたのですが、地域情報を吸い上げるという事で、私に尋ねてきました。

「近くに商業施設ができる話を聞いたのですが、それに伴い
○○が撤退すると聞いたのですが本当ですか?」

それに対して私は、

「噂は聞いた事はあるけど、確かかどうかわからないよ。逆に本当に、施設ができるのか聞きたいし、また、○○が閉店するって言ってるの?」

○○と書いているのは、私も商売をしているから名称を出してしまうと、今の私の立場からだと
「市会議員の荻田が言ってたよ」
と言われると、自分でも確認できていない事が事実化され、確定しない事まであるように話され、実際、決まってないのに噂で○○がおかしくなってしまう状況が出来てしまう可能性があると思っているからです。
 
 富士市においてあちらこちらで商業施設建設の話がでています。
 多くの皆さんが、
「あそこは何ができるよ」
「あの建物を取り壊し、何々ができるよ」
という話をする訳ですが、大抵が、人から聞いた話をしていると思います。
 先日も、某議員から、
「荻田さん、ドンキホーテができるって聞いたけどほんとう?」
「なんで?」
「確認されたもので、確かな情報かなと荻田さんに確認しようと思って」
「えー俺も聞いた話だから、確かと言われると困るから、ゼネコンの社長に聞いてみるよ」
とその場で電話を掛けると、

「うちの仕事じゃないからわからないけど、その話は、○○運送会社の○○社長が言ってたから、本当じゃない。」

と情報の伝わり方というのはけっこういい加減だなとつくづく感じました。

 結局、建築指導課へ行って、確認をしにいったのですが、
確認申請をだす窓口が市だけではなく、県や、民間でも受け付けているためにすべては把握はできていない状況がわかりました。
 確かな情報を伝えなければ、噂で仕事や商売というのは左右される恐れがあります。以前は、商工会議所が、商業施設建設に対しての受付をしており、何ができるかは商工会議所に聞けばわかっていましたが、確認申請の改正により、商工会議所でも把握できないようになりました。
 商工会議所で、その辺の情報を裏付けをとり、噂話ではない、確かな情報として会員に流す、システムを作って頂かないといけないと思いました。
 

 会頭を含めた意見交換会があったので、専務理事にはその旨を伝えました。

かわいい見学者

 先週の金曜日、委員会終了後、会議室を出ると、多くの小学生が列を作り、廊下に並んでました。
 何か尋ねると、小学生が議場を見学に来たとのこと。
鷹岡小学校の3年生が社会見学として、議場にて、議会事務局の説明を受けていました。
 先輩議員に、
「荻田君はあの中に入っても、分かんないじゃない」
とからかわれましたが、市民の多くは、議場に来る事はないと思います。議会中には、傍聴席から議場を見る事は出来ますが、議員にならなければ議場で座る事はないと思います。 私も議員になり、初めて議場に座る事ができました。議員以外は、議会や議場というものは、市民や子供にとっては、あまり縁のないところではないのでしょうか。
 多くの人が、議会について興味をもって頂く事が、まちづくりにも繋がると思います。少しでも、理解をして頂く為にも多くの見学者が来る事は望ましいことです。もっと、オープンに開放してもいいような気もしていますし、受け入れてることを市民に知らせるべきだと思っています。

 かわいい見学者の中から、将来の市長や議員、市の職員になられ、自分たちの住む、まちづくりに貢献する人たちが生まれてくる事を期待しています。
 私も子供たちの期待を裏切らないよう、がんばらなけらば。。。
 
 蛇足ですが、委員会の一般傍聴は、15名までと規定されていた事を、他委員会の傍聴で知りました。それ以上は、委員長の許可がなければいけないようです。というのも、15名以上の傍聴が先日、あった時、委員会開催の前に事前に報告されました。もっとも、あまり、一般の人は傍聴に来ませんが。

鬼はそと、福はうち

 2月3日は全国的に節分の日です。節分とは季節を分けるこ事を意味し、立春の前日を指しています。
 午前中は立正佼成会の節分祭、午後は三日市浅間神社の豆まき、夜は、我が家で恵方巻きを食べた後に家族豆まきと節分の日を十分に堪能いたしました。
 立正佼成会では、多くの来賓と信者の方が、集まり、豪華景品の当たる福引と来賓からの信者への豆まきが行われました。
 雨が降っていたので、室内で行われました。豆をまく来賓の人数が多く、一メートル間隔で豆をまいたのですが、豆をまくというより、自分の周りの人に豆を配るそんな感じでした。「鬼はそと、福はうち」の掛け声もなく、あっという間に終わりました。
 午後は、三日市の浅間さんでした、こちらでは紋付き袴で木の升に豆がはいっており、神事の後、神殿にて豆まきを行い、その後、外にで、一般参拝に来ている人たちに、豆をまきました。雨が降っているので傘をさしている方は、後方にまわってもらい、傘をささない人が前にきてもらうインフォメーションの後に一斉に豆まきを始めました。
 私は初めての参加で勝手がわかりませんでしたが、家を建てた時に行う、投げもちみたいな感じでした。
 豆まきを終えた後、自分の年の数だけ、豆を食べ、今年一年の無病息災を願いましたが、結構な数を食べなければならないので大豆が唾液を奪い、水がなくては食べきれない状況です。
 今年の恵方は南南東です。最近、急に「恵方巻き」なる巻き寿司を食べるようになりましたが、5年位前には何で節分に巻き寿司を食べるのか意味がわかりませんでした。
 大阪船場で行われていた「丸かぶり寿司」が起源であるとか海苔屋が海苔の需要拡大を考えて作られたとか言われていますが、バレンタインとかホワイトデイとか、日本人はマスコミに踊らされるのが好きのようです。

 私も南南東を向き、黙って、恵方巻きを食べました。一日縁起が良くなるように動き、ぐったりです。
 これだけやれば、今年は福だらけだと思っています。