メタボとロコモの予防対策としてのポールウォーキング

運動不足で病院でもメタボと言われています。

先日、メタボとロコモの予防対策としての運動手法の提案としてポールウォーキングについてNPO法人ふじPFI研究会代表の中田幸次郎氏の話を聞く機会がありました。
その前に、メタボは分かるけどロコモってなんだ?と思いましたが・・

メタボは内臓脂肪肥満で高血糖、高血圧、高脂血症のうち2つ以上合併した状態を言い、脂質異常症が疑われる人は約4220万人にも上るという報告もあるそうです。メタボに比べ、聞きなれない、ロコモとは、運動器症候群と言い、運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態になる事で、変形性関節症、骨粗鬆症に限っても推計患者4700万であり、国民病と言えるそうです。
一般的にメタボとロコモの予防にはウォーキングが手軽に始められる運動と言われています。ウォーキングはいつでも、すぐにできるのが魅力な上、ダイエットやシェイプアップに有効な有酸素運動として知られています。
中田氏は、そのウォーキングの効果をさらに高めるために、「より短時間で」「安全に運動効果が得られる」効率の良いウォーキングスタイルとして2本のポールスティクを使って歩くポール・ウォーキングを推奨しています。ポールウォーキングは有酸素運動で あるウォーキングの効果をさらに高めます。通常のウォーキングは1時間で280カロリーの脂肪消費ですが、ポールウォーキングでは400カロリーの脂肪消費となるそうです。ウォーキングするならばせっかく運動をするのですから、最大×1.5倍の効率を期待できるポールウォーキングなら時間もセーブでき、割と忙しい私にとっては良い話です。

そのポールウォーキングの簡単な使用方法の説明を受けましたが、中田氏は、現在、毎月第2第4土曜日にフィットネスポールエクササイズを常葉大学富士キャンパスで講習会を行っており、すでに140回開催しているそうです。
メタボでありながら、時間がない私にとってはポールウォーキングは魅力ある話でもあり、真剣にチャレンジしてみる価値はあるかも・・・です。

議員は「健康第一!!」

議員活動を続けていく上で常に気を付けるように言われている事は「健康の維持・身体の状態」についてあります。どんなに頑張りたくても、病気になってはやりたい事もできません。ただ、生活が不規則なので健康状況については、心配な事も多いです。

その意味では定期的な検診は必要な事であると思っています。
私は、15年位前から東京の病院で仲の良い先輩と人間ドッグにだけ通っています。新年度になりましたので、人間ドックに予約を入れ検査をしてもらうことになりました。
ここ何年かは、肥満の傾向もあり脂肪肝と高脂血症が指摘されています。生活が改善されていませんので、恐らく数値的には引っかかると思います。わざわざ東京まで行くのは、日常的に精神的なストレスもあるので気晴らしも兼ねての人間ドックでもあります。検査してすぐに結果を説明してくれるので、更なる体の異常がない場合は娘のところへ寄り何かおいしいものでも食べてこようかなと思っていますが・・・・ですから大きな異常のない事を期待しています。
とりあえず年に一度の事ですが、東京に行っていますので富士市にはいませんのであしからず。
なんであれ、議員は「健康第一」です。

花粉症。早めの対応を・・・

この4,5日の間だと思うのですが、私の体に劇的に変化が生じています。
喉の調子がおかくなり、目がかゆいです。くしゃみが出始め、鼻水が止まりません。
どうやらいつもの病気が発症してしまったようです。

そうです。花粉症です。
インフルエンザにはならないようにと気を付けていたのですが、ある意味、風邪よりもつらいです。寝ていると無意識に目をこすっています。車を運転していると突然くしゃみが出始め止まりません。黙っていると水のような鼻水が出てきます。マスクをしても鼻水が出てきて気持ちが悪いです。マスクをして市役所には行っているのですが、インフルエンザだと間違われてしまいます。9月議会でも風邪をひいてマスクをしていましたので、議会が始まると病気になると思われていしまいます。

市販の薬で何とかしようと思ったのですが、このままでは、ちょっと議会や生活に支障をきたすと思い早めの対応として病院に行ってきました。

吸引と注射、そしてたくさんの薬を処方して頂きましたが、注射が利いたのかくしゃみと鼻水がとまりました。ありがたい事です。ただ、眠気が出てくるようで、不謹慎な話、地域の方の通夜に出席した際、読経の最中に居眠りをしてしまいました。いつまで、注射と薬の効果があるかわかりませんが、とりあえず落ち着きました。良かったです。
やっぱり早目の治療ですね。
花粉症でお困りの方、あれやこれや試していると思いますが、やっぱり病院に行った方が早いですよ・・いつも花粉症で悩んでいる私からのアドバイスです。

STOP ノロウイルス

ノロウイルスが全国的に猛威を振るっていますが、県の富士総合庁舎に用があった際に、1階の入り口に「ノロウイルス食中毒注意報 発令中」が表示されていました。ちなみに食中毒は保健所管轄で、行政対応は県です。

県では、「STOP ノロウイルス食中毒」と言うパンフレットも配布しています。

ノロウイルスによる食中毒症状は1年を通して発生していますが、驚いたことに物が腐りやすい夏よりも、特に10月から3月にかけての冬季に多く発生しています。現在、新聞メディアでも報道されていますが、県内においても猛威を振るい始めているようです。
ノロウイルスは感染性胃腸炎や食中毒を引き起こす代表的なウイルスです。感染すると12〜48時間で吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などの症状がでます。人の便や感染者の嘔吐物にも大量に含まれており、処理するにはマスクや手袋を着け、ペーパータオルなどでよく拭き取り、塩素系消毒剤で消毒する必要があります。通常は発症しても1〜2日程度で快方へ向かいますが、ウイルスは1週間ほど排出され続けるため、下痢や嘔吐などの症状があった場合は要注意です。特に重篤化する恐れがある乳幼児や高齢者がいる家庭は徹底した消毒が必要です。
ノロウイルスを防止するためには、
・加熱する食品は中心部まで加熱しましょう
・2枚貝の生食は避けましょう
・生で食べる食品は十分に洗浄しましょう
・調理器具の洗浄をしましょう
手洗い(手洗いは食中毒予防の基本です)
・トイレに行った後、調理を始める前、生の食材を扱った後、食事の前など必ず手を洗いましょう。
・ノロウイルスは消毒用アルコールや薬用せっけんでは完全に殺すことが出来ません、石鹸を十分に泡立てて汚れを浮かし汚れと一緒に大量の水でノロウイルスを洗い流すことが重要です。
ノロウイルス、気を付けてください。
ご相談、お問い合わせは最寄りの保健所でどうぞ・・・
ちなみに最寄りの保健所は 
富士保健所衛生薬務課0545−65−2154
です。

病院を比較するのは何ですか・・

個人的な話ですが、今週、両親が2人仲良く心臓疾患で別々の病院に入院していました。
同時に2つの病院に入院したので比較するのは申し訳ありませんが、ちょっと気になった事がありまして・・・

実母は心臓のカテーテル検査をした後に、天皇陛下と同じの冠動脈のバイパス手術をしました。心臓自体は強いので、詰まった所からバイパスを繋げば、元気な状態に成れるとの事でしたが、80歳を超えているので心配してしまいました。でも、手術をした次の日から立ち上がり、一安心です。
父も以前、心筋梗塞を起こした箇所が詰まっていない事がわかり、後日、他の手術はしなければいけませんが、心臓は大丈夫であり安心しました。

今回、実母の手術をしてくれた清水町の岡村記念病院は、心臓外科と循環器内科からなる循環器専門病院で、病床数65床、内ICU10床で心臓外科医4名、循環器内科医8名の計12名の規模の病院です。岡村記念病院に入院したことを聞いた時は、「なぜ、母だけ市外の遠い病院に」と思いましたが、東のはずれに住んでいる私の家からだと、混んでなければ30分で行けますし、市役所からでも東名を使えば、35分です。清水町とはいえ、時間的にはさほど遠いと感じませんでした。

岡村病院は、きれいな病院であり、また、看護士が多い事には驚きました。手術前には、看護士さんが次から次へ「何か無いですか」と声を掛けてくれます。また、家族に対しての手術の説明も指定された時間通りに始まり、パソコンや用意された図を利用しながら、手術の手順を書いてくれました。手術の待合室も畳の個室(テレビ付)が用意されており、待つ苦痛を感じませんので、家族としては、ありがたいです。説明に際しても、医師や看護士さんが、新しい先進の治療方法を取り入れながら、不安を与えない十分な「説明と同意」に基づいた循環器医療を取組んでいる姿勢は伺えます。患者や家族に安心感を与えてくれます。
父は母同様、中央病院で先に心臓のカテーテル検査を行っていましたが、家族に午前11時30分に説明があると言われ、私が市役所を抜けて30分前に行きました。たまたまなのかもしれませんが、病院からは何の連絡も無く1時間以上待たされました。その上、たまたまなのか先生からはパソコンの調子が悪く口頭での説明でありました。私自身、中央病院の医師や看護士さんが忙しい事は分かっていましたし、手術をしてもらうので何も言いいませんでしたが、2つの病院に同時に入院していたので比較してしまうと、対応が「ちょっと」と感じてしまいます。なにより、何となく父親に申し訳なく思ってしまいました。

議会で、病院のサービス向上や改善には、経営形態の変更も必要ではないかと質問をしましたが、中央病院は地域の拠点病院として、「市民に信頼される病院」であってもらいたいと常々期待しています。
中央病院の不満を耳にしますが、民間との違いとしてこんなことも含まれるのかなとちょっと感じてしまいました。

「ふじのくに先端医療総合特区地域協議会」

県立がんセンターにおいて、「第1回ふじのくに先端医療総合特区地域協議会」が開催されました。オブザーバーとしての議員への情報提供が遅かった為か、富士からの市議会議員参加者は私と会派の渡辺議員の2名でもありました。

地域説明会は以前ありましたが、現在、ファルマバレープロジェクトの目的である医療健康産業クラスター形成によって、地域経済の活性化、および医療の高度化を目指して、県が国に提案した「ふじのくに先端医療総合特区」の平成24年の計画認定に向けて、財政措置や規制緩和の県からの提案に対して、国との協議が始まっており、市町や商工会議所が積極的に動き始めています。

地域協議会の委員としては、
県、東部12市町、商工会議所、商工会、金融機関、研究機関等(オブザーバー市町議員)
会長は、山口健静岡がんセンター総長
第1回会議の内容は
1、 これまでの取組状況について
2、 地域の状況について
3、 国との協議状況について
4、 今後のスケジュールについて
でした。
当面の作業としては、
5月中旬に平成24年度補助対象企業推薦
5月末規制緩和追加提案
7月平成24年度課題解決型計画承認
  進捗状況報告(行政、商工団体等)
  長泉高校跡地利用調査
7月末「ふじの国宝物2012」企業推薦締切
既に3月9日に、金融支援措置「地域活性化総合特区利子補給」と財政支援措置「課題解決型医療機器開発事業」の2つの事業を国から認定を受けていますので、説明がありましたが、当面の企業への利子補給に対して、補助対象企業の認定は示されているもののどこまでが対象可能なのかははっきりとしていませんでした。
三島、沼津の商工会議所では、特区活用窓口が設置や推進組織が設立されています。
また、富士市や富士商工会議所の取り組みはどの様にしていくのかは気になっている点ですが、「ふじのくに先端医療総合特区」については、土地利用への規制緩和や新たな企業誘致にも関係してくることなので、私なりに注視しています。

*特区とは全然関係ない話ですが、4月24日は、結婚記念日でもあります。去年は選挙日で在った為に、お祝いもできませんでしたので、協議会から帰った後、ささやかながらのお祝いをしました。
議員活動ができるのも、妻のおかげであると思っています。

「おくすり手帳」持っていますか?

隠れ肥満と言われ、コレステロールを下げる薬が処方されていたので、市役所の近くの薬局へ行ってきました。
その際の会話です。

「おくすり手帳をお持ちですか?」
「なんですか?持っていませんけど」
「あ〜それなら、手帳を作りますね」
「え〜作らなければいけないのですか」
「そうですよ。4月から義務化されて、おくすり手帳は作らなければいけないのですよ。」
「誰でもですか」
「そうですよ。昨年震災の時、薬の処方が出来なくて大変困ったんですよ。災害時には、お薬手帳があれば、お医者さんに行かなくても薬が処方できるんです」
とチラシを見せられたので、
「そうなんですか、4月から・・知らなかった」
「そうなんですよ、何かの時にも、何の薬を飲んでいるのか、確認もでき、急な症状が出た時の対応も早いんですよ」
「確かに、災害時や緊急の時には、薬の処方や何の薬をのんでいるのか便利ですよね。それでは私もよろしくお願いします」
という事で、「おくすり手帳」を作ってもらいました。

「おくすり手帳」は、複数の医療機関にかかっている場合や複数の薬を処方されている場合など、手帳を参照することで新たに調剤された薬との悪い飲み合わせや重複投与がないかを調べることを可能にし、患者の薬品アレルギーを回避することなどが本来の目的だそうです。
今までは義務化されたはいませんでしたが、昨年の震災時には、非常時の特例として医師の処方箋がない場合でも「おくすり手帳」の履歴から、持病に関わる薬が調剤され、有効活用された経緯より義務化されたようです。
もっとも元気で病院に掛かっていない人には縁のないものかもしれませんが・・・
災害時の要介護所への支援としての情報医療キットが導入されて行きますが、この中にも、「おくすり手帳」もコピーをして入れておくといいのではと思いました。

隠れ肥満といわれ・・

最近、特に、お腹が出っ張ってきたような気がしていました。
最近、忙しさにかまけて、運動もしません。
最近、生活も不規則です。
好きなものを、お腹いっぱい食べてしまいますし、また、食べた後、すぐに眠る事も多いです。
最近、妙に体が重いような気もします。
多くの方から、「太ったね」言われます。

ですから、自分でも太ったな思いながら、体重計に乗るのも怖くて乗りませんでした。
気にはなっていたのですが、人間ドックに入って、検査結果を見ながら先生から、様々な指摘を受けてしまいました。
身長と体重を比較した上で、体脂肪率が高く、体脂肪率が25を超えているために先生から、「隠れ肥満」と診断されました。その他にも、肝機能のGOT・GPT総ビリルビンが高い上に、脂質検査では、中性脂肪、悪玉コレステーロールが異常値を示しています。更に尿酸値も高い上に、頸動脈のエコーの結果、動脈にプラークが溜まり始めているそうです。(食生活が良くないようです)検査で血管年齢が高い事を言われ、このままでは、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞など血管が詰まったり、破裂する恐れがあると脅かされました。
先生からは薬を服用し、運動及び食事制限をして少なくとも、大至急、体重を3〜5キロ減らす指導を受けました。
毎年、人間ドッグを受けていますが、今までも、脂肪肝は指摘されており、適度な運動と食事制限及びお酒の回数を減らすように言われ続けていましたが、生活が改善されないまま、過ごしてきてしまいました。
今回は、はっきりと「荻田さんは、隠れ肥満です。だから怖いです」と言われ、事の重大さを認識しながら心配になっています。ダイエットなんかすぐにできると思っていたのですが、真剣に考えなければいけません。
議員として活動していく以上、体が資本です。
研修も大切ですが、しっかりと活動していく上でも、隠れ肥満を解消しなければいけません。私の当面の大きな課題として、しばらくは「忙しいから無理」と言わずに、運動をする時間も取ろうと思っています。
さしあたって、1か月で3キロ減量を目標に頑張ります。
まず、考え方と生活の改善です。
脱、隠れ肥満です。

ふじのくに先端医療総合特区地域説明会

平成23年9月、静岡県が総合特別区域法に基づき国に申請した「ふじのくに先端医療総合特区」が、平成23年12月22日に地域活性化総合特区として指定されています。その「ふじのくに先端総合特区」の説明会が富士市においても10日、ふじさんめっせで開催されましたが、あいにく、電気組合さんの総会と重なり参加できませんでしたので、11日開催の沼津での説明会に参加してきました。

「ふじのくに先端医療総合特区」の説明会開催については、がんセンターの山口総長の挨拶にもありましたが、ファルマーバレーを10年間続けてやってきた中での、新たな局面に対して、民間には情報提供をしてきていたつもりだが、2つの方々、1つは「地方議員、特に市町村議員」もう1つは「4師会、医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護士会」でに対して情報提供が弱かった事に気が付き、その2つの方々を対象に特区に指定された東部12市町を4回に分けて地域説明会が開催されたようです。(私も議員である為に案内がありました)
ふじのくに先端医療総合特区では、「がん医療の発展」と「地域企業の活性化」の2つを目指しており、静岡がんセンターが持つ4つの基盤技術を統合的に活用し、革新的ながん診断装置・診断薬の研究開発の拠点化を進め、がん医療を飛躍的に発展させるとともに、製品を支える医療機器や部品・部材を提供する地域企業による産業クラスターを形成することにより、地域企業の活性化と雇用創出を目標としています。今後目標達成に向けて、地域の活性化に関する施策について協議し事業推進する事となっています。
説明会の中で市議会議員への以下の要望事項がありました。
*議会としての関心の維持
*医療健康産業以外の分野への応用
*国、県、市の規制緩和・補助の連携
*住民への総合特区利点の周知
東部地域での産官学金の連携を強化し、地域企業の活性化、雇用の創出が生み出されることに可能性と期待ができます。富士市もこれに乗らない手はないと感じました。
しっかりと検討し積極的な取り組みをすべきで事であると思っています。
その意味でも説明会はいい機会でもありました。

*なお、4月17日にも裾野で説明会は開催されます。

病気と喫煙について

病院に用があって行った時、点滴をしながら外でたばこを吸っている人を見かけましたが、病気になってもたばこは止められないのかなと思いました。その光景をみて、ちょっと前ではありますが、たかいクリニックの高井先生から、たばこの話を聞いたのを思い出しました。

高井先生の話では、病気と喫煙について、禁煙が出来ないニコチン依存症の方が、糖尿病、高血圧、高脂血病と言われたら知らなければいけない事として、
糖尿病にかかりたばこを吸っていると心筋梗塞による死亡のリスクは2,6倍
高血圧でたばこを吸っていると、脳卒中のリスクは3,8倍
高脂血症だとたばこを吸っていると、冠動脈疾患による死亡のリスクは1,8倍
だそうです。
ただ、禁煙をはじめるとニコチン依存症になっているために、イライラや不安に成り、つい一本とすってしまい禁煙を諦めてしまう事がおおいようですが、2006年より健康保険で病院で禁煙治療を受けられるようになり、お医者さんと一緒なら楽に禁煙が出来るようになったそうです。禁煙治療では医師のアドバイスを受けながら禁煙の辛さを和らぎ、より楽に禁煙することが出来るそうです、病気の進行や合併症を防ぐ為にも、病気になった時にはお医者さんに禁煙の相談をするとよいとの事でした。
富士市においてのたばこ税収入見込みとしておよそ19億円あります。
たばこも値上がり、吸い過ぎに注意と促されている割には税収が入る事は愛煙家に感謝しなければなりません。しかし、公共施設等においても吸える場所が年々減ってきており喫煙者にとっては肩身が狭く、確実に分煙化は進んでいますし、喫煙率は減少傾向であります。

たばこは嗜好品でもありますし、税収の事を考えたら、一概にたばこは吸ってはいけないとは言えませんが・・・

私も26年前まではタバコは吸っていましたが、病院で体の肩の神経を傷つけられ動かなくなってしまった時に治療の妨げになるとしてタバコを吸う事を止めました。
病気の時の喫煙はしない方がいいに決まっています。

病院での光景は、好きなものもを我慢してまで長生きしたくないと言われるかもしれませんが、家族の事を考えたら病気になってまで吸うのは如何なものかと・・・ふと思ったもので。

経営形態の変更が成された女川町地域医療センター

定期購読をしている今月号のガバナンス12月号を目にすると「特集 地域のいのちを守るためにー医療崩壊を乗り越える」と題した私にとって大変興味深い記事が掲載されていました。特に、取材リポートとして被災地の地域医療はいまの現状として宮城県女川町の事が書かれています。

実は、先月宮城県にボランティアを兼ねた視察をして来たときに女川町にも行ってきました。その時に立ち寄った先が、今回記事になっている、女川町地域医療センター(旧女川町立病院)です。

女川町は、今回の震災で町民の1割弱が死亡、行方不明となり7割の世帯が津波による被害を受けました。高台にある町立病院は標高16メートル。どんなに高い津波が来てもここだけは大丈夫と誰もが信じて疑わなかった場所でもありましたが、実際は、1階の天井まで浸水する被害を受けました。それでも、水没した周辺一帯の避難者を受け入れながら、被災者の治療に当たった場所でもあります。その、高台にある町立病院が10月1日より経営形態を変え指定管理者を公益社団法人地域医療振興協会とする女川町地域医療センターとして再スタートを切ったことが取り上げられています。
(町を病院が立つ高台から眺めると、町役場の最上階まで津波は来ており、3階建てのビルは横倒しです)

実際に現場に行っても分かりますが、まち全体を見回して、ひときわ高い所に位置する病院は、何の被害も無かったような感じを受けます。しかしながら、よく見てみると、駐車場のポールは曲がり、フェンスは流されてしまっています。安全な場所であると思っていたところでも、車は流され、波に呑まれて亡くなられた方もいらっしゃった様でした。(花が飾れています)病院はある意味女川町の津波の高さを物語っている場所でもあります。

被害の甚大さはその病院の立つ高台にいると津波の凄まじさが目に浮かぶ場所でもありました。
被災地治療をしている現場を確認してきましたが、その女川町地域医療センターの転換に関する記事を読み、被災した為に経営形態の変更が余儀なくされたと勘違いしていましたが。あくまでも、総務省が進める改革プランに則った中で、改革に取り組んでいたそうです。医師数が施設基準数を充足しない状況が続き、常勤医が足りない分を東北大学から派遣で補ってきており、慢性的な赤字であった為、経営形態の変更を震災前から予定していた事であったそうです。(恐らくの国の3セク起債法を利用しての変更であると思います)
今回の女川町の指定管理者への経営形態の変更はもともとの変更ではあったものの、災害地での医療は、生活再建の前提として、何よりも健康管理が重要である点では、「待つ医療」から「出ていく医療」を打ち出している体制は良かったのではと感じます。成果が出るまでは、時間はかかるかもしれませんが、行政の使命が命を守る事として成り立つようにしなければいけないと言う決断だったと思います。
今回の質問でも中央病院の経営形態のあり方は質問しますが、環境は違う話かもしれませんが、経営形態の変更はたとえ災害が起きようともどのような場所に置いても検討されている事であることは改めて認識しました。

大腸がん検診無料クーポンが送られてきた!!!

現在「3人に1人はがんで命をおとす」と言われていますが、私宛に、富士市から平成23年度がん検診推進事業として、大腸がん検診の無料クーポン券が送付されてきました。

これは、日本のがん検診受診率を50%に上げることを目標として、平成21年度より、一定の年齢の方々に対する「がん検診無料クーポン配布」を開始されていますが、これにより、全国の自治体で進められ富士市でも40歳、45歳、50歳、55歳、60歳になられた方に「大腸がん」無料検診を受けて頂く事になっています。女性にはすでに「乳がん・子宮がん検診無料クーポン」が郵送されているそうです。私も該当者で送付されてきましたが、7月に人間ドッグに入って大腸がん検診もしてあります。でも、心配ですのでせっかくのご厚意に甘えて、無料クーポンを利用しようと思っています。

がんは早く見つかれば、それだけ早く治ります。がんは進行していても多くは自覚症状がないそうですので、だからこそ、定期的な検診は必要であると思っています。
早期発見、早期治療は大切な事でもありますが、それと同時に議会でも求めていますが、富士医療圏においてのがん拠点病院の早期実現は地域において需要な課題であると思っています。自分の住んでいるまちで、がんになったとしてもしっかりとした治療ができることは安心、安全なまちには不可欠な事であると思っています。

今週末は人間ドックです。

ここの所、なぜか、葬儀とお見舞いが続いています。
急にお亡くなりになったり、病気になられる方が多く、改めて健康の大切さを感じます。
選挙後の体のメンテナンスを兼ねて、今週末は、東京へ人間ドッグに行ってきます。

土、日に泊りがけで検査なんて思うかもしれませんが、以前より、無呼吸症候群ではないかと言われていますので、泊りがけで機械を付けての検査をするためもあります。
人間ドッグ自体は、知り合いの方と一緒に、毎年、もう、10年以上続けている事でもあります。今回は、議会中であると思いましたが、検査機関としては有名な病院でなかなか予約が取れなく、2か月前に予約を入れてもらい一番早いのが今週末でしたので致し方ありません。
しかし、毎日、お付き合いで、お酒を飲む機会や深夜に食事を取る機会が多いため、検査の結果は心配な所もあります。血液検査をすると毎回、数値が良くなく、少しでも家族に安心を与えられるよう、検査の前、3日間位は節制をしようと思っていましたが、
検査3日前、会合の後の懇親会で2次会、3次会とついて行ってしまいました。

2日前、ビアガーデンで飲むのを我慢しようと思っていましたが、一杯くらいと思ったのが、いっぱいになってしまいました。

検査前日も、夜8時以降は一切の食事を取ってはいけないと言われていましたが、つい、うっかり、地域での「ご酔蕎〜そばと日本酒が大好き!という粋なあなたへ〜」申し込んでありました。地元のおそばさんと言うことで、途中から断りきれずに参加しました。とてもおそばがおいしかったです。
検査前位、気を付けて少しでも良い数値をと思っていましたが、普段通りの生活をして、検査の結果がたとえ悪くてもそれが現実であるならば、改めてお医者さんから生活改善の指摘も受ける事なのでかえって良いのかも知れません。

元気であれば、何でもできる。と思っていますので、今回の人間ドッグですが、やはり、結果は心配です。
議員である以上、健康には気を付けなければいけない事でもあります。

いずれにしても、体の隅々まで、チェックをしてもらい、週明けの議会に挑もうと思っています。

毎日の放射能予報を知るには。

震災による原発事故の事もあり、静岡県立静岡がんセンター主催の「あなたに知ってほしいがんの知識〜放射線被曝による健康障害とがんの放射線治療のこと〜」について山口総長と西村副院長の講演を聞きに行ってきました。

詳しい、内容についてはどこかで書きたいと思いますが、山口総長の話を聞いた中で、日本の放射能予報が、毎日、ドイツの気象庁のサイトで確認できることを知りました。
(福島の原発の爆発後の放射能がどのように広がっているか確認できます)

時差がある為に9時間プラスしなければなりませんが、日本の放射能の分布が非常にわかりやすく見ることが出来ます。日本にもスピーディと言う緊急時迅速放射能影響予測ネットワ ークシステムがありますが、スピーディには発表されないので、海外からの情報の方が早いようです。どうやら、医療関係者の皆様は、ドイツの気象庁の情報を確認しているようです。

市民の命を守るためには医療は大切な課題であり、私は毎年、県立がんセンターが主催するがん会議にも出席していましたが、今年の2月に開催されたがん会議のテーマは「医療健康産業クラスターの構築にむけて」と言う医療、介護、健康関連産業に焦点を当てたプログラムであった事と、議会中であった為に参加をしませんでした。私には、あまり関係のないテーマでありましたが、参考のために資料が欲しかったので問い合わせをした時にちょうど今回の講演会の事を知りました。
偶然に知った講演会ではありましたが、山口総長の話は医療以外にも本当に勉強になります。

子宮頸がん予防ワクチン接種費用の助成

最近、何人かの女性の方から、子宮頸がんの予防ワクチン接種に関しての質問がありました。
「いつから、予防ワクチンの助成があるんですか?」
「対象は何歳からですか?」
「富士市の助成はどうなっているんですか?」
等々・・

子宮頸がんについては、近年では、20代から30代の若い女性に子宮頸がんが増加傾向にあり、この年代の発症するすべてのがんの中で第1位となっています。子宮頸がんになった場合、子宮や周りの臓器を摘出しなければならなくなることがあり、妊娠、出産の可能性を失うなど、女性にとって心身ともに大きな負担となります。
ちなみに私にも2人の娘がいますが、予防接種はしていません。妻からもどのように成っているのか聞かれましたが、年頃の娘を持つ、母親としては気になる話のようです。
子宮頸がんは定期的な検診と予防ワクチンの接種により100%防げる病気であると言われています。現在、富士市では、国が2年に1回と定めている子宮頸がん検診を、20歳から39歳の女性には毎年受診可能としていますが、今のところ5〜6万円かかる高額な予防ワクチンの接種費用の負担はありません。
以前、富士市議会においても、予防ワクチン接種についての質問はなされていましたが、予防接種についての有効性は理解しつつ、国の動向を見ての助成をしていくという答弁であったと思います。しかし、今議会において、補正予算が通っている中に、疾病対策の強化による安心の確保として、新たな疾病への対応として、国の補正予算により県に基金が設置される予定として、子宮頸がん予防ワクチン接種費用の助成が盛り込まれています。
また、現在開催されている県議会においても、国からの交付金により基金設置をして市町村への助成を進めていくことが明らかになっています。
富士市においての子宮頸がんの予防ワクチン接種費用助成として、
対象は中学1年生〜高校3年生
接種回数初回接種後、1か月後、6か月後に接種計3回(接種費用1回16500円)
助成額 中学1年生〜高校1年生は全額補助、高校2・3年生は1回つき10000円の助成
となっています。
実施は、来年の1月からとなっています。注意すべき点としては、高校1年生と高校3年生は、接種期間が6か月となると、高校2年生と高校を卒業してしまう状況になるために、助成額が変更されたり、無くなってしまうと心配なされる方がいるかもしれませんが、病院において証明ができる接種券を発行してもらえば、引き続き助成されるそうです。
ご安心ください。
なお詳しいことは、保険医療課に問い合わせをしてみてください。

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阿久沢さんを始め何人かのみなさん、ご理解していただけましたか?
富士市議会議員 荻田たけひと

インフルエンザ接種しましたか?

議会が始まりました。急に寒くなり、あんなに暑かったのが懐かしい気がしてしまいます。
「よく○○は風邪をひかない」
と言いますので大丈夫と思いますが、風邪をひかないようにと思っています。

昨年はインフルエンザが世界的に大流行し、ワクチンが足りなくなり、問題になりましたが、今年は、まだ、大丈夫のようです。
昨年は富士市の医療機関でも、優先順位があったので、私は新型ワクチンの接種はできませんでした。今年は優先順位が設定されていませんので議会も始まり、インフルエンザにかからないようにとまた、、来年には選挙もありますので、私もインフルエンザの予防注射を近くの高木医院で接種してきました。

インフルエンザは知ってのとおり、インフルエンザウイルスが原因で起こる病気で、突然の発熱や全身の倦怠感などの症状が特徴です。伝染性が非常に強く、症状が激しく重症化しやすいなどから、普通のかぜとは区別すべき病気です。市では、インフルエンザ予防接種は、65歳以上の高齢者を除き、任意接種として実施されており、昨年、新規事業として満1歳から高校3年生までの子供に対して1回1000円の助成がされています。助成期間は10月1日から来年の3月31日までです。また、今議会でも、国の施策に基づき、低所得者層へ接種負担軽減事業も審議されています。
今年のワクチンは季節性インフルエンザ2種と新型インフルエンザが混合された3価ワクチンです。知り合いの方が先日予防接種をした後、40度の高熱が出たと言っていましたので、接種後はおとなしくしていようと思いましたが、忘年会が開催されており、飲まないつもりで参加しました。でも、結局飲んでしまいました。ちょっと、熱が出ないか心配ですが、どうやら大丈夫のようです。
保険はききませんでしたが、予防接種費は2000円でした。(病院により、多少値段は違うようです)
お早めに予防接種することをお勧めします。

命のバトンの早期導入を!!!

私が2月議会で、富士市でも導入を要望した、高齢者や障害者等に救急時のもしもの時の情報伝達の解決ツールとして、「救急医療情報キット」についてですが、29日の静岡新聞で、伊豆市で救急医療情報キットの導入が、全世帯を対象に8月から無料配布する事が掲載されました。

改めて救急情報医療キットの事を説明すると、
別名命のバトンと呼ばれ、救急や災害時に、秒単位で生死の境目に成るような時に的確に情報を伝える事により、より適切な処置や病院への搬送を速やかに行える物です。そのツールとして、高齢者や障害者等の安全安心を確保する事を目的に「かかりつけ医」「薬剤情報提供書(写し)「持病」などの医療情報や「診察券(写し)」「健康保険証(写し)」「本人の写真」等の情報を専用の容器に入れ、自宅に保管しておくことで、万一の救急時に備えます。管理方法としては、どの家にもある、冷蔵庫に保管し、もしもの時にわかるように冷蔵庫や玄関にステッカーを張ります。

それが完備される事により、救急医療に際して、限られた医療資源をより正確に利用が出来ると思い、富士市での早期導入を求めました。
2月議会では、平成22年度内に策定予定の災害要援護者支援計画の中に、救急医療情報キットを盛り込む方向で準備を進め、併せて同キット導入を、災害時だけではなく救急救命現場での効果に着目し配布対象を広げる為の検討に入ると市長答弁がされました。
伊豆市で導入という報道を見て、慌てて、議会終了後、福祉総務課に確認に行くと、災害要援護者計画の要援護者を対象に配布する為の準備を進め、今後、来年度予算付けをした中で、導入を進めていくと言う話がされました。それはそれで進んでいるのなら良い訳ですが、私が望んでいるのはやはり、要援護者だけではなく、医療キットとしての役割を考えた上で、高齢者を始め、慢性疾患を持っている方へ、医師会や地域と連携した中での体制を作り、より多くの方への普及を要望したつもりでありました。現状で行くと、まずは、要援護者と言う事で福祉総務課での対応となっていますが、災害時での対応だけでは無く、医療としての対応も考えなければいけないので、保健医療課でも導入の検討をして頂けないか確認に行こうと思っています。
今議会でも、がん拠点病院の整備を求めていますが、富士医療圏は、医師不足は明らかな事で、その医師不足を補う手段として、限られた医療資源を活用していく上で、ぜひとも、救急情報医療キット(命のバトン)の導入は急務であると思っています。
全国の多くの自治体でも導入の動きがある中で、伊豆市での導入を聞き、富士市でも来年度と言わず、補正をしてでも、早期導入は必要な事である事を分かって頂きたいと思いました。
早期導入が出来るよう今後は「命のバトン」についての話を更に広げたいと思っています。